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テキストメディア特論 類似した「名前」の同一性の判定

Lamron
October 01, 2023

テキストメディア特論 類似した「名前」の同一性の判定

Lamron

October 01, 2023
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  1. 共起単語からの推定 • 異なる分野の同名異人は共起する単語の違いに よって判別できる • 例 : 野球選手と音楽家なら、前者は野球に関連する単 語と共起し、後者は音楽に関する単語と共起する •

    もし同じ分野で同名異人がいたら? • その場合、人間にとっても判別が難しいので、何らかの 識別記号がつくはず • 例 : もし「鈴木一朗」という野球選手が二人いたら、「鈴 木一朗(マリナーズ)」「鈴木一朗(巨人)」というように チーム名がつくかもしれない – 名前に隣接している単語ほど重みづけを大きくすれば上記例 などでは分類しやすくなる
  2. データセットの拡張 • Wikipedia を使用して得られた共起単語を元に、 他の構造化されてない文書に対して判定を行い、 それを新たな正解データとする • どの用法がよく使われているかを計算できる • 例えば「イチロー」なら、野球選手を指している場合が

    圧倒的に多いという結果が出るはず • 文書が小さくて共起単語から推定できない場合も、 単純に頻度が高いものを推定として与えられる • 例 : 「イチローかっこいい」 → 野球選手
  3. 表記ゆれの問題 • 同一人物だが表記が何らかの理由で異なる場合 • 例 : 「鈴木一郎」「鈴木一朗」 • 変換ミスなどで起こる可能性がある誤表記と正しい 表記との距離を短く判定する編集距離を用いる

    • 例 : 「沢」「澤」などの漢字をあらかじめ登録しておく、    読みが同じ漢字の置換は小さく見積もる、など • 編集距離が一定の閾値以下のものを「同一の可能 性がある」と判定 • 共起単語を用いて同一性の判定