QGISを用いた最短経路の計算(QGIS2.18)

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February 18, 2018

 QGISを用いた最短経路の計算(QGIS2.18)

QGISでプラグインを利用して最短距離計算を行う方法

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February 18, 2018
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  1. H30.2.15森林土木技術検討会 QGISを用いた最短経路の計算 喜多 耕一 1

  2. H30.2.15森林土木技術検討会 設計の時、 現場から産業廃棄物処理施設への 距離はどうやって計算していますか? 2

  3. H30.2.15森林土木技術検討会 キルビメーターで紙地図から計りますか? 3

  4. H30.2.15森林土木技術検討会 インターネット接続サービスで 地図サービスを利用して距離を測りますか? 4

  5. H30.2.15森林土木技術検討会 それ、もっと簡単にできます! 5

  6. H30.2.15森林土木技術検討会 QGISを使うと、現場から複数の施設までの 距離を一括で測定できます! 6

  7. H30.2.15森林土木技術検討会 準備するもの(ソフトウエア) • QGIS(バージョン2.18) • Routes and Zonesプラグイン 7

  8. H30.2.15森林土木技術検討会 準備するもの(データ) • 道路ラインデータ(OpenStreetMap) • 工事箇所のポイントデータ(自作) • 産廃処理施設のポイントデータ(自作) データの座標系は全て同じにしておきます。 8

  9. H30.2.15森林土木技術検討会 データの下ごしらえ 道路データの、トラックが通れない道は、 あらかじめ削除または、切断しておく 道路を切断しておく 9

  10. H30.2.15森林土木技術検討会 データの下ごしらえ 処理施設のポイントデータには、 「ID」「名称」「処理できる品目」を属性にする。 処理できる品目は、 フィールドを作って、 該当する項目に「1」を入力 10

  11. H30.2.15森林土木技術検討会 データの下ごしらえ 工事箇所のポイントデータには、 「ID」「名称」があればOK。 11

  12. H30.2.15森林土木技術検討会 地図を作る データをレイヤに追加して、地図を作ります。 12

  13. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインを有効にする Routes and Zonesプラグインを有効にします 1.プラグインメニューの「プラグイ ンの管理とインストール」を選択し ます。 1 2.「取得の中断」をクリックします。

    ※インターネットにつながっていな いので、リポジトリの取得は行えま せん。 2 13
  14. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインを有効にする Routes and Zonesプラグインを有効にします 3.「設定」をクリックします。 4.「実験的プラグインも表示する」 にチェックをつけます。 ※この操作は1度きりでいいです。 3

    5.「インストール済」をクリックし ます。 6.「Routes and Zones」にチェック をつけて有効にします。 ※すでに有効な場合は、そのままで す。 7.「閉じる」ボタンをクリックしま す。 5 4 6 7 v Routes and Zonesプラグインがプラグイン一覧に表示さ れない場合は、「C:\Users\[ユーザー名] \.qgis2\python\plugins」に「raz」フォルダがあるか 確認してください。「raz」フォルダがある場合には、 QGISを再起動してください。 14
  15. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 距離を計算したい処理施設を選択します。 1 2 3 1.産廃処理施設のレイヤを右クリッ クして、「属性テーブルを開く」を 選択します。 2.選択したい種別のフィールドをク

    リックして、降順で並び替えます。 3.行番号をクリックして、「1」が 入力されているデータを選択します。 15
  16. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 距離を計算したい処理施設を選択します。 5.選択した処理施設が黄色で選択さ れています。 4 4.属性テーブルを閉じます。 16

  17. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 距離計算の起点となる工事箇所を追加します。 1 1.工事箇所レイヤを選択します。 2.「編集モード切替」ボタンをクリ ックします。 3.「地物の追加」ボタンをクリック します。 4.地図上の工事の場所をクリックし

    ます。 2 3 4 17
  18. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 距離計算の起点となる工事箇所を追加します。 6 5.「id」と「名称」を入力します。 ※idは空欄でもOK 6.「OK」ボタンをクリックします。 7.新しい工事箇所が追加されました。 5 7

    8.「編集モード切替」ボタンをクリ ックして、編集を終了します。 8 18
  19. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 工事箇所のポイントを選択します。 1 1.工事箇所レイヤを選択します。 2.「地物選択」ボタンをクリックし ます。 2 19

  20. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 工事箇所のポイントを選択します。 3 3.選択した工事を範囲選択します。 ※ポイントをクリックしても選択で きます。 4.選択した工事箇所が黄色になりま す。 4

    20
  21. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 Routes and Zonesプラグインで距離を算出します。 1 1.プラグインメニュー→Routes and Zones calculate

    tool→Route calculate toolを選択します。 2.Layer source(frome points)で 「Map layer source」に工事箇所 レイヤを選択します。 「ID field」に「ID」フィールドを 選択します。 「Name field」に「名称」フィー ルドを選択します。 3.選択した地物のみを処理の対象と したいので、「Only selected points」にチェックをつけます。 2 3 21
  22. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 Routes and Zonesプラグインで距離を算出します。 4 4.Layer taeget(frome points)で 「Map

    layer target」に産廃処理施 設レイヤを選択します。 「ID field」に「ID」フィールドを 選択します。 「Name field」に「名称」フィー ルドを選択します。 5.選択した地物のみを処理の対象と したいので、「Only selected points」にチェックをつけます。 6.「Map layer road network」に道 路レイヤを選択します。 7.「Mazimum routes length」は最 大検索範囲をkmで指定します。 8.「Map layer for caiculated routes」は「route」レイヤを指定 します。 9.「Table routes,longer maximum」 には「verylong」レイヤを指定し ます。 7 6 5 8 9 22
  23. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 Routes and Zonesプラグインで距離を算出します。 10.全ての設定が正しく終わると、 「Run」ボタンが有効になります。 「Run」ボタンをクリックしてくだ さい。 11.自動的に工事箇所から処理場まで

    の距離を計測します。 12.処理が終了したら、「Close」ボタ ンをクリックします。 10 11 12 23
  24. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 計算結果を確認します。 1 1.routeレイヤを右クリックして、 「属性テーブルを開く」を選択しま す。 2.「start」に工事箇所、「finish」に 処理場の名称が入ります。 「path」にその区間の距離が記録

    されています。 2 24
  25. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 計算結果を確認します。 3 3.属性データの左上角をクリックし、 全ての行を選択します。 4.「選択している行をクリップボー ドにコピーする」ボタンをクリック します。 5.Excelに貼り付けて、「path」で並

    び替えをすることで、距離の近い処 理場が確認できます。 5 4 25
  26. H30.2.15森林土木技術検討会 26 QGISの詳しい使い方は、この書籍を見ればバッチリ!

  27. H30.2.15森林土木技術検討会 開始点と終了点を指定して、最短距離を算出 27

  28. H30.2.15森林土木技術検討会 先ほどは、いろいろ設定をしなければ なりませんでしたが、 今度は、道路データだけあれば基本的に 最短距離を算出できます。 28

  29. H30.2.15森林土木技術検討会 準備するもの(ソフトウエア) • QGIS(バージョン2.18) • 道路グラフプラグイン v 道路グラフプラグインはQGISのコアプラグインですので、QGISを インストールすると同時にインストールされています。 29

  30. H30.2.15森林土木技術検討会 準備するもの(データ) • 道路ラインデータ(OpenStreetMap) v 地図としては、起点、終点が分かるデータがあればいいと思います。 30

  31. H30.2.15森林土木技術検討会 データの下ごしらえ 道路データの、トラックが通れない道は、 あらかじめ削除または、切断しておく 道路を切断しておく 31

  32. H30.2.15森林土木技術検討会 地図を作る データをレイヤに追加して、地図を作ります。 32

  33. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインを有効になってるか確認 道路グラフプラグインが使えるようになっているか 確認します。 1.ビューメニュー→パネルに「最短 経路」があるか確認します。 1 2.無ければ、プラグインが無効にな っているので、次ページの手順で有 効にします。

    33
  34. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインを有効にする 道路グラフプラグインを有効にします 1.プラグインメニューの「プラグイ ンの管理とインストール」を選択し ます。 1 2.「取得の中断」をクリックします。 ※インターネットにつながっていな いので、リポジトリの取得は行えま

    せん。 2 34
  35. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインを有効にする 3 3.「インストール済」をクリックし ます。 4.「道路グラフプラグイン」にチェ ックをつけて有効にします。 ※すでに有効な場合は、そのままで す。 5.「閉じる」ボタンをクリックしま

    す。 35 道路グラフプラグインを有効にします 4 5 6.ビューメニュー→パネルに「最短 経路」が追加されています。
  36. H30.2.15森林土木技術検討会 プラグインの設定をする 1 1.ベクタメニュー→道路グラフ→設 定を選択します。 36 道路グラフプラグインの設定をします。 (はじめの1回のみ) 2 3

    2.「輸送レイヤ」の「レイヤ」に道 路レイヤを選択します。その他は、 デフォルトのままでOKです。 3.「OK」ボタンをクリックします。
  37. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 最短経路パネルを表示します。 1 2 1.ビューメニュー→パネル→最短経 路を選択します。 (パネルの上端または、ツールバー の左端を右クリックしてもOK) 2.最短経路パネルが表示されます。

    37
  38. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 開始点と終了点をクリックします。 1 2 1.開始点の右にあるボタンをクリッ クします。 2.地図上の開始点をクリックします。 38 3

    3.終了点の右にあるボタンをクリッ クします。 4.地図上の終了点をクリックします。 4
  39. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 最短経路の計算を開始します。 1 2 1.計算ボタンをクリックすると、計 算を開始します。 39 2.最短経路が地図に表示されます。

  40. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 計算された経路をレイヤにエクスポートする 1 2 1.エクスポートボタンをクリックす ることで、計算した経路をレイヤに 保存できます。 40 2.はじめは、「新しい一時レイヤ」

    を選択します。 3.「OK」ボタンをクリックします。 3
  41. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 計算された経路をレイヤにエクスポートする 4 5 4.shortest pathレイヤが追加されま す。 41 5.スタイルを設定すると見栄えが良

    くなります。
  42. H30.2.15森林土木技術検討会 操作方法説明 計算された経路をレイヤにエクスポートする 5 5 5.2回目以降は、shortest pathレイ ヤを選択して保存すると、レイヤに 経路が追加されます。 42

    6.レイヤにデータが追加されます。 6
  43. H30.2.15森林土木技術検討会 道路グラフプラグインによる最短経路検索は、 山間僻地の算出などに役立ちます。 43