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20260623IBM Verifyで実現する MFAとパスキーの認証強化
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Xiaoxuan Meng
July 27, 2026
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20260623IBM Verifyで実現する MFAとパスキーの認証強化
Xiaoxuan Meng
July 27, 2026
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Transcript
IBM Verifyで実現する MFAとパスキーの認証強化 © 2026 IBM Corporation 1
自己紹介 ・中国 上海出身 ・東京都 町田市在住 ・2025年日本IBM入社 ・Splunkテクニカルサポート、カスタマーサクセス、プリセールス MENG XIAOXUAN モ
ショウケン ・Criblプリセールス カスタマーサクセス Customer Success, Technology, IBM Linkedin つながり大歓迎 © 2026 IBM Corporation 2
自己紹介 小川智裕 Tomohiro Ogawa 千葉県出身 略歴 • 1998年 日本IBM入社 Tivoli
(運用管理ソフト)の主に監視系ソフトウェア デリバリーメンバー • 2003年 日本IBMシステムズ・エンジニアリング出向 Tivoli (運用管理ソフト)のセキュリティー系ソフトウェアを担当 • 2021年日本IBM帰任。Identity & Access 管理の技術営業 • 現在 © 2026 IBM Corporation Infra & Delivery Automation の技術営業 3
Agenda 1. 最近のセキュリティーの動向 2. 巧妙化する攻撃 • 多要素認証を突破する攻撃 • 多要素認証を設定しにくいアカウント 3.
デモ:IBM Verify (SaaS)によるパスキーの有効化 © 2026 IBM Corporation 4
本日のウェビナーでは ・MFAを突破する攻撃手法を理解する ・IBM Verify (SaaS)を使ってパスキーの有効化方法をイメージする © 2026 IBM Corporation 5
最近のセキュリティーの動向 © 2026 IBM Corporation 6
IBM X-Force 脅威インテリジェンス・インデックス 2026 レポートはこちらのサイトから参照いただけます https://www.ibm.com/jp-ja/reports/threat-intelligence © 2026 IBM Corporation
7
IBM X-Force 脅威インテリジェ ンス・インデック ス 2026 © 2026 IBM Corporation
脆弱性の悪用は急激に増加 製造業は狙われやすい 認証情報の不正取得による 攻撃は依然多発 56% 約4倍 30% 公開された脆弱性の56%は、悪 用に認証を必要としませんでし た。X-Forceが追跡した脆弱性 の半数超は攻撃者が悪用するた めに認証を必要としませんでし た。 5年間のサプライチェーン またはサードパーティ侵害 増加割合。 正規アカウントの悪用はケース の約3分の1を占めており、攻撃 者が引き続き正当な認証情報に 依存していることが分かります。 正当な認証情報は、、攻撃者に とって依然として好まれる侵入 手段の1つです。 44% 27.7% 30万件 X-Force は、ソフトウェア パイ プラインとサー ドパーティ コン ポーネントの脆弱性により、公 開アプリケーションの悪用が増 加していること を確認しました。 製造業はインシデントの 27.7%を占め、前年の26%か らはわずかな増加にとどまり ました。この数値は、2025年 に27%、2024年に23%を占 めた金融・保険業界と比べて も、差は数分の1%程度にすぎ ません。 2025年には、インフォス ティーラー・マルウェアによ り30万件超のChatGPT認証情 報が露出しました。これは、 AIプラットフォームが企業の 中核的なSaaSソリューション と同様の認証情報リスクに達 していることを示しています。 88
初回攻撃経路分析 主要な初期侵入経路ではなくなったものの、正規アカウントの悪用はケースの約3分の1を占めており、攻撃者が引き続き正当な認証情報に依存している ことが分かります。正当な認証情報は、脆弱性悪用を必要とせず、通常の認証プロセスに自然に紛れ込めるため、攻撃者にとって依然として好まれる侵 入手段の1つです。この傾向は、複数のIBM X-Force調査で明確に確認されています。 © 2026 IBM Corporation 9
そのほかの統計情報など IPA(情報処理推進機構)情報セキュリティ10大脅威2026 「情報セキュリティ10大脅威2026」がIPAから発 表され、ランサム攻撃による被害が引き続きTop で ありながら、AIの利用をめぐるサイバーリ スクが初 選出となりました。 © 2026
IBM Corporation https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html 10
推奨事項 今とるべきアクション 推奨事項レポートで紹介されているものも含め、組織をより安全に保護するために 実行できるアクションです。 AI時代の攻撃に備える ID中心のセキュリティ強化 ・AIにより攻撃は高速化・大規模化・自動 化し、従来防御は限界:AIにより攻撃は高 速化・大規模化・自動化し、従来型の境界 防御だけでは対応が困難となり、防御モデ
ルの抜本的な転換が求められている。 ・事後対応から事前対応へのシフト:脅威 インテリジェンスや広範なコンテキストを 活用し、リスクを未然に把握・低減するこ とが重要となる。 ・エージェント型AIで検知~対応を自動 化:脅威検知から対応までを自動化し、セ キュリティ運用のスピードと精度を継続的 に向上できる。 •リスクベース認証による動的アクセス制御 の導入:ユーザー行動やデバイス状態など のコンテキストを基に、リスクベースの継 続的認証とアクセス制御を適用し、不正ア クセスを動的に防御する。 •ITDR+ISPMでIDリスクを可視化・早期対 応:ITDRとISPMを組み合わせ、認証情報の 異常利用や権限リスクを継続監視し、侵害 の兆候を早期検知して迅速に対処する仕組 みを整備する。 •全アイデンティティの統合管理とアクセス ガバナンスの一元化:従業員・顧客・パー トナー・マシンを含む全IDを統合管理基盤 に集約し、アクセス制御とガバナンスを一 元化してリスクを抑制する。 © 2026 IBM Corporation アプリ/APIと脆弱性対策の 徹底 データとAIプラットフォー ムの保護強化 •IDベース認証を組み込んだアプリ/APIセ キュリティの強化:全アプリ・API・サービ ス間通信に強力な認証と認可を適用し、ID ベースのポリシーでアクセスを制御して侵 害拡大を防止する。 •継続的な脆弱性管理と迅速な修復体制の構 築:コード、設定、認証情報、パッチ状況 を対象とした継続的な脆弱性スキャンと修 復を実施し、攻撃可能な隙を最小化する。 •ペネトレーションテストと構成監査による 防御力強化:定期的なペネトレーションテ ストと構成監査を実施し、実運用環境に潜 む脆弱性や設定ミスを発見・是正すること で防御力を高める。 •AI/SaaSに対する強固な認証とアクセス制 御の徹底:AIシステムやSaaSに対しMFAや 条件付きアクセスを適用し、認証情報や トークンの管理を徹底して不正利用リスク を低減する。 ・データ保護統制の強化による漏洩リスク の低減:暗号化、DLP、データ分類、監査 ログを組み合わせ、機密データの保存・利 用・共有を可視化し漏洩防止を強化する。 ・ダークウェブ監視による外部リスクの早 期検知と対策:ダークウェブや外部公開領 域を監視し、漏洩認証情報や不審ドメイン を早期検知して、迅速な無効化や対策を実 施する。 11
推奨事項 今とるべきアクション 推奨事項レポートで紹介されているものも含め、組織をより安全に保護するために 実行できるアクションです。 AI時代の攻撃に備える ID中心のセキュリティ強化 ・AIにより攻撃は高速化・大規模化・自動 化し、従来防御は限界:AIにより攻撃は高 速化・大規模化・自動化し、従来型の境界 防御だけでは対応が困難となり、防御モデ
ルの抜本的な転換が求められている。 ・事後対応から事前対応へのシフト:脅威 インテリジェンスや広範なコンテキストを 活用し、リスクを未然に把握・低減するこ とが重要となる。 ・エージェント型AIで検知~対応を自動 化:脅威検知から対応までを自動化し、セ キュリティ運用のスピードと精度を継続的 に向上できる。 •リスクベース認証による動的アクセス制御 の導入:ユーザー行動やデバイス状態など のコンテキストを基に、リスクベースの継 続的認証とアクセス制御を適用し、不正ア クセスを動的に防御する。 •ITDR+ISPMでIDリスクを可視化・早期対 応:ITDRとISPMを組み合わせ、認証情報の 異常利用や権限リスクを継続監視し、侵害 の兆候を早期検知して迅速に対処する仕組 みを整備する。 •全アイデンティティの統合管理とアクセス ガバナンスの一元化:従業員・顧客・パー トナー・マシンを含む全IDを統合管理基盤 に集約し、アクセス制御とガバナンスを一 元化してリスクを抑制する。 © 2026 IBM Corporation アプリ/APIと脆弱性対策の 徹底 データとAIプラットフォー ムの保護強化 •IDベース認証を組み込んだアプリ/APIセ キュリティの強化:全アプリ・API・サービ ス間通信に強力な認証と認可を適用し、ID ベースのポリシーでアクセスを制御して侵 害拡大を防止する。 •継続的な脆弱性管理と迅速な修復体制の構 築:コード、設定、認証情報、パッチ状況 を対象とした継続的な脆弱性スキャンと修 復を実施し、攻撃可能な隙を最小化する。 •ペネトレーションテストと構成監査による 防御力強化:定期的なペネトレーションテ ストと構成監査を実施し、実運用環境に潜 む脆弱性や設定ミスを発見・是正すること で防御力を高める。 •AI/SaaSに対する強固な認証とアクセス制 御の徹底:AIシステムやSaaSに対しMFAや 条件付きアクセスを適用し、認証情報や トークンの管理を徹底して不正利用リスク を低減する。 ・データ保護統制の強化による漏洩リスク の低減:暗号化、DLP、データ分類、監査 ログを組み合わせ、機密データの保存・利 用・共有を可視化し漏洩防止を強化する。 ・ダークウェブ監視による外部リスクの早 期検知と対策:ダークウェブや外部公開領 域を監視し、漏洩認証情報や不審ドメイン を早期検知して、迅速な無効化や対策を実 施する。 12
巧妙化する攻撃 ・多要素認証を突破する攻撃 ・多要素認証を設定しにくいアカウント © 2026 IBM Corporation 13
パスワード、One Time Password、パスキー の比較 パスキーは安全性向上と操作簡略化の両立が可能 比較項目 パスワード One Time Password
パスキー 方法 ユーザーが記憶している パスワードを入力 予め設定したキーから生 成される数値を入力 端末内の秘密鍵を利用 フィッシング耐性 × 低い △ 中程度 〇 高い サーバー側の漏洩リスク × 大きい △ 中程度 〇 影響少 ユーザー操作の手間 △ やや多い × 多い 〇 少ない なりすましリスク × △ 中程度 〇 低い △ 中程度 × 対応デバイスや、対 応ソリューションが必要 導入しやすさ © 2026 IBM Corporation 高い 〇 導入しやすい 14
多要素認証を突破する攻撃 – 概要 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイ トに誘導し、 ID、パス ワードだけでなく、ワンタ イムパスワードなどを入力 させ、攻撃者がそれを使っ てログイン © 2026 IBM Corporation MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要 素認証を利用する際、何度 も多要素認証の承認依頼を 送信することで、利用者が 誤って承認してしまうこと を狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりす まし、SIMカードの再発行 を依頼し、電話番号を入手 し、多要素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインし た結果、発行されるセッ ション情報を、攻撃者が何 らかの方法で入手する。 15
多要素認証を突破する攻撃 – 概要 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイ トに誘導し、 ID、パス ワードだけでなく、ワンタ イムパスワードなどを入力 させ、攻撃者がそれを使っ てログイン © 2026 IBM Corporation MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要 素認証を利用する際、何度 も多要素認証の承認依頼を 送信することで、利用者が 誤って承認してしまうこと を狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりす まし、SIMカードの再発行 を依頼し、電話番号を入手 し、多要素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインし た結果、発行されるセッ ション情報を、攻撃者が何 らかの方法で入手する。 16
MFAフィッシング ①ユーザーIDとパスワードを入力 利用者 ③ワンタイムパスワードを入力 ①‘IDとパスワードを入力 偽サイト ③’ワンタイムパスワードを入力 本来のサイト ②ワンタイムパスワードをユーザーに送付 利用者を本来のサイトに似せた、偽サイトに利用者を誘導し
ユーザーIDと、パスワードを利用者に入力させる。 ワンタイムパスワードは本来のサイトから利用者に通知されるが 利用者が偽サイトにワンタイムパスワードを入力してしまうとログインされてしまう。 対策(利用者) ・ワンタイムパスワード以外の多要素認証の方式を利用する(プッシュ通知、パスキーの利用、証明書の利用など) ・偽サイトに誘導されないよう、URLフィルタリング等を行う 対策(本来のサイト) ・ワンタイムパスワード以外の多要素認証方式を利用する ・利用者のデバイスや、接続元(IPアドレス、ロケーション等)の確認を行う。 © 2026 IBM Corporation 17
多要素認証を突破する攻撃 – 概要 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイ トに誘導し、 ID、パス ワードだけでなく、ワンタ イムパスワードなどを入力 させ、攻撃者がそれを使っ てログイン © 2026 IBM Corporation MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要 素認証を利用する際、何度 も多要素認証の承認依頼を 送信することで、利用者が 誤って承認してしまうこと を狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりす まし、SIMカードの再発行 を依頼し、電話番号を入手 し、多要素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインし た結果、発行されるセッ ション情報を、攻撃者が何 らかの方法で入手する。 18
MFA疲労攻撃 ①何らかの方法で入手した ユーザーIDとパスワードを入力 ②多要素認証のため、ユーザーに確認を求める (プッシュ通知等) 本来のサイト 攻撃者 ④ ①~③を何度も繰り返す。 ⑤
利用者が操作を誤るなどして、多要素認証を承認する 利用者 ③ユーザーは要求を拒否する プッシュ通知型の多要素認証を利用している場合、攻撃者が繰り返し多要素認証の要求を行うことにより、 利用者が操作を誤って承諾してしまうことで、多要素認証を成功させる。 対策(利用者) ・IDやパスワードの漏洩が疑われる場合には、パスワードを変更する。 ・プッシュ通知以外の多要素認証の方式を利用する。 対策(本来のサイト) ・ログイン元のデバイスや、接続元(IPアドレス、ロケーション等)の確認を行う。(攻撃者の端末であることが考えられるため) ・漏洩したIDやパスワードである可能性が疑われる場合や、多要素認証の失敗が続くような場合には、ブロックする © 2026 IBM Corporation 19
多要素認証を突破する攻撃 – 概要 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイ トに誘導し、 ID、パス ワードだけでなく、ワンタ イムパスワードなどを入力 させ、攻撃者がそれを使っ てログイン © 2026 IBM Corporation MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要 素認証を利用する際、何度 も多要素認証の承認依頼を 送信することで、利用者が 誤って承認してしまうこと を狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりす まし、SIMカードの再発行 を依頼し、電話番号を入手 し、多要素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインし た結果、発行されるセッ ション情報を、攻撃者が何 らかの方法で入手する。 20
SIMスワップ ① 利用者になりすまし、SIMカードの再発行手続きを行う。 ②IDとパスワードを入力 攻撃者 ④ワンタイムパスワードを入力 ③ワンタイムパスワードをSMSでユーザーに送付 利用者 本来のサイト ①’
利用者のスマートフォンは SIMを使った接続ができなくなる。 (圏外になる) 攻撃者は、利用者になりすまし、SIMカードの再発行手続きを行う。 攻撃者は、入手したSIMカードを攻撃用の端末に挿入し有効化する。 攻撃者は、利用者の電話番号が利用可能な状態になる。 SMSを利用した多要素認証を行った場合、利用者の電話番号が有効化された攻撃者の端末に届いてしまう。 対策(利用者) ・ユーザーIDやパスワードの漏洩が疑われる場合には、パスワードを変更する。 ・SMSや電話などの電話番号に紐づかない方式でワンタイムパスワードを通知する。 (プッシュ通知、パスキーの利用、証明書の利用など) ・スマートフォンが急に圏外になったら、攻撃されていることを疑う。 対策(本来のサイト) ・ SMSや電話などの電話番号に紐づかない方式でワンタイムパスワードを通知する。 ・利用者のデバイスや、接続元(IPアドレス、ロケーション等)の確認を行う。 © 2026 IBM Corporation 21
多要素認証を突破する攻撃 – 概要 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイ トに誘導し、 ID、パス ワードだけでなく、ワンタ イムパスワードなどを入力 させ、攻撃者がそれを使っ てログイン © 2026 IBM Corporation MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要 素認証を利用する際、何度 も多要素認証の承認依頼を 送信することで、利用者が 誤って承認してしまうこと を狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりす まし、SIMカードの再発行 を依頼し、電話番号を入手 し、多要素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインし た結果、発行されるセッ ション情報を、攻撃者が何 らかの方法で入手する。 22
セッションハイジャック ①ユーザーIDとパスワードを入力 利用者 ②多要素認証も実施 ③ログインが成功すると、セッション情報が利用者に提供される 本来のサイト ④何らかの方法でセッション情報を入手 ⑤攻撃者は利用者になりすましてサイトを利用する 攻撃者 利用者が正常にログインした結果発行されるセッション情報を、攻撃者が何らかの方法で入手する。
マルウェアの利用、通信ネットワークの傍受など、いくつかの入手方法がある。 対策(利用者) ・マルウェアの感染対策を行う(マルウェアにより情報を盗まれている場合) ・安全な通信経路を利用する(通信経路上で情報を盗まれている場合) 対策(本来のサイト) ・セッション発行後にも、追加で多要素認証を適宜実施するなど、利用者の確認を行う ・セッショントークンの有効な時間を短くする ・利用者のデバイスや、接続元(IPアドレス、ロケーション等)の確認を行う © 2026 IBM Corporation 23
多要素認証を突破する攻撃 – 対策例 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイト に誘導し、 ID、パスワード だけでなく、ワンタイムパス ワードなどを入力させ、攻撃 者がそれを使ってログイン MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要素 認証を利用する際、何度も多 要素認証の承認依頼を送信す ることで、利用者が誤って承 認してしまうことを狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりすま し、SIMカードの再発行を依頼 し、電話番号を入手し、多要 素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインした 結果、発行されるセッション 情報を、攻撃者が何らかの方 法で入手する。 • ワンタイムパスワード以外 の方式 • 偽サイトへの誘導防止 • 利用者の接続元の確認 • 追加の認証 • パスワードの漏洩が疑われ る場合は変更 • プッシュ通知以外の方式 • 利用者の接続元の確認 • 多要素認証の失敗が続くよ うな場合はブロック • パスワードの漏洩が疑われ る場合は変更 • SMS、電話以外の方式 • 利用者の接続元の確認 • • • • © 2026 IBM Corporation マルウェアの感染対策 安全な通信経路の利用 セッション情報の短時間化 利用者の接続元の確認 24
多要素認証を突破する攻撃 – 対策例 利用者 偽サイト 本来の サイト 攻撃者 本来の サイト
利用者 攻撃者 本来の サイト 利用者 利用者 本来の サイト 攻撃者 MFAフィッシング 利用者を本物に似た偽サイト に誘導し、 ID、パスワード だけでなく、ワンタイムパス ワードなどを入力させ、攻撃 者がそれを使ってログイン MFA疲労攻撃 プッシュ通知ベースの多要素 認証を利用する際、何度も多 要素認証の承認依頼を送信す ることで、利用者が誤って承 認してしまうことを狙う。 SIMスワップ 攻撃者が、利用者になりすま し、SIMカードの再発行を依頼 し、電話番号を入手し、多要 素認証を行う。 セッションハイジャック 利用者が正常にログインした 結果、発行されるセッション 情報を、攻撃者が何らかの方 法で入手する。 • ワンタイムパスワード以外 の方式 • 偽サイトへの誘導防止 • 利用者の接続元の確認 • 追加の認証 • パスワードの漏洩が疑われ る場合は変更 • プッシュ通知以外の方式 • 利用者の接続元の確認 • 多要素認証の失敗が続くよ うな場合はブロック • パスワードの漏洩が疑われ る場合は変更 • SMS、電話以外の方式 • 利用者の接続元の確認 • • • • © 2026 IBM Corporation マルウェアの感染対策 安全な通信経路の利用 セッション情報の短時間化 利用者の接続元の確認 25
パスキーとは パスワード不要で、安全かつフィッシング耐性を持つ使いやすいログイン方式 パスワードのように「共有された秘密」を使わず「公開鍵暗号」技術を使ってログイン。 サイト 1. 偽サイトへのログイン防止 ①サイトに アクセス 偽サイトではドメイン不一致を検知し、認証器が署名を 行わないためログインできない
2. 秘密の情報がネットワークを流れない ④チャレン ジを送付 パスワードのような秘密を送らないので、盗聴・漏洩等 による秘密の搾取を防止 4. サーバーが毎回異なるチャレンジを送る 毎回異なるランダムな値(使い捨て)を使用し、 過去の通信の再利用による攻撃(リプレイ攻撃)を防止 5. サーバー侵害時のリスクが低い サーバーには公開鍵を保管するため情報が漏洩しても ログインに必要な情報は漏洩しない © 2026 IBM Corporation ③チャレン ジ作成 ⑤チャレンジを送付 3. ユーザー側で秘密鍵を管理する ユーザー側で秘密鍵を管理。生体認証等を利用し秘密鍵 の使うためのロック解除を行う ②パスキーでの ログイン要求 ⑥本人確認 ⑦秘密鍵の利用を許可 ⑧秘密鍵で 署名 ⑨チャレンジ+ドメイ ン情報に対する署名 ⑬ログイン後 の画面 ⑩署名を送付 ⑫認証OK ⑪署名を 確認 26
デモ: IBM Verify (SaaS)によるパスキーの有効化 © 2026 IBM Corporation 27
デモ構成 IBM Verify ①アクセス ユーザー © 2026 IBM Corporation ⑥コンテンツ送信
サンプルアプリ 28
通信フロー ユーザー (ブラウザ) Windows Hello (パスキー認証) サンプルアプリ Verify SAML (認証サービス)
①アクセス ②認証要求リダイレクト ③ログイン画面 ④WebAuthn Challenge ⑤生体認証 ⑥認証成功 ⑦SAML Responseリダイレクト ⑧SAML Response送信 ⑨SAML署名検証 ⑪コンテンツ送信 © 2026 IBM Corporation ⑩検証結果返却 29
ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで 提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またIBM製品やサービスがお客様に適用ある特定の法令に適合す ることを保証するものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努めておりますが、「現状のまま」提供され、明示また は黙示にかかわらず、商業性、特定の目的への適合性、非侵害性を含め、いかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるい はその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料で言及されるIBM製品、プログラム、またはサービスは、IBM がビジネスを行っているすべての国・地域でご提供可能なわけではありません。本講演資料で言及される将来の展望(製品リリース日付や製品機能を含む)は、市場機会 またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、将来の製品または機能が使用可能になること、もしくは特定の結果を確約するこ とを意図するものではありません。本講演資料は、言及される IBM製品またはサービスに適用ある契約条件を変更するものでも、追加の表明または保証を意図するもので
もありません。 本講演資料に含まれている内容は、参加者の活動によって特定の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもあ りません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパ フォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含 む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。記述されてい るすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストお よびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。 IBM、IBM ロゴ、は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社 の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 © 2026 IBM Corporation 30
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