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VibeCodingの失敗から学んだ スキルアップの必要性

Avatar for Makoto Kurihara Makoto Kurihara
June 19, 2025
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VibeCodingの失敗から学んだ スキルアップの必要性

「AIコーディング道場勉強会 #2」で登壇した資料です。
https://heroz-job.connpass.com/event/356158/

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Makoto Kurihara

June 19, 2025
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Transcript

  1. 5 【狙い】 • VibeCodingのパフォーマンス⾒極め • 個⼈開発の取っ掛かり • 業務⽤途で使えるかどうかのジャッジ 【開発スタンス】 •

    可能な限り低コスト ◦ Cursor Proプランを利⽤ • 基本AIに任せっきり 狙いと開発スタンス
  2. 8 【AIが運⽤するアフィリエイトブログ】 • 電⼦書籍を紹介するブログ • セール情報を収集し、AIが記事作成‧ 公開‧運⽤まで⾏う • WordPress構築の知⾒から、 ⽐較的開発経験の多いジャンル

    【StripeApps 商品管理】 • Stripeの商品管理効率化のために metadataの付与‧更新を⾏う • StripeAppsの作成は初めてで、 未経験なジャンル 成果物の発表
  3. 【要件】 • Next.jsを使った サーバーレス構築 • 記事はマークダウンで 執筆‧管理 • AIはNext.js内か、 Difyを使⽤

    【結果】 マークダウン内にReactコン ポーネントを表⽰しようとして エラーループに。 ⼿動修正も困難で継続断念。 9 AIが運⽤するアフィリエイトブログ
  4. 12 【期待していたこと】 • 要件定義の段階で最適なベストプラク ティスを提案してくれる • 要件定義をしっかりしていれば AIがほとんど構築してくれる • 未経験な技術もAIにドキュメントや

    参考資料を渡すだけで簡単に実装可能 【実際に起こったこと】 • 実際には難しい要件でも、そのまま構築を 進め、結果的にエラーループに陥る • ⾃⾝が思い描いていた要件定義と AIが解釈する要件定義で乖離が発⽣ • AIが出⼒するソースコードの中⾝を 評価するために⾃分⾃⾝に知識が必要 理想と現実
  5. • AIが出⼒するコードの評価には⾃分⾃⾝に基礎的なスキルが不可⽋ ◦ ⼀⾒問題なく動作するプログラムであっても技術的負債となる可能性が⾼い ◦ AIが出⼒するコードやエラーは丁寧に確認を⾏うべき ◦ 知⾒の無い技術を採⽤しようとすると、結局⾃分⾃⾝でも勉強することになりやすい • 成果物に完璧を求めるのであれば、AIに開発を⼀任してはいけない

    ◦ AIは万能ではなく、AIの出⼒品質をガードレールとして導けるのは⾃分⾃⾝ ◦ AIの癖や使⽤モデルの特徴を学び、ベストな指⽰の仕⽅を⾝につける必要がある 16 学んだこと AIと対話する技術のスキルアップが必要 採⽤する技術に対するスキルアップが必要
  6. • AIが出⼒するコードの評価には⾃分⾃⾝に基礎的なスキルが不可⽋ ◦ ⼀⾒問題なく動作するプログラムであっても技術的負債となる可能性が⾼い ◦ AIが出⼒するコードやエラーは丁寧に確認を⾏うべき ◦ 知⾒の無い技術を採⽤しようとすると、結局⾃分⾃⾝でも勉強することになりやすい • 成果物に完璧を求めるのであれば、AIに開発を⼀任してはいけない

    ◦ AIは万能ではなく、AIの出⼒品質をガードレールとして導けるのは⾃分⾃⾝ ◦ AIの癖や使⽤モデルの特徴を学び、ベストな指⽰の仕⽅を⾝につける必要がある • VibeCodingでの課⾦は計画的に ◦ ⾼品質な開発には⾼級なモデル‧最新のモデルを利⽤することで狙った出⼒になりやすい? ◦ AIツールの進化が早い現状では⻑期での契約プランは解約したいときにできない⾜枷となる 17 学んだこと AIと対話する技術のスキルアップが必要 採⽤する技術に対するスキルアップが必要
  7. • AIが出⼒するコードの評価には⾃分⾃⾝に基礎的なスキルが不可⽋ ◦ ⼀⾒問題なく動作するプログラムであっても技術的負債となる可能性が⾼い ◦ AIが出⼒するコードやエラーは丁寧に確認を⾏うべき ◦ 知⾒の無い技術を採⽤しようとすると、結局⾃分⾃⾝でも勉強することになりやすい • 成果物に完璧を求めるのであれば、AIに開発を⼀任してはいけない

    ◦ AIは万能ではなく、AIの出⼒品質をガードレールとして導けるのは⾃分⾃⾝ ◦ AIの癖や使⽤モデルの特徴を学び、ベストな指⽰の仕⽅を⾝につける必要がある • VibeCodingでの課⾦は計画的に ◦ ⾼品質な開発には⾼級なモデル‧最新のモデルを利⽤することで狙った出⼒になりやすい? ◦ AIツールの進化が早い現状では⻑期での契約プランは解約したいときにできない⾜枷となる 18 学んだこと AIと対話する技術のスキルアップが必要 採⽤する技術に対するスキルアップが必要 課⾦可能な収⼊を得るキャリアアップ≒スキルアップが必要