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SpotlessSplats: Ignoring Distractors in 3D Gaus...

Spatial AI Network
December 01, 2024
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SpotlessSplats: Ignoring Distractors in 3D Gaussian Splatting

SpotLessSplats: Ignoring Distractors in 3D Gaussian Splatting [ECCV2024 Workshop]
Sara Sabour, Lily Goli, George Kopanas, Mark Matthews, Dmitry Lagun, Leonidas Guibas, Alec Jacobson, David J. Fleet, Andrea Tagliasacchi
project page: https://spotlesssplats.github.io/
paper: https://arxiv.org/pdf/2406.20055
code: https://github.com/lilygoli/SpotLessSplats
- 一時的に映る物体(動く人や風で飛ばされている物など)を効果的に無視する3DGS構築手法
- 画像特徴量をクラスタリングするSLS-aggと画像特徴量からDistractorかどうかを分類するSLS-mlpを提案
- 既存データセットで定量的・定性的に最も優れた結果

Spatial AI Network

December 01, 2024
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  1. SpotLessSplats: Ignoring Distractors in 3D Gaussian Splatting (Sabour+, ECCV2024 Workshop)

    2024/11/27 株式会社サイバーエージェント 大隣 嵩
  2. SpotLessSplats: 手法 RobustNeRFはただレンダリング誤差に固定サイズのカーネルをかけただけ → 画像の意味情報を考慮して、より賢くDistractorを検出する → Stable Diffusionの画像特徴を使用 画像特徴を活用してDistractorを検出する2つのアプローチを提案 1.

    SLS-agg (agglomerative)  画像特徴を用いて構成したクラスタにより、似た画像特徴を持つもの同士で誤差集約  画像内の空間的な情報 を扱える 2. SLS-mlp  MLP分類器により、画像特徴を入力としたDistractor分類器を  3DGSの学習と並行して最適化・推論  画像内に加えて、画像間も含めた時空間的な情報 を扱える 9
  3. SpotLessSplats: SLS-agg 1. 3DGSの学習用画像に対してStable Diffusionを使って画像特徴を計算する  (サイズ50x50) 2. 8近傍を初期値として、空間的な繋がりを考慮し、100クラスタにクラスタリング  (scikit-learnのAgglomerativeClusteringを使う) 3.

    最近傍によりクラスタ結果を元の解像度にアップサンプリング 4. クラスタごとにRobustNeRFのマスク値(式9)を平均化し、新たなマスクを作成  (3x3ボックスカーネルにより、誤差の空間的な広がりを考慮したマスク) 10
  4. SpotLessSplats: Distractorの割合の決め方 問題点 3DGSは1バッチ1枚で学習するが、画像ごとにDistractorの割合は異なる → 画像によりDistractorの偏りがあるため、RobustNeRFの誤差二値化の計算で、   正確な閾値を与えることが難しい 解決策 過去のバッチも考慮して、Distractorの閾値を決定する

    過去のレンダリング誤差の情報をヒストグラム により効率的に保持する 手順 1. 誤差を10000個のbinに分割したヒストグラムを用意する 2. 新バッチのヒストグラム(重み0.05)と過去のヒストグラム(重み0.95)で  重み付き平均を計算し、ヒストグラムを更新 3. 更新したヒストグラムを使って分位点(誤差二値化の閾値)を計算 15
  5. SpotLessSplats: Opacity Resetの課題 問題点 3DGSでは、カメラ近くのFloatersや不必要なガウシアンを減らすために、 定期的に不透明度を0にするOpacity Resetを採用 → Opacity Resetは誤差分布の追跡を不安定にする

    → 一方で、単にOpacity Resetを無効にすると、最適化が困難になる 解決策 Utilization-Based Pruning (UBP)を提案 UBP: 各GSのレンダリング寄与度(利用率)を計算し、利用率の低いガウシアンを削除 画像投影位置に対する色の変化率が大きいGSは重要度が高い(Distractorは除外) * 100ステップごとに100枚の画像を元に計算した利用率で不要なガウシアンの削除 16 マスク 画像の投影位置に対する色の変化率
  6. 評価データセット RobustNeRF Dataset NeRF on-the-go Dataset Android Crab Statue Yoda

    18 Fountain Corner Spot Mountain Patio Patio Low Medium High