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【Oracle Cloud ウェビナー】【Informatica x Oracle 特別対談】エンタープライズ領域におけるデータ基盤近代化の意義とは(2022年8月24日)

【Oracle Cloud ウェビナー】【Informatica x Oracle 特別対談】エンタープライズ領域におけるデータ基盤近代化の意義とは(2022年8月24日)

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://go.oracle.com/ocws-jp-ondemand

oracle4engineer

August 24, 2022
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Transcript

  1. 3 © Informatica. Proprietary and Confidential. 荒田 圭哉 (Keisuke Arata)

    --- 執行役員 セールスコンサルティング本部長 兼製品責任者 森本 卓也 (Takuya Morimoto) --- ソリューションアーキテクト 兼エバンジェリスト インフォマティカ・ジャパン株式会社
  2. 2022年5月25日(US時間) Informatica Worldにて Informatica社による戦略的パートナーシップの発表 Copyright © 2022, Oracle and/or its

    affiliates 4 ◼ 2022年5月25日(US時間)、Informatica社より戦 略的なパートナーシップに関する発表がありました。 ◼ この発表に際し、Informatica Worldの基調講演に Andy Mendelsohn(EVP)が登壇しました。 ◼ 長年、オンプレミスのソフトウェアでパートナーシップを 気付いてきましたが、両社のソフトウェアをお使いの多 くのお客様がシステムを近代化していく支援をするた め、戦略的なパートナーシップを発表しました。
  3. 5 © Informatica. Proprietary and Confidential. Our Mission お客様のデータドリブンな DXを推進する

    Our Vision データに力を、ビジネスに革新を、 社会に価値創造を Data Value インフォマティカ 1993年創業のデータ統合・管理の分野における グローバルNo1の独立系リーディングカンパニー データマネジメント クラウド
  4. 2022年8月1日現在 Oracle Corporation および 日本オラクル株式会社 の御紹介 Copyright © 2022, Oracle

    and/or its affiliates 6 • 設立:1977年6月16日 • 売上高: $400億 • 顧客数: 43万社, 175ヶ国 • パートナー:25,000社 • 従業員:14万人(営業1万人) • 開発者コミュニティメンバー:500万 人 • 学生支援:年間350万人、120ヶ 国 • 特許技術:17,000以上 • 本社:テキサス州オースティン(2020 年12月にカリフォルニア州Redwood Shoresより 移転) • CEO:Safra A. Catz • 会長 兼 CTO: Lawrence Joseph Ellison Oracle Corporation 日本オラクル株式会社 • 設立:1985年10月15日 • 売上高:2,113億5百万円 • 資本金:244億8百万円 • 顧客数:約6万社 • 国内パートナー:約2,000 社 • 従業員 :約2,500人 • Oracle Master取得者数:25万人 • 本社:東京都港区北青山 (地下鉄銀座線外苑前駅直結) • 社長:三澤 智光 Oracle Corporation(Redwood) 日本オラクル(24F茶室) 設立前:CIA のプロジェクト(コード名:”Oracle”) に参画 1977年:ラリー・エリソンらがSoftware Development Laboratoriesを創業 1982年:Oracle Systemsに社名変更 1986年:米国NASDAQ上場(現在はニューヨーク証券取引所上 場) 1985年:日本オラクル株式会社 設立 1995年:Oracle Corporationに社名変更 2000年4月:日本オラクル 東京証券取引所第一部上場 2017年4月:第一世代国内リージョン開設 2019年5月:東京リージョン開設 2020年2月:大阪リージョン開設 2020年5月:マイクロソフトAzureと直接接続 2020年12月時点:全世界リージョン数は28。10追加予定
  5. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 7 【 トピック

    その1 】 Informatica社 ソリューションの御紹介
  6. 9 © Informatica. Proprietary and Confidential. 統合 共有 活用 発見

    統制 整形 関連 データマネジメント クラウド iPaaS (Integration Platform as a Services) システム ストリーミング クラウド データ 人 (ビジネス) 今(データ利活用中心) インフォマティカ・ソリューションの変遷 データをビジネスに利活用するために必要な、データマネジメントを実現する 統合 共有 活用 発見 統制 整形 関連 Power Center ETLツール システム (オンプレミス) システム 昔(データ連携中心) *データ利活用のライフサイクル
  7. 10 © Informatica. Proprietary and Confidential. 10K+ Metadata-Aware Connectors A

    I-Powered Metadata Intelligence & Automation Connectivity Metadata System of Record Intelligent Data Management Cloud アクセス &統合 共有 &民主化 コネクト &自動化 発見 &理解 統制 &保護 クレンジング &信頼 マスター &関連 API& アプリ統合 データ品質 データカタログ データ統合 マスタデータ管理 &360アプリ データガバナンス &プライバシー データマーケット プレイス あらゆる ユーザー Data Engineer Citizen Integrator Data Scientist Data Analyst Business Users ETL Developer あらゆる データ IoT Machine Data Logs + クラウド (SaaS/IaaS) オンプレミス リアルタイム/ ストリーミング Applications Mainframe Databases + Workday Servicenow Salesforce Oracle AWS Azure GCP SAP これらは持っていない
  8. 11 © Informatica. Proprietary and Confidential. インフォマティカ x Oracle で実現するクラウドレイクハウス

    データ コンシューマー データの利活用 Analytics データソース Automated Data Lineage & Tagging Create, Publish, & Fulfill Define Policies & Terminologies カタログ データマーケットプレイス データガバナンス 機械学習 AI Solutions Data Consumers Data Scientists 発見 統合 変換 キュレーション 分析 実行 Events Enterprise Applications Devices Sensors Any Digital Asset Files Stream Applications データの生成 データ品質 データ統合 インジェスチョン Stream Ingestion Database Ingestion File Ingestion Application Ingestion データの永続性 Autonomous Database Object Storage リファレンス・アーキテクチャ
  9. Andy Mendelsohn, EVP of Database Server Technologies, Oracle のメッセージ 今回の戦略的協業において主に注力する領域

    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 13 (引用) オラクルエンジニア通信 の翻訳記事より https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oracle-and- informatica-partnership-ja ◼ このパートナーシップにより、Database Cloud、SaaS、エンタープライ ズ・アプリケーションのリーダーとして知られるオラクルと、クラウドデータ統 合、データ品質、データガバナンスのリーダーであるインフォマティカが一体 となります。ハイブリッド環境またはマルチクラウド環境にデータウェア ハウス、データレイク、またはデータレイクハウスを実装する場合でも、 このパートナーシップは最も包括的なソリューションを提供します。 ◼ お客様は、OCIエコシステムにおいて、より迅速に結果を出し、環境を 簡素化し、TCOを削減するユニークな機会を得ることができます。 Oracle Autonomous Data Warehouseは、Informaticaを使用して、 ほぼすべてのデータソース(データベース、データストア、メッセージングプ ラットフォーム)とクラウドプロバイダーからデータを取り込み、公開すること ができます。 ※一部抜粋
  10. 14 © Informatica. Proprietary and Confidential. クラウドデータプラットフォームがもたらす3つの価値 目前の課題解決と将来の成功の両立、そして企業と共に成長する基盤 ビジネス・アジリティ データの経営資源化

    無制限のスケーラビリティ スピード 品質 コスト/ リスク 各事業の私物と化したデータを解放する データ 情報 知識 知恵 価値 データマネジメント クラウド データ、ヒト、ビジネスの拡大を受け入れる データに関わる ヒト データ 量、種類 オートスケーリング &ガバナンス データマネジメント クラウド データマネジメント クラウド ITの硬直から脱却する データマネジメント クラウド ServiceNow SAP Salesforce Tableau Workday Oracle AWS, GCP, Azure Adobe Mainframe
  11. 15 © Informatica. Proprietary and Confidential. インフォマティカのクラウドモダナイゼーション 「PowerCenter x オンプレミスDWH」から、「インフォマティカ

    x Oracle クラウドレイクハウス」へ メソドロジー リファレンス アーキテクチャ ビジネス バリュー 人 (ノウハウ) プロダクト/ 技術 自動化 ツール Oracle Autonomous Database Intelligent Data Management Cloud 未来 データマネジメント クラウド Teradata 現在 Vertica Oracle Exadata Netezza PowerCenter 移行を サポート
  12. 16 © Informatica. Proprietary and Confidential. PowerCenterユーザー様向けの特別サービス ご興味のある方は、Oracleまたはインフォマティカへご相談ください 1. 自動マイグレーションの

    ツールを用いた変換サービス(有償) *Migration Factory 2. 移行期間中の PowerCenterの保守料減額 3. 移行に関する 作業費を特別価格でご提供 PC2IDMC
  13. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 17 【 トピック

    その3 】 エンタープライズ領域での データ基盤近代化による 未来像について
  14. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 18 “Data Fabric”

    & “Data Mesh” データ基盤近代化において 今後重要となるキーワード
  15. 19 © Informatica. Proprietary and Confidential. データファブリック あらゆるデータを、簡単かつタイムリーに組合せて、あらゆるビジネスに利活用可能にする 企画・開発 生産・在庫

    宣伝・販売 サポート ソーシャル モバイル IoT 機械データ ERP CRM 社外データ (3rdパーティ) センサーデータ 伝統的なRDBMS クラウド アナリティクス データベース メインフレーム 販売数 在庫数 生産数 サポート顧客 販売顧客 SNS バリューチェーン改革 顧客体験 BI AI/ML
  16. 20 © Informatica. Proprietary and Confidential. データファブリックの実現に必要な要素 拡張データカタログ 永続化レイヤー セマンティックの充実

    アクティブメタデータ ナレッジグラフ インサイトとレコメンデーションエンジン データプリパレーションとデータデリバリーレイヤー オーケストレーションとDataOps 公開されたデータカタログとデータエンジニアリング あらゆるユーザー あらゆるデータ Data Fabric Architecture <メタデータドリブンなAIと自動化> メタデータを自動収集・充足させ、AIのインプットとし、 データ管理に対する洞察とリコメンデーションを得て、自動化する <再利用とセルフサービス> データを再利用しやすい形式で変換・保管し、 セルフサービスで各業務向けに加工・組込みを可能にする <共有とガバナンス> 非ITユーザーにも優しい公開カタログを通じてデータを共有し、 統制されたプロセスの下、誰もが安心安全にデータを利活用する
  17. 21 © Informatica. Proprietary and Confidential. データインジェスチョン データ統合 データ品質 マスタデータ管理

    データファブリック・セマンティックレイヤー データプリパレーション データマーケットプレイス ストリーミング バッチ ナレッジグラフ AI 機械学習 データガバナンス データカタログ エンタープライズ・データ・オーケストレーション Change Data Capture APIs オンプレミス クラウドエコシステム Software as a Service Informatica クラウド・サービス データソース データユーザー データレイク群 データウェアハウス群 データウェアハウスN データレイクN データ&アナリティクス チーム ビジネス & LOB チーム データサイエンティスト 分析&レポート App 1 分析&レポート App 2 分析&レポート App N インテリジェント・データファブリックのリファレンスアーキテクチャ アプリケーション統合
  18. Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 22 “Data Fabric”

    & “Data Mesh” データ基盤近代化において 今後重要となるキーワード
  19. 一般的な考え方 “Data Mesh” とは Copyright © 2022, Oracle and/or its

    affiliates 23 app events data events Apps / IoT ACID 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 4 5 6 7 microservices data products event ledgers streaming systems of truth decentralized / distributed / multi-cloud / edge どこでも動作するAPI駆動のセキュアなサービスメッシュ(K8S、Dockerなど) データプロダクトのKPI、SLA|ビジネスドメインのモデリング|出所と説明可能性 データエンジニアとデータプロダクトマネージャーのための直感的なセルフサービス・ユーザー・インターフェース • 様々なビジネスドメインにおけるデータ利用者主導での「データ・プロダクト」に重点を置き、分散したデータ環境を適切なテクノロジー で構成するアーキテクチャ • データに対する責任や権利が利用者側にあることを明確にすることで、集約型におけるデータ利活用のボトルネックを解決、利活用 を促進することが可能 AWS Oracle Azure
  20. “Tech architecture is mirror of people orgs” いずれが正解かではなく、組織やビジネスにとっていずれが適しているか Copyright ©

    2022, Oracle and/or its affiliates 25 エグゼクティブ 企画・マーケティング 営業 会計,人事等 IT 関連企業 取引先 【centralize】 • 事業や組織構造がシンプルで安定性が求められる • インフラのコストメリットが明確 • データに関する責任や権限をIT側が持つ など 【decentralize】 • 事業や組織構造が多様で迅速性が求められる • ビジネスに合わせた機敏性の高いITが必要 • データに関する責任や権限を事業側が持つ など IT 既存事業A 既存事業B 人事 新規事業 会計 エグゼクティブ SaaSサービス (HCM,ERP etc) 関連企業, 取引先 共通/共有の データや連携手段
  21. “Global Transaction Mesh at Planet Scale” 決して遠い未来ではなく実現可能な世界 Copyright © 2022,

    Oracle and/or its affiliates Edge Gateways Edge Multi-Cloud Enterprise Applications Data Engineer Data Mesh Self-Service GUI λ Exadata Cloud@Customer SaaS Data Lake IaaS Analytics 26
  22. “Global Transaction Mesh at Planet Scale” 決して遠い未来ではなく実現可能な世界 Copyright © 2022,

    Oracle and/or its affiliates Edge Gateways Edge Multi-Cloud Enterprise Applications Data Engineer Data Mesh Self-Service GUI λ Exadata Cloud@Customer SaaS Data Lake IaaS Analytics 27 &
  23. 本日お話しさせて頂いたトピック まとめ Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 28

    ◼ Informatica社 ソリューションの御紹介 ◼ 戦略的協業について ◼ エンタープライズ領域での データ基盤近代化による未来像について