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エンジニア育成プログラムBUILD@Mercariオンライン説明会

mercari
March 13, 2020
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 エンジニア育成プログラムBUILD@Mercariオンライン説明会

株式会社メルカリによるエンジニア育成プログラム「BUILD@Mercari」の説明資料です。

今年5月から開始するソフトウェアエンジニア育成プログラム「Build@Mercari」についてご紹介します。Build@Mercariとは、STEM分野・IT分野におけるマイノリティである女性やLGBT+コミュニティの方、またはUnderrepresented groupのメンバーと自覚している方を対象に、スキルトレーニングの機会を提供するプログラムです。スキルトレーニング修了後、選考を経てインターンシップに進める可能性もあります。
詳細やご応募はこちらから:https://mercan.mercari.com/articles/19631/

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March 13, 2020
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Transcript

  1. 19:00-19:10 イントロ @hirona 19:10-19:20 Build@Mercari概要説明 @kayo 19:20-19:30 メルカリがエンパワメントに力を入れる理由 @sonny 19:30-19:45

    スキルトレーニング&インターンシップ詳細 @wakanapo 19:45-20:00 アプリケーション&インタビューアドバイス @mark 20:00-20:30 QA @hirona 20:30 イベント終了 Agenda
  2. バリュー 9 一人では達成できない大きなミッショ ンを、チームの力を合わせ、全員が最 大のパフォーマンスを発揮することで 実現します。 世の中にインパクトを与えるイノベー ションを生み出すため、全員が大胆に チャレンジし、数多くの失敗から学び、 実践します。

    メンバー全員がその道のプロフェッ ショナルとしてオーナーシップを持ち、 日々の学びを怠らず、成果や実績に コミットします。 Go Bold 大胆にやろう All for One 全ては成功のために Be プロフェッショナル であれ a Pro
  3. コミュニケーション施策 11 Lunch & Learn (昼食勉強会) コミュニケーションチービル Tea Time &

    シャッフルランチ ↑言語トレーニング(やさしい英語・日本語) ↑
  4. エンジニア育成プログラム BUILD@Mercari Skill-training + Internship Program for Future Engineers from

    Underrepresented Groups Women@Mercari #pj-build / #pj-dni-women 参加者募集
  5. Build@Mercariとは スキルトレーニング期間 (無給) インターンシップ期間(有給*) エンジニア組織でOJT w/mentors 8月 - 9月 参加者:5-10名

    フルタイム:2ヶ月間 言語:日本語・英語 CS理論と実践(講義) 5月中旬 - 7月中旬 参加者:30名 毎週水曜:5-8pm  言語:日本語 ➡ソフトウェアエンジニアを志望するタレントプールを長期的に増やすための、教育プログラム *part-time contract / アルバイトと同等の契約
  6. プログラム概要 • 応募資格 ◦ (STEM・IT分野)におけるマイノリティまたは Underrepresented groups のメンバーと自覚している方 →日本の場合、女性や LGBT+の方など

    ◦ コンピューターサイエンスに関するコースを一つ以上修了している方(独学、オンライン学習も OK、 CS学位取得済み・予定である必要はなし) Q: マイノリティ以外でも応募は可能ですか? → 可能ですが、各応募者のバックグラウンド、エッセイの内容、技術テスト、面接の総合的に 判断して選考を行います。
  7. プログラム概要 • スキルトレーニング期間(毎週水曜日、5-8pm) ◦ Week 1:5月20日(水) ◦ Week 2:5月27日(水) ◦

    Week 3:6月3日(水) ◦ Week 4:6月10日(水) ◦ Week 5:6月17日(水) ◦ Week 6:6月24日(水) ◦ Week 7 :7月1日(水)     *予備日:7月8日(水) Q: 全日程に参加できなくても大丈夫ですか? → 原則、全日程に参加できる方のみを対象にしています。 (参加が決まった後、またはプログラム開始後に病気や冠婚葬祭などでやむを得ずセッションを 欠席する必要がある場合は、事務局メンバーと相談していただきます)
  8. プログラム概要 • 交通費→支給します(実費精算)*宿泊費は支給されません ◦ 関東近郊のバス・電車利用者: 1日2千円まで(往復) ◦ 関東近郊の新幹線利用者: 1日1万円 (往復)

    ◦ 遠方の新幹線・飛行機利用者: 1日2万円まで (往復) Q: 交通費はいつ支給されますか? → プログラム終了後(7月後半以降)、まとめて実費精算を行う予定です。プログラム参加決定後、 もっと早い段階で精算が必要な方は、事務局メンバーにご相談ください。
  9. The Impossible Engineer 「なりたい自分になれた」私がエンジニアになるまで I wasn’t supposed to be an

    engineer. My family pressured me to be a firefighter or join public services because it’s the only stable career they understood. My dad didn’t go to school after middle school. My mom dropped out of city college after getting pregnant. I failed high school and had to attend night school to make up my grades. During university, I was homeless for a time because financial aid is insufficient for college city rent. But thankfully, because of Hispanic support groups and college diversity initiatives, I was able to graduate and become an engineer. 私は将来エンジニアになるとは思っていませんでした。私の両親は、唯一安定した仕事である消 防士か、公務員になって欲しい思っていました。私の父は中学までしか学校に通っていません。 母は妊娠して大学を中退しました。私は高校を落第しました。卒業単位を取るためには夜間高校 に行かなくてはいけませんでした。短大時代は、市から財政的な支援を十分に受けられなかった ため、一時にホームレスになってしまいました。しかし幸いにも、ヒスパニックを支援するグルー プや、大学のダイバーシティーを進める組織の支援を受けて無事卒業し、エンジニアになること ができました。
  10. Famous Women & Minorities in CS コンピュータサイエンスにおける著名な女性達や社会的少数派に属する人々 Clarence “Skip” Ellis,

    first African American CS Ph.D クラレンス ”スキップ” エリス アフリカ系アメリカ人初のコンピュータサイエンス博士 Margaret Hamilton, Lead Engineer Apollo Program マーガレットハミルトン NASAのアポロ計画 主任エンジニア
  11. スキルトレーニングハイライト カリキュラム(仮) https://mercan.mercari.com/articles/19631/ 毎週水曜日 5-8pm • 前回の課題のレビュー (30min) • 講義

    (2h) • 質疑応答 (10min) ※時間配分は講義によって多少異なる場合があります ※別途OpenDoor(日時未定)やSlackで質問に対応します 使用するプログラミング言語:Go ※ フロントエンド、Webなど内容によっては別の言語も使用します ※ 講義では一般的なCSの内容しか扱わないので Goに詳しい必要はありません ※ 課題では好きなプログラミング言語を使用して構いませんが、レビューする講師のリソース上広く使われている 言語(Go, Python, C++, JavaScript, Java, Ruby等)が好ましいです
  12. インターンシップハイライト 内容 • オンボーディング(詳細未定):最低限必要な技術的スキルや会社のことについて学びます • プロジェクト:最低1つのプロジェクトを担当していただきます ◦ プロジェクト例 ▪ 配送サイズ推定の精度改善(

    AIチーム) ※担当していただくプロジェクトはチームや時期によって異なります • メンタリング:各インターンにメンターが付きます。その他様々なイベントを企画予定です。 配属可能チーム(予定) → Backend / AI / iOS / Android / Frontend ※配属は各人の希望やスキル、受け入れチームの状況によって決定します インターンシップ選考プロセス • 6月末:インターンシップ参加希望調査(インターンシップそのものの参加意思、希望配属チーム) • 7月上旬:運営事務局で書類選考(スキルトレーニング期間のアウトプットなども考慮) • 7月中旬〜下旬:面接
  13. 応募フォーム ミニエッセイ(各設問 1-3、それぞれ300字) あなたがBuild@Mercariの事務局メンバーだったら、応募者のどんなことを知りたいですか?それを考えながら書 いてみてください。 1. これまでコンピューターサイエンスについて学んだこと ◦ ご自身が学ばれたテーマやコースについて ◦

    学んでいる過程で見えた面白さや課題感など 2. ご自身が応募資格にあてはまると考える理由 ◦ ご自身がUnderrepresented groups/minority groupsだと思う理由 ◦ このプログラムが解決しようとしている社会課題( IT/STEM分野において、特に日本では、女性や LGBT+の方へのエンパワメントがたりていない)に対して、本プログラムにあなたが参加することによっ てもたらすことのできる意義
  14. 応募フォーム 3. 志望動機 • Build@Mercariに参加したい理由 ◦ 「単純に挑戦したい」ではない、 具体的な計画と目標 ◦ 多様な教育プログラムの中で、

    なぜBuild@mercariか ◦ プログラムを修了することにより、期待する自分の能力 • ソフトウェアエンジニアになってやりたいこと ◦ ソフトウェアエンジニアになりたいと強く思う理由 ◦ ソフトウェアエンジニアになることと、自分のキャリアプランとの関連性など • 作りたいプロダクト / 今後やりたいこと ◦ 目標とすること(抽象的であっても計画の方向性があれば OK) ◦ 本プログラムに期待すること
  15. 技術テスト 形式: • HackerRankというオンラインのテストプラットフォームを使用(選択式問題&コーディング課題) • プログラミング言語: Go, C/C++, C#, Python,

    Java, JavaScript, Rubyなど • 3月23日〜27日の間に受けてください 目的: • 参加者の技術レベルと知識の確認 • プログラムを受講することができる基本的な準備ができているかの把握 内容: • 応募要項に掲載されている内容の基礎知識を問います アドバイス: • 要求された基本的な知識を確実に理解 していることが大事で す • 応用問題にも挑戦してもらいます ◦ 例:配列とForループを使用したコーディングの問題
  16. インタビュー 形式: • オンライン面接(30分〜1時間を想定) • 技術テスト通過者にオンライン面接日程のご連絡をします • 言語:日本語(日本語が母語でないメンバーが面接官を務める可能性もありますが、日本語でやりとりしてい ただきます) インタビューの内容/面接官が確認したいこと:

    • あなたのバックグラウンドが、応募要件にあてはまるかどうか • 技術テスト内の問題解決方法に関する質問 • プログラム参加へのモチベーションと、長期的かつ具体的な目標について • コミュニケーションスキル • 言語能力(日本語・英語)の確認 • Q&A
  17. インタビュー インタビューを受ける方へのアドバイス: • 自信を持って、リラックスして臨んでください • 誠実な回答を期待しています(技術知識やスキルについて、知らないことは「知らない」と答えてもマイナスに なりません) • カジュアルな場です ◦

    カジュアルな格好でOK、スーツなど必要ありません ◦ メルカリメンバーもTシャツなどのカジュアルな服装で参加します メルカリが大切にしている 3つのバリューについても、質問があるかもしれないので、 準備しておきましょう!
  18. Q&A

  19. FAQ 《応募要件について》 インターンシップ期間はフルタイムでの勤務になりますが、現在フルタイムで働いている方は対象外です か? 対象外ではありません。ただ、インターンシップにすすめそうな方に応募していただきたいので、現在のフルタイム のお仕事は調整していただく必要があります。 自分が「Underrepresented / minority groupsのメンバーと自覚している」に該当するかどうかはど

    のように判断すればいいですか? 応募者みなさなんの判断にお任せします。多様なバックグラウンドの人々にソフトウェアエンジニアになるチャンス を与える、サポートすることを目的としたプログラムなので、「事務局が Underrepresented / minority groupsのカテ ゴリー化はしない」と決まっています。みなさんそれぞれの事情・背景・アイデンティティを私たち事務局も理解した いと思っていますので、みなさんの言葉でエッセイに書いていただきたいと思います。 IT業界未経験でも大丈夫ですか? 選考では、IT業界における経験は問いません。技術テストの結果と応募フォーム内のエッセイに書かれた内容で判 断します。
  20. FAQ 《応募要件について》 応募フォームでLGBTであることをオープンにする必要はありますか? 「自分のアイデンティティが ◦◦である」というような直接的な表現で書いていただく必要はありませんが、「 LGBT+コ ミュニティの一員としてこういう思いを持っている」「社会にこういう課題がある」というように書いていただければ、応 募フォームの読み手にとっては参考になると思います。 • 選考中や面接中などに使用してほしい呼び方(名前や代名詞など)がある場合や、ある特定の情報を伏せて

    事務局や面接官とやりとりをしたい場合は、応募フォーム内に記載してください。できる限り配慮して対応させ ていただきます。 • 参加決定後も、ご自身のアイデンティティについて他の参加者と共有していただくということはありません。 年齢制限はありますか? ありません。どの年代の方でもご応募いただけます。未成年の方は、選考後のプログラム参加意思表明の際に、 保護者または後見人からの承諾が必要です。
  21. FAQ 《応募要件について》 すでにエンジニアとして働いている人も参加可能ですか?(ジュニアレベルも含む) すでにソフトウェアエンジニアとして働かれている方は対象外です。 • 現職でコンピュータサイエンスを活用する機会がないエンジニア(コーダーのような仕事)、インフラエンジニア の場合、ソフトウェアエンジニアではなかった場合は応募可能でしょうか? ◦ ソフトウェアエンジニアリングに従事していない場合は対象となる可能性が高いです。応募者の知識・ スキル・エッセイ内容をみて総合的に判断しますので、応募することをおすすめします。

    コロナウィルスの影響により、オンラインで開催される可能性はありますか? オンラインでの開催はありませんが、プログラム自体を延期にする可能性があります(夏以降の開催など)。プログ ラムの開催可否については、 4月末に発表します。 • Build@Mercariが対面のプログラムとして設計されているのは、①参加者同士のコミュニティを大切にしてほ しい、そして②インストラクターと参加者のやりとりも対面のほうが密にコミュニケーションをとれるから、という 理由があります。
  22. FAQ 《技術テストについて》 技術テストはアルゴリズム系のテストですか? そうです。AtCoder(A問題、B問題)(日本語)、 LeetCode(easy)(英語)で出されているような問題ができていれ ば、受かるであろうレベルに設定されています。 技術テストでライブラリを使うのは OKですか?(例えば、priority queueを自力実装する必要はありま すか?)

    ライブラリやpriority queueを使わないと解けない問題はでないと思うので、安心してください。 技術テスト中にGoogleを使っても問題ないですか? 解答をどこかからそのままコピーして答えるのはやめてください(面接でも、技術テストの内容について質問がある ので、ご自身の力で解いていただく必要があります)。ただ、標準ライブラリ関数の検索など、コードの書き方自体を 調べることは問題ないです。
  23. スキルトレーニング期間に関する変更詳細 オンライン実施: • Google HangoutやZoomなどのビデオカンファレンス機能を使用して実施予定(詳細は後日連絡) • COVID-19による混乱が収束し、対面でのイベント実施などに支障がないことを確認できた場合(夏以降)、 参加者が実際に集まり、インストラクターやメルカリメンバーと交流できる機会を作る予定です。? プログラム中のコミュニケーション: •

    メール、チャットツール、ビデオカンファレンスツール、 GitHubなどのデジタルツールを使って行います。実際 に顔を合わせない分、コミュニケーションを密に取れるよう工夫します。 • 日頃の交流や課題の助け合いなど、参加者同士が「 Build@Mercariのコミュニティ」を感じられるよう様々な 仕掛けを用意したいと思っています。アイディアがあればぜひ共有してください ✨ PC貸出: • なし →希望者には貸出を予定していましたが、基本的に全社員が在宅勤務となるため IT機器の手配が難しくなります。 プログラム参加決定者には改めてご連絡しますが、どうしても PCを用意出来ない方は事務局にご相談ください( PC が自分で用意できないことが理由でプログラムに参加できない、という人が出ないようにサポートします)。ご理解あ りがとうございます。