Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
信頼性の目標を誰も求めてない
Search
Shuma
August 27, 2026
Programming
110
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
信頼性の目標を誰も求めてない
#2
8/27
ホンマでっかSRE勉強会
Shuma
August 27, 2026
More Decks by Shuma
See All by Shuma
DB移行、油断した瞬間に 肝が冷えた話
shubox
0
56
AIの権限設定に悩んでいる話
shubox
0
62
インフラ深掘りLT
shubox
0
60
飲食店長から_SREになった話
shubox
0
58
Ansible で Vector を導入し Slack 通知とログレベル色分けまでした話
shubox
0
63
阿部寛のホームページをSRE観点で改善出来るか考えてみた。
shubox
0
160
一日の終わりに、晩酌しながら眺めたいシステムログの世界
shubox
0
130
プロダクトがクローズした話
shubox
0
210
今も熱いもの!魂を揺さぶる戦士の儀式:マオリ族のハカ
shubox
0
330
Other Decks in Programming
See All in Programming
Go 1.27 における memory allocation の高速化
andpad
0
320
Webエンジニアなのにブラウザの仕組みがわからないので、Pythonで自作してみた
tatsuki12
4
1.1k
初めての模倣学習とVLA
natsutan
0
250
言葉の格闘技のススメ~紙とペンと言葉から始める、キャリアの描き方~
progresscicada
2
180
関東Kaggler会_NVIDIA_Nemotron_コンペ_振り返り
rick_ds
0
720
使いながら育てる Claude Code — 開発フローの1コマンド化 × 繰り返し指摘の自動仕組み化
shiki_kakaku
1
2k
不幸な GC
chencmd
0
740
AIの中の人になってみる
htkym
0
120
Pythonの実行はどこまで賢くなったのか? CPythonとPyPyから見る最適化のしくみ
curekoshimizu
3
2k
Gmail/Google DriveをトリガーにAIエージェントを動かそう! / Run AI agents with Gmail/Google Drive as triggers!
har1101
2
440
Jindong: Introducing Declarative Haptics in Compose Multiplatform
l2hyunwoo
0
130
FastAPI の並行処理モデルを完全に理解する
hoto17296
8
3k
Featured
See All Featured
From Legacy to Launchpad: Building Startup-Ready Communities
dugsong
0
310
Paper Plane (Part 1)
katiecoart
PRO
1
10k
Building an army of robots
kneath
306
46k
SEO for Brand Visibility & Recognition
aleyda
0
4.7k
The Language of Interfaces
destraynor
162
27k
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
280
Designing Experiences People Love
moore
143
24k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
10k
Highjacked: Video Game Concept Design
rkendrick25
PRO
1
440
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
300
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
Transcript
ホンマでっかSRE勉強会 #2 | 5分LT 信頼性の目標を、 誰も求めていない SRE として関わりながら、ずっと考えていたこと Shuma /
#honmadekkasre
自己紹介 Shuma @ShuShuShuBOOOx システム開発企業(東京)の一人目SRE / クラウドインフラエンジニア ファンクラブプラットフォームをAWSで運用 EC2 / RDS
/ ElastiCache / WAF など
立場 受託開発の会社の「一人目SRE」 多数のファンクラブを1つの基盤で運用 ― 負荷は販売イベントで数十倍変動 クライアントにエンジニアはいない クライアントを介した外部システム連携が多い ― 信頼性が自社だけで閉じない 自動化・効率化・障害対応のループは社内で回っている
「SLO、何%にしますか ?」 と聞ける相手が、最初からいない
ある日の障害 01 突発的なアクセス急増 毎分 約40 ➔ 約840 02 KVストアの書き込みキャパシティ枯渇 03
500エラーが発生 事後プロセス 対応➔根本原因調査 ➔スプリント振り返り ※ 概念図(実データではありません)
解決 : 書き込みキャパシティ下限 1 → 20 実測ピーク (1分粒度) 見積った瞬間需要 コスト増
(月) 約12/秒 約15/秒 約880円 書き込みの観測最大 過去の販売イベントも比較 スロットルで弾かれた分を 上乗せして推定 秒間15に対して下限 20なら 2割ほど余裕を残せる めでたしめでたし。
で、この「 20」という数字、 正解ですか ?
測れない、のではない エラーログは全件、Slackに流れる監視体制 販売イベントごとの負荷記録を蓄積 メトリクスは分単位で追える SLIの材料は揃っている。ないのは SLO ―― 数字の良し悪しを決める「目標」のほう
相談 信頼性の目標を、誰も求めていないとき。 何を「SREの成果」と呼べばいいですか。 (あと、受託開発の契約でSLA/SLOってどう置くのが普通なのかも、知りたいです)
いまの仮の答え STEP 01 STEP 02 (CURRENT) 合意できる目標から 社内向け SLOの検討へ 求める人が周囲にいない状況であれば、まずは「社内
の合意」だけでシンプルに持てる小さな目標からスター トします。 具体的な一歩として、まずは自分たち向けの「社内向 けSLO」が作れないか考えはじめた段階です。 ※ まだ頭の中だけで構想している状態