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STORES決済の裏側のはなし(Code Polaris 色んなエンジニアLT大会)
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shimadamiyuki
July 23, 2023
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STORES決済の裏側のはなし(Code Polaris 色んなエンジニアLT大会)
2023/07/23 Code Polaris 色んなエンジニアLT大会での登壇資料です
https://code-polaris.connpass.com/event/289208/
shimadamiyuki
July 23, 2023
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Transcript
2023/07/23 Code Polaris 色んなエンジニアLT大会 STORES 決済 の裏側のはなし
自己紹介 島田 幸(しまだ みゆき) Twitter: @miitan_m1004 STORES株式会社 決済 バックエンドエンジニア Java女子部運営スタッフ
エンジニア8年目、Webバックエンド5年目 ゲームとシルバニアファミリーがすき アイコンはやぎのあかちゃん 2
自己紹介 ストまる STORES株式会社 PX部門 特技 風呂敷の中身からいろいろなお商売の応援グッズを出す 右肩上がりのヒゲと縁起を呼ぶ尻尾で商売繁盛を引き寄せる 好きなもの ツナ缶🐟、縁起物🌸 3
こんなことやってる会社だよ 4 お店のデジタルを まるっとサポート。 個人や中小事業の方々に向けて、 お店のデジタル化をまるっと 実現できる価値を提供しています。
STORES 決済 の表側のはなし 5
STORES 決済 の表側のはなし 加盟店向け 6 STORES社内向け アプリ ・決済をする ・売り上げを見る 加盟店向け管理画面
・申し込みフォーム ・売り上げを見る ・入金をする 社内向け管理画面 ・オペレーション ・カスタマーサポート
STORES 決済 の裏側のはなし 7 API (BFF+一部機能) 加盟店 STORES バッチ API
DB 監視 加盟店 決済 入金 etc 外部システム Mobile Web(加盟店) Admin(社内) クレジットカード 決済 電子マネー決済 ユーザー管理 加盟店管理 請求書決済 入金 締め処理 REST API etc Amazon ECS etc アプリ 管理画面 管理画面 REST API REST API AWS Elastic Beanstalk Amazon ECS
チーム体制のはなし 2023/04にバックエンドチーム(9人)とフロントエンドチーム(3人)が がっちゃんこしてプロダクトチームになりました🎉 マネージャー2人、メンバー10人の12人チームです 旧フロントエンドチームのメンバーがバックエンドのコードを書いたり、 旧バックエンドチームのメンバーがフロントエンドのコードを書いたりもしています 人によってフロントエンド、バックエンド、SREのタスクのバランスはばらばらです 8 SRE バックエンド
フロントエンド しまだは このくらい
STORES 決済 のバックエンドエンジニアのおしごと 機能追加 決済手段の追加や、手数料率引き下げのような大きなプロジェクトをしたり、 加盟店や社内ユーザーからのリクエストやプロダクトチーム内での課題に応じた 細かい機能追加や改修をしています 9
言語、フレームワーク、ライブラリのバージョンアップやリファクタリング アプリケーションで使っている 言語(Java)やフレームワーク(Spring Framework)のバージョンアップや、 既存のソースのリファクタリングなどもしています • 2022/7月頃に、Java17、Spring Boot 2.7系にバージョンアップしました 今年はSpring
Boot 3.x系へのバージョンアップを予定しています • STORES 決済 のソースコードはもともと Ruby on Rails で実装されていたものを Java + Spring Boot にリプレイスしています STORES 決済 のバックエンドエンジニアのおしごと 10
STORES 決済 のバックエンドエンジニアのおしごと インフラ改善 決済のプロダクトチームはSREも兼任しているので、 インフラの改善やバージョンアップなども行っています 11
PCI DSS対応 STORES 決済は PCI DSS という クレジットカード業界のセキュリティ基準の認定を受けているので、 年1回の監査を受けたり、PCI DSSの要件に準拠するためのオペレーションや
プロダクトの改善を行っています PCI DSS : Payment Card Industry Data Security Standard STORES 決済 のバックエンドエンジニアのおしごと 12
障害対応 プロダクトに障害が発生した場合の対応もします Datadogというサービスなどを使ってプロダクトの監視をしていて、 レスポンスタイムやエラー率などが閾値を超えた場合は Slackの通知やお電話がきます STORES 決済 のバックエンドエンジニアのおしごと 13
機能追加、改修(大)のながれ プロジェクトごとに10人程度のチームを作って進めています 14 プロダクトマネージャー(1人) ビジネスチーム オペレーションチーム カスタマーサポートチーム エンジニアたち iOS/Android(1〜3人ずつ) バックエンド(2〜3人)
フロントエンド(1人) QAチーム デザイナー(1〜2人)
機能追加、改修(大)のながれ 15 要件定義 設計、実装 QA設計 QA実施 キックオフ 振り返り リリース 調査、見積もり
リリースプランニング QA エンジニア みんな 大規模なプロジェクトだと、機能ごとにフェーズ分けして キックオフ〜振り返りまでの流れを複数回繰り返すこともあります うちあげ🍺
機能追加、改修(小)のながれ 小規模の改修はしゅっと直してしゅっとリリースします 16 チケットを切る 実装する 動作確認する リリース Slackやミーティングで話が出る
2023/1月 2月 3月 4月 5月 6月 プロジェクトたち 17 PCI DSS監査
1人が2〜3プロジェクトを兼任していて、常に複数のプロジェクトが走っています JCB・Diners Club・Discover 料率引き下げ 機能追加A 機能追加B MySQLマイナーバージョンアップ セキュリティ改善 請求書決済の対応ブランド追加 機能追加C GitHub Organization移行 機能追加D
しめ! 18 バックエンドはたのしいよ (ほんとだよ)