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[OCIスキルアップセミナー#9] 過去1ヶ月のOCI新機能

[OCIスキルアップセミナー#9] 過去1ヶ月のOCI新機能

2021/06/22開催の、「OCIスキルアップセミナー #9 - ロード・バランサ・サービス(再)入門」の冒頭の新機能コーナーの資料です。

oracle4engineer

June 23, 2021
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  1. 日本語でのブログやスライドもあります • OCIサービスアップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/4サービス・アップデート • 毎月公開するOCIのサービス・アップデート情報をスライドで分かり易く説明。 • OCI新機能ハイライト •

    https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oci新機能ハイライト • よりタイムリーに新機能情報をキャッチアップしたい方は、Oracleエンジニア通信内 のブログシリーズ「Oracle Cloud Infrastructure 新機能ハイライト」もご参照くださ い。隔週で新機能をご紹介しています。 新機能情報のキャッチアップ 4 OCIスキルアップセミナーでは、冒頭15分で、この一ヶ月でリリース された注目新機能をピックアップしてご紹介していきます。 (注)対象サービスは偏る可能性があります。 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  2. May 2021: 30 Regions Live, 8+ planned, 8 Azure Interconnect

    Regions Oracle Cloud Infrastructure Global Footprint SAN JOSE, CA PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON SWEDEN ITALY FRANCE JEDDAH ISRAEL DUBAI MUMBAI HYDERABAD SINGAPORE CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA JOHANNESBURG SYDNEY MELBOURNE Commercial Commercial Planned Government Microsoft Interconnect Azure SAUDI 2 UAE 2 2021/5/28 2021/5 Vinhedo, Brazilオープン 5 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  3. ArmベースのAmpere A1 コンピュート・シェイプがVMインスタンスで利用可能 • OCI初のArmアーキテクチャのインスタンス • VM.Standard.A1.Flex • OCPU数とメモリサイズをカスタマイズ可能なフレキシブル・シェイプ •

    BM.Standard.A1.160 • 1コア当たり1スレッド • 超低コスト - 1コアあたり1セント(¥1.2)/時間 • あらゆるワークロードで高い価格性能を発揮 • MySQL、JavaなどのOracleのソフトウェアをサポート • Armの開発者を強力に支援 • Always Freeでの利用 • 4 x Ampere A1 コア、24GBメモリー • Arm Acceleratorプログラム • 申請することで365日有効な無償クレジットを提供 Armベースの Ampere A1 コンピュート・シェイプの利用開始 2021/5/25 Tokyo, Osakaリージョンでも利用可能! 6 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  4. Oracle Cloud Infrastructure VCN Bastion クライアント Oracle Cloud Infrastructure Bastionサービスは、パブリック・エンドポイントを持たないターゲット・リソースに対するセキュ

    アなアクセス制御を実現するサービス。 • これまで、プライベート・サブネットで特定のユーザーやクライアントからのみにアクセスさせるためには手動で踏み台サー バー用のインスタンスを用意する必要があったが、Bastionサービスによってサービスとして提供可能 • Bastionは権限のあるユーザーに特定のIPアドレスからSSHセッションでターゲット・リソースへの接続を許可 • ユーザーはSSHがサポートされるソフトウェアやプロトコルを使用してターゲットにアクセスすることが可能。 • 例)Windowsインスタンスに接続するための Remote Desktop Protocol (RDP) 、データベースに接続するためのOracle Net Service。 Oracle Cloud Infrastructure Bastionサービスのリリース Private Subnet インスタンス 2021/5/26 sshクライアント sshトンネル データベース セッション セッション DBクライアント 7 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  5. 一部のリージョンで利用可能だったDRGの拡張機能が全商用リージョンで利用可能になった [Networking] DRGの拡張機能 2021/5/26 VCN • VCN間のネットワーク接続のため1つ以上のVCNにDRGをアタッチでき るようになった。 • VCNは同一テナントでも異なるテナントでも可。

    • DRGにアタッチされたネットワークリソースごとに異なるルート表とポリ シーをアサインできる。 • 例えば、1つのDRGをハブとして、複数VCNとオンプレミスのネットワークを一 つのDRGに接続することによって、トラフィックのルーティング構成を単一の ゲートウェイで構成することが可能。 • あるリージョンのDRGにアタッチしたオンプレミスネットワークを、リモート・ ピアリング接続(RPC)を使って別のリージョンのDRGに接続すること が可能。 • IPSec VPNやFastConnect接続のActive-Active構成のために等 コストマルチパス(ECMP)を有効化することが可能。ECMPはルー ト表単位で制御される。 • リモート・ピアリング接続(RPC)で同じリージョンもしくは異なるテナン シーのDRGにも接続できる。 VCN オンプレミス ネットワーク VCN FastConnect OCIリージョン VCN オンプレミス ネットワーク FastConnect リージョンA リージョンB VCN リモートピアリング接続 8 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  6. スナップショットからクローンを作成し、即座に利用することが可能 即座に利用できるクローンを作成可能。任意のスナップショットをソースとして作成。 ユースケース • テスト環境やパッチ適用、より高速なアプリケーションのプロビジョニング ファイル・システムのクローン • スナップショットがクローンをする際の初期データとなる • クローンは親ファイルシステムのデータを共有して参照

    • クローン作成後の親ファイルシステムのデータ更新はクローンには反映されず、同様にクローンへのデータ更新は親ファイルシステムには 反映されず、それぞれ独立 • クローンからさらにブランチを作成することも可能(クローン・ツリー) [File Storage] ファイル・システムのクローン 9 2021/6/2 親ファイル・システム ソース・スナップショット クローンA クローンB クローンD クローンC Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  7. 性能タイプ VPU(Volume Performance Unit) 0 10 20 30~120 (10刻み) IOPS

    2 IOPS/GB 60 IOPS/GB 75 IOPS/GB 90~225 IOPS/GB スループット 240 KBPS/GB 480 KBPS/GB 600 KBPS/GB 720 ~ 1800 KBPS/GB 1か月の1GBあたりの 価格 (ストレージ+VPU) ¥3.06 ¥5.1 ¥7.14 ¥9.18 ~ ¥27.54 これまでのブロック・ボリュームの3つの性能タイプを上回る超高性能ボリュームが登場 • 超高性能ボリューム(Ultra High Performance volume/ UHP) • IOPS: 1GBあたり最大 225 IOPS、1ボリューム当たり最大 300,000 IOPS • スループット:1GBあたり最大 1,800 KBPS/GB、1ボリューム当たり最大 2,680 MBPS • マルチパス有効でインスタンスからアタッチする必要がある • サポートされるOS:Oracle LinuxもしくはOracle Autonomous LinuxのOracle提供イメージか、それをベースにしたイメージ • サポートされるシェイプ:VMインスタンスは16 OCPU以上 • 性能と価格は従来通りVPU(Volume Performance Unit)で定義 • 価格:ストレージ単価 ¥3.06 x 容量 + VPU単価 ¥0.204 x VPU数 x 容量 超高性能ボリューム(Ultra High Performance Volume) 10 より低い コスト バランス (デフォルト) より高い パフォーマンス 超高性能 (UHP) 2021/6/10 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  8. OCIのアイコン集が新しくなりました! https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/General/Reference/graphicsfordiagrams.htm → PowerPoint Graphics and Quick Start Guide あらたなOCIアイコン集

    Bare Metal Compute Virtual Machine Load Balancer Internet Gateway Service Gateway Oracle Cloud Infrastructure (Region) Availability Domain 1 Availability Domain 2 AD3 Subnet A 10.0.30.0/24 Bastian Server Subnet B 10.0.30.0/24 Primary Database Subnet D 10.0.30.0/24 Loaded Balanced Web Servers Subnet C 10.0.30.0/24 Standby Database Auditing Identity & Access Management VCN Dynami c Routing Gatewa y Database System Bare Metal Compute VPN Load Balanc er Virtual Machine Virtual Machine Object Storage Database System Serv er Block Storage 新アイコンの例 11 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  9. Oracle Cloud Infrastructure 主要情報一覧 1 2 Oracleアーキテクチャ・センター https://docs.oracle.com/ja/solutions/ クラウド環境の検討や実装に役立つように設計されたリファレンス・アーキテクチャとソリューショ ン・プレイブックのカタログを多数掲載。ダウンロード、カスタマイズ、およびデプロイできるコードま

    たはスクリプトも含む。 リファレンス・アーキテクチャ、ソリューション・プレイブックを概説した下記ブログもご参照ください。 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/move-workload-to-oraclecloud 3 OCIサービスアップデート https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/4サービス・アップデート 毎月公開するOCIのサービス・アップデート情報をスライドで分かり易く説明。各サービスの詳 細なアップデート情報は、各サービスのドキュメントや下記「OCI活用資料集」をご覧ください。 4 5 OCIお客様活用事例 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas OCIを活用したお客様の事例のご紹介。データベースはもちろんのこと、アナリティックス、セキュ リティ、システム管理、コンテンツ管理、ブロックチェーン、チャットボットなど様々なサービスのお 客様事例をご紹介します。 OCI活用資料集 https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ OCIを使ってみたい! という方のための技術ドキュメント集。 OCIのサービス別技術資料をはじ め、PPTスライドを中心とした公開ドキュメントや、セミナーで使用した資料をアップロードしてい ます。 6 OCIセミナー情報 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/column_cloud_seminar 今後開催予定のウェビナー(含むハンズオントレーニング)についてご案内します。 ほぼ毎週 2回+ハンズオンを様々なテーマで開催中! オラクルエンジニア通信 https://bloegs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術資料、コラム、マニュアルなど、OCIに関するその他の情報は、「オラクルエンジニア通信」 よりお届けしています。 チュートリアル: OCI を使ってみよう https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/ OCIを使ってみよう! という人のためのチュートリアル集。各項ごとに画面ショットなどを交えなが らステップ・バイ・ステップで作業を進めて、OCIの機能についてひととおり学習することができるよ うになっています。 7 OCIドキュメント 各サービスのマニュアル。 https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/home.htm 8 Oracle Code Night https://oracle-code-tokyo-dev.connpass.com/ オラクルのテクノロジーだけに限定しない、Developer(開発者)のDeveloper(開発 者)によるDeveloper(開発者)のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナーのこと。 ほぼ毎週 様々なテーマで開催中! 9 Oracle Cloud Infrastructure 主要情報をまとめたポータル(以下1−9を含む) https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/column_oci_links 13 Copyright – © 2021 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  10. Thank you 14 Copyright – © 2021 Oracle and/or its

    affiliates. All rights reserved.