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マルチプロダクト開発体制における エンジニアリングマネジメント | 野田 陽平 PLAID, Inc

マルチプロダクト開発体制における エンジニアリングマネジメント | 野田 陽平 PLAID, Inc

「スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略」#TECHTRACKJP での登壇資料です。
https://tech-track.connpass.com/event/286559/

株式会社プレイド: https://plaid.co.jp/
KARTE: https://karte.io/
採用情報: https://recruit.plaid.co.jp/

positiveflat

June 28, 2023
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Transcript

  1. マルチプロダクト開発体制における エンジニアリングマネジメント 株式会社プレイド Head of Engineering Management Team 野田陽平 6/28/2023

    #TECHTRACKJP スタートアップ〜メガベンチャーの EMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略
  2.   |  © 2019 PLAID Inc.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  2 自己紹介

    野田陽平 株式会社プレイド 2児の父 Head of EM Team プレイドではエンジニアを積極採用中です KARTE Blocks Dev Lead 38 Ex-IBM Twitter: @positiveflat
  3.   |  © PLAID Inc. 会社概要 株式会社プレイド 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F 設立 :2011年10月

    従業員:355名 / 282名 (連結 / 単体) ※2023年3月末時点 • 2011年創業 • CXプラットフォーム「KARTE」正式版を提供開始 • 既存投資家を中心に7社から総額27億円の資金調達を実施 • Googleからの資金調達を実施 • Emotion Techへの出資と戦略的パートナーシップの締結 • 2020年東証マザーズ上場 6
  4.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  9 Stats of KARTE データ規模も爆発的に増加 199

    億UU 累計ユーザー数 ※1 0.x 秒/解析 解析速度 134,000 over 秒間トラッキング数 ※3 2.59 兆円 年間解析流通金額 ※2 ※1 ローンチ〜2023年2月までのユニークユーザー数の実績 ※2 EC領域における解析流通金額。 2022年3月〜2023年2月までの単年の実績 ※3 閲覧、クリック、購入など KARTEで計測しているユーザーの全イベントが 対象。ローンチ〜 2023年3月までにおける最大値
  5.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  2015 2023 2022 2021 2020 2019

    2018 2017 2016 2011 2012 2013 2014 PLAID創業 フルリモート Engineer: 6名 Designer: 1名 Engineer: 約25名 Designer: 3名 Engineer+Designer: 約60名 Engineer +Designer: 約100名 Engineers (Incl. Customer Engineer) Designer + Design Engineers プロダクトのリリースと開発組織の規模推移 東証マザーズ上場 (現グロース市場) Google からの 資金調達 あゆみ 12
  6.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  Dev Organization & Architecture 開発組織と設計 大規模な

    モノリシック・サービス チームの分割 マイクロサービス化 (逆コンウェイ) “Focus” ・概ね3ヶ月の期間で開発サイクルを区切って開発 ・各チームごとに進め方やテーマを決める 個人・チームでそれぞれの テーマごとに issueに取り 組む マルチプロダクト戦略 2015 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2014 Engineer: 6名 Designer: 1名 Engineer: 約25名 Designer: 3名 Engineers (Incl. Customer Engineer) Designer + Design Engineers “Team”ごとにQuarterlyで活動 ・より永続的なチーム運営を目指す ・ただしQuarterlyでリズムは作る Core Product Product Product Product Product Product 13 Engineer +Designer: 約100名 Engineer+Designer: 約60名
  7.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  Dev Organization overview 組織と設計 経営会議 Core

    platform team Product Eco system … team team team team … team team Lab team Design ・・・ ・・ ・ ・Engineering組織の階層は浅く、大体2-3階層 ・自律分散的に動けるように Product development 注: Product開発寄りのdepartmentを抜粋 14
  8.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  EM Teamが取り扱う課題 1. チーム・個人のパフォーマンスが十分に発 揮されていないことがある +組織的に防ぐ仕組みがない

    ◦ パフォーマンス低下 ◦ 能力に応じた配置になっていない ◦ ベクトルが合っていない 2. 組織間に落ちるボールがある 現状も悪くはないが、組織拡大を見据えるともっと良くしなければ...! 19 EMが取り扱う課題
  9.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  Product Department Product Department Head 事業責任者

    Dev Lead 事業責任者 Dev Lead Dev Lead … EMが取り扱う課題 20 Core platform Department Core platform Department Head … Members Members Members 事業型組織 機能型組織 事業型組織・機能型組織それぞれに合ったマネジメント
  10.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  Horizontal Horizontal … 横串を通す 組織的な学習 •

    Roleごとの学習 … e.g. leaders ◦ 良いチームリーディング・マネジメントについての学 習 ◦ 1on1の学習 ◦ などなど • Feedback Cycleの醸成 ◦ フィードバックの仕組み ◦ 評価・報酬・等級制度 (会社が向かう先に合わせた評価軸) 事業型(主にProduct dept)・機能型(主にCore platform) 組織間に落ちる、学習のサイクルや仕組みづくりを行う 23
  11.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  テーマ整理 評価報酬等級(人事のコア3)制度 評価 報酬 等級 1on1の仕組み化

    Feedback cycle 1on1のプラクティス 目標設定・振り返り Skill matrixの作成 マインド・ポリシーのupdate 1on1の実施 予算決定プロセス 権限範囲の整理・設定 26
  12.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  テーマ整理 Talent Lifecycle 採用 退職・出戻り 入社Onboarding

    エンジニアのキャリア 退職インタビュー Alumniネットワーク 入社ヒアリング・サポーター 前提を揃える - Introduction 配置転換 / Job change 成長イメージ・成長実感 27
  13.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  EM Team at PLAID EM Team

    経営会議 Core platform team Product Eco system … EM Team team team team team … team team Lab team Design ・・・ ・・ ・ 各Departmentと共に学習し、時に意見する 基本的にEMは開発と兼任で、現場との接合性を持つ。 EMだけで問題を解かない。 (大変な時もあるが、基本的に前を向いて考える EMメンバー) Product development Engineer 3名 Designer 1名 HR 1名 注: Product開発寄りのdepartmentを抜粋 30
  14.   |  © PLAID Inc. 6/28/2023  | スタートアップ〜メガベンチャーのEMが語る、強い開発組織づくりとキャリア戦略 |  Team Mission EM Team Mission 向かうべき方向に向かうことができるチー

    ムをつくるための、仕組みを作る 1. チームを良い状態に保つための横断的な 仕組みを作る ◦ チームリーディング・マネジメントの方法 2. 組織的な学習を促すための仕組みをつくる ◦ Feedback cycleをつくる ◦ Feedbackの軸・アラインのための軸をつくるための仕 組みを考える ◦ 上記のために、評価・報酬・等級制度 の導入の可否を 含めて検討する ◦ “向かうべき方向に向かえる状態にする ” 3. 見通し・風通しをよくする ◦ 日々の活動がどんな成果に紐づくかわかるようにする (to Team member) ◦ 情報の透明性を保つ (Department Head ↔ Team lead ↔ Team member) ◦ チーム・個人の状況が可視化される (to 経営会議 & Department Head) 31