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パラグラフから始めるアカデミック・ライティング

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 パラグラフから始めるアカデミック・ライティング

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Seitaro Iwama

October 24, 2026

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  1. 【モジュール=パラグラフの作り方】すべての文には構造上の役割がある パラグラフは、主に3種類の文章で構成される。 コンクルーティング センテンス その段落の内容をまとめたり再確認したりする 例: Online learning makes the

    place of study more exible. (このように、オンライン学習は、 授業を受ける場所の柔軟性を高める。) (トピックセンテンスの換言・反復になるので、 fl 省略されることもある)
  2. 【型の使い分け】同じ文章を異なる観点から設計・点検する • 文の役割 Topic/Supporting/Concluding sentence 主題を示す文と、その主題を支える文を区別する。 • 主張と根拠 Pyramid Principle

    根拠から、その主張を導けるか確認する。 • 情報の順序 CCC/Problem–Solution 背景・内容・結論、または問題・解決の順に情報を配置する。 • Introduction全体の役割 CARS Model 研究領域を示し、未解決事項を特定し、自分の研究を位置づける。 • これらの型は、同じ文章に組み合わせて使える。
  3. 【論文の書き方】段落の役割を決め、問い・根拠・結論をつなぐ 論文 パラグラフ数 Introduction Material and Methods Results Discussion 3-4

    5-10 5-10 3-5 このモデルの段落数は16–29。問い・根拠・結論のつながりを点検する。
  4. 【論文の書き方①】Context-Content-Conclusion構造をつくる Introduction Context 研究の意義を説得する Context:これまでどのようなことが知られているのか Content: どのようなことが未知なままなのか Conclusion: 未知の事項をどのように調べるのか その発見にどのような価値があるか

    自分の発見から言えることを説得する Material and Methods Contents Results Context: なぜ、その実験・解析をやるのか (何が知りたいのか・仮説はなにか) Content: 何をして、どういう結果だったのか (事実はなにか) Conclusion: その発見からどのような主張が導けるか 自分の発見の意義を説得する Context: どのような目的でこの研究を行ったのか Discussion Conclusion Content: この研究でどのような結果を見出したのか Conclusion: 他の文献などと照らし合わせて、その結果にはどのような意義があるか
  5. 【論文の書き方②】Introduction(Context)の構成が非常に重要である Introduction Context 研究の意義を説得する Context:これまでどのようなことが知られているのか Content: どのようなことが未知なままなのか Conclusion: 未知の事項をどのように調べるのか その発見にどのような価値があるか

    • 本文を読むときに最初に読まれるのがIntroduction、ここで興味を引けないと読んでもらえない • 研究全体のContextを作る必要がある。先行研究の中に自分自身の研究を適切に位置づけることが 研究の価値を公平に理解してもらうために重要
  6. 【改訂の実演】根拠に合わせて結論を書き直す • 改訂前 根拠:学生はどこからでも授業にアクセスできる。 結論:オンライン学習は、便利で効果的な選択肢だ。 • 問題点 受講場所の柔軟性は説明できるが、学習効果の根拠は示していない。 • 改訂後

    オンライン学習は、学生が授業を受ける場所の柔軟性を高める。 • 型に当てはまっていても、うまく機能しているかを点検する。 段落の主題を一文で説明できるか。 各文が、その主題を説明・支持しているか。 結論が、提示した根拠の範囲を超えていないか。
  7. 【エクササイズ③】Introductionの主題を支える情報を配置する • 段落1 既知の事項を支える 応用の具体例、分野の重要性を示す数値、代表的な先行研究を選ぶ。 • 段落2 未解決事項を具体化する 何が分かっていないかと、その根拠を示す。技術的な制約や先行研究の不足 を説明し、研究が必要な理由をつなぐ。

    • 段落3 未解決事項に答える研究目的と方法を示す 目的を支える先行研究・予備データと、選んだ方法が問いに答えられる理由 を示す。 • 研究計画を作る人は、何を明らかにする予定かを書く。結果をまとめる人 は、実際に何が明らかになったかを書く。予想と実測を区別する。
  8. 【論文の書き方】段落の役割を決め、問い・根拠・結論をつなぐ 論文 パラグラフ数 Introduction Material and Methods Results Discussion 3-4

    5-10 5-10 3-5 このモデルの段落数は16–29。問い・根拠・結論のつながりを点検する。
  9. 【論文の書き方①】Context-Content-Conclusion構造をつくる Introduction Context 研究の意義を説得する Context:これまでどのようなことが知られているのか Content: どのようなことが未知なままなのか Conclusion: 未知の事項をどのように調べるのか その発見にどのような価値があるか

    自分の発見から言えることを説得する Material and Methods Contents Results Context: なぜ、その実験・解析をやるのか (何が知りたいのか・仮説はなにか) Content: 何をして、どういう結果だったのか (事実はなにか) Conclusion: その発見からどのような主張が導けるか 自分の発見の意義を説得する Context: どのような目的でこの研究を行ったのか Discussion Conclusion Content: この研究でどのような結果を見出したのか Conclusion: 他の文献などと照らし合わせて、その結果にはどのような意義があるか
  10. 【エクササイズ④】論文本体を材料にしてAbstractを組み立てよう Introduction • 既知の背景 → ①基本的な紹介・②詳しい背景 • 未解決の問題 → ③研究が対象とする問題

    Results • 実際に得られた主要結果 → ④結果の要約・⑤具体的な発見 Discussion • 結果から言える意義 → ⑥より広い意味 • 研究目的を③に使うときは、目的を未解決の問いに書き換える。 例:「本研究ではXを調べた」→「しかし、Xは明らかになっていない」