Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テスコンU30 発表資料
Search
riririusei99
December 01, 2020
Programming
0
1.3k
テスコンU30 発表資料
riririusei99
December 01, 2020
Tweet
Share
More Decks by riririusei99
See All by riririusei99
JaSST Tokyo'21
riririusei99
0
970
AutifyMeetUp-2nd
riririusei99
0
2.5k
マトリクス組織におけるリーダシップとは
riririusei99
0
54
JaSSTRejectConf
riririusei99
0
2.3k
JaSST'19 Hokkadio
riririusei99
0
2.3k
QuALiTy
riririusei99
1
610
Automation;Test
riririusei99
0
130
AgileQANight
riririusei99
0
3k
QualityUpNight!
riririusei99
0
4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
聞き手から登壇者へ: RubyKaigi2024 LTでの初挑戦が 教えてくれた、可能性の星
mikik0
1
130
Flutterを言い訳にしない!アプリの使い心地改善テクニック5選🔥
kno3a87
1
170
Kaigi on Rails 2024 〜運営の裏側〜
krpk1900
1
210
Nurturing OpenJDK distribution: Eclipse Temurin Success History and plan
ivargrimstad
0
900
シールドクラスをはじめよう / Getting Started with Sealed Classes
mackey0225
4
640
Amazon Bedrock Agentsを用いてアプリ開発してみた!
har1101
0
330
ふかぼれ!CSSセレクターモジュール / Fukabore! CSS Selectors Module
petamoriken
0
150
macOS でできる リアルタイム動画像処理
biacco42
9
2.4k
TypeScript Graph でコードレビューの心理的障壁を乗り越える
ysk8hori
2
1.1k
Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)奮闘記
hideg
1
290
GitHub Actionsのキャッシュと手を挙げることの大切さとそれに必要なこと
satoshi256kbyte
5
430
NSOutlineView何もわからん:( 前編 / I Don't Understand About NSOutlineView :( Pt. 1
usagimaru
0
330
Featured
See All Featured
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
3k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
28
8.2k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
4
120
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
405
65k
How GitHub (no longer) Works
holman
310
140k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
0
89
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6k
Transcript
王バーフロー テスト設計コンテスト’20 U-30クラス 決勝戦プレゼンテーション 2020/09/26
目次 はじめに(チーム紹介テストチームの位置付け) 設計課題について説明 アピールポイント おわりに(感想)
チーム紹介 • チーム名:王バーフロー* ◦ QAエンジニア・開発エンジニア5人 ◦ 全員が自社開発の企業で働いているエンジニア • 「実際に手を動かしテスト設計をする機会を得たい!」という目的のもと集 まった
集合の号令 この結果、有志の4名が集まりました!
テストチーム・メンバー紹介 @kana_QAE 金髪の脱獄王 @TaoBabubb 石油王 @riririusei99 王宮在住、スニー カー好きQAエンジニ ア @__yumechi
普通のバックエンド エンジニア平王 @cocoeyes02 リーダー
テスト全体の流れ テストプロセスはJSTQBを参考に以下と定義した 1. テスト計画 2. テスト要求分析 3. テストアーキテクチャ検討 4. テスト設計
&テスト実装
テスト実装までのプロセスと成果物のイメージ 要求分析 テスト 計画 アーキテク チャ 設計 テスト 設計 テスト
実装 テスト計画書 品質目標 (NeverMustWant 分析) コンテナ モデリング図 テストケース テスト手順 & トレーサビリティの強化
テスト計画- チームの位置付け • 会社全体は30人 • 自社開発 • QAチームは10人 • SW・HW5人ずつ
テスト計画-自社開発の組織 「品質の確保」と「製品の出荷」のバランスを取ること • 十分なテストを行いたいが、きちんとリリースして顧客に価値を提供するこ とを求められる • テスト計画でそれぞれのテストの優先順位・実行順位を決めることでテスト の総量を場合によってコントロールできるようにした
テスト要求分析 • テスト要求事項を抽出 • カテゴライズして優先順位を定める
テスト要求分析 -テスト要求事項を抽出- マインドマップを使い、テスト要求事項(顧客が求める目的など)を抽出
テスト要求分析 -カテゴライズして優先順位を定める- 抽出したテスト要求事項をカテゴライズする • Never(あってはならない) • Must(できなければならない) • Want(あったらいいな) Never->Must->Want
の順で製品の品質要求を確認。 共通認識を作成した。
テストアーキテクチャ設計
• 仕様書に書かれているテスト要求を満たすテストを用意 テスト詳細設計 テストタイプ 概要 その他 スモークテスト HW要求を確認するテスト 要求カバレッジに対応 シナリオテスト
操作要求を確認するテスト 要求カバレッジに対応 エラーシナリオテスト エラーや誤った操作の場合のシナリオ をまとめたテスト 要求カバレッジに対応 状態遷移テスト ユーザからみた振る舞いを確認するテ スト
テスト実装 • トレーサビリティに関して ◦ テストに対応する要求番号をテスト仕様書に記載した ◦ その結果、要求仕様カバレッジをとることができた • 今回のシステムテストの段階で96%の要求カバレッジをとるようにテストを 行った
アピールポイント • 自社のQAチームとしてどういったテストを作るか考えた • 過去の資料を参考にテストアーキテクチャ設計について学んだ • フルリモートで課題を作成した • JIRA・Confluence・Discodeを使った •
異なるバックグラウンドのメンバーでテストプロジェクトを進めた • インセプションデッキを作った
感想 • 個人的には勉強に使った時間だったり、手を動かす機会を久々に持ったの でよかったです(riririusei99) • 普段人にお任せしていたテスト工程を学ぶ、とても良い機会でした! (__yumechi)