3. 性能試験のアプローチ方法 ◼ 性能試験を実施し、その結果を評価しましょう ◆ 性能試験の実施 ⚫ 「段取り八分」といった言葉がありますが、性能試験の実施はまさにこの言葉のとおりです 性能試験を実施する環境が整っていて、実行するシナリオスクリプト、ダミーデータがあれば後は実行ボタンを押す だけです ◆ 性能試験の結果を評価してボトルネックを解消する ⚫ 各試験項目が性能要件を満たしているか ⚫ リソースが想定どおり消費されているか本番環境でないと再現しない事象 ✓ 基盤スペックは向上しているはずが、他の設定には悪影響だった • 試験によっては数日かけて実行するものがあり、週末も組み込んだスケジュー ルを立てると時間の有効活用が可能 • 同じ試験でもシナリオを変化させながら、複数パターン実施することになる • 実施環境のリセットやチューニングなどを実施するため、慣れていないと 1シナリオ1日と考えておいた方がよい • キャッシュが上手く利用できない事象に直面し、原因の特定に2, 3週間かかった • 原因調査は多くの複数のステークホルダーへの確認が必要になるため、コミュニケーションコストが大きい