生成AIの活用は、コード生成や既存システムの理解だけに留まりません。 要件定義、基本設計、業務整理、レビュー、社内合意形成といった上流工程にも活用できます。
しかし、上流工程ではソースコード以上に扱う文脈が複雑です。 プロダクトごとの仕様、プロジェクトごとの制約、顧客ごとの業務背景、会社ごとのルール、意思決定者の関心、承認プロセス、スケジュール、過去の判断履歴など、AIに正しく渡すべき情報は多岐にわたります。
本セッションでは、8月の「既存システムをAIに理解させるハーネスエンジニアリング」から一歩進めて、会社全体で使えるAI活用の仕組みとして、上流工程向けのハーネスエンジニアリングを紹介します。
GitHub Copilot や Azure AI Foundry を活用しながら、AGENTS.md、PROJECT.md、PRODUCT.md、CUSTOMER.md、BUSINESS_RULES.md、DECISION_LOG.md、REVIEW_POINTS.md などをどのように整備し、エンジニアだけでなく、PM、営業、企画、業務担当者も使える形にするかを整理します。
AIに「何となく聞く」のではなく、AIが迷わず判断できる地図を作る。 個人のプロンプト術から、会社全体で再利用できるAI活用基盤へ進めるための実践的な考え方を共有します。