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泥臭く始める一人目SREの生存戦略、戦略的属人化による運用肥大化からの脱却

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July 11, 2026
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 泥臭く始める一人目SREの生存戦略、戦略的属人化による運用肥大化からの脱却

SRE NEXT 2026登壇資料

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kmitsuhashi

July 11, 2026

Transcript

  1. 方向性と責務の言語化 中長期でやることを宣言し目線合わせ - Mission/Visionの策定 - 責務領域の言語化 - Reliability, O11y, Cost

    Optimization, Security & Governance, Agility やらないことの線引ではなく、何に対して責任を持って旗を振って いくつもりかを宣言した
  2. SRE成熟度の定義 責務 テーマ Lv.1 Lv.2 Lv.3 Reliability SLI/SLO インシデント対応 O11y

    アラート 計装 CostOptimization FinOps テーマごとに評価を行い現在地を確認 ※ イメージ
  3. STEP 01 🔔 通知設定 得意領域のキーワード をSlackで通知設定 (datadog, aws, o11y, sreなど)

    STEP 02 ⚡ 高速打ち返し 誰かが困っているスレッ ドをいち早く検知して高 速で打ち返す OUTCOME 💡 信頼獲得 「この領域のことはこの 人に聞けばいい」という 印象を最短で作れた 球は高速に打ち返す
  4. 泥臭く現場に入り課題を掴んだ インシデント対応 ほぼ100%参加した 【理由】 既存フローが回っているのか わからず理解も浅かった 【結果】 会話の散在や対応手順の浸 透不足などの把握 脆弱性対応

    率先して実施した 【理由】 定めた運用ルールが本当に回 るのか不明だった 【結果】 偽陽性の多さによる現場負担 の大きさを露呈 セキュリティチェックシー ト対応 自ら手を上げ参画した 【理由】 既存の回答フローのどこに負 担があるのか掴めていなかっ た 【結果】 Bizとの連携のリアルや既存フ ローのボトルネックを発見
  5. 01. 導入と最適化 インシデント管理ツー ル(Waroom)の導入と フローの最適化を行っ た 02. 改善ループ フローのリポジトリ管理 とAIのつなぎ込みによ

    るフロー自体の改善 ループを作成した 03. AI調査対応 さらなる効率化のた め、調査対応をAIにや らせるようにした 04. 自己改善分 析 原因特定に時間がか かった場合はAIに分析 させて自己改善させる ようにした インシデント対応の仕組み化
  6. 01. チケット自動起票 各種ツールの検出結果をチ ケット管理ツールに自動起票 できるようにした 02. AI自動トリアージ AIに重複チェック、偽陽性 チェックをさせ、適切なメンバー にアサインさせるようにした

    03. フィードバック 偽陽性と判断された場合はコ メントを残してもらい、それを AI に学習させて偽陽性判定の精 度を上げていく 脆弱性対応の仕組み化
  7. 戦略的属人化 = 「手放すために、あえて一度集める」 振り返ってみると戦略的に動いていた 01. あえて集める(属人化) 宣言した責務領域に、まず自分が泥臭く 入って属人的に抱えた。 ※ 良い仕組みは現場を知らないと作れない。だか

    ら「手放すための現場理解」として、あえて一度引 き受けた 02. 仕組みで手放す(脱属人化) 抱えて分かった勘所を、可能なものから仕 組みに変えて手放す。 ※ 順番が逆(現場を知らずに仕組み化)だと、的を 外す
  8. CORE MISSION 次の課題:チームレジリエンスを強化する 見えてきた新たな課題 これから取り組むこと 01 コミュニケーションの場の 再設計 → 知識・作業の冗長化

    02 ビジネスメトリクスに紐づく チーム KPIの策定 → 方向・判断の冗長化 03 AIを活用したチーム健全 性の分析 → 異常の早期検知