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管理者かつ利用者が考える組織全体でGitHub Copilotを活かすための仕組みの話

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July 13, 2026

管理者かつ利用者が考える組織全体でGitHub Copilotを活かすための仕組みの話

「GitHub Copilot User Group Japan(Gh-CUG)」の2026年7月14日にオンラインで行われたイベント「ゆるよな Gh-CUG #03」にて登壇させていただいた際の発表資料です。

GitHiub Copilotの組織の管理者でもあり、利用者でもある自分が、組織全体でGitHub Copilotを運用し活かしていくために試行錯誤していることをお話ししました。

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July 13, 2026

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Transcript

  1. Who is this? • 経歴 • 2019.4 – 2024.3 :

    ソフトウェア・サービス • WinFormアプリケーションの開発・運用・保守 • オンプレミスアプリケーションのクラウド化 • 2023.4 - : パーソルAVCテクノロジー(現職) • ロボット用プラットフォームの開発 • Azureの技術リード(技術フォロー、教育...) • GitHub Copilotを中心としたAI活用推進 • 会社のGitHub管理者 兼 利用者 兼 推進者 • 技術 • Azure • Kubernetes • DotNet (VB6, .Net Framework 3.5,4.8 s, .Net8,10) • C# Twitter (X) : @mana_dotsync Blog : blog.dotsync.jp Mana (真鍋 新也)
  2. 弊社でのGitHub Copilot利用状況 • 現在130ライセンスを運用中 → 来月から約230ライセンス • (GitHub Enterprise +

    GitHub Copilot Business → GitHub Copilot Enterprise) ※後ほど… • 各自の端末内でのCopilot 使用がほとんど (GitHubの他の機能も使って欲しい…) • 利用されているEditor、IDEは様々 (各エンジニアの技術軸が多様なため) • VSCode … これが一番多い • Visual Studio • Android Studio • Xcode • GitHub Copilot CLI • ライセンス数の割に使用しているプロジェクト数は多い (おおよそ40Pjほど)
  3. 1. みんな意外と使わない問題 • GitHub Copilotを導入すると…? • 「ソースコードをコピーしなくても参照して質問に回答してくれるようになった!」 • 「コーディング途中に精度高く候補提案してくれるようになった!」 →

    利用者としては望む課題も解決できた上に、今までよりも楽になった! →めでたし、めでたし。 • で、終わらせるのはダメでしょ • GitHub Copilotはチャットbot的な使い方ではなく、開発者と同じように指示を出しエー ジェントとして活用することに最も価値がある • もちろんそういう使い方をしてくれる人もある程度いるが、組織全体での活用を図るには 「チャットbot的な使い方をする人」に対するアプローチ = 全体の底上げが必要 • ただ、この人たちは自身が抱えていた課題は改善しているので、新しい使い方を自力で探 してみるという行動は、自然にはなかなか起きない
  4. 2. AIクレジット問題 • 6/1にGitHub CopilotはAIクレジットに移行 • 弊社でもかなりの影響が… • 今まで通りCopilot Businessのままにしようとするも

    • 月19ドルだと全然足んない • 消費の速さに皆ビビってほとんど使わなくなった • 1日平均 1.5 Requests !?!?!?!? • 約10日でCopilot Enterpriseに全ライセンス切替 • 想像以上にインパクトが強かった • 先月あまり使わない人も先月以上に使わなくなった • 数値以上に余裕のなさがブレーキになっていた
  5. 2. AIクレジット問題 • 組織アカウントでは、ライセンス利用者数分のAIクレジットが組織に対して付 与される • 例) GitHub Copilot Businessを10人使用

    → $190分のAIクレジットが組織に付与される • 組織に付与されたクレジットについては自由に配分可能 • 個人単位 (個人ごとに設定もできるし、個人単位で一律の設定も可能) • Cost Center単位 • Organization単位 • Enterprise単位 • GitHub Copilot Enterprise変更後は、一人$70を上限として設定 • 8月までキャンペーンで一人当たり$70まで使用できる • ある程度余裕を与えた上での消費量を確認したかった • 使う人と使わない人の差が顕著に出た • 使う人は10日程度で上限に到達… • 使わない人は1ヶ月で$20いかないくらい
  6. 2. AIクレジット問題 • 6月24日に再配分を実施 • 各個人ごとに上書き設定するしかなく、約80人近くを一人一人心を込めて上限 設定を変更 • 月末の上書き設定の削除も同様に一人一人心を込めて… •

    月の後半に使用状況に応じて上限設定を自動で変更し、月末に戻るようにしたい… • GitHub Action使ってどうにかできないか模索中… AIクレジット使用状況 AIクレジットの使用上限 未使用の人 $70→$30 $10未満 $70→$40 $10以上$20未満 $70→ $50 $30以上 $20未満から回収した上限を均等配分
  7. 3. ドメイン知識の活用問題 • 複数リポジトリを跨ぐ必要のあるドメイン知識 • マイクロサービス、会社内のプラットフォーム上に開発するパターン • GitHub Copilot Spaces

    • リポジトリ上のコード、ドキュメントなどのデータを共有するMCPサーバーを気軽に 作成できる • 大量のデータは配置できないので注意 (おそらく単一の大きなMCPではなく複数のMCP 構成がベター)
  8. 3. ドメイン知識の活用問題 • 組織全体のドメイン知識を含んだエージェント • 会社のコーディングルールのレビュー、開発プロセスの実施などのパターン • .github-privateリポジトリ • 組織アカウントで利用できる特別なリポジトリ

    • ここに定義したカスタムエージェントは組織内で共有できる • ちなみにVSCodeのCopilotのガバナンスに関する設定も強制させることができる(managed-settings.json)
  9. まとめ • ライセンス与えるだけではみんな100%機能を使ってくれるわけではない • 実業務でのユースケースの説明が効果的 • AIクレジットについては、上限を使用状況に応じて再配分して対応中 • GitHub Actionを使っての自動化を模索中…

    • 使用状況に応じた動的な上限設定ができるようになってほしい… • ドメイン知識は共有したいスコープに応じて使い分ける • プロジェクトや製品単位 … リポジトリのファイルやIssue • データ量が大きくないもの … GitHub Space • それ以外 … .github-privateでのカスタムエージェント共有