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対外衝撃波療法_井野辺病院リハビリ部

 対外衝撃波療法_井野辺病院リハビリ部

2021年対外衝撃波療法勉強会のスライドです。

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Transcript

  1. 先行研究でよくみられる刺激筋群 Isabel María Martínez:Effectiveness of Shock Wave Therapy as a

    Treatment for Spasticity: A Systematic Review, 2020 研究数 n合計 n平均 セッション 期間 刺激数 Hz 25 878 35.1 4.25 3.1W 2084 0.13mJ/mm2 1.47bar 5.9 エナジー 19 6 1 1 1 下腿 前腕 上腕 肩 手内筋
  2. 当院での適応筋群 ・股関節屈筋群 ・大腿四頭筋 ・ハムストリングス ・前脛骨筋 ・腓腹筋 ・ヒラメ筋 ・アキレス腱 ・足底部 ・大胸筋

    ・三角筋 ・上腕三頭筋 ・上腕二頭筋 ・円回内筋 ・回外筋 ・手関節屈筋群 ・虫様筋 ・母指球 先行研究あり 先行研究なし
  3. 痙性抑制に対するESWT研究まとめ Isabel María Martínez:Effectiveness of Shock Wave Therapy as a

    Treatment for Spasticity: A Systematic Review, 2020 •23/25研究において痙性抑制に効果あり •上肢機能では3/5研究で効果あり •上肢機能改善には、他の訓練との併用が 重要か? 痙性 上肢麻痺 効果あり 効果なし 効果なし 効果あり FMAイメージ
  4. NRとESWTとの併用 通常リハ Int J Rehabil Res. 2019 Mar;42(1):31-35. Clinical study

    of combined mirror and extracorporeal shock wave therapy on upper limb spasticity in poststroke patients. Junyi Guo •各群CVA30名 •EWST:2.0~3.0bar, 2000発, 8Hz •手指屈筋腱を20分刺激 •各群1日30分、週5回、4週の訓練 •ミラー・ESWT併用にて最大の改善 0 5 10 15 20 25 30 35 訓練前 1か月後 3か月後 6か月後 12か月後 ミラー ESWT 併用 通常群 上肢機能:Fugl Meyer Scale 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 訓練前 1か月後 3か月後 6か月後 12か月後 ミラー ESWT 併用 通常群 痙性:MAS
  5. 全体データ:SWパラメータ 0 5 10 15 20 25 30 3 3.5

    4.5 5 barごとの実施者数 平均bar : 3.7 ±1.6 0 5 10 15 20 25 30 35 5 10 15 Hzごとの人数 平均Hz : 3.7 ±1.6(最近) 0 5 10 15 20 25 30 500 1000 1500 2000 回数ごとの人数 平均回数 : 1295±466
  6. 全体データ: MAS変化 平均 2.1 → 1.3 平均 2.3 → 1.4

    平均 2.4 → 1.3 0 0.5 1 1.5 2 2.5 実施前 実施後 実施全例のMAS変化(n=49) 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 実施前 実施後 上肢実施例のMAS変化(n=23) 0 0.5 1 1.5 2 2.5 実施前 実施後 下肢実施例のMAS変化(n-26)
  7. 刺激部位:筋腹か筋腱接合部か Effective Site for the Application of Extracorporeal Shock-Wave Therapy

    on Spasticity in Chronic Stroke: Muscle Belly or Myotendinous Junction. Sang Ho Yoon, 2017 80名の慢性期脳卒中患者に刺激部位による痙性抑制効果を検討。 筋腹・筋腱結合部の刺激部位によって痙性抑制効果に有意差はなかった。