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StreamAPI, Lambdaと仲良くなる(202108社内勉強会)

shimadamiyuki
August 19, 2021
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StreamAPI, Lambdaと仲良くなる(202108社内勉強会)

月一で実施している社内勉強会の資料です(2021.08)

shimadamiyuki

August 19, 2021
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Transcript

  1. ラムダ︖Stream API︖ u Java8でStream APIとラムダ式という機能が追加されました︕ u なんで導⼊されたの︖ 背景にあったのはマルチコアCPUが興隆したこと。 マルチコアCPUで性能を引き出すために、 もっと簡単に細かい単位でパラレル処理ができるようにするべき︕という

    流れがあったため。 →いまはパラレル処理のため、というより、便利だから使うケースが多そう。 u どういうものなの︖ Javaに関数型プログラミングの書き⽅を取り⼊れたもの。
  2. Stream APIの操作たち u ⽣成 リストや配列からStreamのインスタンスを⽣成するよ u リスト.stream()、Stream.of(配列)、Arrays.stream(配列) など u 中間操作(加⼯)

    流れてきたデータを加⼯するよ。複数の中間操作を繋げて使えるよ u filter︓データをフィルタリングする u map︓流れてきたデータに処理をする など
  3. Stream APIの操作たち u 終端操作(まとめ) 加⼯し終わったデータで終わりの処理をするよ u collect︓データを指定した形でまとめる u toList(データをListに変換する) u

    groupingBy(データをグルーピングしてMapに変換する)など u forEach︓繰り返し処理をする(それぞれのデータにアクションを⾏う) u min, max︓stream内で最⼩、最⼤のデータを取得する(返す) u count︓streamのデータの個数を取得する(返す) など
  4. ラムダ式ってなに︖ (ざっくり⾔うと)メソッドの引数などに処理をそのまま渡せる便利な書き⽅ ・(引数) -> {処理} が基本的な書き⽅ (String name) -> {

    return name.concat("さん"); } ・引数の型は省略できる。引数が1つだけの場合は()も省略できる name -> { return name.concat("さん"); } ・ラムダ式内の処理が1つだけの場合は、{}やreturnを省略できる name -> name.concat("さん");
  5. Stream APIでラムダ式を使うと便利 データを⼀つずつ処理するStream APIと、ラムダ式はとても相性がいい◦ List<String> names = Arrays.asList(”森本”, ”岸⽥”, ”⼯藤”,

    ”⽯⽥”, ”森下”, ”児⽟”, ”⼩泉”, ”村⼭”); names.stream() .map(name -> name.concat(”さん”)) .forEach(name -> System.out.println(name));