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MVP開発をするための要求の詰め方/How to think about requirements for MVP development

MisatoKii
December 07, 2023

MVP開発をするための要求の詰め方/How to think about requirements for MVP development

MisatoKii

December 07, 2023
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  1. プロダクトの取り巻く環境 6 経理業務ドメイン領域 インボイス制度 仕⼊管理 経費管理 会計システム 売上管理 販売管理 請求書発⾏

    仕訳デー タ 仕訳デー タ ドメイン×インボイス制度×製品の関係性 債権管理 固定資産 管理 原価(⼈件費) 管理 仕訳デー タ 決算報告書 適格請求書 確定申告書
  2. Why 「誰」を「どんな状 態にしたいか」 意志決定要素の構造化(システム思考) 10 What ユーザー体験 優先度 要素 ユーザーに提供する価値

    プロダクトの価値提供としてや らないこと 課題仮説の⽴案 MVPの機能の策定スタンス MVP開発で提供する状態 「今」は開発をやらないこと コア コア
  3. やらないことを決める 18 要素 ユーザーに提供する価値 プロダクトの価値提供として やらないこと 課題仮説の⽴案 決定内容 • 法律を遵守した適切な経理業務

    ができる • 業務負担の軽減 • プロダクトの担う役割以外はや らない Viable Viable編 やらないことを決める上での重要なこと • 外部環境、内部環境の理解 • 経理業務の範囲×インボイス制度の影響範囲×プロダクトの担う役割範囲の理 解 Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態
  4. やらないことを決める 19 外部環境 内部環境 • 法律 ◦ インボイス制度、電⼦帳簿保存法、 消費税法、法⼈税法、会社法、etc... •

    ユーザーのインサイト • 競合 • 関連システム • プロダクトの担う役割(ベストオブリード) • 社内の関係部署(PMMとの連携) ◦ マーケティング(プレスリリース)、 カスタマーサクセス(インボイス制度 対応LP) • 経営資源(開発期間、開発リソース) プロダクトの取り巻く環境を把握する Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態
  5. ドメイン × インボイス制度 × 製品の関係性 21 経理業務ドメイン領域 インボイス制度 仕⼊管理 経費管理

    会計システム 売上管理 販売管理 請求書発⾏ 仕訳デー タ 仕訳デー タ 経理業務の範囲×インボイス制度の影響範囲×プロダクトの担う役割範囲の理解が必要 Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態
  6. やらないことを決める 22 要素 ユーザーに提供する価値 プロダクトの価値提供として やらないこと 決定内容 • 法律を遵守した適切な経理業務 ができる

    • 業務負担の軽減 • プロダクトの担う役割以外はや らない Viable 課題仮説の⽴案 • 外部環境(法律、関連システム情 報)、内部環境(プロダクトの担 う役割、既存機能の制約や前提) から⽴案 • 業務フロー ◦ 誰が、どのシーン、実 害、あるべき Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態
  7. やらないことを決める 23 MVPの機能の策定スタンス MVP開発で提供する状態 「今」は開発をやらないこと 法要件に関してのスタンス • インボイス制度対応において、あ くまで楽楽精算はお客様の業務を ⽀援する⽴場である

    顧客に提供する価値の依存関係 • 法律を遵守できることが前提とし て、業務負担の軽減がある 課題仮説の分類 • 課題の解決⽅針として、機能開発 のみか、運⽤回避が可能なのか 提供する機能として「今」は作らない • 課題の解決⽅法に運⽤回避がある Minimum Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態 要素 決定内容
  8. やらないことを決める 24 MVPの機能の策定スタンス MVP開発で提供する状態 「今」は開発をやらないこと 法要件に関してのスタンス • インボイス制度対応において、あ くまで楽楽精算はお客様の業務を ⽀援する⽴場である

    顧客に提供する価値の依存関係 • 法律を遵守できることが前提とし て、業務負担の軽減がある 課題仮説の分類 • 課題の解決⽅針として、機能開発 のみか、運⽤回避が可能なのか 提供する機能として「今」は作らない • 課題の解決⽅法に運⽤回避がある Minimum 要素 決定内容 Minimum編 やらないことを決める上での重要なこと • 外部環境、内部環境の理解 • ⾃プロダクトの既存機能理解 ◦ 制約や前提 Minimum Why What ユーザーへ の提供価値 仮説課題の ⽴案 MVP機能策 定スタンス MVP開発で の提供状態
  9. Why 「誰」を「どんな状 態にしたいか」 ステークホルダーと適切な単位ごとに合意形成をする 26 What ユーザー体験 優先度 要素 ユーザーに提供する価値

    プロダクトの価値提供としてや らないこと 課題仮説の⽴案 MVPの機能の策定スタンス MVP開発で提供する状態 「今」は開発をやらないこと コア コア 1 2 3 4 5 6 要素の単位で依存 関係のコアから順 に合意形成をする