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思考垂れ流し開発 ~音声入力 × AIエージェント × 開発ハーネスによる試行錯誤~
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August 24, 2026
Programming
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思考垂れ流し開発 ~音声入力 × AIエージェント × 開発ハーネスによる試行錯誤~
「俺の勉強会 #7」にて登壇した資料です。
https://ore-no-benkyoukai.connpass.com/event/400009/
NPOS
August 24, 2026
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Transcript
思考垂れ流し開発 音声入力 エージェント 開発ハーネスによる試行錯誤 × AI × NPOS
自己紹介 NPOS 主な経歴: 組み込み / 画像・点群処理 / AIサービス開発 / Webサービス開発
個人開発: アマチュア作曲者向けのWebサービスを複数開発 趣味: 作曲 / 読書 / カメラ / 個人開発 2
運用中プロダクト①: 超DTM速報 3
運用中プロダクト②: VIDI STUDIO 4
「思考垂れ流し開発」とは? プロンプトの推敲時間をゼロにし、脳内の未加工ログをAIへ直接投入する ❌ 従来のAI開発 仕様を整理して要件定義 「正しく動くプロンプト」を熟考 キーボードでタイピング 思考から実装までタイムラグ大 ⚡ 思考垂れ流し開発
整理・清書は一切しない 迷い・独り言・仕様変更 をそのまま発話 文脈の汲み取りはAIに丸投げ 思いついた瞬間に形になる 5
実例: 実際の「思考垂れ流し」プロンプト(原文ママ) ありがとう。結構いい感じになってきたと思います。で、うーん、パッと気になったのは、 FX の POST のアイコン。なんかオーバーレイズとか出るなっ ていう気持ちはありますね。これ POST ってどういうイメージでアイコン作ったんでしたっけ。で、オーバーレイズの各要素に関しては、やっぱりオン
オフが、スイッチできるなといいなと思いました。なんかデフォルトでついてると、この機能使ったんだっけ使ってないんだっけっていうのがパッとわ かんなくなりそうなんですよね。なので、タイトルとかコードネームとか右側に、あの、 FX 出してるオンオフボタンをつけてあげるのが一番いいのか なという気持ちです。で、オーバーレイズ三個目やっぱないんで、ここは空間詰めましょうか。下のプロパティの部分もこの後上になってきて大丈夫で す。 POST のエントランスはあれですね、 RGB スプリットの下に入れてください。それでいうと RGB スプリットいらないなと思っていて。正直まともに 使いこなせる人なんていないと思うんですよね。だからこれは消してほしいなって思います。 あと Advanced なんですけど、すいません、やっぱりオン オフだとダメかなと思いました。なんか複数の機能をまとめて入れてるのに、これがまとめてオンオフしちゃうってなると使い勝手が悪いなって使って て思ったんですよね。なので、えっと、これ Advanced は今のえっと、 UI のまま、えっと、何て言うんですかね、プルダウンみたいな矢印が、下矢印と かがあって、その矢印とかの項目をクリックするとパラメーターが出てくるみたいな。ただ非表示になっていて、えっと、出てくるみたいなパラメータ ーにするのが望ましいかなと思いました。 あとコードネームなんですけど、名だけだと微妙だなと思っていて、コードディスプレイが分かりやすそうな 気はしました。これってえっと。何かルーズスコアとか何かのサイトでデフォルトの名前が決まってますか?であれば、そういう風にしたいなと思って います。オーバレイズのタイトルコードネームに関しては、えっと、オン、オンにしたらデフォルトで何かの文字が出ていてほしいなと思ってます。タ イトルに関しては、タイトルっていうデフォルト名がそのまま出るのでいいなと思っていて、コードネームに関しては、自動的にえっと、リード1、リ ード1じゃないや、トラック一番上のやつをデフォルトで選択するっていう方が親切かなという気持ちでしたね。 ➔ 途中の思考の迷い・言い直し・機能削除の判断が混ざった音声ログをそのままAIに投入 6
武器①: SuperWhisper(思考速度に追いつく音声入力) 音声入力 (約300字/分) は、キーボード入力 (約150字/分) よりも 約2倍速い 思考の脱落を防ぐ キーボードを打っている間に消えていく「次のアイデア」を逃さない
話すことで思考が整理される(ラバーダック・デバッグ) AI に声を出して話しかけるプロセス自体で、設計や要件が自然とまとまる フィラーや言い直しはAI側で自動解決 「えーと」「やっぱりA じゃなくてB」もAIが勝手に意図を解釈してくれる 7
武器②: 状況に応じたハイブリッド開発環境 場所やシーンに合わせて 「AIに思考を渡すルート」 を使い分ける 📱 外出中・移動中・布団の中 ➔ Discord (Hermes)
スマホから音声メッセージや雑メモをDiscordに送信 Hermes が PM として要件を整理 し、バックグラウンドで実装・検証を自動進行 💻 自宅 PC 前 ➔ エディタで直接指示 エージェントを挟まず、エディタに直接プロンプトを叩き込んで最速実装 8
武器③: 多層ハーネス(生成制御〜自動検証) デフォルトブランチ開発の 「確認の二度手間」 を防ぐ多層ハーネス 1. Ponytail によるコード生成フック AI の過剰実装(
YAGNI 違反・不要パッケージ追加)を生成段階で抑止 2. 型チェック & 静的解析・ビルド TypeScript 型チェック + ESLint で静的エラーを完全排除 3. ヘッドレスブラウザ検証 (Playwright) 裏でブラウザが自動起動し、 UIクリック・画面遷移・描画崩れを自動検知 ➔ 「人間が手動確認する手間」をハーネスがすべて肩代わり! 9
課題①: 「Issue起点」のループ開発との相性問題 Issue起点の自律ループは、MVP 開発の思考速度と合わなかった Issue起点のループ開発(ウォーターフォール的) Issue 作成時点で要件定義や基本設計レベルで仕様が固まっている必要がある 思考垂れ流し開発(探索的アプローチ) 実際に動くものを見ながら、対話的に「作りながら仕様を固めていく」 ➔
試行錯誤フェーズでは「リアルタイム対話型」が圧倒的に強い! 10
課題②: 最大の敵は「会社で独り言を言えないこと」 会社でPCに向かってブツブツ喋り続けるのは、不審者すぎる 🏢 会社環境の物理的な壁 オープンスペースや静かな職場では、さすが に音声入力は不可能 音声による爆速インプットは、現状 家での個 人開発限定
💻 会社でのリアルな運用 会社では割り切って キーボードによるタイピ ング で開発 仕様はまとめず、思考のまま乱雑な箇条書き でAIに叩き込む 11
まとめ 🎙️ 音声 × AIエージェント 推敲ゼロで思考速度のままAIへ直接インプット 🛡️ 多層ハーネス Ponytail から
Playwright までで二度手間を完全排 除 綺麗にプロンプトを書くのをやめて、脳内をそのまま AIに渡そう 開発ハーネスさえ整えれば、デフォルトブランチ直の試行錯誤が超加速する! (※ただし会社での発話には要注意) ※本スライドも、 Hermes Agent × Marp への思考垂れ流しで作成されました 12