質量当りにかかる引力の強さを「G 」※、物体の質量を「M 」「m」、 物体間の距離を「r 」とすると、物体間の引力は、以下となります ※「万有引力定数」と呼びます 【Column】 「重力」とは、引力に「自転の遠心力」を合わせた力を指します 宇宙空間を扱う天文学・宇宙開発では割愛し、「重力」=「引力」と扱います F = G Mm r 2 再掲
します mdx = -F cosθ, mdy = -F sinθ F を前述した引力に展開し、cosθ, sinθ を人工衛星位置x, y と人工衛星までの距離r で表現すると、以下の通りです mdx = -G ・ = -G mdy = -G ・ = -G Mm r 2 x r Mmx r 3 Mm r 2 y r Mmy r 3 ※方向F は、0地点から外側に向かって いればプラス、逆方向ならマイナスと なるため、この場合はマイナスとなる 再掲
-G 地球が0地点なので、r は、x とy から計算できます r = √ x + y G およびM は、以下の通りです ➢ 万有引力定数 G = 6.67259 x 10 m / s ➢ 地球の質量 M = 5.974 x 10 kg GM = 1.267 × 10 km / s Mx r 3 My r 3 2 2 -11 3 2 24 8 3 2 再掲
x 10 kg 月の分の移動速度も、計算式は、地球と同じです dx = -G , dy = -G r は、月との距離になるので、x とy の各々から、月の座標である moon_x とmoon_y を引いて計算します r = √ (x - moon_x) + (y - moon_y) L2/L3は、月の重力分、引っ張られるため、移動速度は月より も大きくなり、間にあるL1は、相殺され、小さくなります 22 Mx r 3 My r 3 2 2
km L1/L2/L3の月もしくは月軌道との距離は、以下の通りです ➢ L1 (月の内側に) 5.802 x 10 km ➢ L2 (月の内側に) 6.451 x 10 km ➢ L3 (月軌道の内側に) 2.725 x 10 km なお、この距離は、元JAXA勤務の、歌島 昌由 博士という方が、 高次方程式を高精度で解いた結果※として、発表しています ※NASDA-TMR-960033 宇宙開発事業団技術報告「ラグランジュ点近傍の軌道力学」 5 4 4 3