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組合せ最適化 モデリングと解法

Shogo Osawa
November 05, 2021

組合せ最適化 モデリングと解法

組合せ最適化問題の基本的な概念を解説しました。

Shogo Osawa

November 05, 2021
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  1. 数ある選択肢の中理最適化 • 制約や機器の量の制約追求したい価値を数したい価値を中心として数ある選択肢の中式で表現して(で表現して(して(モデリングと解法)、数ある選択肢の 数ある選択肢の中学的な手法で(最もな手法で(最も)良くするい選択肢の中からを中心として導き出すき出すす • 決定変数ある選択肢の中 decision variable – 取りうる選択肢をりうる選択肢の中からを中心として表した変数ある選択肢の中

    • 目的な手法で(最も関のダイヤ作成数ある選択肢の中 objective function – 利益は大きくや機器の量の制約コストなど、数ある選択肢の良くするくしたいもの参考文献の参考文献数ある選択肢の中学的な手法で(最も表現して( – 決定変数ある選択肢の中の参考文献関のダイヤ作成数ある選択肢の中になっている • 制約条件 constraint – 決定変数ある選択肢の中の参考文献取りうる選択肢をりうる範囲を制限する等式を中心として制限など)する等式で表現して(・不等式で表現して(など
  2. もうちょっと解法用語を…を中心として… • 実行可能領域 feasible region – 制約条件によって決めら使えるれた、数ある選択肢の 決定変数ある選択肢の中がと解法り得る値の領域る値の参考文献領域 • 最適解

    optimal solution – 目的な手法で(最も関のダイヤ作成数ある選択肢の中の参考文献値が最小さく(最大きく)と解法なる決定変数ある選択肢の中の参考文献値 • 最適値 optimal value – 最適解を中心として与えたときの目的えたと解法きの参考文献目的な手法で(最も関のダイヤ作成数ある選択肢の中の参考文献値
  3. 数ある選択肢の中理最適化の参考文献例 • 小さく麦粉と卵がそれぞれと解法卵がそれぞれがそれぞれ1000 kg, 200 kgずつある • パンを中心として1ロット作るには小さく麦粉と卵がそれぞれ10 kg, 卵がそれぞれ1

    kgが 必要で、で、数ある選択肢の1ロットあたりの参考文献利益は大きくは10,000円 • ケーキをを中心として1ロット作るには小さく麦粉と卵がそれぞれ8 kg, 卵がそれぞれ3 kgが 必要で、で、数ある選択肢の1ロットあたりの参考文献利益は大きくは15,000円 • パンと解法ケーキをを中心として何らかの観点をロットずつ作れば 利益は大きくが最大きくになるか?
  4. モデリングと解法の参考文献例 • パンと解法ケーキをの参考文献ロット数ある選択肢の中(決定変数ある選択肢の中): • 合せ最適化計利益は大きく(目的な手法で(最も関のダイヤ作成数ある選択肢の中): • 制約条件: x 1, x

    2 10000 x 1 +15000 x 2 x 1 ∈ℤ, x 2 ∈ℤ x 1 ≥0, x 2 ≥0 10 x 1 +8 x 2 ≤1000 x 1 +3 x 2 ≤200 ロット数ある選択肢の中は非負の整数であるの参考文献整数ある選択肢の中である 小さく麦粉と卵がそれぞれの参考文献使える用量の制約が1,000kgを中心として超えないえない 卵がそれぞれの参考文献使える用量の制約が200kgを中心として超えないえない
  5. 厳密解法で解いてみた x1: 64 x2: 45 objective: 1315000 flour: 1000.0 egg

    : 199.0 後ほど解説するほど解説するする 分岐限など)定法と解法いう 厳密解が求したい価値を数まる解法を中心として 使える用
  6. 組合せ最適化せ最適化最適化問題ガイドブックの参考文献解法 • 標準問題ガイドブックの参考文献解法(今日の参考文献は扱わない)わない) – よく出す現して(する問題ガイドブックを中心として少し抽象化して考し抽象化して考えたもの参考文献 – 最短経路、数ある選択肢の巡回セールスマン、セールをスマン、数ある選択肢のナップサック etc… – 多項式で表現して(時間の上限など)で解け作って、あまりる強力な解法もあるがな解法もあるが、数ある選択肢の融通がきかない

    • 汎用的な手法で(最もな解法 – 問題ガイドブックが線形なら使える分岐限など)定法 branch-and-bound で 厳密解が求したい価値を数まるが、数ある選択肢の依然として指数時間と解法して指数ある選択肢の中時間の上限など)の参考文献アルをゴリズム – 問題ガイドブックが非線形である、数ある選択肢のあるいは問題ガイドブック規模に対して実行時が大きくきいなら使える メタ戦略を中心としヒューリスティクス metaheuristics で近似解を中心として求したい価値を数める
  7. 緩和問題ガイドブックを中心として解く x 1 x 2 元の問題では、決の参考文献問題ガイドブックでは、数ある選択肢の決定変数ある選択肢の中は青い点しかい点をしか と解法ること解法ができない。 緩和すると解法、数ある選択肢のその参考文献点をを中心として全て含む緑の領域がむ緑の領域が緑の領域がの参考文献領域が 実行可能領域になる。 元の問題では、決の参考文献領域を中心として全て含む緑の領域がむ緑の領域が、数ある選択肢のより広い領域をい領域を中心として

    探すの参考文献だから使える、数ある選択肢の元の問題では、決の参考文献問題ガイドブックの参考文献最適値以上の参考文献 値が得る値の領域ら使えるれる。 それよりも良くするい解が見つかっているなつかっているなら使える、数ある選択肢の その参考文献領域は全て棄ててよい。ててよい。 緩和問題ガイドブックは連続の線形最適化問の参考文献線形最適化問題ガイドブックなの参考文献で、数ある選択肢の 単ではない体法 simplex や機器の量の制約内点を法 interior-point で高速に解が求まる。に解が求したい価値を数まる。 0≤x 1 ≤1 0≤x 2 ≤1 x 1 ∈{0,1} x 2 ∈{0,1}
  8. 図アプリの経路探によるイメージ 元の問題では、決の参考文献問題ガイドブック 小さく問題ガイドブック1 小さく問題ガイドブック2 暫定値:O i x 1 =0 x

    1 =1 緩和問題ガイドブックの参考文献 最適値 < O i 小さく問題ガイドブック3 小さく問題ガイドブック4 緩和問題ガイドブックの参考文献 最適値 > O i x 2 =0 x 2 =1
  9. メタ戦略を中心としヒューリスティクス • 問題ガイドブック形式で表現して(に依存しない近似解法の参考文献総称 – 局所探索法 – 疑似焼きなまし法きなまし法 – 遺伝的な手法で(最もアルをゴリズム など…

    • 大きく域最適性を保証してくれは保証できるか?されないが、数ある選択肢の 良くするい解を中心として見つかっているなつけ作って、あまりる工夫を施しやすいを中心として施しや機器の量の制約すい • 各論は長くなるのでは長くなるので、統くなるの参考文献で、数ある選択肢の統一的な手法で(最もな見つかっているな方がを中心として紹介
  10. メタ戦略を中心としヒューリスティクスの参考文献構成要で、素 • 初期解生成 – 実行可能解を中心として何らかの観点をら使えるかの参考文献方が法で生成する • 移動戦略を中心として – 現して(在しないか?の参考文献解の参考文献近傍 neighbor

    はどんな集合せ最適化で、数ある選択肢の それら使えるを中心としてどの参考文献順番で評価し、どんで評価し、数ある選択肢のどんな条件で移動するか • 終了条件 – 解の参考文献探索を中心としていつ終了するか – 終了時点をで最良くするの参考文献解を中心として出す力な解法もあるがする
  11. 移動戦略を中心として • 近傍定義 – 現して(在しないか?の参考文献解に近しい解の参考文献集合せ最適化 – 現して(在しないか?の参考文献解の参考文献一部に操作を加えてに操作を中心として加すると、問題がえて得る値の領域ること解法が多い – k回セールスマン、の参考文献操作を中心として加すると、問題がえて得る値の領域ら使えるれる近傍を中心として k-opt

    近傍と解法いう – 良くするい解の参考文献近くには、数ある選択肢のもっと解法良くするい解があるだろう(集中化) • 遷移条件 – 最善の近傍に移動すの参考文献近傍に移動する(貪欲法に近い) – 悪ければい解にも、数ある選択肢のたまに移動する(疑似焼きなまし法きなまし法など)
  12. 話さなかったことさなかったこと解法 • ラグと解法ランジュ緩和 Lagrange relaxation と解法 ラグと解法ランジュ分離調整法 • 充足可能性を保証してくれ問題ガイドブック satisfiability

    problem と解法 その参考文献解法 • 問題ガイドブックの参考文献離散凸など)性を保証してくれ discrete convexity と解法 それに基づく解法づく解法