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無から存在への生成モデル─主体なき関係性としての存在論的試論─

Avatar for Ryuun Takata Ryuun Takata
October 16, 2026
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 無から存在への生成モデル─主体なき関係性としての存在論的試論─

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Ryuun Takata

October 16, 2026

Transcript

  1. 3. このモデルで何を説明したいのか 本稿が扱う問題 * 存在は何を前提として成立するのか * 関係は存在者より先に成立し得るのか * 構造はどのように形成・持続するのか *

    構造が後続する生成を制約することで、法則性はどう説 明できるか 物理現象そのものを導出する理論ではなく、存在・構造・生成を記述するメタ理論的モデルで ある。
  2. 4. 既存研究との位置 本稿との接点 Heidegger: 無と存在 Deleuze: 差異・生成 Simondon: 個体化以前の生成 Whitehead:

    関係・過程 Spencer-Brown: distinction 構造実在論: 関係・構造の優先 Badiou: void・multiplicity 本稿はこれらを否定するのではなく、「存在・差異・関係・構造が成立する条件」を 一つの生成モデルとして接続する。
  3. 7.2 純粋無と否定的構造の無 説明 経路 純粋無 B 否定的構造すら無い方の無...と、 語った時点で対象化してアウトなので、 思考すらせずそっとしてある状態という 言語化ならそれなりに指せる。

    説明 否定的構造の無 経路 否定的構造の無。 「~~ない。が成立すること」 の構造はあるもの 本稿は無から存在の形式を上記2つから検討する。 また、BからAの、そもそも構造はどのようにしてあるのかも同時に。 A
  4. (純 粋 7.2 B。純粋無 粋 (純 無 ) (純 粋

    無 セーフ ) 無? (純粋無) ↑思考の中はアウト (構造がある) 考えると内部のそれは構造を孕む。 無 粋 無 セーフ ) ) (純 (純粋無) セーフ (人が居るかは関係ない ) 特に何も考えなくても 観測が必須でもなく、純粋無の成立はする。 (なお、証明は困難で、証明主張ではなく本稿では成立するという状況から出発する。) (そして、上図のように主体や対象が転がっているという意味では無い。)
  5. 成立不成立 そもそもシンプルに、純粋無は後述する理由で 成立するにはしているから、 そこで構造が生まれるのでは? 純粋無は成立する。 この成立するメタ階層が構造の最初ではないか?と考えた。 さらに、同一性が成立しないとかもそうだけど結局シンプル 純粋に成立するしないの A←Bみたいな再帰性の関係性。メタ的なら対象とポインタで結ぶのが 普遍的なものではないかと捉えた。

    無は成立する。それが成立する。それが成立する...。と、シンプルに成立してるという点において、無は成立する。と、いうそ れが成立する。というもの自体はメタレベルの差があるし、この一連の成立する構造が成立する。成立する ...というものも あって、 成立する構造が成立する構造と、無は成立するそれが成立するという構造はメタレベルの近さや現象でまだ同じとも言えな いし、しかしだが、違いはある事が成立している。という風に考えることはできるのでは?と。 純粋無を実際成立することが出来て、成立が構造を生み出し、構造は自己再帰的な存在である?
  6. 8. 同一性が成立するためには 「A=A」と言うためには何が必要か? 対象 A ├─ Aとして識別できる ├─ Aとして同じものと扱える 無にはこれら

    全て置けない └─ その同一性を成立させる条件がある 本稿のA「無」では、これらを前提として置くことができな い。
  7. 9. 「無=無」は適用できるか 無に は何 も メタ その起 起きな 上起 き

    い きて ないと という これ し の い はも まうこ うこと なら と う無 は とは が成立 言い す 難い る。 無=無 少なくとも無を対象にしている。同一性を保つという成立があるので 本稿において、通常の同一性をそのまま適用することはできない。
  8. 12. 「≠」の意味 本稿では「≠」を、通常の論理記号ではなく、生 成条件を表す概念的記号として使用する。 通常 本稿 α≠β → 通常の不等号 無≠無

    → 同一性が成立していない 状態を表す また、本稿では関係性と呼称する。 (「無≠無」 = 「≠」=「関係性」)
  9. 14. 区別可能性の成立 ここでまた 1度戻り、 「≠」と、「 ≠=≠は成立しない」 この両者の関係に関しては、 「≠」≠「≠₁」 ≠のメタレベルと、 ≠₁

    のメタメタレベルの不成立を一つに固定できないため 非同一性が成立する。 本稿ではこれを原初差異と呼び、 Δ₀と表記する
  10. 15. 原初差異 Δ₀ の性質 その関係自体もまた、さらなる関係の項となりうる。 例えば、 さらに、 「≠」と「≠₁」の非同一 Δ₀として、 Δ₀と「≠」の関係

    Δ₀と「≠₁」の関係 がそれぞれ区別される。 さらに、それらの関係相互の関係も成立しうる。 関係 → 関係の関係 → さらに関係の関係 この再帰的な展開を、 本稿では 差異の増幅 として捉える。
  11. 26. 既存研究との位置づけ Heidegger:存在と無 Whitehead:過程・生成 「無」を存在論の出発点として再検討 実体より生成過程を重視する点で接続 Deleuze:差異・生成 構造実在論:関係・構造 「差異」から生成を考える点で接続 Simondon:個体化・関係

    個体に先立つ関係性という点で接続 対象より関係を重視する点で接続 本モデル 無 → Δ₀ → 関係性 → 構造 → 存在 同一性以前の「差異そのもの」 から関係生成を説明 既存の差異・生成・関係・過程の議論を、 「無=同一性以前」という出発点から一つの生成モデルとして接続する。