イベントストーミング実践事例 ―業務理解から機能改善、大規模リプレイスまで_20260902

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September 01, 2026
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イベントストーミング実践事例 ―業務理解から機能改善、大規模リプレイスまで_20260902

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  1. はじめに 会社紹介・自己紹介 会社紹介 株式会社MonotaRO 間接資材を⾃ら在庫し、⾃らオンラインで売るBtoB EC 取扱商品点数 登録ユーザー数 連結売上⾼(2025年12⽉期) 2,800

    万点以上 1,100 万以上 3,338 億円 ⾃⼰紹介 千葉 豪⼀ コアシステムエンジニアリング部⾨ 商品ドメイングループ サービス開発チーム チバ ゴウイチ グループミッション:間接資材購買の⼿間削減に寄与する商品情報の提供 職種:ソフトウェアエンジニア 02 / 10
  2. 背景 なぜイベストをやろうとしたのか きっかけ 期待する効果 ⻑年積み重なった複雑さ ⼤規模回:ビッグピクチャー作成 差分しか残らない仕様書 / 隠れた依存関係 /

    アドホックな改 修の蓄積 / 業務⽤語の曖昧さ ビジネス全体を俯瞰し、⽤語‧理解を揃える ⼩規模回:プロセスモデリング 全社的なモダナイゼーション⽅針 変更容易性の獲得 イベントの発⽣プロセスを掘り下げ、業務とソフトウェアの 構造を明らかにする タイミング 商品情報管理システム(PIM)の安定稼働という区切り / 在庫 領域での社内先⾏事例 03 / 10
  3. ⼤規模イベスト 大規模イベストで得られたこと 得られたこと 1 得られたこと 2 共通認識 共通⾔語 売価設定の特徴‧傾向を持ち寄って議論できた 実施後も⾃然と話題にできる共通の会話

    売価の試算が属⼈化している ⽇常のやり取りで「あの時のイベストでやった売価設定の話ですよ ね」が出る カテゴリによって価格の傾向が異なる ⾷品‧危険物は直送せざるを得ず、配送コストの考慮が必要 「新規登録時の売価設定は社内の別の売価⾒直しロジックと揃 えるべきでは」という⽅向性まで同じ解像度で共有できた 期待の実現 より広い範囲の関係者が、共通のトピックとして会話できる状 態になった 「⽤語‧理解を揃える」は実現。「ビジネス全体を俯瞰する」も、なんとか達成できた。 06 / 10
  4. ⼩規模イベスト 小規模イベストで得られたこと 現⾏機能の歪さが明らかになった 現⾏:機能がバラバラ あるべき:発注先切替で⼀括反映 発注先切替 返品可否 変更 価格変更 +発注先変更

    ⼊出荷LT 変更 … 価格変更 ⼈がタイミングを計って別の機能を利⽤して反映 まとめて反映 発注先変更 ⼊出荷LT 返品可否 … 1つのきっかけで、関連する複数のマスタをまとめて反映 機能構造やコードベースから⾒えていた 歪さを、業務の⾔葉で裏付けられた 適⽤タイミングを合わせないとインシデ ントに繋がりかねない 普段の要望対応のヒアリングだけでは、 あるべき姿を俯瞰して捉えられない あるべき姿の仮説を検証するために企画し た経緯がある イベストを通じて得られた新たな気づき 改修要望の延⻑では、価格変更依頼に機能 追加を重ねる流れになりがち 期待の実現 「業務とソフトウェアの構造を明らかにする」を、取り組み途中ながら⼀部達成できた。 09 / 10
  5. さいごに まとめと今後に向けて まとめ 規模に応じた勘所がある 狙っていた効果が得られた ⼤規模 事前準備と全体像の把握 ⼩規模 疑ってかかる ⼤規模

    ⽤語‧理解を揃え、ビジネス全体を俯瞰できた ⼩規模 業務とソフトウェアの構造を⼀部明らかにできた 今後に向けて 単発ではなく、もっとカジュアルに‧定常的に実施していけるようにしたい。 変化の速いビジネス環境に追従するための変更容易性の獲得に向けて。 10 / 10