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誰のためのReliability?

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July 11, 2026
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 誰のためのReliability?

SRE NEXT 2026(2026年7月10日-11日開催)におけるアンカーデザイン株式会社 木浦幹雄による発表スライドです。
X:https://x.com/kur
note:https://note.com/mikiok

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Mikio Kiura

July 11, 2026

Transcript

  1. 11

  2. 15 デザインには「誰のためのデザイン︖」という問いがある “We must design our technologies for the way

    people actually behave, not the way we would like them to behave.” D.A Norman, The Design of Future Things ユーザーだと想定する⼈々は、 実際にはどう理解し、どう⾏動するのか。 その現実に合わせて、サービスを設計できているか。
  3. 17 ユーザーとはそもそも誰か︖ 属性+⽂脈+⽬的/活動などでおおよそ定義され、その組わせによって課題やニーズが⾒えてくる 属性 ⽂脈 ⽬的 年齢 職業 役割 経験値

    利⽤頻度 権限 ITリテラシー 急いでいる 初めて使う 誰かを待たせている 失敗できない 代替⼿段がない 屋外にいる 障害対応中である 予約を確定したい ⽀払いを完了したい 移動したい 状況を確認したい 作業報告を送りたい 誰かに会いに⾏きたい デザインにおけるユーザーの捉え⽅の重要なポイント︓ 属性だけではユーザーではない。 朝起きて「僕は◯◯のユーザーだ」と意識したことがある⼈いますか︖
  4. 29 SREも、ユーザーに会って欲しい SREが持っているデータ ログ、メトリクス、障害履歴 どこで、どれくらい起きたか 何が壊れ、どう回復したか UXリサーチが持っているデータ インタビュー、観察、問い合わせ そのとき何をしていたか 何に困り、何を守りたかったか

    ⼀緒に⾒ると、『壊れた活動』まで⾒えてくる。 SREは、調査設計・同席・解釈から参加できる。 多くのUXリサーチャーは、他職種と⼀緒に問いをつくり、観察し、解釈したいと思っている。
  5. 30 Reliabilityを可能に/容易にするデザインを作りたい 魅⼒的な体験や便利な機能が、裏側では複雑な状態管理、外部依存、同期処理、運⽤ 負荷を増やしていることがある デザイナーがやりたくなる体験の例 すぐ反映される パーソナライズされる 複数チャネルでつながる 途中から再開できる 状態が⾃動で同期される

    難しくなること 状態管理が複雑になる データ不整合が起きやすい 失敗時の分岐が増える 監視・検証・問い合わせ対応が増える 問い合わせ時に状況を再現しづらくなる 復旧やロールバックが難しくなる 便利さを⾜すほど、守るべき状態も増える。 よい体験は、運⽤可能性と⼀緒に設計する必要がある。