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研究開発×プロダクトマネジメントへの挑戦 / ly_mlpm_meetup

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December 05, 2025

研究開発×プロダクトマネジメントへの挑戦 / ly_mlpm_meetup

■ イベント
ML PM Talk #1
https://lycorptech-jp.connpass.com/event/369777/

■ 発表者
技術本部 研究開発部 Data Analysisグループ AGrM/Contract One Unit プロダクトグループ PdM
保坂 大樹

■ 研究開発部 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/randd

■ Sansan Tech Blog
https://buildersbox.corp-sansan.com/

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December 05, 2025
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Transcript

  1. 写真が⼊ります 保坂 ⼤樹 Sansan株式会社 技術本部 研究開発部 Data Analysisグループ AGrM Contract

    One Unit プロダクトグループ PdM 2020年にSansan株式会社に新卒⼊社し、請求書や契約書の 解析技術の研究開発に取り組んでいました。 現在は、AI契約データベース「Contract One」のプロダクト マネジメントと研究開発組織のマネジメントに取り組んでいます。 技術的には、現実世界のデータがもつ性質が意味的な空間上で どのように表現されるかに興味があります。
  2. 働き⽅を変えるAXサービス ⽣産性を向上させ、企業のAI活⽤を最⼤化するデータベースとしても貢献できる 「働き⽅を変えるAXサービス」を提供します。 データクオリティマネジメント 請求 名刺管理 営業 契約 設⽴ 2007年6⽉

    東京証券取引所 プライム市場 上場証券取引所 働き⽅を変えるAXサービスの 企画・開発・販売 事業 資本⾦ 72億44百万円 (2025年8⽉31⽇時点) Sansan Global Pte. Ltd. (シンガポール) Sansan Global Development Center, Inc. (フィリピン) Sansan Global (Thailand) Co., Ltd.(タイ) ログミー株式会社 ナインアウト株式会社 株式会社⾔語理解研究所 グループ企業 第三者 機関認証の 取得状況 ISO/IEC 27001(ISMS) ISO/IEC 27017 JIS Q 15001(Pマーク) ISMAP-LIU 拠点 本社 関⻄⽀店 福岡⽀店 中部⽀店 名刺管理から、 収益を最⼤化する AI契約データベースが、 利益を守る 経理DXから、 全社の働き⽅を変える 名刺アプリ 経理DXサービス 取引管理サービス ビジネスデータベース 個⼈向け 法⼈向け
  3. 組織の構造 研究開発部 各事業部・その他の部⾨ Contract One Unit Contract One Engineering Unit

    プロダクトマネージャー 営業・カスタマーサクセス 私の配属 組織マネジメント プロダクトマネジメント さまざまな技術開発 連携して 開発 開発エンジニア データエンジニア DevOps/MLOpsエンジニア 研究員 ML/NLPを中⼼とした技術開発
  4. 研究開発×プロダクトマネジメントへの理想 2024年10⽉に私が執筆したnote記事 『技術と体験の両⾯から不確実性を低減するプロダクト開発 [1] 』より [1] 保坂⼤樹, “技術と体験の両⾯から不確実性を低減するプロダクト開発”, 2024-10-17, https://note.com/taijest/n/n3376ed4dffd6.

    ユーザ価値 提供する体験 ≒ 解くべき課題 技術開発 開発した技術で課題を解決できるかは不確実 提供する体験がユーザ価値につながるかは不確実 > プロダクト開発において⼆種類の不確実性を低減していくためには、 体験設計と技術検証を交互に⾼速に繰り返すことが重要だと考えられます。
  5. 技術に起因する不確実性 が存在 評価の設計やモデル構築 が重要 研究開発×プロダクトマネジメントへの理想 ユーザー価値 解くべき課題 提供する体験 技術開発 (元の責任範囲)

    このプロセス上で試⾏錯誤を速く正しく繰り返すことが重要なのでは? ユーザーに起因する不確実性 が存在 ユーザー理解やドメイン理解 が重要 解決策選定上の不確実性 が存在 仕様設計やシステムデザイン が重要 実際に挑戦してみると… 想像していたよりもカオス
  6. プロダクトディスカバリーとプロダクトデリバリー ユーザー価値 解くべき課題 提供する体験 技術開発 (元の責任範囲) このプロセス上で試⾏錯誤を速く正しく繰り返すことが重要なのでは? プロダクトデリバリー - デザイナー/エンジニアとの協働

    - プロジェクトマネジメントがメイン プロダクトディスカバリー - 課題特定のためのユーザーインタビュー - プロトタイピングによる価値検証 - 法令対応やデータ規約の整理もリード
  7. プロダクトビジョンの掲⽰ - 顧客課題や事業要求など、開発優先度を決める要素や決めるべき タイミングが多く、局所的に最適な⽅向に進みやすい - 『ラディカル・プロダクト・シンキング [2]』ではこれに対して、ビジョン(プロダク トで世界にどのような変化をもたらしたいか)をもとに全体的に 最適な⽅向を⽬指すアプローチを提案している -

    掲⽰することよりも議論することに⼤きな意味がある - ビジョンに沿っているかどうかの評価を個⼈で⾏いやすくなり、組織内で 優先度判断や意思決定の結果が⼀致することが多くなった 「プロダクトビジョンに合致していますか?」は⼀つのよい評価指標である [2] ラディカ・ダット, ”ラディカル・プロダクト・シンキング イノベーティブなソフトウェア・サービスを⽣み出す5つのステップ”, 曽根原春樹, ⻑⾕川圭 訳, 翔泳社, 2022, 272p.