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LeSS Yoake 2024 スポンサーセッション

LeSS Yoake 2024 スポンサーセッション

LeSSの夜明け 2024のスポンサーセッションのスライドです。

Riki Hiraoka

October 21, 2024
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Transcript

  1. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  2. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  3. © 2024 Timee, Inc. 私が話します! 李 晟圭 (kei) • 職種:エンジニアリングマネージャー

    • LeSSのきっかけ:前職でプロダクトの優先す べき課題に組織全体が柔軟に取り込めるよう にするための⽅法として取り⼊れた。 タイミーでは組織に必要な変化を考えると 「それLeSSだよな」となる瞬間が多く、⾃然 と夜明けを感じている。
  4. © 2024 Timee, Inc. タイミーの実績 スキマ バイト No.1 ※1 ※2

    [調査方法]インターネット調査 [調査期間]2024 年 2 月 9 日~11 日 [調査概要]スキマバイトアプリサービスの実態調査 [調査 委託先]株式会社マクロミル ※3 2024年9月時点 ※4 2024年9月時点 利用率 ・リピート率 ※1 ※2 導入事業者数 136,000企業 ワーカー数 900万人 ※4 ※3
  5. © 2024 Timee, Inc. VISION ⼀⼈ひとりの時間を豊かに 「⼈⽣の時間は有限である」 これは代表の⼩川が尊敬していた祖⽗の急逝をきっかけに得た教訓です。 有限だからこそ時間をより価値あるものにする⽅法をすぐに⾒つけられ すぐに実⾏できる世界をつくりたい。この想いから、

    時間を豊かにする選択肢の⼀つとして、 好きな時間に働ける「タイミー」が着想されました。 私たちは「はたらく」に留まらない多様なアプローチで、 ⼀⼈ひとりの時間が豊かになるきっかけを提供していきます。
  6. © 2024 Timee, Inc. MISSION 「はたらく」を通じて ⼈⽣の可能性を広げる インフラをつくる 時間にとらわれず、好きな場所で、好きな仕事を。 少し前には考えられないような⾃由な働き⽅を、タイミーは提供しています。

    この新しい「はたらく」は、ただ⾃由であることにその魅⼒を留めません。 「はたらく」を通じた、多くの⼈との出会いと経験の積み重ねは、⾃分⾃⾝の新たな 価値を発⾒し、可能性を広げる糧になると私たちは信じています。 タイミーは、新しい「はたらく」インフラとして、⼀⼈ひとりが⾃分の可能性を 広げていける社会を⽬指します。
  7. © 2024 Timee, Inc. 組織構成( 2024.10時点) 平均年齢 : 30.7歳 男女比:3:2

    メンバー数: 1316名 ※社員・アルバイト 北信越支社 14名 東海支社 52名 関西支社 83名 東北支社 19名 プロダクト本部 57名 北海道支社 26名 エンジニアリング本部 122名 事業本部/関東本部 400名 九州支社 37名 事業戦略本部 25名 中四国支社 26名 カスタマーサポート本部 270名 多様なメンバーが集まりインフラを作っています 10 BX部 11名 コーポレート本部/HR本部 119名 スポットワーク研究所 23名 マーケティング本部 32名
  8. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  9. © 2024 Timee, Inc. チームにおいて⼤切にしていること ⾃律的で⼩さなチームを実現するために、以下のことを⼤切にしています。 技術軸ではなく、バリューストリーム(顧客価値)でチームを構成し開発しています フロントエンドからSREのレイヤまでひとつのチームで解決できるような形を取り、バリュースト リームに対してフルサイクルでDevOpsを実⾏できることを⽬指し、開発を⾏なっています。 20

    スクラムガイドの考え⽅をベースに、各チームが⾃律的な運⽤を⽬指しています ①チームが強いGoalを持つこと②ダブルループフィードバックが回ること、の2つを重視してチーム を運⽤しています。スクラムのプラクティスは⽬的や仮説を持って必要に応じて取り⼊れ、各チーム で検査及び適応を⾏い最適化を⽬指します。そのため専任のスクラムマスターも登⽤しています。
  10. © 2024 Timee, Inc. タイミーの開発組織をチームトポロジーで表すと...   マッチングTribe   (ストリームアラインドチームの集合)   スポットワークシステムTribe   (ストリームアラインドチームの集合) QA&

    Process Enablingチーム (イネイブリング チーム) 開発プラットフォームTribe (プラットフォームチーム) ファシリ テーション コラボレーション ファシリ テーション X-as-a-Service X-as-a-Service SAチーム間のインタラクション ユーザージャーニーに基づくSAチームは 機能領域においてAPIを提供し、 X-as-a-Serviceとして振る舞い、時に共通 の顧客価値のためにコラボレーションし て開発する 開発プラットフォームTribe 組織の初期段階ではコラボレーション型 で強く連携し開発を進めていたが、組織 の段階的な成熟により、X-as-a-Servide型 に徐々に移⾏中 イネイブリングチームの振る舞い 特定の専⾨領域においてCenter of Practiceとして主にファシリテーション型 でSAチームと関わるが、新しい技術や知 ⾒の導⼊時には意図的にコラボレーショ ン型を⽤いて深く関与し進⾏する (SAチームへのEmbed) 24
  11. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  12. © 2024 Timee, Inc. 私が話します! 平岡利規(りっきー) • 職種:スクラムマスター • LeSSのきっかけ:スクラムマスターとして学

    んでいく際に、スケールフレームワークとし てたどり着いた。設計思想がスクラムに近い と感じて共感している。
  13. © 2024 Timee, Inc. なぜLeSSなのか? • 注⼒したい領域が変化した時にチームの形を変えずに対応しやすい • LeSS Hugeと接続されているので、組織が⼤きくなっても対応がしや

    すい • プロダクトバックログが⼀つなので全体でも重要度を把握したり、 チーム間のコラボレーションがしやすい 検討過程の抜粋
  14. © 2024 Timee, Inc. はじめてのLeSSの体制(2022年度 2⽉〜) SM PO PB •

    フルリモート • 1PO, 1SM, 1PB, 2Team • 職能横断チーム • エンジニアはそれぞれの 技術専⾨領域を持っている (バックエンド、Android、iOS)
  15. © 2024 Timee, Inc. はじめてのLeSSの体制(2022年度 8⽉〜) SM PO PB •

    フルリモート • 1PO, 2SM, 1PB, 2Team • 職能横断チーム • エンジニアはそれぞれの 技術専⾨領域を持っている (バックエンド、Android、iOS) SM ※私は途中で2⼈⽬のSMとして⼊社しました!
  16. © 2024 Timee, Inc. はじめてのLeSSの終わり SM PO PB SM PO

    PB LeSSを実践して半年を過ぎてメンバーの慣れに⽐例するように POの負荷が上がってきたのもあって、⼆つのスクラムチームに舵を切る LeSS実践からの学び 約8ヶ⽉の取り組みの中で、最初は⼿探りで進めて いったが、終盤につれてチームの経験値やカイゼン のサイクルがうまく回り始めたことで、ポジティブ な感情が増加していた。 ただ、あくまでチーム内に閉じたカイゼンだったた め、LeSSのカイゼンのために構造や⽂化の変化が 必要だった。
  17. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  18. © 2024 Timee, Inc. 続けて私が話します! 平岡利規(りっきー) • 職種:スクラムマスター • LeSSのきっかけ:スクラムマスターとして学

    んでいく際に、スケールフレームワークとし てたどり着いた。設計思想がスクラムに近い と感じて共感している。
  19. © 2024 Timee, Inc. 組織の変化が最も激しい時期 背景 • ⽂字通りに開発者が倍増した時期で、メンバーの半数が⼊社6ヶ⽉以内のチー ムもあり、さらにオフショア開発も開始した •

    1~2年前に⽐べたら、別の会社になったくらいの変化である どうなったか? • チームを⾃律的にしようと、チームのPOや、チームのバックログ、チームの 専⾨領域を持った複数のスクラムチームが⽣まれた • 組織規模が⼤きくなったことで、チームを横断するような意思決定の会議体 を設けたり、統制を効かせるために組織構造を階層化する動きになった • ⼀部チームがLeSSの再導⼊を試みたが、結果、別々のチームになった
  20. © 2024 Timee, Inc. はじめてのLeSSが終わってから SM PO PB SM PO

    PB PO PB SM 2022年代のメンバーは全体の中で少数派だったが、スクラムマスターはそれぞれスク ラムチームに属して、チームの支援 + コミュニティとして横のつながりがあった … …
  21. © 2024 Timee, Inc. モヤモヤが解決しないまま時は流れ... 2023年秋冬 SM SM ⾏きたい! SM SM

    EM PdM PdM @marupopu ShinoP/しのぴー ※ タイミーの Scrum Masterの1⼈です LeSSの研修良かったよ!受けてみたら?
  22. © 2024 Timee, Inc. 研修前にLeSSの復習 @新幹線 システム思考を意識しながらLeSSのフレームワークをみてみると... 引⽤元: [More with

    LeSS] Principles Overview (https://less.works/) 今までわからなかった「システムのマネジメント」が繋がった気がした フィーチャーチームは POが1人だからボトルネック になることがわかり、 チームが自律的に活動しな ければうまくいかない環境 (システム)になっている ※私個人の理解で す
  23. © 2024 Timee, Inc. LeSS研修 @ 2024年2⽉ システム思考を”完全に理解した”状態でウキウキと研修に参加 3日間みっちりと 「タイミーで

    LeSSを実践するには?」 という同じ目標で議論し アイデアを出し合った 改めてLeSSの良い部分を 取り入れられないか? 熱量の共有、仲間が増えた!
  24. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ
  25. © 2024 Timee, Inc. 私が話します! 吉池 佑太 (Yuta Yoshiike) •

    職種:プロダクトマネージャー • LeSSのきっかけ:組織がスケールし、複数 チームでのプロダクト開発をし続ける難しさ を感じていた時の出会い。 LeSSの原理原則を参考に組織運営を⾏うべく ⽇々奮闘中。
  26. © 2024 Timee, Inc. 私も話します! 李 晟圭 (kei) • 職種:エンジニアリングマネージャー

    • LeSSのきっかけ:前職でプロダクトの優先す べき課題に組織全体が柔軟に取り込めるよう にするための⽅法として取り⼊れた。 タイミーでは組織に必要な変化を考えると 「それLeSSだよな」となる瞬間が多く、⾃然 と夜明けを感じている。
  27. © 2024 Timee, Inc. 組織構成( 2024.10時点) 平均年齢 : 30.7歳 男女比:3:2

    メンバー数: 1316名 ※社員・アルバイト 北信越支社 14名 東海支社 52名 関西支社 83名 東北支社 19名 プロダクト本部 57名 北海道支社 26名 エンジニアリング本部 122名 事業本部/関東本部 400名 九州支社 37名 事業戦略本部 25名 中四国支社 26名 カスタマーサポート本部 270名 多様なメンバーが集まりインフラを作っています 51 BX部 11名 コーポレート本部/HR本部 119名 スポットワーク研究所 23名 マーケティング本部 32名 再掲
  28. © 2024 Timee, Inc. After participated CLP… Expected initial changes

    when adopting LeSS 1. Remove Team PO 2. Component Teams → Feature Teams 3. Remove functional organization We are currently challenging here! Certified LeSS Practitioner: Principles to Practices in Tokyo on January 31, 2024
  29. © 2024 Timee, Inc. ⼆度⽬の壁 • 再挑戦のきっかけは、2024年2⽉に受講した Bas の CLP

    • 受講後の危機感があったももの、LeSSはスムーズに導⼊できたわけではない • 直⾯した壁とは何か? チームアウトプット オーナーの壁 1 チーム毎の 複数バックログの壁 2 チームや個⼈の持つ 専⾨領域の壁 3
  30. © 2024 Timee, Inc. ⼆度⽬の壁 • 再挑戦のきっかけは、2024年2⽉に受講した Bas の CLP

    • 受講後の危機感があったももの、LeSSはスムーズに導⼊できたわけではない • 直⾯した壁とは何か? チームアウトプット オーナーの壁 1 チーム毎の 複数バックログの壁 2 チームや個⼈の持つ 専⾨領域の壁 3
  31. © 2024 Timee, Inc. チームアウトプットオーナーの壁 • タイミーでは、PdM/POがチームで取り組む課題の説明責任を担い、開発者 が実⾏責任を担っている • 故に、PdM/POが多くの責任や仕事を抱えている場合、チームのボトルネッ

    クになってしまう 引⽤元:スクラム導⼊後にアジリティが減少してしまう理由:プロダクトオーナーの役割に対する誤解、その悪影響および対処法について(https://scrummaster.jp/)
  32. © 2024 Timee, Inc. チームアウトプットオーナーの壁への対処 チームのPdM/POへの依存度を下げ、チームがより⾃律的になるよう Scrum Master や Engineering

    Manager が⽀援活動を実施 事例2 チーム⾃ら要求事項を理解‧提案し、マイルストーンを設定 事例1 チーム⾃らビジネス課題やそのインパクトを整理し、PdM/POに提⽰
  33. © 2024 Timee, Inc. ⼆度⽬の壁 • 再挑戦のきっかけは、2024年2⽉に受講した Bas の CLP

    • 受講後の危機感があったももの、LeSSはスムーズに導⼊できたわけではない • 直⾯した壁とは何か? チームアウトプット オーナーの壁 1 チーム毎の 複数バックログの壁 2 チームや個⼈の持つ 専⾨領域の壁 3
  34. © 2024 Timee, Inc. 複数バックログの壁 プロダクトゴール A Team A Backlog プロダクトゴール

    B Team B Backlog プロダクトゴール C Team C Backlog ... ... 顧客 チーム毎にプロダクトゴールやバッ クログがあり、それぞれのチームが そのアイテムを対応している状態 (⾃律的である!) 故に、チーム内でのバックログアイ テムの優先順位は明確であるが、こ の状態が継続すると、プロダクト全 体の優先順位が不透明な状態になっ てしまう ※ 前提 - 1プロダクトを複数チームで開 発している - 10チーム以上存在する - このチームは、職能や機能の チームではない
  35. © 2024 Timee, Inc. 複数バックログの壁への対処 プロダクトゴール A Team A Backlog プロダクトゴール

    B Team B Backlog プロダクトゴール C Team C Backlog ... ... 顧客 Product Initiatives 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Strategic Intent 優先順位 付け
  36. © 2024 Timee, Inc. 複数バックログの壁への対処 プロダクトゴール A Team A Backlog プロダクトゴール

    B Team B Backlog プロダクトゴール C Team C Backlog ... ... 顧客 Product Initiatives 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Strategic Intent 優先順位 付け • 新たに「プロダクト全体のバックログ」を新設 • これを「プロダクトイニシアチブ」と呼び、プロダクトの 「戦略的意図」に基づいて優先順位付けされている • ただし、⼀つひとつは3ヶ⽉〜1年で⽬指す状態を定義した 粒度が⼤きいものであり、現時点では⼀つのアイテムを1 チームが担当する
  37. © 2024 Timee, Inc. 複数バックログの壁への対処 プロダクトゴール A Team A Backlog プロダクトゴール

    B Team B Backlog プロダクトゴール C Team C Backlog ... ... 顧客 Product Initiatives 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Strategic Intent 優先順位 付け • 運営において、この優先順位に従った 意思決定を促せるようになった • 例えば、優先順位が上位のものから取 り組むため、チーム間の人員配置や、 リソース投資配分の拠り所になってい る
  38. © 2024 Timee, Inc. ⼆度⽬の壁 • 再挑戦のきっかけは、2024年2⽉に受講した Bas の CLP

    • 受講後の危機感があったももの、LeSSはスムーズに導⼊できたわけではない • 直⾯した壁とは何か? チームアウトプット オーナーの壁 1 チーム毎の 複数バックログの壁 2 チームや個⼈の持つ 専⾨領域の壁 3
  39. © 2024 Timee, Inc. チームや個⼈が持つ専⾨領域の壁 • Feature team、Cross-functional team としては構成できている

    • しかし、チームの中の個々⼈は何かの専⾨領域があり、PBIやゴールによって はその専⾨領域でのゴール達成への貢献が薄くなることがある 職能横断的なチーム(ドメインA) 全メンバーが強く関与するスプリント Backend 開発が強く関与するスプリント 探索活動が主なスプリント • フロー効率最⼤化と外部依存を少なくするには、価値探索を含めて、チーム⾃⾝がドメインや専⾨性を 深める必要があるため、チーム(ドメイン境界)を超えた動きがし難い上に、職能を活かしたゴールへ のコミットが難しいフェーズがある • 加えて、特定チームのドメインに、解くべき課題が集中すると、優先順位通りに解けないこともある 職能横断的なチーム (ドメインB) 職能横断的なチーム (ドメインC) Backend 開発が強く関与 するスプリント 全メンバーが強く関与す るスプリント
  40. © 2024 Timee, Inc. 65 「越境性を持つ」の意図 • チームの責務領域やAPIを明確にするからこそ、境界⾯での連携やイノベーションが鈍 化したり、ボールが落ちることを防ぐために適切にオーバーラップして進⾏する •

    ⾃⾝が越境するだけでなく、越境して⾃チームと連携してくれるチームやメンバーを歓 迎し、適切なインタラクションで課題解決を加速できる 65 プロダクトエンジニアの定義 in タイミー お客様の課題解決のために、専⾨領域や役割を広げる越境性を持って プロダクトの成⻑に取り組むエンジニア by Go Akazawa / VPoE at Timee, Inc.
  41. © 2024 Timee, Inc. チームや個⼈が持つ専⾨領域の壁への対処 • プロダクト全体のPBIの解決を迅速に⾏うためには、チームに技術的ケイパビ リティの拡張と担当ドメインの拡張が必要 • 共通のドメインを意図的に設け、協働が⾃然と起きる環境を作り始めている

    • 姉妹チームを作り、お互いに依存ではなく協⼒対象を明⽰的に指定する実験 を検討中 • とはいえ、他チームへの依存が発⽣することへの懸念と、ドメイン拡張は容 易ではないので時間をかけて進めようとしている チームの壁越え
  42. © 2024 Timee, Inc. ⽬次 1. 会社及びサービス紹介 2. プロダクト開発組織 3.

    はじめてのLeSSの挑戦 (2022年~) 4. 組織の急拡⼤とLeSSの期待 (~2023年) 5. 夜明けに向けて... 6. まとめ