Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
チームではじめるアジャイルメトリクス
Search
SotaYamaguchi
November 28, 2022
Technology
0
3.8k
チームではじめるアジャイルメトリクス
SotaYamaguchi
November 28, 2022
Tweet
Share
Other Decks in Technology
See All in Technology
re:Inventで気になったサービスを10分でいけるところまでお話しします
yama3133
1
120
文字列の並び順 / Unicode Collation
tmtms
3
600
AWSセキュリティアップデートとAWSを育てる話
cmusudakeisuke
0
290
モダンデータスタック (MDS) の話とデータ分析が起こすビジネス変革
sutotakeshi
0
500
Database イノベーショントークを振り返る/reinvent-2025-database-innovation-talk-recap
emiki
0
220
マイクロサービスへの5年間 ぶっちゃけ何をしてどうなったか
joker1007
9
5.4k
年間40件以上の登壇を続けて見えた「本当の発信力」/ 20251213 Masaki Okuda
shift_evolve
PRO
1
140
1人1サービス開発しているチームでのClaudeCodeの使い方
noayaoshiro
1
280
【AWS re:Invent 2025速報】AIビルダー向けアップデートをまとめて解説!
minorun365
4
530
JEDAI認定プログラム JEDAI Order 2026 エントリーのご案内 / JEDAI Order 2026 Entry
databricksjapan
0
130
初めてのDatabricks AI/BI Genie
taka_aki
0
200
Fashion×AI「似合う」を届けるためのWEARのAI戦略
zozotech
PRO
2
810
Featured
See All Featured
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
286
14k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.8k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
Visualization
eitanlees
150
16k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
249
1.3M
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.2k
Docker and Python
trallard
47
3.7k
Transcript
2022.11.28 PHP勉強会@東京 ぐっきー(山口 壮太) チームではじめる アジャイルメトリクス
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 2 自己紹介 ぐっきー (@Area029S)
認定されてない系スクラムマスター(いつかされ たい) 2021年(株)ROXX にエンジニアとして参画し、 back check を作りながらアジャイルを学びはじ める。 その後スクラムマスターを兼任したが、チームの サポートに集中するため現在は専任スクラムマ スターとして活動中。 3姉妹の父。 ミッションは「最強のアジャイルチームが集まる 組織づくり」
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 1. 改善効果の計測 2. なにを計測したいか
3. リードタイムの計測 4. 見える化してわかったこと 5. 今後のやりたいこと 6. まとめ アジェンダ
改善効果の計測されてますか?
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 改善効果の計測 back check
では チームの共通認識でやりやすくなったことを 実感できたら改善を完了としています。
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 6 改善効果の計測 たとえば •
チームの分割 ◦ チームメンバーへのアンケート調査 ◦ MTG形式のふりかえり
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 7 改善効果の計測 結果 •
チーム分割したら ◦ 全体的に仕事のしやすさは大幅に改善された ◦ チーム横断の情報共有は課題がある
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 8 改善効果の計測 チームメンバーの雰囲気 「チームでうまく仕事できてる気がするよね」
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 9 改善効果の計測 「チームとしてうまくできていることを定量的に観測できないか試してみま せんか?」
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 10 改善効果の計測 チームメンバーの声 •
興味はあるけどなにをすればいいのかイメージが沸かない • なかなか大変そう、たたきになるアイディアはない?
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 11 なにを計測したいか チームの使命 •
顧客にとって価値のあるプロダクトを適切なタイミングで届けること
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 12 なにを計測したいか そのためにプロセスの側面でなにを計測できるとうれしいのか?
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 13 なにを計測したいか 今までより仕事を早く終わらせられていることがわかるようになりたい
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 14 リードタイムの計測 • リードタイムの計測
◦ ひとつの作業項目がワークフローの最初の列に入ってから、最後 の列に入るまでの時間 参照: https://blog.trello.com/ja/kanban-method-to-make-teams-agile
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. back check の開発フロー 15
リードタイムの計測 PdMチーム、PO • 要求の分析 • 要件定義の素案 開発者 • 要件の詳細化 • 開発 • レビュー • テスト 開発者 • デプロイ ◦ 週次リリース ユーザー ストーリー
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 16 リードタイムの計測 理想的には、 要求の分析から本番でユーザーに届くまで見える化できることが望ましい
が、 工程が分かれているので全体のワークフローを可視化するには考える必 要がある。
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 小さく改善をはじめよう! スプリントのボードで表現されている部分のリードタイムを収集してみる 17 リードタイムの計測
PdMチーム、PO • 要求の分析 • 要件定義の素案 開発者 • 要件の詳細化 • 開発 • レビュー • テスト 開発者 • デプロイ ◦ 週次リリース ユーザー ストーリー
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 18 見える化してわかったこと 実際にリードタイムを集計してチームで眺めてみた
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 19 見える化してわかったこと メンバーの声 •
ストーリーの開発着手から完了までのリードタイムが短縮できていることがわかった。 (確信するにはデータが少ないが) • 運用しながら指標の拡充もしていこう ◦ タスクのリードタイムとかみえてもよさそう 1ptsあたりの平均リードタイム チーム分割後(4人) • 1.4 日 チーム分割前(9人) • 2.1 日
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 20 見える化してわかったこと 今後も改善が必要だが、 プロセスの流れを部分的に捉えることができるようになった!
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 21 今後のやりたいこと • メトリクスの拡充
◦ リードタイムの内訳の分析 ▪ 作業(カラム)毎のサイクルタイムの計測 ◦ 品質の計測 ▪ バグや欠陥を増やさずに開発効率を向上させる ▪ 部分最適化しない • プロセスの改善 ◦ マルチタスクによる非効率の削減 ▪ WIP制限
© ROXX, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 22 まとめ • 小さくはじめる
• チームで開発の流れを見られる状態をつくる • メトリクスそのものは重要じゃない ◦ 改善の有効性を確認するガイド
23 ご清聴ありがとう ございました