めざせ CDKコントリビュータ-0から始めるCDKコントリビュート-

0から始めてCDKのコントリビュートするまでに、
読んだ資料や、行ったハンズオンなどをまとめました。

Transcript

1. めざせ CDKコントリビュータ -0から始めるCDKコントリビュート-
2. 自己紹介
3. 本日のテーマ CDKコントリビュートまでの道のりを振り返り 0から始めてコントリビュートするまでに 必要だったことをまとめる
4. スタートとゴール • スタート：「０から」 • エンジニア1年目 • AWS初心者 • CDK初学者 • プログラミング未経験 • ゴール：CDKコントリビューター • CDKのリポジトリにプルリクを出す
5. そもそもCDKって何？
6. 出典： AWS CDK 概要 (Basic #1)【AWS Black Belt】
7. 出典： AWS CDK 概要 (Basic #1)【AWS Black Belt】
8. 出典： AWS CDK 概要 (Basic #1)【AWS Black Belt】
9. 0から始める CDKコントリビュートまでのロードマップ やること 得られること プログラミング • JavaScript と Type Scriptを覚える • 開発ツールを覚える(Git ,VS Codeなど…) AWS • マネコンで色々なサービスを触ってみる • Cloud Formationでサービスを作ってみる CDK • ハンズオンやワークショップでの実践 • ドキュメントを読む CDKコントリ ビュート • Issueを探す・作る • プルリクを出す プログラミング • 最低限のプログラミング能力 AWS • クラウドやサーバレスの概念 • IaC基礎的な概念 CDK • CDKの内部構造を理解する • CDKのTenets(思想)を理解する CDKコントリ ビュート • モダンな開発体験やCI/CDの体験 • CDKやコミュニティへの貢献
10. ロードマップ①：プログラミング ◼目標 最低限のプログラミング能力を身につける （あるに越したこととはないが、そこまで高い知識は必要ない） ◼おすすめ言語 コントリビュートのことを考えるとType Scriptがおすすめ （セットで出てきがちなReactやVueなどは覚える必要ない）
11. ロードマップ①：プログラミング ◼今理解できていると後々役に立つこと ・プログラミングにおける概念(抽象化、カプセル化など) ・ JSやTSの基礎知識(nodeやnpm、package.jsonなどの役割) ・開発ツールの使い方 ◼おすすめの勉強法 ・サバイバルTypeScript
12. ロードマップ②：AWS ▪目標 AWSの基礎を作る Cloud Formationの基礎を身に付ける ▪ポイント 結局ここが一番重要！！ 日々の業務や勉強でコツコツ身につける ▪今やっておくと後々役に立つこと AWS CloudFormation User Guideを通読して、理解する 何かしらのシステムをCloud Formationで作ってみる
13. ロードマップ③：CDK –Week0– ▪目標 まずは、CDKを体験してみる。 ▪ポイント わからないところがあっても一旦、やり切ってみる ▪おすすめワークショップ TypeScript の基礎から始める AWS CDK 開発入門 AWS CDK Immersion Day ワークショップ
14. ロードマップ③：CDK –Week1– ▪目標 CDKの基礎的な概念を理解する ▪ポイント 理解したつもりになってコードを書いてみると 理解できておらず何度もWeek0〜Week02を反復横跳び ▪最低限、目を通しておきたいコンテンツ • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #1 • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #2 • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #3 • 初心者がおさえておきたいAWS CDKのベストプラクティス 2024 • AWS CDKのあるあるお悩みに答えたい
15. ロードマップ③：CDK –Week2– ▪目標 ワークショップなどでCDKへの慣れや理解を深めていく DOP402が理解できればコントリビュートまで後少し！ ▪ポイント ・CDKの使い方だけでなく、CDKの構成を意識する ・Projenの概念や使い方を理解する ▪おすすめワークショップ AWS CDKでECS(Fargate) + RDSをマルチAZで作成 DOP402 - Get better at building AWS CDK constructs
16. ロードマップ④：コントリビュート準備 ▪目標 CDKコントリビュートの流れを理解する いつでもコントリビュートできる様になる ▪ポイント 擬似リポジトリへのプルリクを出すワークしショップで全体の流れを体験 ▪おすすめワークショップ • AWS CDK Contribute Workshop ▪おすすめドキュメント • AWS CDKコントリビュートTIPS • Contributing to the AWS Cloud Development Kit
17. ロードマップ④：CDKコントリビュート ▪目標 CDKにプルリクを出してマージされる ▪ポイント 修正対象を見つけるのが、難しい… インスタンスタイプ追加などのプロパティの項目増加が狙い目 ▪修正対象に関する情報 IssueやWhat’s New(英語版)
18. 実際にやってみた感想 • 0からの状態でもCDKへコントリビュートできるようになれる ⇨誰にでも再現性はある • ほんの少しだけど、コミュニティへ貢献できた ⇨ AWSを作ってる側に回れる？(自分の修正を世界中の人が使う) • 個人的な実績 ⇨GitHub上で草を生やせる CBなどを狙う際のアピールポイント • AWSの知識だけでなく、現代の開発に必要な経験が一通りできる ⇨新人エンジニアの目指す目標としてはあり！
19. 【再掲】0から始める CDKコントリビュートまでのロードマップ やること 得られること プログラミング • JavaScript と Type Scriptを覚える • 開発ツールを覚える(Git ,VS Codeなど…) AWS • マネコンで色々なサービスを触ってみる • Cloud Formationでサービスを作ってみる CDK • ハンズオンやワークショップでの実践 • ドキュメントを読む CDKコントリ ビュート • Issueを探す・作る • プルリクを出す プログラミング • 最低限のプログラミング能力 AWS • クラウドやサーバレスの概念 • IaC基礎的な概念 CDK • CDKの内部構造を理解する • CDKのTenets(思想)を理解する CDKコントリ ビュート • モダンな開発体験やCI/CDの体験 • CDKやコミュニティへの貢献
20. 最後に 君もCDKコントリビュータにならないか？
21. 参考文献 ▪AWS公式 • Werner Vogels on the AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) • Working backwards: The story behind the AWS Cloud Development Kit • AWS Construct Library Design Guidelines • Contributing to the AWS Cloud Development Kit • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #1 • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #2 • AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud Development Kit (CDK) Basic #3 • Projen と AWS CDK のはじめ方
22. 参考文献 ▪AWSのSAさん登壇資料 • 初心者がおさえておきたいAWS CDKのベストプラクティス 2024 • AWS CDKのあるあるお悩みに答えたい ▪ハンズオン • DOP402 - Get better at building AWS CDK constructs • AWS CDK Immersion Day ワークショップ • AWS CDK Contribute Workshop
23. 参考文献 ▪その他、勉強に利用していた記事など • 365歩のテック(AWS HERO(Dev Tools),AWS CDK Top Contributorのk.goto氏 のブログ) • AWS CDKでECS(Fargate) + RDSをマルチAZで作成 yamanashi氏 • AWS初心者でもできた！CDKにコントリビュートした流れ yamanashi氏