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Serverless苦闘史
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MOSH,Inc
November 25, 2024
Programming
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Serverless苦闘史
MOSH,Inc
November 25, 2024
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Transcript
2024. 11 Serverless苦闘史
Co-founder / CTO インターン期間を経て株式会社プロシーズに入社。エンジニアとしての キャリアをスタートさせ、この時に籔と出会う。その後入社したRetty株 式会社ではアプリ・ウェブの企画開発に従事。2017年、籔・村山ととも にMOSHを創業。 村井 亮介 SELF
INTRODUCTION 01
情熱は、社会を動かす原動力であり、 人生の生き甲斐にもなり得る。 今の時代、何か知ること、わかった気になることは容易になった。 だからみんな簡単に 情熱が向く対象も見つかると思っている。 しかしそれは幻想だ。 情熱を育む道のりは長く孤独である。 ちょっとした興味や、身近な社会で求められることを大事に育むことで、 結果自然とそこに現れるものだ。 だからこそ尊い。
静かに灯った青い炎が少しでも長く続き、 自然に周りに伝播する情熱の連鎖を支援し続けたい。 誰しもが身近なきっかけから、興味や好奇心を育み、 情熱がめぐる経済をつくる。 02
SERVICE 専門家・クリエイター向けのサービス販売プラットフォーム 03
04 SERVICE
◦サービス購入 ◦ファン化/リピート ◦コミュニティ所属 ◦一流へのアクセス 動画配信 マーケティング 予約・決済 HP作成 月額サブスク コンテンツ販売 MOSH クリエイター(顧客)
ゲスト(消費者) ヨガ・フィットネス ヘルス・ウェルネス 育児・子育て 養成講座・スクール オンラインサロン・ コミュニティ メイク・ ビューティー OUR BUSINESS 200職種以上の個人商圏を最大化するサービス販売のプラットフォームを提供 05
02 WHY SERVERLESS?
WHY SERVERLESS? 05 システム運用の人的コストが低くなると信じていた 従量課金ゆえに通信費が低くなると信じていた スケーラビリティが高いと信じていた 今後のトレンドはSERVERLESSに向かうと信じていた
現実① 05 Serverlessに付随する制限が多く、使いこなすことが難しい。 ファイルアップロードの制限、ColdStart問題、アーティファクトのサイ ズ制限、Dynamodb... ベストプラクティスも確立していなかったように思う。 Serverlessのトピックに向き合う時間が長く、学習コストが高く、オン ボーディングコストが高く、人的コストが低いとは言えない。
現実② 05 プロビジョニングが難しく、コスト最適化が難しい。 従量課金を活用し、経済的なコストを低く済ますには、ドメインの理 解、事業の解像度、高い技術理解が求められる。 そんなものはなかった。
良かったこともある 05 落ちない。 インスタンスの管理がいらない。 お金でスケールできることも多い。 システムの構成要素が疎になる。 (ならざるを得ない)
負債解消 05 Dynamodb→Amazon Aurora モジュラーモノリスで境界を分割。I/FはProtobufで定義 モジュール内で、段階的に影響範囲を小さく導入。 Lambda200→Lambda-lith FastAPIを使ってLambda内でルーティング zip→Docker アーティファクトのサイズ制限に立ち向かう。
黙々と一つずつDockerイメージに切り替え Cloudwatch→Datadog 関数を横断したログの調査が可能に
まとめ 05 非機能要件が見えており、その範囲内に収められるなら便利 その辺りが大雑把な立ち上げに期には、逆に向かないかもしれない プロトタイプなどには良い 採用し始めるとオンボーディングコストが課題になる 枯れた技術、業界標準を使う方が基本的に無難 明確な意図と計画の上で採用すべし
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