Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
AI時代のエンジニアの情報発信〜個人の発信を組織の力に変える〜
Search
かわまた
October 30, 2026
Technology
120
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
AI時代のエンジニアの情報発信〜個人の発信を組織の力に変える〜
10月29日(木)bpstudy #230の登壇資料です。
かわまた
October 30, 2026
More Decks by かわまた
See All by かわまた
devrel-talks-kawamata.pdf
ryo_kawamata
1
350
私たちの価値はどこにあるのか.pdf
ryo_kawamata
0
240
Other Decks in Technology
See All in Technology
クラウドサインを止めずに Nuxt へ 次の10年のために先に決めたこと
bengo4com
1
170
生成AI時代、PMは事業責任者に進化するともっと面白い〜PMだからこそ事業構造を動かせる時代に〜
kakehashi
PRO
1
930
ビジネス部門からPOを迎えての半年間の進歩と課題
zozotech
PRO
0
150
ドメインエキスパートは いかにして AI を使って プロダクト開発をするか
tatsuyashiraishi
1
220
AIエージェント時代、Kaggleにどう取り組むか
takanao
1
310
AI駆動開発における開発環境のセキュリティの考え方
yamahiro
2
650
(swiftc) NonCopyableとライフタイム修飾子
teamhimeh
0
140
野良MCPサーバーを排除せよ!MCPサーバーのガバナンス
yukiogawa
1
260
AIで選択肢が広がった組織設計の理想と現実
konifar
15
6.6k
Agent × Maestro で始める モバイル E2E 端末準備からテスト実行・結果確認まで
sansantech
PRO
0
220
スクラム祭り2026福井トラック_閉じたループから価値のスパイラルへ
kc_nakanishi
0
190
PostgreSQL at Microsoft: Open Source, AI, & Cloud | Claire Giordano | PGConf.EU 2026
clairegiordano
0
110
Featured
See All Featured
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
16k
The Impact of AI in SEO - AI Overviews June 2024 Edition
aleyda
6
1.2k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
7k
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
3
3.8k
B2B Lead Gen: Tactics, Traps & Triumph
marketingsoph
1
290
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
37
6.6k
Test your architecture with Archunit
thirion
2
2.5k
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
570
It's Worth the Effort
3n
188
29k
The untapped power of vector embeddings
frankvandijk
2
2k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
331
22k
Transcript
BPStudy#230 AI時代のエンジニアの情報発信 個⼈の発信を、組織の⼒に変える 株式会社コミュニケーションドラフト 代表取締役社⻑ 河⼜ 涼 | 2026.10.29
⾃⼰紹介 いま コミュニケーションドラフト 代表 まえ タイミー ⼀⼈⽬の技術広報 その前 Forkwell ほか
DevRel Guild 主宰(約800名) あと 登壇をお願いする側の⼈ 『技術広報の教科書』 技術評論社 河⼜ 涼 X @r_kawamata 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 02
発信、やめちゃった⼈ いますか? 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 03
今⽇は、 やめた⼈に向けても話します 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 04
正直に⾔うと 僕も、やめかけています 7⽉から毎週noteを書いている。成果は、まだない 1年やって何もなければ、やめると思う 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 05
書かれる量は変わらず、反応だけが減った Zennの⽉間Like数 Zennの⽉間PV(推定) 5万超 → 3万未満 2,040万 → 1,340万 2026年3⽉
→ 7⽉ 2026年3⽉ → 9⽉ 出典:Northward「技術ブログはゆるやかに衰退している」(Zenn)。PVは筆者による推定値 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 06
8⽉、僕はこう書いた 原因は、記事の質ではなく 調べ物が AIに移った エラーも⼿順も、AIに聞けば返ってくる 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 07
そこに、こう返ってきた 企業のテックブログは、元から読まれていなかった? 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 08
読まれ続けている会社のブログも、ある エムスリーテックブログ / 1000記事を全部分析した記事(2026年10⽉) 9年‧185⼈で それでも 1,000本 上位20%が79% 年間はてブは334社中1位 はてブの⼤半は⼀部の記事に集まる
ほとんどの記事は、当たらないのが普通 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 09
その前に、そもそも なんで発信してたんだっけ? 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 10
最初は、記録と、誰かのためだった 広⽊⼤地「採⽤のために技術ブログを書くわけじゃない。」(2022年) ⾃分のため 誰かのため 記録 利他 学んだこと、ハマったことを残す 同じ問題で困る⼈の助けに ブログは、Web +
Log。もともとは記録だった 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 11
発信する理由は、⼈それぞれ 1 記録 ⾃分のメモとして 2 利他 誰かの役に⽴ちたくて 3 承認 反応がほしい、褒められたい
4 何者かになりたい ⾒つけてほしい、名前を知られたい 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 12
ちょっと脇道。何者かになっている、とは 少数の括りで、 他⼈から呼ばれる状態 エンジニアは広い。◦◦の第⼀⼈者や、本の著者は少ない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 13
発信する理由は、⼈それぞれ 1 記録 ⾃分のメモとして 2 利他 誰かの役に⽴ちたくて 3 承認 反応がほしい、褒められたい
4 何者かになりたい ⾒つけてほしい、名前を知られたい 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 14
だから やめていい 発信は、義務じゃない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 15
ただ、 それでも、声がかかる⼈がいる 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 16
僕は、 声をかける側の⼈間です Forkwell Libraryだけで100回以上、登壇をお願いしてきた 発信していない⼈に、声をかけたことはない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 17
フォロワー3,344⼈で、316万表⽰ 9/30 yomiyasuを公開 10/20 ⻑⽂で答える 同じ⽇に → → それを⾒た僕が、 登壇を依頼した
有名だから 伸びたわけではない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 18
1本の記事で、声がかかる note 1本で、イベントの オファーが次々に届いた 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 この1本がブレイクのきっかけ。 登壇に呼ばれるようになった 19
シリーズそのものが、代表作になる nwiizoさん / 2025年は134記事。「おい、〇〇」シリーズは書籍にもなった 技術の解説記事 「おい、〇〇」シリーズ はてブ 4 9本が200超え そういう回もある
最⼤788 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 20
そして、僕⾃⾝も 本を出していなかったら、 いまここにいない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 21
逆に はてブ1〜5の記事を1〜2年続けても、 声はかからない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 22
抜き出せること 1 機会を持ってくるのは、 AIではなく⼈ AIは会社の名前は出しても、個⼈の名前はなかなか出さない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 23
抜き出せること 2 声がかかるのは、 代表作がある⼈ 1本の当たりでも、シリーズでもいい 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 24
じゃあ、⼀発を狙えばいいのか 陶芸の授業で、クラスを2つに分けた話(『Art & Fear』より) 質のグループ 量のグループ 1つを極める たくさん作る 完璧な1つを出せばA 作った壺の重さで採点
いちばん良い壺は、量のグループから出た 創造性の研究でも、傑作の数は作った総数に⽐例する(Simonton) 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 25
代表作になるのは、その⼈の声 1 普通やらない体験 税理⼠事務所に、1か⽉住み込む 2 ⾔い切った主張 「なぜ3年で転職してはいけないのか」 3 困りごとを⼿で解く AIの⽇本語が読みにくいなら、直すものを作る
4 その⼈の声と味 「おい、〇〇」と書けば、あの⼈だと分かる 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 26
つまり 発信は、運の最⼤化 打率は低くても、打席に⽴たないと何も起きない 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 27
ところで いま挙げた⼈は、全員 個⼈の発信でした 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 28
会社のテックブログから有名になった⼈、 思い浮かびますか? 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 29
数少ない例外は、「僕が」で始まっていた ストックマーク テックブログ / ⽻柴さん / 2025年6⽉ 僕がClaude Codeに⾷われた⽇ 声をかけた
有名⼈ではなかった。 内容が⾯⽩かった 勉強会を開催 → 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 登録 約2,300⼈ → Ubieの⿅野さんと登壇 会社の名前も ⼀緒に広がった 30
会社のブログと個⼈の発信は、役割が違う 会社のテックブログ 個⼈の発信 役割 興味を持った⼈が 確かめに来る場所 打席。 代表作が⽣まれる場所 中⾝ ドメインの⽂脈、
意思決定、失敗の記録 その⼈の声、 体験、主張 伸び 伸びなくていい。 少数の濃い読者のため 伸びる可能性がある 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 31
技術広報の仕事は、個⼈の打席を増やすこと 1 打席を⽤意する 登壇枠、社内LT、ブログの場をつくる 2 個⼈の声を許す 会社の看板ではなく、 ⾃分の名前と⾔葉で書いていい 3 打った球を拾って広げる
社内外に紹介して、反応を本⼈に返す 4 声をかける側とつなぐ イベント主催や編集者に、 社内の⾯⽩い⼈を紹介する 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 32
中でもいま効くのは、タレマネ的な動き 中村修三(ShuzoN)「『技術広報』が持つ3つのモード」(2026年9⽉) 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 33
とはいえ 技術広報は、 銀の弾丸ではない 打率が低い前提で、打席の数と期間で勝負する取り組み 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 34
続けるなら、結果ではなく打席の数を数える 追いがちな数字 最初に置く⽬標(例) ‧PV ‧半年で技術記事8本 ‧フォロワー数 ‧四半期で登壇3回 ‧今期の採⽤数 ‧⽉1回の社内LT 追うほど、続かなくなる
⾃分たちで動かせて、続けやすい 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 35
取り組むべきなのは 個⼈が⾃分の声で語ることを、 許せる会社 そして、結果を年単位で待てる会社 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 36
今⽇、持ち帰ってほしいこと エンジニアの⽅へ 会社‧技術広報の⽅へ 書かなくていい。 でも、何か起きて ほしいなら、 打席に⽴とう 打席を増やそう。 打った⼈を、 声をかける側に
つなごう 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 37
最後に、少しだけ宣伝 コミュニケーション ドラフト 『技術広報の教科書』 DevRel Guild 技術広報の⽴ち上げから、 ⾃社で回せるまで伴⾛。 ゴールは、私たちを 卒業してもらうこと
技術評論社。 続け⽅や⽬標の置き⽅は、 この本に詳しく 書いています 技術広報の担当者が 集まるコミュニティ。 約800名。⼀⼈で 悩んでいる⽅、ぜひ ご相談は
[email protected]
/ communication-draft.jp 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 38
ご清聴ありがとうございました 質問、お待ちしています X @r_kawamata | #bpstudy 株式会社コミュニケーションドラフト ∕ BPStudy#230 39