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優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術

Kazuki Onmori
November 27, 2023
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優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術

2023-11-28 Developer's Jam #01 発表資料
https://relic-inc.connpass.com/event/300592/

後日、ProductZine(https://productzine.jp/)にて連載記事化予定

STORES 御守 一樹
(X @OnMorik)

Kazuki Onmori

November 27, 2023
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Transcript

  1. STORES 株式会社 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 15個 2023年11月28日 STORES 株式会社 御守

    一樹 @OnMorik ・ツイート歓迎! #DevelopersJam ・スクショも拡散もOK ・追ってスライド共有あり ・後日ProductZineにて連載記事化!
  2. 自己紹介:このテーマを語り得るバックグラウンド プロダクト開発11年 グリー社 • 新卒からPdM • ゲームのプロダクト責任者 • 後払い決済の立ち上げ STORES社

    • ECのプロダクト責任者 取り合いになった「優秀な人材」 7社受けて選考通過率100% • 3社は自分から辞退 • 残る4社からオファー • うち1社に入社(STORES) 入社しなかった6社も成長中 • IPO • 時価総額ランク上位 プロダクト開発 候補者としての 転職活動 数百回の面接経験 グリー社、STORES社 • PdMチームのマネージャー として採用活動 個人 • スタートアップの採用支援 企業側としての 採用活動
  3. 候補者から見た、企業の印象値:横並びにすると... 企業の印象値 面接のUX 10 入社後 の期待値 50 A社 面接のUX -10

    入社後 の期待値 50 面接のUX 20 B社 C社 D社 入社後 の期待値 50 入社後 の期待値 55 面接のUX 20
  4. 候補者から見た、企業の印象値:横並びにすると... 企業の印象値 面接のUX 10 入社後 の期待値 50 A社 面接のUX -10

    入社後 の期待値 50 面接のUX 20 B社 C社 D社 入社後 の期待値 50 入社後 の期待値 55 面接のUX 20 「面接UX」で減点だと 比較対象から一段落ちる = 辞退される
  5. 候補者から見た、企業の印象値:横並びにすると... 企業の印象値 面接のUX 10 入社後 の期待値 50 A社 面接のUX -10

    入社後 の期待値 50 面接のUX 20 B社 C社 D社 入社後 の期待値 50 入社後 の期待値 55 面接のUX 20 期待値が同じでも 「面接UX」で差がつく
  6. 候補者から見た、企業の印象値:横並びにすると... 企業の印象値 面接のUX 10 入社後 の期待値 50 A社 面接のUX -10

    入社後 の期待値 50 面接のUX 20 B社 C社 D社 入社後 の期待値 50 入社後 の期待値 55 面接のUX 20 最終的に入社するのは 「面接UX」が高い中で 「入社後期待値」も高い会社
  7. 候補者から見た、企業の印象値 企業の印象値 面接のUX 入社後に 得られるもの への期待値 ・給与・賞与 ・福利厚生 ・成長機会 ・経験

    ・役職 ・面接担当者への印象 ・面接時の体験 面接担当者が コントロール できない 面接担当者が コントロール できる 面接担当者のミッションは 面接UX の 最大化 (今日はこの話)
  8. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  9. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  10. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ① 「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 なぜ大事? どうすべき? Now is 売り手市場

    • 候補者は選ぶ側 • 企業は選ばれる側 ジャッジ姿勢の企業をあえて選ぶ理由がない • 優秀な人材には、他に無数の候補がある 「こんな会社に入社して大丈夫か?」という不安 • 現在の採用トレンドを見誤ってる会社 • 面接を担当するリーダー層の質 • 入社後に優秀な仲間が集まりにくそう アトラクト、アトラクト、アトラクト • ジャッジ圧を出さない • 「候補者に選んでもらう」スタンス
  11. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 なぜ大事? どうすべき? 「自分への関心度」を測る定量的な尺度は 「レスの速さ」以外に存在しない •

    候補者は自分に高い関心を持ってくれている相 手に好感を持つ レスが速いと「直感」をハックできる • 「この会社とは縁がある」「この会社とは波長 が合う」と候補者に感じさせる 遅い企業は候補者から見て「ボトルネック」と化す • 日程調整がFIXしない企業が1社あると、他の企 業に候補日程が送れない • フラストレーション + ネガティブ印象 レスは24時間以内に • NOT営業日。土日も候補者は考えてる。 面接担当者は「採用」の優先度をMAXに • そのMTGは優秀な仲間を集めることより大事? 選考にリズムを作る • 次々に選考を進めてフィードバックを送り合う • 候補者と互いの距離感をテンポよく縮める
  12. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ③ 面接日が「遠い」のはリスク なぜ大事? どうすべき? 他社との面接が先に組まれて決まってしあう • 転職活動の状況は刻一刻と動いている

    • 経営者と意気投合して入社が決まってしまうか も 相手企業の働き方に対して不信感が生じる • 今後2週間、たった1時間を捻出することもでき ないの? • 現場の意思決定者の予定がギチギチなんて、長 期目線の戦略なんて考えられる? 候補者の提示した日程の中で最短の日付に設定する • あなたの都合ではなく候補者の要望に合わせる 土日という選択肢も • 候補者の平日は業務や他社面接で忙しい • (休日出勤を奨励しているわけではないという 旨の説明は当然必要)
  13. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません なぜ大事? どうすべき? 候補者にあなたのオフィス環境の前提知識はない • 駅からの距離感

    • ビルへの入館手続き • オフィス受付での担当者の呼び出し方 • 待合スペースの有無 • トイレの有無 戸惑い・焦りが面接のプラスになることはない • 精神的な余裕がなくなる • 時間的な余裕がなくなる おもてなしの一言を添える • 「オフィスビルには待合スペースがありません ので、お時間ちょうどにお越しください」 • 「当該時間帯は受付が混雑する場合があります ので、お早めにお越しください」 • 「ロビーに待合ソファがございます」 スムーズな来社で好印象を形成する • 精神的・時間的な余裕は好印象 • 面接のスタートが良質に
  14. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ なぜ? どうすべき? 候補者は緊張している • これから始まる面接で人生が決まるかも

    • この会社は自分を受け入れてくれるだろうか とりあえず「天気」の話でもしておく • 100%無害な話題 • 「外、寒かったですか?」でOK たった1つの小さなラリーが安心感を形成 • 1つの受け答えが終われば、緊張と不安が緩和 • 相手企業が自分を迎え入れてくれているという ポジティブな印象
  15. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑥ 「少々お待ちください」って何分? なぜ大事? どうすべき? 人は「待つ時間」に一番緊張度が高まる • 待たせることは、苦痛な時間を長くすること

    居心地の悪さを感じさせてしまう • 会議室の知らない壁と知らない机を眺めながら 1人ポツンと待たされる不安な体験 • 入社して欲しいはずの人に、居心地の悪さを感 じさせてプラスはない 面接担当者のカレンダーは10分前から抑えておく • 面接の直前はMTGを入れない。MTGは押す。 • 移動や準備のバッファ込で予定を確保 • 職務経歴書を読み込んで頭を切り替えておく
  16. Part1 面接前 ①-⑥ Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  17. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  18. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑦ 最初から「トップ」を出せ なぜ大事? どうすべき? 優秀な人材はトップの話を聞きたい • 現場目線だけではなく、経営目線の話を

    • 事業課題だけではなく、背後に潜む組織課題を • 足元の実情だけではなく、長期的な仮説を 多くの会社が逆をやっているからこそ、チャンス • 役職の高い人が選考プロセスの後半にならない と出てこないのは、候補者を「ふるいにかけ る」時代遅れなジャッジ型採用の名残 初回面接からトップを出す • 候補者が入社した後のレポートラインの頂上 • 例)社長、CXO、◯◯本部長 トップの内情ではなく、候補者の感情を • トップが忙しいのなんて当たり前 • だからこそ、「自分に時間を割いてくれた」と 感じさせるアトラクト効果がある 「この人の神輿を担いで仕事をしたい」と思わせる • オファーが出揃った時、候補者の頭に浮かべる
  19. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑧ 「簡単に自己紹介してください」と言うな なぜ大事? どうすべき? 初手で、企業側の怠慢と目的意識の欠如が伝わる • レジュメに書いてあるのに読んでないの?

    • 地頭が見たい?自己紹介なんて一番テンプレを 用意しやすいトピックでわかるはずないでしょ • 単に無思考で、無目的に口から発しているだけ 優秀な人材は、優秀な人と働きたい • 面接担当者の意欲や思考レベルに悪印象を与え てしまうと致命的 レジュメを読み込んだ上で、具体的な質問をする • 具体的な質問に対する回答の方が地頭もわかる • 次の環境でも再現できるスキルを見定めやすい 質問はいくらでも出てくるはず • 質問が浮かばないのは面接設計の失敗 ◦ あなたが面接担当者として不適当 ◦ 候補者が自社にフィットしていない
  20. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑨ 「最後に質問はありますか」と言うな なぜ大事? どうすべき? 優秀な人材は、面接の前から質問がたくさんある • 会社情報を集めて仮説を用意している

    • 面接では新しい一次情報をインプットしたり、 仮説を確かめて相手企業に対する解像度を高め たい 終盤まで企業からの質問ばかりだとジャッジ圧 • 一方的ではなく、インタラクティブに 企業側の目的意識の欠如が伝わる • 単に無思考で、無目的に口から発しているだけ 「最後」ではなく「最初」から、互いに質問し合う • インタラクティブな対話を • 互いに理解を深め合う (終始インタラクティブに進んだ面接において、最 後にまだ何か不明点があるかと確認することは全く 問題ない)
  21. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ なぜ大事? どうすべき? オフィスは会社の風土を雄弁に語る • 「残業は少ないです」と100回説明するより、

    人が少ない夜のオフィスを1回見せる方が説得 力は高い • 「フラットな組織です」と100回説明するよ り、役員室のないオフィスを1回見せる方が説 得力は高い 面接後にオフィスを案内する • スライド文章や説明ではなく、現実を見せる
  22. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え なぜ大事? どうすべき? 反応がなければ質問の意図を汲み取れない • 意図がわからないと話が広がらない

    ▪NG例 面接官「ご自身の強みと弱みは?」 候補者「強みは••で、弱みは▪▪です」 面接官「なるほど」 候補者「(えっ?)」 候補者の回答に対しては、自社の課題や 候補者への期待値と紐付けてフィードバックする • 「今回お任せしたいチームには◯◯という課題 があるので、AさんがXXで発揮したYYな部分を 発揮してもらえると助かります」 • 候補者が相手企業で仕事をするイメージが湧く • 期待値が分かると、追加で話すべき
  23. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ なぜ大事? どうすべき? 候補者に本気度が伝わって抜群のアトラクト効果 • やってる会社は少ないので、競合他社に優位

    その場で判断できないなら、面接担当者が不適格 • 面接には合否の意思決定権がある人をアサイン しているはず • 面接で確認すべきポイントが確認できれば、そ の場で判断できるはず その場で伝えられるように準備しておく • 意思決定権のある人を面接担当にアサイン • 「今回の面接で何を確認するか」を事前設定 面接中は質問・思考・勇気を発揮する • 確認すべき事項をクリアにする • 候補者の情報をリアルタイムで脳内処理する • 指示を仰ぐな、あなたが決めろ アトラクト姿勢で伝える • 「ぜひ次はまたXX部門でYYをやっている者に 会ってみてほしい」 • 「合格です」などジャッジ姿勢はNG
  24. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑬ 「ぜひ来てほしい」と口に出して言え なぜ大事? どうすべき? 思いは口に出さないと伝わらない • 会社の良さを100個伝えるより、「一緒に仕事

    がしたい。ぜひ来てほしい」と1回伝える方が 印象は強い 「一緒に仕事をしたい」と言われた候補者は、 一緒に仕事をしたいと思える部分を相手から探す • 候補者は自分に対して関心を持ってくれる相手 に関心を持つ 候補者に本気度が伝わって抜群のアトラクト効果 • やってる会社は少ないので、競合他社に優位 「一緒に仕事をしたい」とその場で口に出して言う • 率直に伝える 後続の選考は気にしない • 後続の意思決定者が採用を見送ったとしても • 「一緒に仕事をしたい」というあなたの言葉に 嘘がなければ、候補者には伝わる • 候補者の中には「あの人が一緒に仕事をしたい と言ってくれた」という良い印象が残る
  25. Part2 面接中 ⑦-⑬ Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  26. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  27. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ なぜ大事? どうすべき? 候補者が一番熱心に読む文章は 「面接後に相手企業から送られたフィードバック」 •

    企業サイトやカルチャーデックではない 何度も読み返したくなるようなメッセージを贈る • 候補者が2つの企業からオファーをもらって比 較する時、どういう文章を読んでほしいか? • 具体的に感じている魅力 • 「こういう活躍をしてもらえそう」 • 「一緒に働きたい」と率直に伝える 候補者に対する懸念や不明点もはっきり伝える • まだ確認できていない点 • 面接は認識ギャップを埋めるプロセス • 重ねる毎に深みが増して、候補者と企業で互い のイメージが擦り合って行く
  28. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け なぜ大事? どうすべき? オファーは断られることの方が多い • 優秀な人材でも、入社できるのは1社だけ

    面接の改善には「入社しなかった人」の声が必要 • 課題を抽出しないことには改善できない • 良質なサービスはユーザーからのフィードバッ クなしには成り立たない、のと同じ 僅かな差さえ埋めれば、一気にうまくいく • 候補者が入社した企業と断った企業の間には、 わずかな違いしかない • その「わずかなギャップ」さえ埋めることがで きれば、一気に今後の採用成功率が上がる 何がダメだったのか候補者に直接聞いてしまう • 「最後にXX社さんに決めたのは何が決め手でし たか?逆に言うと弊社は何が劣っていました か?今後の反省として勉強したいです。」 いつか、何かにつながる • 「候補者にどういう体験をさせるか」は、その 候補者から発生するリファラルに大きく寄与
  29. Part3 面接後 ⑭-⑮ Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part

    3 面接後 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け
  30. 優秀な人材に ”辞退されない” 面接の技術 ①「ジャッジ」ではなく「アトラクト」 ② 面接前の印象は「レスの速さ」が9割 ③ 面接日が「遠い」のはリスク ④ 「あなたのオフィス」のこと、知りません

    ⑤ 会議室までの30秒は「天気」の話をせよ ⑥「少々お待ちください」って何分? ⑦ 最初から「トップ」を出せ ⑧「簡単に自己紹介してください」と言うな ⑨「最後に質問はありますか」と言うな ⑩ 初回面接から「夜のオフィス」を見せよ ⑪ 質問に答えたら「黙ってないで何か」を言え ⑫ 面接中に「合否」を伝えよ ⑬「ぜひ来てほしい」と口に出して言え ⑭ 「噛み締めたくなるフィードバック」を贈れ ⑮ 「何がダメだったのか」を聞け Part 1 面接前 Part 2 面接中 Part 3 面接後