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スモールウィンで終わらせない組織ムーブメントのつくり方

Naoto Watanabe
February 20, 2024
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 スモールウィンで終わらせない組織ムーブメントのつくり方

【イベント情報】
生産性向上に本気で取り組むためのヒント
https://sansan.connpass.com/event/309228/

【参考資料】
TED 社会運動はどうやって起こすか
https://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
https://www.amazon.co.jp/dp/4062144492

Fearless Change
https://www.amazon.co.jp/dp/B09992LW3H

【テックブログ】
バイセルが Findy Team+ Award を2年連続で受賞!拡大する組織での開発生産性の初手・浸透・拡大の取り組みについて
https://tech.buysell-technologies.com/entry/2023/10/31

アジャイルにおけるフロー効率を追い求めた結果、開発メンバーのエンゲージメントが低下したので改善した話
https://tech.buysell-technologies.com/entry/adventcalendar2023-12-02

開発のボトルネックを解消してチームの生産性を上げた話
https://tech.buysell-technologies.com/entry/adventcalendar2023-12-12

モノレポを導入して開発効率を上げる
https://tech.buysell-technologies.com/entry/adventcalendar2023-12-11

Naoto Watanabe

February 20, 2024
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Transcript

  1. エンジニア組織の拡大と成長 エンジニア採用体制の構築・運用が進み、テクノロジー組織拡大へ向け順調に進捗中 ”エンジニア組織の生産性指標が高い企業”として「Findy Team+ Award」を2022年、2023年と2年連続受賞 “エンジニア組織の生産性指標が高い企業 ”として 「Findy Team+ Award

    」を2年連続で受賞 「Quantity × Quality」の両輪でテクノロジー組織の成長を実現 テクノロジー組織の拡大 生産性向上 2006年ヤフー入社後、様々な新規事業開発に従事 その後VASILYを創業、取締役CTO就任 ZOZOにVASILYを売却後、ZOZOテクノロジーズCTO就任 プロダクト開発や組織マネジメント等において幅広く活躍 2021年4月Buysell Technologies取締役CTO就任 日本CTO協会理事 取締役CTO 今村 雅幸 テクノロジー戦略本部長 松榮 健至 2012年 グリーへ入社。高トラフィックなゲーム開発エンジニアとし て従事その後複数タイトルをプロデューサーとして歴任。 子会社 funplexのゲームプロダクション部 部長として事業を推進 2019年 Buysell Technologiesへ入社しプロダクト開発・開発 組織のマネジメントを担当
  2. 開発生産性の界隈で入口とゴールは見えてきた 9 【A】 1つのチーム × 事業価値を最大化 【ゴール】 複数のチーム × 事業価値を最大化

    【入口】 1つのチーム × アウトプットを最大化 【B】 複数のチーム × アウトプットを最大化 • 入口でスモールウィンを作った後の2つの道筋 ◦ A. 1つのチームで事業価値を最大化する ◦ B. 複数のチームでアウトプットを最大化する
  3. 開発生産性の界隈で入口とゴールは見えてきた 10 【A】 1つのチーム × 事業価値を最大化 【ゴール】 複数のチーム × 事業価値を最大化

    【入口】 1つのチーム × アウトプットを最大化 【B】 複数のチーム × アウトプットを最大化 • 入口でスモールウィンを作った後の2つの道筋 ◦ A. 1つのチームで事業価値を最大化する ◦ B. 複数のチームでアウトプットを最大化する ←バイセルではこちらを選んだ
  4. アウトプットの最大化と事業価値の最大化 11 • アウトプットの最大化 ◦ エンジニア目線で価値を理解、納得しやすい ◦ 開発チームが自ら改善をまわすスクラムと相性が良い ◦ Findy

    Team+などのツールで可視化が可能 • 事業価値の最大化 ◦ 経営や事業との目線のすり合わせが必要 ◦ 開発チーム単独では取り組めない ◦ ビジネスモデルや組織構造に合わせた計測システムの構築が必要
  5. アウトプットが増えて、改善活動も進んだ 20 • 定量 ◦ デプロイ頻度:1回/週程度 → 安定して2−3回/週 ◦ コードレビューのリードタイム:24時間を越える → 20時間を切る • 定性

    ◦ 声がけをしなくてもレビューされる様になった ◦ 週次の振り返りで数字の意識が根付いた ◦ 開発のしやすさも向上した • その他 ◦ マイクロサービスをモノレポ化した ◦ チーム間でのナレッジ共有も進んだ ◦ Findy Team+ Award を2年連続で受賞した
  6. チームの取り組み 21 • 各チームで方向性は同じだが具体的なアプローチは異なる • Four Keys以外にプルリク作成数にも注力している • Findy Team+

    を使うことでメトリクス・論点が収束するので共通認識をつくり、議論が しやすくなる 「プルリク作成数がセンターピン」 BuySell Technologies の仮説思考が生んだ圧倒的生産性向上と課題解決
  7. バイセルの取り組み 27 • 開発のボトルネックを解消してチームの生産性を上げた話 • モノレポを導入して開発効率を上げる • バイセルが Findy Team+

    Award を2年連続で受賞!拡大する組織での開発生産性の初手・浸透・ 拡大の取り組みについて • アジャイルにおけるフロー効率を追い求めた結果、開発メンバーのエンゲージメントが低下したので改善 した話
  8. B U Y S E L L T E C

    H N O L O G I E S B U Y S E L L T E C H N O L O G I E S リユース業界 No.1テックカンパニーへ