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事業所DX実践ガイド3.0/dx-guide3

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March 23, 2026
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 事業所DX実践ガイド3.0/dx-guide3

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  1. 目次 はじめに P.3 1. 事業所DXの必要性・意義 P.5 2. 事業所DXの基本的な考え方 P.9 3.

    事業所DXの成功ポイント P.14 4. 各事業所での取組事例 P.28
  2. 3 この実践ガイドは、事業所でデジタルツールを用いた業務改革(以降、 「事業所DX」と記載)を行うために必要な考え方や知識、実践のポ イントをまとめたものです デジタル技術の進展により、データやデジタルツー ルの利活用の重要性が飛躍的に高まる中、デジタル 社会の実現に向けて、自治体のDX推進はますます 重要なものとなっています。 今後も東京都が、変化し続ける社会情勢と多様化す る都民の皆さまの価値観やニーズに対して、より質

    の高いサービスで応えていくためには、デジタルの 力を活用して業務の進め方や事業全体をブラッシュ アップし、ワークスタイルを変革する必要がありま す。 この実践ガイドは、各局・各事業所とデジタルサー ビス局が協働して業務改革に向けた取組を実践する 中で、実際に生じた課題や壁、解決のための施策や 導入ツールなどの知見を1冊にまとめたものです。 本実践ガイドを通して、皆さまのデジタルを活用し た業務改革のサポートができれば幸いです。 -はじめに-
  3. 4 【最初にご覧ください】事業所DX実践ガイドの構成と読み方 事業所DXってなぜ必要なんだろ う P5~8をご覧ください 事業所DXの必要性・意義につい てまとめています 事業所DXを実践していく上で、 必要な考え方はなんだろう P9~13をご覧ください

    事業所DXの基本的な考え方につ いてまとめています デジタルを活用した業務改革でど んな取り組み事例があるんだろう P28~67をご覧ください 各事業所の取り組み事例について まとめています なぜ改善するのか どのように実践するのか 都政の最前線 サービスの質向上 実践のポイント 1 2 3 3つの壁と対策 第1章: 事業所DXの必要性・意義 第2章: 事業所DXの基本的な考え方 第3章: 事業所DXの成功ポイント 10事例 第4章: 各事業所での取組事例 実践のヒント 事業所でデジタルツールを用いた業務改革による 行政サービスの質の向上 (本書の目的) 事業所DXを実践する上で、意識 するポイントはなんだろう P14~27をご覧ください 実戦のポイントについてまとめて います アジャイル スモールスタート 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
  4. 5 事業所DXの必要性・意義 今、東京都を取り巻く環境は大きく変わっ ています。働く人が減少したり、国がデジ タルを積極的に使う方針を出したりと、新 しい時代が来ています。 だからこそ、デジタルの力を使って東京都 をもっと良くしようという動きが急ピッチ で進んでおり、都民の皆さまに一番身近な 事業所という場所でのDXの取組が求められ

    ています。 持続可能な東京の実現に向けて………………p.6 都政の最前線=事業所での業務改革…………p.7 都民が実感できるサービスの質の向上………p.8 1章の内容 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章
  5. 6 事業所DXの必要性・意義 1 今、東京都を取り巻く環境は大きく変わっています。労働人口の減 少、少子高齢化の進展、価値観の多様化などの社会環境の変化にと もなって、都民のニーズは複雑多様化・高度化しています。 これらのニーズに対し、限られたリソースで質の高いサービスで応 えるためには、サービスの担い手である都庁組織や職員のパフォー マンスを更に向上させることが重要になります。だからこそ、デジ タルの力を使って東京都をもっと良くしようという動きが急ピッチ

    で進んでいます。 社会情勢が急速に変化していく中で、複雑多様化す る都民のニーズに質の高いサービスで応えることが 求められています。 1. 事業所DXの必要性・意義 持続可能な東京都の実現に向けて、デジタルを活用した業務改革が 急務となっています 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章
  6. 7 「シン・トセイ4 都政の構造改革QOSアップグレード戦略version up 2024」では、2025年度までに全ての事業所で業務改革による ワークスタイル改革(=あたらしい働き方への取組)実践を目標と しています。 約600事業所がそれぞれの改革を実践していく中で、取組を通じて 生まれた好事例を各局・各事業所へ共有することで、業務改革の輪 を広げていきます。

    都民に最も近い場所である事業所が主体となり、 2025年度までにすべての事業所でデジタルツール を活用した業務改革を実践します。 1. 事業所DXの必要性・意義 都政の最前線である事業所で、デジタルを活用して、時代の変化に 合わせた行政サービスや働き方を実践します 事業所DXの必要性・意義 1 全事業所で デジタルツールを活用した業務改革 全ての事業所(約600)で実践(2025年度) 先行事業所での業務改善事例などを他の事業所へ横 展開し、業務改革の輪を広げる ⇒ 各職場が主体となりワークスタイル改革を実践 【先行事例】 AI音声マイニングを活用した 相談業務の効率化 タブレットを活用して現場で 点検時の業務手順を確認 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章
  7. 8 事業所では都民の皆さまの毎日の暮らしを支えるために、さまざま な業務が行われています。人々の生活が時代とともに変わっていく 中で、限られたリソースによってその変化に対応し続けていく必要 があります。 だからこそ、都民の皆さまに直接行政サービスを届ける各事業所が 主体となり、ひとりひとりの知見とデジタル技術をうまく活用した 最適な行政サービスや働き方を見つけ、進めることが大切です。 ネット利用:都民の 90%

    (2022年時点) 約600事業所 職員がさまざまな業務を通じて都民の暮らしを支え ている「事業所」は、ひとりひとりの知見をアイデ アに変えるための変革の起点です。 1. 事業所DXの必要性・意義 行政サービスを都民に届ける事業所で、都民が実感できる サービスの質の向上を実現する 東京都を取り巻く環境・課題 都の出生数: 戦後最低 (2022年:9.1万人) 都人口ピーク: 2030年 (推定:1,424万人) 50歳以上の都職員: 3人に1人 (2023年時点) 事業所DXの必要性・意義 1 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章
  8. 9 事業所DXの基本的な考え方 事業所DXの目指す姿……………………………p.10 業務改善の4ステップ ………………………… p.11 “スモールスタート”と“アジャイル” …………p.12 2章の内容 2章

    デジタルを活用し定型作業や手間のかかる 手作業などを自動化すれば、人でしかでき ない「創造的な仕事」に集中することがで きます。 身近な業務をデジタル化して、仕事をス ムーズにする、小さな一歩を繰り返すこと で、最終的に大きな変革へとつながってい きます。 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章
  9. 10 事業所DXの基本的な考え方 事業所DXが目指すのは、「実感」できるサービスの質の向上です これまでDXの推進を梃子に、紙やはんこのアナログ環境からの脱 却や行政手続きのデジタル化など、都庁の仕事のあり方を見直して きました。しかし、改革を進める間にも社会情勢が次々と変化して おり、変化に合わせて確実にQOSを向上させるため、更に深堀り し継続していくことが必要です。 そのために、身近な業務から課題を見つける視点を常に持ち、たく さんの人の意見に耳を傾けながら、利用者の視点で業務改善を繰り

    返すことが重要です。改善を繰り返すことで、都民が実感できる サービスの質の向上を実現できます。 2 DXはただ紙をデータ化することではなく、デジタ ルの力で業務のありかた全体や事業がもたらす価値 そのものを新しく生まれ変わらせることです。 デジタライゼーション デジタイゼーション 業務フローをデジタルで 効率化する 紙情報などをデータにする サービス・事業スキームの 開発を通じて組織の内外に あらたな変革を生む DX 業務改善によるワークスタイル変革を通じて、 都民が実感できる行政サービスの質の向上を実現する デジタルトランス フォーメーション 事業所DXが目指す姿 身近な業務の“デジタイゼーション”から着手し、少しずつ範囲や規模、深さ などを増しながらその先の”DX” 実現を目指します 2. 事業所DXの基本的な考え方 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章
  10. 11 2. 事業所DXの基本的な考え方 すでに行われている様々な業務のうち、なにをどこから見直して、 どのように改善を進めればよいか、迷うことがあります。 そこで、業務改善の4ステップを基本に、改善のサイクルを回して いきます。 また、課題や改善案の検討においては、 “デザイン思考” を活用す

    ることで、効率良く議論を進めることができます。広く探して(= 発散)、対象を絞っていく(=収束)ことを常に意識することが、 課題や解決法の特定に役立ちます。 業務改善の手順は、①課題の洗い出し→②課題の特 定→③改善案の検討→④実践・検証の4ステップが 基本です。 業務改善手順とデザイン思考の活用 業務改善の4ステップで、課題改善のサイクルを回します 事業所DXの基本的な考え方 2 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 ② 収束:抽出した課題やアイデアを比較し、結論を絞り込む段階 ① 発散:課題やアイデアを広く探して抽出する段階 1. 業務改善の4ステップ 2. デザイン思考による発散と収束 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章
  11. 12 改善の道のりは、「段階を踏んで、改善を繰り返すこと」が基本で す。また、小さなことから始めて、柔軟・機敏に取り組むことが大 切です。言い換えれば、「スモールスタートして、アジャイルに取 り組む」ことが、業務改善を成功させるカギになります。 途中で疑問や壁にあたったり、進め方の修正が必要になった時は、 現状を正しく把握した上で軌道修正したり想定を立て直すなど、柔 軟に対応しながら常にスピード感をもって歩みを進め続けることが、 取組の成功やその後の継続的な改善につながります。 どんなに大きな課題であっても、最初の1歩は、身

    近で手軽なところから始めます。そして、試行と検 証を繰り返して、常にベターを求めていきます。 取 組 の 成 果 取組時間・回数 2 1 3 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC スモールスタートとアジャイルによる取組 “スモールスタート”と“アジャイル”が合言葉 用語解説 アジャイル(agile) : 「作りながら考える」「試しながら改善する」というように、要件を最初 に全て固定せずプロトタイプを作成しながら改善・拡張していく手法。 事業所DXの基本的な考え方 2 2. 事業所DXの基本的な考え方 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章
  12. 13 ② 一部の部署で業務情報のデータ化を試験的に導入します。 スモールスタートしながら使用感や問題点を収集します。 例えば、事業所における業務情報のデータ化は 以下の手順で取り組んでいくことができます。 (例) 台帳管理・手続を電子化 備品管理台帳 会議室予約表

    車両管理台帳 業務全体の 変革 取組の継続 ワ ー ク ス タ イ ル 変 革 アジャイルな 取組の実施 … ③ アジャイルにより、フィードバックを迅速にシステムに 反映させ、段階的に改善を重ねていきます。 ① 職員が日常的に直面する書類管理業務を明確化して課題を 深掘りします。 紙の会議室予約表を 紙からデジタルに置き換 える 備品や車両の管理、 手続をクラウドDBで 行い、業務フロー全 体をデジタル化する 関係する他事業所と データ連携して、蓄 積データの利活用や あたらしい行政サー ビスを提供する 1 2 3 2 1 3 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC (参考)スモールスタート&アジャイルで始める業務情報のデータ化 事業所DXの基本的な考え方 2 2. 事業所DXの基本的な考え方 業務改善を行う際は、実現スピードやコスト、負担等も含めて、 様々な角度から施策を検討します。試行と改善を繰り返す中で、 効果やユーザーの意見もふまえながら、少しずつ改善の規模や 範囲を拡大して、サービスの質を大きく向上させていきます。 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 取 組 事 例 4章
  13. 14 事業所DXの成功ポイント 業務改善でぶつかる3つの壁 …………………p.15 “ハード”で超える「コストの壁」 ……………p.16 “ソフト”で超える「運用の壁」 ………………p.19 “ハート”で超える「理解の壁」 ………………p.26

    3章の内容 3章 デジタルで仕事を上手に変えるためには、3 つのポイントが大事。それは、「使うツー ル」、「その使い方」、「心の準備」の3つ です。 ここでは、具体的な解決のコツ3つを、それ ぞれお伝えします。 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  14. 15 失敗事例 いつも感じている業務上の課 題はあるが、改善するために 予算がなく、いつまでも検討 に踏み出せない 失敗事例 1つの業務を各担当者が異な る方法や様式で行っているた め、ツールを効果的に活用で

    きそうにない 失敗事例 効率的な業務手順やツールが 見つかったが、改善実施に向 けた関係者間の調整が難航・ 停滞している 3. 事業所DXの成功ポイント 業務改善に取り組む時に、必ずぶつかる3つの壁 「コスト」「運 用」「理解」があります。予算がない、業務フローが複雑、周囲の 協力が得られない、など様々な状況下でも、壁を乗り越えて着実に 改善を進めていくことが重要です。 この章では、 デジタルサービス局が各事業所の業務改善支援を実 施する中で整理したデジタルツールの知識や業務フローの見直し方 法、改善意識の醸成に必要な視点を、事業所DXを成功させるポイ ントとしてそれぞれ紹介していきます。 身近な業務改善に取り組むときに、障害となる3つ の壁「コスト」「運用」「理解」。それをうまく乗 り越えるための方法について紹介します。 事業所DXの成功ポイント 3 業務改善でぶつかる3つの壁 ① コストの壁 ② 運用の壁 ③ 理解の壁 どれが手頃なツールかわからない 導入・運用コストに不安がある 導入予算がないので検討が進まない 現場の実態にツールが合わない 業務フローが複雑で運用が難しい ツールの効果を十分に生かせない 業務改善のメリットが伝わらない 新しいツールを使えるか不安 業務改善に関心を持てない ! ! ! :ツール導入の予算確保が難しい :業務フローとツールが合わない :他の職員に協力してもらえない 業務改善でぶつかる3つの壁:「コスト」「運用」「理解」 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  15. 16 予算が限られる中でも、コストと効果のバランスが取れたデジ タルツールを選択することにより、高額なツールでなくても、 業務改善のスタートを手軽に切ることができます。 現在は、SaaSなど低コストで運用できるサービスや、誰でも扱 えるローコード/ノーコードツール、さらにAI等の先進技術を活 用した便利なツールが数多く登場し、広く浸透しています。目 的や状況に見合ったツールを選択して活用します。 1つ目のポイントは、 “ハード”

    (ツールの選択)です。 成功ポイント1: “ハード”で超える「コストの壁」 (デジタルツール紹介) 事業所DXの成功ポイント 3 3. 事業所DXの成功ポイント 業務内容に合わせて適切なツールを選択することで、作業を自動化/効率化 することができます。また、デジタルツールを組み合わせることで、より 効果的な業務改善を行うことが可能です。 電子申請 生成AIプラットフォーム 業務アプリ作成 AI音声 テキスト化 表計算ソフト コミュニケーション ツール 文章生成AI RPA 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 AI-OCR 相談対応 対応記録の保存 内容整理 報告・出力 (例)相談対応業務のデジタル化 (1) (2) (3) (4)
  16. 17 現在、東京都で利用が進んでいるツールの概要をご紹介します ⚫ 知識や技術は不要のノーコードで誰もが素早く簡単にフォームを作成することが可能 ⚫ 帳票PDF出力機能により、回答・申請結果データを現在使用している様式・帳票レイアウトの形 式に PDF印刷できる ✓ 電子申請

    ✓ 申込予約 ✓ アンケート収集 電子申請サービス ツール概要 主な用途 特徴 3. 事業所DXの成功ポイント 業務アプリ作成ツール ✓ 管理台帳や作業日 報等の管理 ✓ 調査票データ・記 録の集計・分析 ⚫ プログラミング・開発の知識がなくても、業務フローに合わせた業務システム (アプリ)を ノーコード・ローコードで簡単に作成できる ⚫ 調査・集計の業務において、調査と集計が同時に行えることで、業務の省略化が可能 AI音声テキスト化ツール ✓ 議事録作成 ⚫ AIにより90%以上の文字起こし精度で議事録作成をサポート ⚫ ウェブ会議や対面会議にも対応 ⚫ タイムスタンプ機能で必要な発言を簡単に探すことができ、振り返りの手間を削減 ⚫ 録音・メモ・再生が一画面で完結し、音声を聞きながら文字起こし結果の修正作業が可能 AI-OCR (画像の文字認識) ✓ 手書き様式や申請 書、FAX等の文書 をデータ化 ⚫ 様々な手書き文字を高精度でOCR認識し、デジタル化できる ⚫ 縮尺ズレの自動補正やノイズ・影の除去により、最適に画像を処理できる ⚫ シンプルで簡単なユーザインターフェースにより、誰もが操作できる 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  17. 18 3. 事業所DXの成功ポイント 生成AIプラットフォーム ✓ アプリ開発 ✓ アプリ利用 ⚫ 生成AIプラットフォームを活用することで、業務に必要なAIの機能を持つアプリを、専門的な知

    識がなくても開発可能 ⚫ 各ユーザーが作成したAIアプリは共有可能なため、他の自治体でも再利用可能なデジタル公共財 となりえる コミュニケーションツール 個人間やチーム内、 外部とのやり取り ✓ チャット ✓ 通話/会議 ✓ ファイル共有など ⚫ チャット、通話、ビデオ会議等のコミュニケーションのハブとなる ⚫ オフィスソフトと連携して利用することができる ⚫ 外部ユーザーの招待によるコミュニケーションや資料共有が可能 ⚫ PC上で動作するアプリケーションを、人間の代わりに操作するソフトウェア型のロボット ⚫ 特別なプログラミング言語等の知識が不要であり、利用者が自ら作成・活用できる ⚫ PC上の操作であれば異なるアプリケーション間でも自動処理が可能であり、利便性が高い 定型作業の自動化 ✓ システムへのデー タ入力 ✓ 帳票の取りまとめ ✓ 機械的な判断 RPA 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 ⚫ 定常的に発生する複数ファイルの集計、データ出力や印刷などを自動化できる ⚫ 比較的簡単にプログラミング言語での処理が可能 ⚫ 他ツールとの連携が可能(生成AIでのコード文の生成も可能) ✓ コピー&ペースト、 ファイル集計、 CSV出力、メール 送信などの自動化 表計算ソフト ツール概要 主な用途 特徴 文章生成AI ✓ 文書作成 ✓ アイデア出し ✓ コード等の生成 ⚫ 対話形式で応答し、様々な分野で人間の業務・作業をサポートできる ⚫ 要約、言い換え、翻訳などの文案作成を補助できる ⚫ 考えの整理、事業企画におけるペルソナ分析、デジタルツールの活用案提示等のアイデア出しが できる ⚫ マクロ等のローコード生成も可能 現在、東京都で利用が進んでいるツールの概要をご紹介します
  18. 19 選択したデジタルツールを導入するとき、「これまでの業務 手順にそのまま生かせない」ということも起こりがちです。 そのときは、業務手順そのものを見直して、デジタルツール を活用することでもっと効率的な運用を実現できないか振り 返ることが必要です。 また、そのままデジタルツールを導入できる場合も、よりよ い業務手順がないか、一度全体を見渡すことが必要です。 2つ目のポイントは、 “ソフト”(運用の見直し)です。

    成功ポイント2: “ソフト”で超える「運用の壁」 (業務分析ツール紹介) 事業所DXの成功ポイント 3 3. 事業所DXの成功ポイント 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 業務フロー図 課題整理図 分析・整理ツール ポイント等 業務類型化 BPRメッシュ 課題整理 デジタルツール評価表 定量効果計測 業務フロー整理 a.業務分類とプロセス整理 ・現場業務の全体像を見える化 1.課題の洗い出し 4.実践・検証 d.施策選定の基準と評価 ・ツールの効果を検証し、改善点を確認 c.改善課題と対応策の紐づけ ・課題の対応策を検討し、施策の方向性 を決定 3.改善案の検討 2.課題の特定 b.業務手順と情報の流れを可視化 ・関係者、時系列で業務の流れを整理 業務改善の4ステップ な に を 改 善 す る か ど う や っ て 改 善 す る か 業務フロー図 施策の定量・定性評価 総合評価
  19. 20 業務フロー図 課題整理図 分析・整理ツール 参照すべき資料 業務マニュアル ポイント等 業務類型化のポイント BPRメッシュ 課題整理のポイント

    デジタルツール評価 定量効果計測のポイント ガイド・事例集等 業務フロー整理のポイント デジタルツール一覧 a.業務分類とプロセス整理 • 現場業務の全体像を見える化 1. 課題の洗い出し 4.実践・検証 d.施策選定の基準と評価 • ツールの効果を検証し、改善点を確認 c.改善課題と対応策の紐づけ • 課題の対応策を検討し、施策の方向性を決定 3.改善案の検討 2.課題の特定 b.業務手順と情報の流れを可視化 • 関係者、時系列で業務の流れを整理 業務改善の4ステップ な に を 改 善 す る か ど う や っ て 改 善 す る か 業務フロー図 施策の定量・定性評価 総合評価のポイント 3. 事業所DXの成功ポイント 事業所DXの成功ポイント 3 ※“ハード”で超える「コスト」の壁 参照 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 ※4章 各事業所での取組事例 参照
  20. 21 業務×プロセスのフレームで、現場業務の全体像を見える化 整理ツール1 デジタルツールを導入する際、運用面での周辺的な調整だけではなく、時には業務プロセスの根本からの見直しが必 要になることがあります。このような根本的な改善を行うためには、業務の全体像を正確に把握することが重要です。 全体を俯瞰できるこのツールを活用することで、効果的な運用改善へと繋がります。 業務分類とプロセス整理 BPRメッシュ ①全業務の範囲を定義する 現在焦点になっている業務だ

    けでなく、その前後のプロセ スも含めて全体を把握します ②課題の発散 課題になりそうな点は、評価 や判断を保留してすべてリス トアップします ③関係者の視点を統合 全関係者の視点を集め、多様 な視点からの情報収集を行い、 より包括的に全体像を理解し ます 3. 事業所DXの成功ポイント 記録 受付・確認 データ登録 記録 インプット 相談対応 申込・申請 受付・ データ受領 現場確認・ 巡回・各種対応 現場対応・ 調査確認 内容整理 審査・承認 更新・閲覧 内容整理 進捗確認 データ マネジメント 帳票・統計 出力報告 通知・交付 ・案内 帳票・統計出力 報告 報告 アウトプット 相談対応 都民からの問い合わせ・悩 み等各種相談を受け、適切 なアドバイス・支援を行う 申請・審査 都民からの各種申込・申請 等に対して審査、許認可や 証明書の発行等を行う 管理業務 職員環境や職員情報、現場 業務に必要な各種情報・ データ等の管理を行う 現場業務 施設やインフラ、自然等の 調査及びその記録や分析、 維持管理等を行う 業務分類 プロセス類型 業務類型 1 2 3 4 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する 使い方
  21. 22 業務手順と情報の流れを可視化 業務関係者のアクション、業務の流れ、情報の流れ、アウトプットを整理 業務フロー図 整理ツール2 次のステップとして業務フローの作成に着手します。このプロセスにより、業務の詳細な分析が可能となり、具体的 な課題や改善点が明確になります。この可視化は、効率的な業務プロセスへの再設計を促進し、無駄を省き、生産性 を向上させるための重要な手段となります。 ①関係者とタスクの網羅 業務フローを作成する際には、関

    わる全ての関係者とタスクを網羅 的に洗い出し、時系列に沿って詳 細に分析します ②ボトルネックの識別 業務フローの中で、処理の遅延や 滞りが発生しているポイントを識 別し、ボトルネックとしてマーク します ③仮説を持ち課題を絞り込む 洗い出した業務フローをもとに特 に影響度の高い課題仮説を抽出し ていきます 使い方 3. 事業所DXの成功ポイント 対応者 フロー 都 民 事 業 所 受 付 担 当 審 査 担 当 上 長 シ ス テ ム 来所 申請書 記入/提出 申請書 受領 案内 審査 承認 承認 依頼 システム 入力 起票 (転記) 許可証 発行 許可証 受領 決裁 システム 申請管理 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する
  22. 23 改善課題と対応策の紐づけ 課題整理図 整理ツール3 課題に対処するためには、それらを細分化し、各々に対する具体的な対策を策定することが重要です。課題を構成す る要素を明確にすることで、問題の根本原因を特定しやすくなり、より効果的な解決策を導き出すことができます。 ①課題の細分化 課題をより小さな単位に分解 することで、問題の根本原因 を明らかにし、解決策を特定

    しやすくなります ②複数施策の検討 一つの課題に対して複数施策 を検討することで、最も効果 的な施策を選択できます ③関係者の関与 施策立案では、関係するス テークホルダーの意見を積極 的に取り入れることで、実現 可能性と受け入れられやすさ が向上します 使い方 3. 事業所DXの成功ポイント 課題の細分化により、課題の対応策を検討し、施策の方向性を決定 課題の具体的な内容 業務の品質 押印のための 移動コストがかかる 転記ミス・入力誤り等が 発生する 課題の分類 印刷や保管に コストがかかる 時間・手間 対応にかかる 費用 確認・手戻りに 時間がかかる 申請のオンライン フォーム化 データベースの 構築 決裁の電子化 対応策 施策の方向性 担当者ごとに品質に ばらつきがある 過去実績の確認に 時間がかかる 承認の電子化 システム化・ 自動データ連携 ペーパレス化 データの自動連携 マニュアルでの標準化・ フィードバック データベース管理 運用体制 整備 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する
  23. 24 評価軸 Must(必要要件) Want(十分要件) 要件 評価 要件 評価 1 機能性

    回答結果の集計機能(対象者リス トに各回答を取り込む) ◦ 設問の分岐作成機能 ◦ 在住場所によって設問種類を変え る機能 △(xxであ れば可能) 回答データのExcelへのエクス ポート機能 ◦ 特定の回答者への連絡機能 × 2 操作性 フォーム作成が容易 (簡単なものなら5分以内) ◦ ドラッグアンドドロップによる フォーム作成 ◦ スマホでもPCでも回答可能 ◦ 3 保守性 バージョンの自動更新 ◦ 定期的なバックアップ ◦ 4 機密性 (セキュリティ) 対象者以外の入力・送信をブロッ ク ◦ アクティビティーの追跡(変更履 歴、アクセスログ等) ◦ 入力内容(個人情報)の漏洩防止 ◦ 施策選定の基準と評価 ツールの効果を検証し、改善点を確認 デジタルツール評価 整理ツール4 解決策となるツールのトライアルを行い、その効果を検証します。このプロセスを通じて、施策の効果を具体的に測 定し、さらなる改善点を見つけ出すことが可能となります。 ①焦点を絞った機能のテスト 最も影響力が高いと予想され る機能に焦点を当ててテスト することで、効果的な評価が 可能になります ②要件の分類 必要要件と十分要件に分けて 整理し、評価基準を明確にす ることで、機能に関しての評 価を効率的にします ③トライアルの現場活用 関係者を積極的に参加させ、 異なる視点からの意見を得る ことで評価の精度を高めます 使い方 3. 事業所DXの成功ポイント (事前準備)要件整理 評価実施 ツールに求める要件をMust(必要要件)と Want(十分要件)に分けて整理 評価表の要件を基に、トライアル結果を評価 デジタルツール評価表 ※アンケートフォームの例 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  24. 25 定量分析 削減した工数や物量(紙の枚数)等を施策前後で比較する 施策選定の基準と評価 施策全体を定量・定性的に評価し、改善点を確認 施策の定量・定性評価 整理ツール5 ツールの評価に加え、施策全体の効果を総合的に評価します。定量的な成果と定性的な改善を組み合わせることで、 施策の全体的な成功度を把握し、今後の改善点につなげます。 ①明確な指標の設定

    効果測定の指標は施策検討時 に想定しておき、特定業務の 工数削減等施策目的に沿った 数値を設定します ②比較分析 施策前後のデータを比較分析 することで、施策の効果を明 確にします ③多角的な意見の収集 数値では測れない効果を調べ るためにも、関係者からの フィードバックを広く収集し ます 使い方 定性分析 コミュニケーション改善等定量ではわからない 変化について定性的に判断する 定性指標例 総合的な効果: 取組全体としての効果 フレキシブルな働き方の実現: 場所に依存しない柔軟な働き方が可能になる リスク管理の改善: リスクをより効果的に管理可能 コミュニケーションの改善: 部署間、他の事業所との連携がスムーズになる 意思決定の向上: データに基づいた意思決定が可能になる イノベーションの促進: 人にしかできないより業務の検討・実行に集中 3. 事業所DXの成功ポイント 工数削減 比較 (例:相談対応 業務) 物量削減 比較 (例:ペーパレ ス) 相談対応 集計・報告 記録 内容整理 15h/月削減 10枚/月 590枚/月削減 DX前 DX後 相談対応 集計・報告 記録 内容整理 600枚/月 45h/月 30h/月 課題の洗い出し 課題の特定 改善案の検討 実践・検証 1 2 3 4 …現状を調査して、課題を見つける …課題を深掘りして、改善対象を特定する …施策を検討して、ツールを選定する …業務改善を実行して、効果を検証する 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  25. 26 (どうして仕事のやり方を変 えなければいけないのか?) (わかったけど、好きじゃな いしやりたくない) (うまくいっているのになぜ 変わる必要があるのか?) (慣れないやり方より、いま のままのほうが安心する) 業務改善に着手する際や、実際に検討・実践を進める中で、

    周りの職員に、改善の必要性やすぐに取り組むことの重要さ が共有されない、など、周囲の理解を十分に得られないこと も少なくありません。 現状への変化に対して感じる不安や抵抗感などを1つ1つ解 消して、組織全体で業務改善に取り組むためには、担当者だ けでなく関係者も含めて、それぞれが課題を“自分ごと化”でき るよう、当事者意識を醸成することが重要です。 3つ目のポイントは、 “ハート”(当事者意識の醸成) です。 現状維持バイアス 成功ポイント3: “ハート”で超える「理解の壁」 (当事者意識の醸成) 事業所DXの成功ポイント 3 3. 事業所DXの成功ポイント … 未知のものや変化を受け入れずに、 現状の安定した状態を「損失」す るリスクを回避しようという心理 が働くこと。 理解と認識の促進 参加の促進 情報共有と報奨の提供 継続的なサポートと改善 1 2 3 4 …目的や重要性の理解と認識 …アイデアや提案を奨励 …事例共有や表彰による気運向上 …長期的な参画に向けた支援・改善 当事者意識の醸成 業務改善を“自分ごと化”することで、課題解決に関心や主体性が生まれる。そ のためには、1つ1つの不安や抵抗感などを払拭して、少しずつ当事者意識の 輪が広がるよう、丁寧なコミュニケーションが必要となる。 ・当事者意識の醸成の4ステップ(次頁) 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  26. 27 当事者意識醸成の4ステップ 段階を踏みながら、少しずつ「自分ごと化」を進めていきましょう 現状維持バイアスを取り払って業務改善を「自分ごと化」をするためには、ひとりひとりへの丁寧な コミュニケーションに加えて、アンケートなどの参加型の取組を通して段階的に進めていきます。 3. 事業所DXの成功ポイント 整理ツール 1. 情報提供セッションの開催

    • 定期的にミーティングやセミナーを開 催して、プロジェクトの目的や重要性 を説明します • 例:「来週の月曜日には、新しいプロ ジェクトのビジョンと目的についての プレゼンテーションを行います。皆さ んの参加をお待ちしています」 1. アイデアの募集(アンケート) • 職員からの意見や提案を積極的に募集 し、それをプロジェクトに反映させま す • 例:「皆さんのアイデアがプロジェク トの成功に不可欠です。ご意見はどん どんお寄せください」 1. 成功事例の共有 • 成功事例や成果を社内で共有し、効果 を可視化します • 例:「先月、新しいシステムを導入し た部署が業務効率化を実現しました。 その成功事例を次の会議で共有しま す」 1. 継続的なトレーニングとサポート • 定期的なトレーニングセッションやサ ポート体制を提供して、職員のスキル アップを支援します • 例:「毎月、新しいツールの使い方に 関するトレーニングを実施します」 2. 教育資料の配布 • プロジェクトに関連するガイド、FAQ、 記事を配布して、理解を深める機会を 提供します • 例:「業務改善プロジェクトのFAQを 所内ポータルにアップロードしました。 疑問点があれば、この資料を参照して ください」 2. 作業チームの設置 • 小規模なグループを組織し、特定の課 題に取り組む機会を提供します • 例:「新しい業務改善に関するチーム を結成します。興味のある方はぜひ参 加してください」 2. 表彰制度の導入 • 成功に貢献した個人やチームを表彰す ることで、モチベーションを高めます • 例:「この四半期の最も優れたプロ ジェクトチームには、特別な表彰を行 います」 2. フィードバックの定期的な 収集と反映 • 職員からのフィードバックを定期的に 収集し、プロジェクトの改善に活用し ます • 例:「皆さんからのフィードバックは 非常に重要です。月に一度、意見調査 を行い、それをプロジェクトの改善に 役立てます」 ステップ1 理解と認識の促進 ステップ2 参加の促進 ステップ4 継続的なサポートと改善 ステップ3 情報共有と報酬の提供 プロジェクトの目的や重要性を全員が 理解し、認識すること 職員がプロジェクトに積極的に関与し、 自らのアイデアや提案を出すことを奨励 成功事例の共有や表彰制度の導入により、 成果を認識し、貢献した人々に報酬を提 供する。これによりモチベーションの向 上を図る 長期的な成功と参加を促すために、継続 的なトレーニング、サポート、フィード バックの収集と改善を行う。これにより、 プロジェクトの持続的な発展を支援する 取 組 と 具 体 例 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  27. 28 各事業所での取組事例 4章の内容 4章 取 組 事 例 4章 各事業所でのデジタル活用の事例をご紹介

    します。Excelでの取組から、ハードウェア やAIを活用したものまで、各現場で様々な 方法でデジタルを活用した取組が進められ ています。 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 事例1:水道局 南部支所庶務課 …………………… p.29 事例2:建設局 建設事務所 ………………………… p.33 事例3:産業労働局 多摩職業能力開発センター … p.37 事例4:福祉局 立川児童相談所 …………………… p.41 事例5:交通局 巣鴨駅務管区 ……………………… p.45 事例6:総務局 大島支庁 …………………………… p.49 事例7:下水道局 中部下水道事務所 ……………… p.53 事例8:教育庁 学校経営支援センター …………… p.56 事例9:産業労働局 家畜保健衛生所 ……………… p.60 事例10:産業労働局 病害虫防除所 ………………… p.64
  28. 事例1:水道局 南部支所庶務課 「簡易決裁業務へのExcel・マクロ活用によるペーパレス化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  29. 30 ✓ 本庁や他自治体等からの事務 連絡・回答依頼について、所 内で上司への回覧を行ってい る ✓ 所内各課の窓口のため、頻繁 に発生するが、局内でも運用 方法は各支所によりばらつき

    がある これまで紙を出力し所内で回付していた事務連絡とその添付資料について、ペーパレス化を実施 ・簡易決裁整理簿のExcelファイルを作成し、マクロ機能を利用した署名に変更 ・添付書類を共有フォルダに格納し、紙の保管を廃止。資料を共有サーバ上で確認する運用に変更 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 膨大な量の紙書類を都度印 刷・管理するのにコスト・手 間がかかる ✓ 下駄印・承認印の運用による 押印の手間や、場所の制約が ある ✓ Excelマクロの簡易決裁整理 簿を作成し、添付資料と合わ せて所内NW上の共有フォル ダに格納。Excelで起案・承 認を行い、Excelのリンクか ら添付ファイルを確認する運 用に変更 ✓ マクロの処理は、生成AIによ りコード文を作成 ✓ ペーパレス化による、年間約 5,000枚分の紙の印刷・保管 コスト削減 ✓ 起案・承認のリモート化に加 え、データ管理による回覧状 況の把握等の活用に向けた利 便性性の向上 取組概要 プロセス類型 更新・閲覧 対象部署の概要 • SW:表計算ソフト (Excel※既存) • SaaS:生成AI • 他:共有フォルダ 調達項目 水道局南部支所庶務課では、事務連絡等の所内の回付・承認業務において、紙の運 用を廃止し、年間5,000枚の紙資料を削減 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 4. 各事業所での取組事例 簡易決裁業務へのExcel・マクロ活用によるペーパレス化 事例名称 水道局 南部支所 庶務課 事業所 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 支所(配水施設維持管理や断減水の応急措置、水道料金徴収等を行う)における • 文書の受発、編集及び保存、公印の管理業務 • 人事・給与・経理、固定資産業務 • 物件の調達、工事請負、物品購買その他の契約業務
  30. 31 • ペーパレス化・はんこレス化による コスト・手間の削減 • テレワークでの起案が可能 業 務 の 流

    れ • 紙書類の保管コスト削減 • 件数・内容のデータ活用 • はんこレス化による手間の削減 • テレワーク・所外からの承認が可能 本庁・区役所 等 起案 承認 これまでの紙とはんこでの運用では印刷コストや場所の制約が課題であったが、 Excel・共有サーバでの管理によりペーパレス化・はんこレス化を実現 • 紙の書面・添付資料を確認、承認印を 押印し、次の承認者へ手渡し 課長代理 課長 支所長 • 依頼書面・添付資料の印刷コスト・手間 • 印刷・押印のためテレワークができない Before After 本庁・区役所 等 • 押印後の書類・添付 資料を保管 • 依頼書面・添付資料を印刷 • 下駄印を押印し、承認者へ手渡し • 共有フォルダで・添付資料確認 • 承認作業 • 承認後は共有フォル ダ上でそのまま保管 • Excel簡易決整理裁簿に追加し、添付資 料を共有フォルダに格納 保管 • 事務連絡、調査、募集等 の案内を受信 業 務 の 流 れ • 膨大な量の紙書類の保管 コスト・手間 • 承認者は、2つの庁舎を行き来しているため すぐに確認/押印できない場合がある 起案 承認 保管 • 事務連絡、調査、募集等 の案内を受信 4. 各事業所での取組事例 簡易決裁業務へのExcel・マクロ活用によるペーパレス化 事例名称 事業所 水道局 南部支所 庶務課 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  31. 32 担当 名前 名 前 承 認 ✔ ✔ 名

    前 承 認 ✔ ✔ 渋谷 飯塚 \\Fsr2- fsb02\195南 部支所\G- 5.11.22(株)京急ビルテックか らメールにより提出 11/22 11/22 2 【11月】空気環境測定結果について 標記の件について、株式会社京急ビルテックから送付があっ たので供覧する。 震災・事故等 庶務担当 杉山 渋谷 飯塚 \\Fsr2- fsb02\195南 部支所\G- 5.11.17給水部から連絡通信 DBにより通知 11/20 11/21 1 配水施設復旧班標準活動指針の改定 について(通知) 標記の件について、各課宛て周知する。 震災・事故等 庶務担当 杉山 課長 支所長 令和5年度 簡易決裁整理簿(庶務課庶務担当) No 件名 決定内容 分類 担当者 決裁 データ保存場所 備考 課長代理 承認 削除 スキップ マクロ機能を利用した承認の仕組み 生成AIを活用したマクロ処理のコード作成 ② 回答に沿ってコード文をExcel VBAに貼り付け、参照先等の値を調整 通常のExcelは誰でも編集可能なため、承認エリアを保護しマクロ機能で承認処理を 実装。処理コード文は生成AIの活用により作成が可能 承認者用エリア(シート保護) 添付資料格納場所をハイ パーリンクで記入し、1ク リックで参照可能 非表示シートの パスワードと照合 ③ 署名・チェック・日付を自動入力 ② パスワードを入力 ① 対象を選択し、承認ボタン押下 役職 氏名 パス 課長代理 渋谷 111 課長 飯塚 222 支所長 佐藤 333 ① 自動化したい処理の内容を記載し、送信 今回作成したExcelマクロの概要 名 前 承 認 ✔ 渋谷 11/20 課長代理 4. 各事業所での取組事例 簡易決裁業務へのExcel・マクロ活用によるペーパレス化 事例名称 水道局 南部支所 庶務課 事業所 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 • Excelを活用したシンプルな仕組みですが、ペーパレス化や出張/テレワー ク時の確認など、業務改善効果は非常に高いと感じています。 【職員コメント】
  32. 事例2:建設局 建設事務所 「ウェアラブルカメラ等による遠隔現場確認」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  33. 34 建設局では、災害等の発生時における現場確認・対応にウェアラブルカメラを導入 し、映像と音声で情報共有することにより円滑な対応を実現 ✓ 建設局では、インフラの整 備・維持管理から災害時対応 まで幅広く現場業務を担って いる ✓ 特に災害等で施設が損傷した

    場合は、住民の生活に多大な 影響が生じるため、迅速に現 場の状況を確認し、復旧作業 を行うことが必要 災害等により施設が損傷した際の確認・対応業務に、遠隔から映像と音声を通信できるウェアラブルカ メラを導入。カメラで現場・事務所・本庁をリアルタイムにつなぎ、即時に的確な指示や判断ができる ようになり、災害時の対応力が向上した。加えて、日常業務においても効果的な活用を検討した。 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ これまでは現場・事務所・本 庁間で映像等の共有ができず、 状況の把握と対応にタイムラ グが発生していた ✓ そのため、建設事務所側から は「現場の映像を見て指示を 出したい」、本庁側は「詳細 な被害状況を確認したい」と いった声が上がっていた ✓ ウェアラブルカメラをヘル メットに装着し、オンライン 会議で事務所・本庁を繋ぎ情 報共有を行う ✓ 音声・映像でのリアルタイム 配信に加え、ズームや写真の 送信などを行い、現場状況を 共有 ✓ 本庁・事務所側が図面等に書 き込み現場に共有することで、 離れた場所から的確な指示出 しを行う ✓ 即時に的確な指示や判断がで きるようになり、業務の効率 化や災害時の対応力向上を実 現 ✓ 他の用途として、同ウェアラ ブルカメラの活用により、狭 い工事現場等の現場見学会を リモートで大人数に対して開 催でき、職員の技術力向上に も役立つ 取組概要 プロセス類型 現場確認・巡回 ・各種対応 道路・河川・公園などの都市インフラの整備や維持管理 • 河川の護岸や調節池の整備、特定整備路線の整備や道路の無電柱化、災害拠点とな る公園整備などの防災都市づくり、道路ネットワークの整備や連続立体交差事業の 推進、公園等の管理運営やインフラ施設の多面的な活用などを実施 対象部署の概要 • HW:ウェアラブルカメラ • SW:ウェブ会議システム 調達項目 相談対応 申請・審査 業務類型 ウェアラブルカメラ等による遠隔現場確認 事例名称 建設局 各建設事務所 事業所 現場業務 管理業務 4. 各事業所での取組事例 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  34. 35 現場・事務所・本庁を映像・音声で繋ぐことで、リアルタイムでの現場状況の確認が 可能となり、迅速な復旧作業に向けた対応協議・検討を実現 業 務 の 流 れ 現場確認 対応協議

    住民の生活に多大な影響が生じるため、迅速な現場状況の確認と復旧作業が必要だが、 現場・事務所・本庁間で映像等の共有が即座にできず、状況の把握と対応にタイムラグが発生 Before After 報告 業 務 の 流 れ 現場確認・報告・対応協議 これまでは職員の現場確認から本庁への報告までにタイムラグがあったが、ウェアラ ブルカメラにより詳細な現場状況を映像・音声で迅速に共有・報告することが可能 ウェアラブルカメラ等による遠隔現場確認 事例名称 事業所 • 事務所に戻り、詳細報告 • 事務所内で対応を協議 • メール等で本庁に 報告 • 職員が現場 に急行 災害・事故による 施設の損傷が発生 災害・事故による 施設の損傷が発生 • 職員が現場 に急行 • ウェアラブルカメラ による音声・映像の 共有 • 詳細な現場状況を確認 • 指示出し・対応協議 事務所 本庁 現場 事務所 本庁 現場 オンライン 会議 現場移動 • 電話等で事務所に概要報告 • 現場状況の記録 現場移動 建設局 各建設事務所 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  35. 36 概 要 • まずは第五建設事務所にて災害や事故 時の対応を踏まえ、日常業務の活用を 想定した有効性を検証し、課題や対応 策を議論 • 技術継承や働き方改革への取組として活

    用できないかを検討 • 他事務所との先行事例共有会や、他局と 課題・用途拡大に関する意見交換の実施 • トライアル実施結果・レビュー等を踏 まえ、全事業所への横展開を見据えた 運用ポイントを整理 検 討 結 果 ✓ 業務運用上の課題や対応策を明確化 ✓ 操作説明会等での習熟を図ることで効 果的な使用が可能と想定 ✓ 以下の有効活用の可能性を想定 • 熟練者からの遠隔技術指導 • 現場映像の共有、アーカイブ化 • 現場のリアルな目線映像による 研修教材 • 狭隘な施工空間での現場から映像を 配信(web見学会) • 工事安全パトロール、遠隔現場確認 による移動時間の削減 ※ 日常利用することで、操作にも慣れ、緊 急時のスムーズな使用に効果も ✓ 他事務所への横展開時の方針を策定 • カメラだけで通信ができるよう、 SIMカードによる運用へ • 遠隔現場確認の精度向上のため、タ ブレット端末の併用による運用へ • マニュアル資料(ウェブ会議システ ムの操作ガイド含む)を充実化し、 配布 • すべての建設事務所で事業者による 操作説明会を個別に開催 • 局内向け事例共有会を実施し、先行 導入時の使用者の生の声を共有 ウェアラブルカメラの活用に向けて、先行導入での検証や用途拡大に向けた検討を 通して、全事業所で安定的かつ効果的な活用ができるよう、運用体制を整備 ウェアラブルカメラ等による遠隔現場確認 事例名称 事業所 建設局 各建設事務所 これまでの検討経緯と今後の展望 全事業所展開に向けた運用設計 課題 対応策など 周りの音に反応 し映像 が途切れる ノイズキャンセリング機能 や声を拾いやすい発声方法 の説明・周知 カメラ装着者の安全配 慮が必要 モニターの使い方を丁寧に 説明・周知 ウェブ会議を作成する のに準備が必要、緊急 の現場で使いづらい 事前にURLをQRコード化 してプリントし、ウェアラ ブルカメラとセットで保管 することで、スムーズに会 議に参加可能 習熟に時間がかかる 定期的に利用する機会を設 けて、使い方に慣れていく 用途拡大・更なる活用の検討 災害時の活用での先行導入・検証 現場理解 課題特定 BPR立案 PoC 利用者の声を元に、課題特 定と対応策の検討をアジャ イルに繰り返し実施 働 き 方 改 革 技 術 継 承 ツ ー ル 運 用 マ イ ン ド 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 2023年度中に、建設局全15事務所への展開が完了しました。 今回の取組が災害への備えとなるとともに、技術系業務の生産性向上を図る きっかけとすることで、現場による自律的な業務改革につなげていきます。 【今後の展望】
  36. 事例3:産業労働局 多摩職業能力開発センター 「実習計画実施書の電子化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  37. 38 ✓ 実習計画実施書をクラウド DBで作成し、オンラインで の決裁に移行。案件管理に加 え、購入履歴の参照、予算執 行管理を実現 ✓ 購入物品データを蓄積し、物 品管理業務と連動。在庫把握

    や管理帳票出力、廃棄手続等 もシステムに一元化 実習計画実施書の電子化 事例名称 産業労働局 多摩職業能力開発センター 事業所 多摩職業能力開発センターでは、実習計画作成から実施(購入・納品)まで一連の 流れを電子化し、物品の在庫管理についても効率化を実現 ✓ 職業訓練に必要な物品調達時 に、各指導員が「実習計画実 施書」をExcelで作成し、紙 での決裁後、経理へ購入依頼 を行う。経理担当は、契約・ 納品後に実績を手書きし指導 員に返却 ✓ 物品管理については、点数管 理物品・重点管理物品の二種 類が存在する Excelで作成し、紙で決裁を行っていた実習計画実施書をクラウドDB上での管理に変更 ・案件管理・決裁手続きをペーパレス・はんこレス化し、回付中のステータスを可視化 ・物品管理についても、購入物品データと連動し、物品関連業務をシステム上で一元的に実施 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 実習計画実施書は紙保存のた め、書類の所在の把握や過去 の経過・履歴の参照が難しく、 必要な時に情報が取り出しに くい ✓ 紙とExcelで二重の情報のや り取りが発生しており、事務 処理が煩雑である ✓ 紙決裁の廃止、電子化による ペーパーレス、はんこレス実 現 ✓ 情報管理の一元化 契約・発注情報と物品管理の データ連携、過去実績へのア クセス性の向上 ✓ 物品管理の可視化や運用負荷 の削減による管理業務の効率 化 取組概要 受付・確認 所管地域における、 • 公共職業訓練の実施およびその関連業務 • 訓練生の入退校や雇用保険・給付金、職業紹介等の各種業務 • センター内の人事・給与・経理、所内庶務 等 対象部署の概要 •SW:クラウドDB 連携プラグイン 調達項目 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 4. 各事業所での取組事例 プロセス類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  38. 39 業 務 の 流 れ Before After 業 務

    の 流 れ 実習計画書は紙・Excelでの運用、物品管理は複数の様式での運用が煩雑となっていた が、クラウドDB上で一元管理することで、ペーパレス/はんこレス化・効率化を実現 各科指導員 実習計画書をExcelで作成し、経理 にメール送付、印刷して決裁依頼 決裁 承認者 経理担当 業者 経理担当 • 発注資材情報を経理書類 作成フォームに転記 • 業者へ見積・発注依頼、 契約手続き等 事例名称 事業所 各科指導員 • 実習計画書(紙)に購入 実績を記入 • 業者へ支払 • 物品登録 • 見積・契約等 • 納品 • 点数管理物品・重点管理 物品の一覧表作成・ラベ リング 各科指導員 実習計画実施書 作成支援ツール に入力・申請 承認者 経理担当 業者 経理担当 • 支援ツール上の発注資材情報 とデータ連携して経理書類を 帳票出力 • 業者へ見積・発注依頼、契約 手続き等 各科指導員 • 支援ツールに購入実績を 登録 • 業者へ支払 • 見積・契約等 • 納品 • クラウドDB上の 物品管理DBへの登録 支援ツール上 で決裁入力 計画・承認 調達 受入 計画・承認 調達 受入 物品管理 物品管理 実習計画・承認~調達~実績登録までの一連業務を実習計画実施書作成支援ツールで一元管理することによる、 ペーパレス化、作業効率化、過去の実績へのアクセス性の向上 物品情報のDB化による在庫 状況の把握や廃棄手続の可視 化(物品管理と連動) • 紙の印刷コスト・紛失リスク • 決裁処理に時間を要する • 物品の区分(備品、点数 管理、重点管理)に応じ て対応が異なり、手続き が煩雑 • 二重の入力作業 実習計画実施書の電子化 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 産業労働局 多摩職業能力開発センター
  39. 40 クラウドDBを利用することにより、データの一元管理に加え、フォーム入力、決裁、 帳票出力、実績の更新などの業務をオンライン上で一貫して行う事が可能 事例名称 事業所 実習計画実施書の電子化 【職員コメント】 実習計画実施書アプリのイメージ 【一覧画面】 【新規作成画面】

    +ボタンから新規計画書作成 物品のマスタを呼び出し可能 マスタから品目を選択 【品目選択画面】 【新規作成画面】 選択した品目を設定(金額も自動計算) ✓ フルスクラッチでの新規開発は、今後想定される要綱改正に都度対応することが難しく、制度改正に柔軟に対応するため、 SaaSを導入する判断となりました。 ✓ マニュアル作成や所内の各科指導員への普及・展開等にも取り組み、職員の納得・共感を得られるような形で推進しています。 ✓ 今後、クラウドDBアプリのメンテナンス管理など運用体制の確保やナレッジの継承が課題です。 ✓ 多摩センターで試行運用後、部の方針に基づき、R7年度に全センター・校へ展開予定です。 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 産業労働局 多摩職業能力開発センター
  40. 事例4:福祉局 立川児童相談所 「AI音声マイニングによる電話相談業務の効率化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  41. 42 ✓ 児童福祉司は、電話で相談を 受け、相談中のメモ、相談後 の記録取りまとめを実施 ✓ スーパーバイザー役の職員は、 電話対応者の様子を見て、メ モやホワイトボードで対応方 法を指示

    これまで職員がメモを取りながら対応していた相談対応業務を、AI音声マイニングツールにより効率化 ▸ 相談対応中に、会話内容を自動でテキスト化し要約 ▸ その他、スーパーバイザーとのチャット機能や手引書類のリンク表示などで業務を補助 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 相談事の会話量が多いため、 会話中にメモを取る負担が大 きく、また相談後の記録取り まとめにかなり時間がかかる ✓ スーパーバイザーは、電話対 応者の様子からしか状況を判 断できず、指示出しが難しい 場面があった ✓ AI音声マイニングツールを導 入し、相談内容をテキスト化、 要約化 ✓ その他スーパイバイザーとの チャット機能等を活用 ✓ 電話内容が自動テキスト化さ れるため、児童福祉司が会話 に一層注力可能になり、記録 取りまとめの効率化も実現 ✓ スーパーバイザーとのチャッ ト機能により、的確な指示・ 対応が可能になり、若手職員 の育成にも繋がった 取組概要 AI音声マイニングによる電話相談業務の効率化 事例名称 福祉局 立川児童相談所 事業所 記録 対象地域における ▸ 原則18歳未満の子供に関する相談受付 ▸ 必要に応じ専門機関の紹介、専門職員による援助 ▸ 子供の一時保護や施設入所など 対象部署の概要 • SW:AI音声マイニング ツール 立川児童相談所(福祉局)では、子供に関する相談対応業務において、AI音声マイニ ングツールを導入し、業務効率化を実現 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 4. 各事業所での取組事例 プロセス類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  42. 43 AI音声マイニングによる電話相談業務の効率化 事例名称 福祉局 立川児童相談所 事業所 業 務 の 流

    れ Before After 業 務 の 流 れ 18歳未満の子供に係 る相談のため電話 児童福祉司は相談中に 電話内容を 手書きのメモで残す スーパーバイザーが、 対応の様子を伺い、ホ ワイトボードやメモで 対応方法を指示 相談対応後、手書きメ モを参考に相談記録の 取りまとめを実施 AI音声マイニングツー ルにより、相談内容 を自動テキスト化 ツールのテキスト内容 を確認し、チャット 機能を用いて対応 方法を指示 相談対応後、要約さ れたテキストを参考 に相談記録の取りまと めを実施 18歳未満の子供に係 る相談のため電話 • 電話内容の記録の量が膨大 • 指示出しが難しい場面あり • 記録取りまとめに時間がかかる • 電話内容の記録の負担減 • 的確な指示・対応が可能と なった • 記録取りまとめの負担減 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 これまでの相談対応業務では、対応中のメモ書き・その後の記録取りまとめの負担、 スーパーバイザーから相談対応者への指示出しの際の非効率性が課題であった
  43. 44 具体事例についてのご説明 No.XX AI音声マイニングによる電話相談業務の効率化 事例名称 福祉局 立川児童相談所 事業所 AI音声マイニング画面参考 AI音声マイニングで実現できることの代表例

    1. 顧客の声の詳細分析・抽出 音声データを分析することで、顧客の感情やニーズ、要 望などを詳細に把握し、改善策やサービスを提供 2. テーマの自動要約 膨大な音声データの中から重要なキーワードやトピック を抽出し、要約文を作成 3. 自動リコメンド ユーザの発話内容から似たような情報を収集し、その情 報を基にサービスを提案 4. 需要・傾向の予測 ある製品やトピックに関する問い合わせの増減などから、 需要や傾向を分析 4. 各事業所での取組事例 • ※実際の個人とは関係のないデモ ンストレーション用の画面です。 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 AI音声マイニング利用により、音声データのテキスト化や有益な情報の分析・発掘 が可能となり、業務効率化やサービス品質の向上を実現することができる AI音声マイニングの仕組み ①音声認識 ②テキストマイニング 音声を波形として読み取り、 音声の特徴を分析し、その 特徴に基づいて音声をテキ ストへ変換 テキストデータから単語の 出現頻度や関連性を分析し、 必要な情報を抽出
  44. 事例5:交通局 巣鴨駅務管区 「クラウドDBによる備品管理業務の効率化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  45. 46 ✓ 各駅において、備品不足時は、 倉庫内を目視で確認。倉庫在 庫がない場合は、周辺の駅務 区の倉庫から備品を持ち出し ✓ 発注時は倉庫在庫を庶務担当 者が目視で確認し、発注情報 を整理

    クラウドDBによる備品管理 • 各駅務区の備品在庫をクラウドDB上のアプリ(備品・入出庫アプリ)で管理 • 駅務区の備品在庫状況を一つのアプリ(在庫一覧アプリ)に集約し共有 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 倉庫内や他駅務区の在庫数量 の把握が困難なため、駅職員 が倉庫や他駅務区の在庫を都 度確認する手間が発生 ✓ 発注時は、倉庫内の在庫を目 視で確認し、発注情報を整理 する必要があり、負担が重い クラウドDBで2つのアプリを構 築し備品在庫状況の透明性を向 上 ①備品・入出庫アプリ 各駅務区の備品在庫数を管理す るアプリ ②在庫一覧アプリ 各駅務区の備品在庫状況を確認 することができるアプリ ✓ クラウドDB上で倉庫内や他 駅務区の在庫状況を確認でき るため、備品持ち出しのため の移動時間削減や発注作業の 効率化が実現 ✓ 在庫数量減少時の通知設定に より、在庫が不足するケース を最小化 取組概要 プロセス類型 更新・閲覧 管理駅における • 東京都地下高速電車の旅客の取扱い • 保安業務、運転取扱い及び事故の処理 対象部署の概要 SW:クラウドDB、プラグイン 調達項目 巣鴨駅務管区では、各駅務区の備品在庫をオンライン上で管理することにより、備 品持出に係る移動時間削減や発注業務の効率化を実現 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 4. 各事業所での取組事例 クラウドDBによる備品管理業務の効率化 事例名称 交通局 巣鴨駅務管区 事業所 目視で確認 PCで確認 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  46. 47 備品持出に係る在庫確認や発注情報整理に手間がかかることが課題であったが、 クラウドDBでの在庫管理により、備品の在庫確認の容易化を実現 4. 各事業所での取組事例 クラウドDBによる備品管理業務の効率化 事例名称 交通局 巣鴨駅務管区 事業所

    Before 業 務 の 流 れ After 倉庫在庫をクラウドDBで 確認した上で移動 (在庫無の場合、他駅務 区の在庫を確認) 執務室等にて、備品の不 足を検知 備品を持ち出し、クラウ ドDBにデータ入力 <発注時> 在庫状況をクラウドDBで 確認しながら発注情報を 整理 業 務 の 流 れ 倉庫に移動し、備品在庫 を確認(倉庫在庫がない 場合、他駅務区に電話で 在庫確認の上、備品を取 りに行く) • 倉庫に行かないと在庫数が不明 • 他駅務区の在庫状況も不明なた め、確認のための連絡が手間 執務室等にて、備品の不 足を検知 備品を持ち出し、持出用紙 に記録 <発注時> 倉庫在庫を目視で確認し、 発注情報を整理 目視確認 × • 倉庫内の在庫を目視で確認し、 発注情報を整理する必要があり、 負荷がかかっている × PCで確認 データ入力 • クラウドDBで倉庫内や他駅務区 の在庫を確認できるため、無駄 な移動や在庫確認の連絡が不要 • 発注業務の効率化 • 在庫数量減少時の通知による、 在庫不足ケースの最小化 在庫状況 発注情報 発注情報 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  47. 48 備品・入出庫アプリ (各駅務区の備品の入庫・出庫を入力し、駅務区内の在庫を管理するアプリ) 「在庫一覧アプリ」では、駅務区内の在庫数を管理する「備品・入出庫アプリ」か らデータを集約することで、各駅務区の在庫状況を一覧で閲覧可能 4. 各事業所での取組事例 クラウドDBによる備品管理業務の効率化 事例名称 交通局

    巣鴨駅務管区 事業所 在庫一覧アプリ (各駅務区の在庫状況を集約し、一覧確認ができるアプリ) 備品番号 備品名 型番 A駅務区 B駅務区 C駅務区 … 1 鉛筆(HB) xxx 10箱 3箱 20箱 2 鉛筆(赤) xxx 4箱 0箱 19箱 3 ファイル xxx 70枚 10枚 4枚 4 消しゴム xxx 40個 20個 2個 … … … … … … A駅務区用アプリ B駅務区用アプリ C駅務区用アプリ 備品番号 ステータス 備品名 型番 在庫数 1 利用中 鉛筆(HB) xxx 10箱 2 利用中 鉛筆(赤) xxx 4箱 3 利用中 ファイル xxx 70枚 4 利用中 消しゴム xxx 40個 … … … … … 備品番号 ステータス 備品名 型番 在庫数 1 利用中 鉛筆(HB) xxx 3箱 2 廃止 鉛筆(赤) xxx 0箱 3 利用中 ファイル xxx 10枚 4 利用中 消しゴム Xxx 20個 … … … … … 備品番号 ステータス 備品名 型番 在庫数 1 利用中 鉛筆(HB) xxx 20箱 2 利用中 鉛筆(赤) xxx 19箱 3 利用中 ファイル xxx 4枚 4 利用中 消しゴム xxx 2個 … … … … … 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  48. 事例6:総務局 大島支庁 「赴任者の情報収集・管理業務の効率化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  49. 50 ✓ 各部の人事担当から対象者に メールで赴任者情報の記載を 依頼し、対象者がWord又は Excelで情報を記載し提出 ✓ 担当者が各Word又はExcel ファイルを回収し、情報を手 動でExcelに集約

    Webフォームでの赴任者情報の収集及びクラウドDBでの情報管理 • 赴任者情報について、対象者の回答を特定のWebフォームに統一 • 対象者の入力情報はWebフォームから自動でクラウドDBに連携 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 人事・給与・住宅など多方面 から回答が集まるため、管理 の労力や同じ情報の重複入力 などに負荷がかかる ✓ 回収した赴任者の情報を Excelファイルに集約する作 業に手間がかかっている ※集約作業は約2日~3日要す 赴任者情報の収集を特定のWeb フォームに統一し、その情報を クラウドDBに自動連携する仕 組みを構築 ✓ 対象者の回答を特定のWeb フォームに統一することで、 複数ファイルによる管理の手 間が削減 ✓ 対象者の入力情報は自動でク ラウドDBに集約されるため、 ファイルの集約作業が不要と なり、業務負荷が軽減 取組概要 プロセス類型 データ登録 主に5つの業務(庶務、経理、行政、税務、福祉)を実施 ✓ 庶務(人事・給与等に関すること)、経理(契約締結等に関すること)、 行政(広報等に関すること)、税務(都税の徴収賦課に関すること)、 福祉(生活保護、障害時福祉手当等に関すること) 対象部署の概要 • SW:クラウドDB管理、 Webフォーム 調達項目 大島支庁では、赴任者情報の収集・管理にWebフォーム及びクラウドDBを導入する ことで、情報の集約作業等の業務負荷軽減を実現 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 4. 各事業所での取組事例 赴任者の情報収集・管理業務の効率化 事例名称 総務局 大島支庁 事業所 Excel Excel Word Excelに集約 赴任者情報 Webフォームで回答 自動集約 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  50. 51 赴任者情報の集約作業の負荷が課題であったが、情報収集を特定のWebフォームに 統一し、その情報をクラウドDBに自動連携することで、集約作業の効率化を実現 4. 各事業所での取組事例 赴任者の情報収集・管理業務の効率化 事例名称 総務局 大島支庁 事業所

    Before 業 務 の 流 れ After 対象者がWebフォームに 必要情報を入力 支庁から対象者に赴任者 情報のWebフォームの URL/QRコードを展開 入力情報を自動でクラウドDBに集約 業 務 の 流 れ 対象者が調査票(Wordや Excel)に必要情報を記載 支庁から各局の人事を経 由し、対象者に赴任者情 報の案内(調査票)を送付 調査票回答結果(人事、給与、住宅)を 1つのExcelファイルに集約 • 回収した回答結果をExcelファイルに集約する作業に手間がか かっている • 入力情報は自動でクラウドDBに集約されるため、ファイルの集 約作業が不要となり、業務負荷が軽減される 赴任者 情報 Webフォーム 自動集約 クラウドDB ・・・ 人事 住宅 給与 人事 住宅 給与 手動集約 Excel 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  51. 52 Webフォームの回答結果が自動でクラウドDBに連携されるため、集約作業が不要 4. 各事業所での取組事例 赴任者の情報収集・管理業務の効率化 事例名称 総務局 大島支庁 事業所 取

    組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 Webフォームの回答からデータ管理までのイメージ 【 Webフォームでの回答画面(イメージ) 】 【クラウドDBでの管理画面(イメージ) 】
  52. 事例7:下水道局 中部下水道事務所 「設計・工事監督用図面のチェック作業へのタブレット活用」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  53. 54 中部下水道事務所では、設計・工事監督用図面のチェック業務において、液晶ペン タブレットや検図ソフトウェア等を導入し、ペーパーレス化・効率化を実現 4. 各事業所での取組事例 設計・工事監督用図面のチェック作業へのタブレット活用 事例名称 下水道局 中部下水道事務所 事業所

    取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 ✓ コンサルタントが作成した設 計・工事監督用図面を複数の 担当者がチェックし、修正点 を手書きで記入し、適宜コン サルタントに修正を依頼 ✓ 全ての修正を反映後、承認プ ロセスを経て完成版として保 管 設計・工事監督用図面のチェック業務に液晶ペンタブレットを活用 • オンライン上での図面管理 • 液晶ペンタブレット・検図ソフトウェア等を活用したオンライン上での図面チェック 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 各担当者がチェック・修正す る度に印刷する手間・コスト がかかる ✓ 各担当者が個別に作業するた め、他担当者や管理者からは、 作業状況が見えにくく、都度 状況確認が必要 ✓ オンライン上での図面管理 ✓ オンライン上の図面データに 液晶ペンタブレットでアクセ スし、画面上で確認・修正 (検図ソフトウェア) ✓ ペーパーレス化により、印刷 する手間・コストの削減 ✓ 検図ソフトの活用による各個 人のチェック作業効率化に加 え、オンライン上でチェック 状況を可視化できるため複数 人での作業が円滑化 取組概要 プロセス類型 受付・確認 所管地域における、 • 下水道管・ポンプ所・水再生センター等の維持管理・運営 • 下水道管・施設等の補修・改良・再構築工事の設計・施工監督 • 下水道料金の徴収事務、人事・給与・経理、所内庶務 等 対象部署の概要 • HW:液晶ペンタブレット • SW:PDF変換ソフト、検図ソフト 調達項目 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア コンサルタント 職員
  54. 55 担当者が各自印刷し、紙の図面に修正点を書き込んでいたが、オンライン上の図面 の直接編集により、ペーパーレス化や作業状況の可視化を実現 4. 各事業所での取組事例 設計・工事監督用図面のチェック作業へのタブレット活用 事例名称 下水道局 中部下水道事務所 事業所

    取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章 担当A Before 業 務 の 流 れ After 図面の作成・修正 業 務 の 流 れ チェック・修正依頼(各担当が個人用の紙でチェック) 図面の作成・修正 … 担当B チェック 印刷 コンサルタント チェック・修正依頼(共有フォルダ(オンライン)上の図面でチェック) (必要に応じて) 修正依頼 担当A 担当B 共有フォルダ 液晶ペンタブレット 検図ソフト 管理者 (必要に応じて) 修正依頼 コンサルタント • 各担当が、最新版の図面を印刷する手間・コストがかかる • 他担当者のチェック内容や指摘済み箇所が把握しづらく、二重チェックなど非効率となる可能性がある • 印刷の手間・コスト削減のほか、共有フォルダ上の図面データで修正作業を実施するため、他担当者の作業状況を確認可能 • 検図ソフトの機能活用(担当者別の色分け、計測、差分チェック等)によるチェック作業の効率化 チェック 印刷 (必要に応じて) 修正依頼
  55. 事例8:教育庁 学校経営支援センター 「宿泊を伴う学校行事の実施計画書に係る業務効率化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  56. 57 センターが管轄する都立学校から受領する、宿泊を伴う学校行事の実施計画書の様 式を変更することで、書類提出業務や集計表への情報集約作業等の効率化を実現 4. 各事業所での取組事例 宿泊を伴う学校行事の実施計画書に係る業務効率化 事例名称 教育庁 学校経営支援センター 事業所

    ✓ 実行計画書は現行の指定様式 であるWordファイルにて所 管校から各センターへ届出提 出 ✓ 内容修正を経て承認された届 出の内容を職員が集計表 (Excelファイル)に転記し、 教育庁本庁へ提出 実施計画書の様式変更による書類提出業務や集計表への情報集約作業等の効率化 • 宿泊を伴う学校行事の実施計画書の様式をWordからExcelに変更 • 集計表への転記作業を効率化する仕組みを構築 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 実施計画書に自由記載欄が多 く、記載漏れや不備等がある 場合、学校への修正依頼、修 正内容の確認作業が発生し、 学校・センターの相互で負担 となる ✓ 実施計画書を、センターから 本庁に提出する際の情報集約 を手作業で実施しており、時 間を要する ✓ 実施計画書の様式をWordか らExcelに変更し、プルダウ ンでの項目選択や入力規制等 を導入 ✓ 実施計画書から集計表への情 報集約を自動化する仕組みを 構築 ✓ 記入漏れや不備等を防ぐこと で、学校・センター間での修 正作業の負担を軽減 ✓ 実施計画書から集計表への情 報集約を自動化することで、 センターにおける手作業の負 担を軽減 取組概要 プロセス類型 データ受領 集約管理 管轄する都立学校における • 学校経営計画や教育課程、その他教育活動に関する支援 • 教職員の人事、給与その他人事管理の支援 等 対象部署の概要 【SW】 ・Excel 調達項目 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 画像 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  57. 58 Before 業 務 の 流 れ After 業 務

    の 流 れ 実施計画書をExcelファイルでの運用に変更することで、項目の入力漏れ防止及び本 庁に提出する集計表への自動転記を可能とし、職員の業務工数削減に成功 最終化された実施計画書から手作業で 転記した集約表を本庁に提出 最終化された届出資料を集約の上、自 動で転記された集約表を本庁に提出 • Excel関数を活用することで集計表への自動 で転記され、職員の転記作業工数を削減 • 実施計画書から集計表への転記は手作業で 行っているため、作業に時間がかかっている 項目毎にデータ転記 データは自動転記 • 入力の有無を自動的に判定できず、記載漏 れが発生する可能性がある 各所管校にて宿泊を伴う学校行事の実 施計画書をWordで作成の上、センター に共有 • プルダウンでの項目選択や入力規制を導入 等を行うことで、記入漏れや不備を防ぐと ともに、作業負担も軽減 各所管校にて宿泊を伴う学校行事の実 施計画書をExcelで作成の上、センター に共有 センターにて受領資料を確認し、内容 に不備があれば資料の修正を依頼 センターにて受領資料を確認し、内容 に不備があれば資料の修正を依頼 • 実施計画書をExcelにすることで、資料不備 を軽減 宿泊を伴う学校行事の実施計画書に係る業務効率化 事例名称 教育庁 学校経営支援センター 事業所 実施計画書 センター職員 実施計画書 センター職員 センター職員 実施計画書の修正依頼 教職員 集計表 実施計画書 本庁 センター職員 実施計画書の修正依頼 教職員 集計表 実施計画書 本庁 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  58. 59 Excelの機能を活用したプルダウン等で入力漏れや不備を防ぐと共に、実施計画書と 集計表を自動連携することで従来の転記作業を効率化し、職員の工数削減を実現 • Excelで実施計画書を作成し、資料提出及び修正対応を実施 • プルダウン等により、入力漏れや不備を防ぐことが可能 届出提出・修正対応 現 行

    改 善 後 実施計画書 実施計画書 • Wordで実施計画書を作成し、資料提出及び修正対応を 実施 自動連携 集計表への転記 • Excelの関数を用いて、実施計画書の内容を集計表に自動転記 • 集計表への転記作業が効率化され、業務工数削減を実現 • 実施計画書の内容を項目ごとに、手作業で集計表に転記し、 集計表を作成(本庁へ集計表を送付) 実施計画書 集計表 集計表 項目が自動で 転記される 項目ごとに手作 業で転記が必要 宿泊を伴う学校行事の実施計画書に係る業務効率化 事例名称 教育庁 学校経営支援センター 事業所 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  59. 事例9:産業労働局 家畜保健衛生所 「タブレット端末によるオンライン病性鑑定」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  60. 61 家畜の病性鑑定においてタブレット端末を導入し、映像をリアルタイムで情報共有 することにより円滑な対応を実現 4. 各事業所での取組事例 タブレット端末によるオンライン病性鑑定 事例名称 産業労働局 家畜保健衛生所 事業所

    ✓家畜の病気を鑑定(病性鑑 定)する際は、畜産農家から の聞き取りや家畜の観察、畜 舎の状況などの情報を踏まえ て検査・診断を行う ✓検査・診断に際し、現場の写 真と状況を関係機関に報告す る必要があり、職員が写真撮 影や電話確認など対応を行 なっていた デジタルツールを活用し、オンラインでの病性鑑定(オンライン病性鑑定)を行う仕組みを構築するこ とにより、家畜伝染病診断の迅速化と業務の効率化を実現 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓ 画角や焦点が合っていないな どの理由で写真を撮り直して 再送するという手間が多く発 生することや電話による現場 への指示が上手く伝わらない など、時間がかかることが課 題となっていた ✓ タブレット端末で撮影した映 像をリアルタイムで送信する 仕組みを導入することとし、 その際通信環境の悪い地域で も、高品質の映像が情報共有 できる短遅延映像配信クラウ ドサービスを活用したオンラ イン病性鑑定を取り入れた ✓ 現場から関係機関に高品質の 映像をリアルタイムで情報共 有をすることで検査・診断に かかる時間を減らし、迅速か つ確実に病性鑑定を行うこと が可能 取組概要 プロセス類型 現場確認・巡回 各種対応 • 家畜伝染病の発生予防・まん延防止を始めとする家畜衛生に関する検査、調 査、技術指導、普及啓発などを実施 対象部署の概要 【HW】タブレット端末 【SW】高画質中継サービス 調達項目 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  61. 62 Before 業 務 の 流 れ After 業 務

    の 流 れ • 電話による現場と関係機関(国、家畜保健衛生所)との情報交換が上手く伝わらない • また、画角や焦点が合っていないなどの理由で写真の再送も発生しており、手間がかかっている • 現場から関係機関に高品質な映像をリアルタイムで情報共有することが可能となり、診断に係る時間を 削減し、より確実な病性鑑定を実現 検査・診断の実施(国や家畜保健衛生所への状況報告は写真や電話で実施) 検査・診断の実施(国や家畜保健衛生所への状況報告は映像配信クラウドサービスで実施) 状況報告 映像配信クラウドサービスを活用し、現場の検査・診断状況をリアルタイムで提供 することで、迅速かつ確実な病性鑑定を実現 家畜の病気判定に当たり、畜 産農家へのヒアリングを実施 家畜の病気判定に当たり、畜 産農家へのヒアリングを実施 タブレット端末によるオンライン病性鑑定 事例名称 産業労働局 家畜保健衛生所 事業所 状況報告 関連機関 家畜保健衛生所 動物衛生研究所 家畜の診断 現場 4. 各事業所での取組事例 関連機関 家畜保健衛生所 動物衛生研究所 家畜の診断 現場 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  62. 事例10:産業労働局 病害虫防除所 「病害虫防除指針業務の効率化」 取 組 事 例 4章 事 業

    所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  63. 65 病害虫防除指針の更新に係る変更点をExcel VBAで抽出する仕組みを構築したこと で、更新データの反映漏れ及び目視での確認工数の削減と確実性の向上を実現 4. 各事業所での取組事例 病害虫防除指針業務の効率化 事例名称 産業労働局 病害虫防除所

    事業所 ✓日本植物防疫協会(JPP- NET )の公表資料から薬品の 更新データ(CSV形式)をダ ウンロードし、「病害虫防除 指針」の指針マスタ(Excel ファイル)と比較することで、 毎年更新を行っている ✓ 毎年10月までのJPP-NET更新 データを次年度指針に反映す る Excel VBAを活用して病害虫防除指針の新旧内容を比較し、差分を抽出する仕組みを構築することで、 防除指針の更新作業における効率性および確実性の向上を実現 背景・業務 課題 対応策 実施効果 ✓作物の駆除薬データー内容の 更新は手作業で行っているた め例年2~3か月要しており、 作業工数が膨大となっている ✓情報の正確性が求められるた め、更新作業には細心の注意 が必要であった ✓JPP-NET更新データ(CSV) の形式に指針マスタを加工し、 VBAを活用することで、指針 マスタ(CSV)と更新データ (CSV)の差分抽出が可能と なる仕組みを構築 ✓指針マスタ(CSV)と更新マ スタ(CSV)との差分を自動 抽出することで、素早く確実 に業務を遂行することが可能 となり、業務の効率化を実現 取組概要 プロセス類型 更新・周知 農作物の病害虫に関する • 農薬の適用範囲や使用方法に関する指針の策定・周知 • 農作物に関する病害虫の発生や対策についての相談受付 対象部署の概要 【SW】Excel VBA 調達項目 相談対応 申請・審査 現場業務 管理業務 業務類型 HW:ハードウェア SW:ソフトウェア 画像 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  64. 66 Before 業 務 の 流 れ After 業 務

    の 流 れ • 大量なデータを職員が確認するため、差分抽出作業に時間と労力がかかる • 目視確認に伴う見落としや確認漏れのリスクが潜在 • 新旧データ間の差分を自動的に抽出できるため、作業時間を大幅に削減 • 機械的に差分を判定することで、人為的な見落としを防止 更新データ(CSV)をダウンロードし、 比較用に指針マスタ(Excel・Word) を印刷 更新データ(CSV)をダウンロードし、 比較用の指針マスタ(CSV)を準備 抽出内容を基に指針を更新 印刷した2資料を目視で確認し、変更点を抽出 職員が目視で 変更点抽出 抽出内容を基に指針を更新 CSV比較ツールのVBAマクロを実行し、差分を 自動抽出 新旧比較を 自動で実行 病害虫防除指針業務の効率化 事例名称 産業労働局 病害虫防除所 事業所 公表されている更新データ(CSV)と同形式の指針マスタ(CSV)ファイルを用意 し、CSV比較ツールに取り込むことで、目視での変更点確認工数が削減可能 更新データ (CSV) 指針マスタ (Word/Excel) 更新データ (CSV) 指針マスタ (CSV) 更新データ 指針マスタ VS 更新データ 指針マスタ VS 病害虫防除指針 抽出した変更点を反映 病害虫防除指針 抽出した変更点を反映 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章
  65. 67 CSV比較ツールのマクロを実行することで自動でCSVファイルを比較し、更新箇所 を抽出することが可能 ※VBAの実行結果として、各セルの配色はそれぞれ以下の内容を示している • 黄色:値が変更されたセル • 青色:更新に伴い削除された行 • 赤色:更新に伴い新規追加された行

    ※完全一致している行は非表示 比較後の指針マスタ(CSV)*イメージ 比較後の更新データ(CSV)*イメージ 更新に伴い 削除された レコード 更新に伴い 追加された レコード 更新に伴い 変更された セル 更新に伴い 変更された セル 病害虫防除指針業務の効率化 事例名称 産業労働局 病害虫防除所 事業所 4. 各事業所での取組事例 取 組 事 例 4章 事 業 所 DX の 成 功 ポ イ ン ト 3章 事 業 所 DX の 必 要 性 ・ 意 義 1章 事 業 所 DX の 基 本 的 な 考 え 方 2章