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SSMRunbook作成の勘所_20241120
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November 19, 2024
Technology
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SSMRunbook作成の勘所_20241120
Date:2024/11/20
Placement:JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #17 - connpass
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November 19, 2024
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Transcript
© 2024 NTT TechnoCross Corporation SSM Automation Runbook 作成の勘所 NTTテクノクロス株式会社
大友 晃一 AWS Systems Manager Automation Documents
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 2 自己紹介 ▪ポジション:開発エンジニア ▪担当業務:AWSの整備や運用(エンド顧客は金融系) ▪AWSの経験:1年半
➢資格:CLF,SAA,SOA,DVA,SAP,SCS,DOP,DEA ▪ その他 ➢ 猫とラーメンとコーヒーが好きです。 ➢ 7年間学校の先生でした。 (高校3年、中学4年) ➢ 古典物理が好きです。美しいので。
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 3 今回伝えたいこと • 普段はCloudFormationでお仕事しています •
お仕事でSystems Manager Automation Runbookを使う 機会がありました • 整備してみたら意外と便利な機能でした (気を付けなきゃいけない部分もありました) • 今回の発表で、是非皆さんにも興味を持ってほしいです
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 4 アジェンダ 1. 概要 2.
Runbookのハマりどころや推せるポイント 1. 構文 2. 咄嗟に必要になる正規表現 3. 実行結果の確認方法 4. 処理の途中で型変換 5. 二種類の書き方 6. たまに出る謎のエラー 3. まとめ
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 5 • Systems Managerとは? ➢EC2に色々できるやつ
(監視、リモート接続、コマンド叩く、、、etc) ➢その中でも”Automation”という機能を定義する ”Runbook”という機能のお話 1.概要(1/3) AWS Systems Manager Automation Documents
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 6 1.概要(2/3) 例えばEC2インスタンス作るとして、 ①Excelでパラメータ決めてもらって⇒ ②URL自動作成して↓
③あとはクリックするだけ⇒ Service Catalog的な使い方 をしてました
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 7 1.概要(3/3) • CloudFormation使い慣れた人から見て、、、 ➢良かったところ、苦戦したところ
➢気を付けた方がいいところ を、ご紹介します!!! これを機に、「使ってみようかな」と思える人が増え てくれると嬉しいです!!! AWS CloudFormation
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 8 2-1.構文 • Parameterや他stepのoutputを引用する際は注意! •
小文字で始めて、途中に 大文字挟むこともある⇒ これがボディブローのように効いてくる。。。
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 9 2-2.咄嗟に必要になる正規表現 咄嗟に来るとわからなくなる正規表現 Sample Responseを見ながら書きました
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 10 2-3.実行結果の確認方法 ↓実行する場面↓ ↓結果を確認↓ (要はサービスが別)
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 11 2-4.処理の途中で型を変換したい(1/3) こんなことありませんか? • EC2の自動停止時間をユーザーに決めてほしい
• CloudWatchの閾値を入力してほしい • ユーザーの入力Parametersに応じて内部処理 ➢ ユーザーからの入力値制御、エラー回避が必要 ➢Parametersの数値型をList化したい! ←これを こう⇒
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 12 2-4.処理の途中で型を変換したい(2/3) が、SSMのparametersは、 StringのListしか対応していない。 ←こう書いても
こうなる⇒
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 13 2-4.処理の途中で型を変換したい(3/3) • (例えば)文字列型を数値型にする場合の3step StringのListで入力受付
executeScriptで型変換 Outputsを忘れずに
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 14 2-5.二種類の書き方(1/2) ここが一番の感動ポイント!!! なんと可視化しながらコードを書ける!!! ①「コード」モード
➢いつもと同じようにコードを書ける ➢書きながらエラー検知してくれる (たまに変なとこで検知するのがカワイイ) ➢過去の事例をコピペ ➢レコメンド機能もある
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 15 2-5.二種類の書き方(2/2) ②「デザイン」モード ➢パズル感覚でコードを書ける!!! ➢AWSのAPIをパズルできる
➢処理が常に可視化 ➢分岐やループも可視化
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 16 2-6.たまに出る謎のエラー たまに「どこを指してるの?」というエラー表示。 赤波線が信用できなくなる。。。
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 17 3.まとめ • 作るとき ➢構文が微妙にイラッと来る
➢エラーの示し方が怪しい ➢パズルゲーがあるのは嬉しい ➢ループや分岐を可視化 ➢知らないAPIを見つけることもある • 使うとき ➢APIに色々を組み合わせて使える ➢ループ、条件分岐、スリープ、スクリプトを書いても◎ ➢APIへのパラメータ入力に、工夫の余地がある ➢エンドユーザーの操作を簡略化してAWSの利用を促進!
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 18 宣伝 本件もQiitaのアドベントカレンダーに投稿します! 是非読んでください!ユーザー名は @Daha
です!
© 2024 NTT TechnoCross Corporation 19 Thanks for Listening !!!
おしまい ※本資料に記載されている製品名、会社名、ロゴ等は、 各社の商標または登録商標です。