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第1回:新しい時代のデジタル金利!ETHステーキング大全

Next Finance Tech
November 05, 2024
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 第1回:新しい時代のデジタル金利!ETHステーキング大全

本レポートは2024年11月4日に開催された暗号資産セミナー~第1回:新しい時代のデジタル金利!ETHステーキング大全~での投影資料となります。

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November 05, 2024
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Transcript

  1. 株式会社Next Finance Tech 日本暗号資産ビジネス協会 会員 日本ブロックチェーン協会 会員 Copyright Next Finance

    Tech Co. All rights reserved. 新しい時代のデジタル金利!ETHステーキング大全
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    Strictly Confidential 本セミナーは投資助言ではありません Not Investment Advice
  3. Agenda 3 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved.

    1. 暗号資産を運用するとは 2. ステーキングとは 3. ステーキングサービスとは 4. ステーキングの課題 運用サービス イーサリアムネットワーク ステーキング ステーキング サービス 法人/個人 投資家様 第2,4章 第1,3章
  4. Agenda 4 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved.

    1. 暗号資産を運用するとは 2. ステーキングとは 3. ステーキングサービスとは 4. ステーキングの課題 運用サービス イーサリアムネットワーク ステーキング ステーキング サービス 法人/個人 投資家様 第2,4章 第1,3章
  5. 5 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved. /

    Strictly Confidential 暗号資産の運用とは 「暗号資産を運用する」とは暗号資産の枚数を増やすこと 暗号資産 交換所 ¥ ユーザーは暗号資産の価格変化によって日本円を増やす ユーザーは、貸暗号資産サービスや、ステーキング サービスを資産運用のエンジンとして暗号資産を 増やす 運用 サービス 暗号資産の購入/売買 暗号資産の運用 ¥500,000 1ETH 100ETH 103ETH ユーザー ユーザー “暗号資産のキャピタル投資” “暗号資産のインカム投資” = = 本日のテーマ
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    Strictly Confidential (ご参考)暗号資産の運用とは 暗号資産を増やす、その運用手法やサービスは多岐にわたる ステーキング DeFi レンディング ユーザーは、貸暗号資産サービスや、ステーキング サービスを資産運用のエンジンとして暗号資産を 増やす 運用 サービス 暗号資産の運用 100ETH 103ETH ユーザー
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    Strictly Confidential 暗号資産を運用していることで総資産額は更に増加(+27%) 暗号資産の運用とは – 運用による効果(価格上昇ケース) ※上記は例示的にETH価格と運用による年間利回りを想定したものです。 (総資産額) (ETH価格) 579万円 (+93%) 500万円 (+66%) 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 300,000 340,000 380,000 420,000 460,000 500,000 ETHの価格が5年間の間に30万円→50万円に変化した場合 300万円 +27%
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    Strictly Confidential 暗号資産の運用とは – 運用による効果(価格下落ケース) ※上記は例示的にETH価格と運用による年間利回りを想定したものです。 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 300,000 280,000 260,000 240,000 220,000 200,000 238万円 (-23%) 200万円 (-33%) (総資産額) (ETH価格) 300万円 暗号資産を運用していることで総資産額の減少は抑えられる (+10%) +10% ETHの価格が5年間の間に30万円→20万円に変化した場合
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    Strictly Confidential (まとめ) 暗号資産の運用とは? • 暗号資産の購入と異なり、暗号資産を元手に暗号資産を増やすこと • 暗号資産を増やす方法は、レンディング、ステーキング、DeFi等があり、詳細な運用 手法は多岐に渡る • ステーキングは運用手法としてはリスクが低く安定的な運用手法
  10. Agenda 10 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved.

    1. 暗号資産を運用するとは 2. ステーキングとは 3. ステーキングサービスとは 4. ステーキングの課題 運用サービス イーサリアムネットワーク ステーキング ステーキング サービス 法人/個人 投資家様 第2,4章 第1,3章
  11. 11 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved. /

    Strictly Confidential 暗号資産を持っている人から見ると、 自分の保有している暗号資産を ステーキングすることで一定の報酬がもらえる
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    Strictly Confidential ブロックチェーンを用いて、送金、交換、決済などの金融取引が実行 ブロックチェーン上での取引検証とは(イーサリアムの例) 1ETH 世界の 暗号資産 ユーザー ①送金、交換、決済などの金融取引を実行 Aさん Bさん
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    Strictly Confidential ステーキング バリデーターが、記帳された取引履歴が正しいか検証し対価として報酬を獲得 ブロックチェーン上での取引検証とは(イーサリアムの例) 1ETH バリデーター ブロックチェーン (イーサリアム) 世界の 暗号資産 ユーザー ②取引履歴がイーサリアムチェーンに記録 ①送金、交換、決済などの金融取引を実行 ③取引履歴が正しいか検証。 対価として報酬を獲得 32ETH 32ETH 32ETH 32ETH 報酬 + 報酬 + 報酬 + 報酬 + Aさん Bさん
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    Strictly Confidential Staking バリデーターは32ETH(担保金)をロックする必要があり、検証に失敗すると担保金が削減される ブロックチェーン上での取引検証とは(イーサリアムの例) 1ETH バリデーター ブロックチェーン (イーサリアム) 世界の 暗号資産 ユーザー 取引履歴がEtherumに記録 取引履歴検証/ブロック作成 対価として報酬を獲得 32ETH 32ETH 32ETH 32ETH • 悪意を持って検証(改ざんデータを承認する等)されないように、担保金(32ETH)をロックする仕組み • 検証に失敗するとSlashing(罰則)によって32ETHから資産が削減されていく Alice Bob
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    Strictly Confidential Validator数は約108万台となり約3,451万枚のETHがロックされている ステーキング市場の成長 出所:https://beaconcha.in/charts/validators 1,079,703 台 (約3,451万枚:全体供給内の約29 %)
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    Strictly Confidential ETH ステーキングプレーヤー 世界レベルでは暗号資産交換所やLSTやSSPがEthereum Stakingに関してサービスを提供
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    Strictly Confidential ブロックチェーン上での取引検証とは(イーサリアムの例) ブロックチェーンの理解 高度な“金融×エンジニアリング”の知識 32ETHで1ユニット
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    Strictly Confidential (ご参考)ステーキングで管理する画面
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    Strictly Confidential (振り返り) ステーキングとは • ブロックチェーンの運用(ブロックへの記帳)をサポートする事で報酬を得る仕組み。 • この仕組みを活用すると、暗号資産を運用することができる。 • 但し、自分でステーキングを行うためには、技術的な知見が必要であったり、一部のブロックチェー ンについては初期投資が大きく、ステーキングサービスを活用することが一般的
  20. Agenda 20 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved.

    1. 暗号資産を運用するとは 2. ステーキングとは 3. ステーキングサービスとは 4. ステーキングの課題 運用サービス イーサリアムネットワーク ステーキング ステーキング サービス 法人/個人 投資家様 第2,4章 第1,3章
  21. 21 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved. /

    Strictly Confidential 投資家が利用できるステーキングサービスは大きく4種類 ステーキングサービスの種類 個人投資家 法人投資家 PoSブロックチェーン 暗号資産交換所 独立系運用サービス リキッドステーキング (Liquid Staking) 1 3 4 ステーキング 運用業者 (Staking Service Provider) 2 ステーキング 運用業者
  22. 22 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved. /

    Strictly Confidential 利用条件と、保証の有無と、利率が異なる 各ステーキング方法で何が違うか? ※:保証の適用条件は各種サービスによって異なりますので契約書等をよく読んでご利用ください 利用条件 保証 利率 少額から利用可能 VS 一定額(~1500万円相当)必要 自分でシステム構築 VS 暗号資産を預けるだけ 暗号資産が無くなっても※保証される vs 暗号資産が無くなっても※保証されない 利回りが高い vs 利回りが低い
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    Strictly Confidential ステーキングサービス比較 独立系 運用サービス DeFi ステーキング 運用業者 (Staking Service Provider) 最低 運用額 システム 構築 保証 利率 利用 条件 暗号資産 交換所 0.000001ETH~ 必要なし 保証有 ~ 2.5%~3.5% ソロ ステーキング (自分でステーキングを行う) 32ETH単位 必要有 (後段で紹介) 保証無 3.5%~4.5% 0.2ETH~ 必要なし 保証有 3.0%~4.0% 0.000001ETH~ 必要なし 保証無 3.0%~4.0%+α 32ETH単位 必要なし 保証有 3.0%~4.0% 1 3 4 2
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    Strictly Confidential 仲介が多いほど利回りが低くなる傾向 (ご参考) ステーキングをバリューチェーンに例えてみると 3.5%~4.5% 2.5%~4.0% 個人投資家 法人投資家 PoSブロックチェーン 暗号資産交換所 独立系運用サービス リキッドステーキング (Liquid Staking) 1 3 4 ステーキング 運用業者 2 ステーキング 運用業者 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ 利回り イメージ (ETH) バリュー チェーン イメージ 川上 川中 川下
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    Strictly Confidential (振り返り) ステーキングサービス • ステーキングサービスは大きく4種類(①暗号資産交換所、②独立系運用サービス、③リキッドステーキング、④ス テーキングサービス) • そのサービスの異なる点は、利用条件、保証、利率/利率決定タイミングの3つ • それぞれ一長一短あり、少額から始めたい人は①暗号資産交換所、②独立系運用サービス、③リキッドステーキン グサービスの方が使い勝手が良く、本格的にステーキングを行いたい人は④ステーキングサービスが向いている
  26. Agenda 26 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved.

    1. 暗号資産を運用するとは 2. ステーキングとは 3. ステーキングサービスとは 4. ステーキングの課題 運用サービス イーサリアムネットワーク ステーキング ステーキング サービス 法人/個人 投資家様 第2,4章 第1,3章
  27. 27 Copyright Next Finance Tech Co. All rights reserved. /

    Strictly Confidential Ethereum Stakingの中央集権化問題が顕在化 Ethereum Stakingの課題 ※出所: https://dune.com/hildobby/eth2-staking <Ethereum Staking Share> <Vitalikは中央集権化に懸念>
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    Strictly Confidential Clientの分散化とServerの分散化が求められる Ethereum Stakingの課題 サーバーの分散 (地政学的、On-premise/Cloud) クライアントの分散 欧米にサーバーが集中 Consensus/Execution 共に偏りあり
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    Strictly Confidential 分散化を助けるDVTやCSMといった技術や仕組みが登場 解決策 サーバーの分散 (地政学的、On-premise/Cloud) クライアントの分散 CSM (Community Staking Module) DVT (Distributed Validator Technology)
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    Strictly Confidential Validator Keyを複数のOperatorで分割保管することで単一障害点を取り除く技術 DVT(Distributed Validator Technology)とは DVT無しの ステーキング DVT有の ステーキング Validator Keyを分割し他のNode Operatorにシェアされる(単一障害点の除外) Validator Keyは1人のOperatorが管理したまま(単一障害点)
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    Strictly Confidential CSMはEthereum Stakingへのハードルを下げてサーバーの分散化に寄与する CSM(Community Staking Moduleとは) Community Staking Module • 少額からStakingが可能 • 簡単にセットアップが可能 • サーバーがAsia・Africaへも分散 Solo Staking • 初期投資が高い(32ETH) • Engineer Skillが必要 • サーバーがUS/EUへ集中
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    Strictly Confidential まとめ • Ethereum stakingは中央集権問題を抱えており、クライアント分散化と、サーバー分散化 (地 域的, On-premise/Cloud)が求められている • その解決策の1つとして、DVT(Distributed Validator Technology)技術や、 CSM(Community Staking Module)という仕組みが生まれている • DVTは、ValidatorのKeyを分割して保管することで、クライアント集中/サーバー集中によるRisk を削減してくれる • CSMはStakingへのハードルを下げることでよりサーバー分散化に寄与することができる