このプレゼンテーションは、「Backlog用拡張機能のバージョンアップ」について説明しています。
主な内容は以下の通りです。
•タスク管理のためのBacklog向けChrome拡張機能の開発とバージョンアップについて。
•このChrome拡張機能の概要として、Backlogのボード画面を整理する機能を追加し、バージョン1を2024年4月頃に公開予定で、新しい機能を追加したマイナーバージョンも上げていくとしています。最新版は1.5です。
•拡張機能の主な目標は、日々のタスクの状況を一目でわかるようにすることです。具体的には、その日のタスクが終わらせられるのか、期限までのタスクは過剰ではないか、全体の進捗はどこまで進んでいるのかを把握できるようにすることを目指しています。また、できるだけ外部ライブラリを使用しないことで、脆弱性や権限で利用を諦める人をなくすことも目標としています。
•これまでに実装された機能として、V1からV5までの機能が紹介されています。
◦V1:設定されている予定と実績から課題の背景色を変える
◦V2:課題の期限日に合わせて課題の周囲の枠線の表記を変える
◦V3:ボードに複数担当者をフィルターできる機能を追加
◦V4:状況確認ボタンを押すと課題の数を状態ごとに割合を表示する
◦V5:予定に設定された数値で進捗状況を円グラフに反映する
•機能の紹介では、「その日のタスクを終わらせることができるか?」「期限までのタスクは過剰ではないか?」「全体の進捗はどこまで進んでいるか?」という疑問に対して、拡張機能がどのように役立つかが具体的に説明されています。例えば、予定と実績の集計を表示したり、期限に合わせて枠線を表示したりすることで、タスクの状況を視覚的に把握できるようになります。また、状況確認ボタンを押すことで、予定のタスク量や状態ごとの課題数などが円グラフで表示され、全体の進捗状況を把握できます。
•さらに、タスクの振り分けに関しても、振り分けられていない課題や特定の担当者に偏っているタスクを把握するのに役立つことが示唆されています。
•拡張機能を作ってみてどうだったかという点については、社外にも利用者が少しずつ増えていることや、海外でも一部利用されていることが述べられています。社内ではほぼMac利用者が多いため、WindowsやChromeOSの利用者はQiitaなどの記事を見てインストールしたのではないかと推測されています。
•今後の展望として、進捗状況を実績を利用して表示し報告に使えるようにすること、平日の利用者数を100人を超えるようにしていくこと、ボード以外での活用も検討していくことが挙げられています。
•最後に、ChromeウェブストアやQiitaでこの拡張機能が公開されており、レビューや感想などを歓迎していることが伝えられています