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「freeeのモバイルチームを知ってくれ」freee技術の日発表資料 - 2023年

sugiken
April 17, 2023

「freeeのモバイルチームを知ってくれ」freee技術の日発表資料 - 2023年

2023年4月16日に開催されたfreee技術の日の発表資料です。

sugiken

April 17, 2023
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Transcript

  1. ここに円に切り抜いた画像を入れてく ださい sugiken 2019年 新卒⼊社 webエンジニアとして freee 会計に 携わる 2021年

    社内の異動制度を利⽤しモバイルチームへ異 動し会計アプリの開発を担当 趣味は旅⾏とカラオケ モバイル船 モバイル会計ヨット
  2.   ユーザーを知るために - ユーザーインタビュー エンジニアも同席。ユーザーの声を聞きアイディアに活かす • いくつかのインタビュー形式 ◦ モックアップによる UI

    の検証 ◦ インサイトを探るためのインタビュー 良い点 • 使われている機能/難しいと思われている機能などが分かる • やっぱり直接聞くと⼼に残る
  3.   MoVibes - モバイルアプリ専⽤のデザインシステム • デザイナーがそれぞれのOS⽤に作成し、これを基に社内 UI ライブラ リ作成 •

    UIの統⼀感/開発速度向上を⽬指している • 新規画⾯で徐々に導⼊中 実装⾯でよかったところ • デザイナーとの共通⾔語が持てる • ⾊やテキストのスタイル指定が楽 • Component の再利⽤による開発速度向上
  4.   SwiftUI の検証‧導⼊中 ⼤規模な導⼊ < 部分的な導⼊ UIHostingController を⽤いて部分的に導⼊をしたり、新画⾯は SwiftUI を積極採⽤している。

    アプリケーション全体を SwiftUI 化していくのはもう少し先。マルチモ ジュール化なども並⾏しているので、それが落ちてついてから。 新規アプリでは、フルSwiftUI & The Composable Architecture
  5.   アクセシビリティ向上に全⼒ 「⾼いアクセシビリティは売れる」 • 1⼈でも使えない⽅がいると採⽤してもらえない可能性がある • すべてのユーザーにとって使いやすくなる やり⽅ • はじめに

    ◦ 「freeeアクセシビリティー‧ガイドライン」を基にモバイル⽤のチェックシー トを作成 • デザイン段階 ◦ 要素の⼤きさや⾊などチェック • 実装段階 ◦ PR ごとに、特にエンジニアとして担保したい箇所をチェック • QA 段階 ◦ VoiceOver などをオンにしてチェック
  6.   MobCore Kotlin Multiplatform Mobile の社内ライブラリ。 iOS/Android の両 OS をまたいでコードを共通化。

    2020年から開発開始し、iOS/Android 両エンジニアで育てている。 ⽤途 • API response のモデル ◦ API のドキュメント的役割も果たしている ▪ OS 間で「えっ!?この property Nullable じゃないの?」みたいなのが避けられる • ドメインロジック ▪ 税額計算 ▪ 要素の表⽰条件 ▪ ユーザーの権限や設定を考慮した分岐 • Form モデル(画⾯の⼊⼒内容やそれに伴うロジック)
  7.   課⾦周りめっちゃすごい 特徴 • 国内 toB SaaS の中でも有数のプラン数 • 最⼤

    54,800円/年の⾼額サブスク カオス • IAP/IAB/web からのクレカ決済など多種多様な⽀払⼿段 • 1ユーザー でも複数の事業所を持てる ◦ どの IAP/IAB で、どの事業所に課⾦してるのかのハンドリングが必要
  8.   負債返済へ真摯な姿勢 毎⽇の業務に加えて毎⽉の改善デー(1⽇⾃由に負債返済の⽇)で みんなでガッと対応 最近取り組んでること • [Android] NonTransitiveR への移⾏ •

    [iOS] CocoaPods/Carthage から SPM へ移⾏ • [iOS] Warning の解消 700over から 100 くらいに減少 • モバイル専⽤ API への移⾏ ◦ 現状 Mobile API は全部で175個!!!
  9.   Ruby も書きます! ⾃分たちで Ruby on Rails のコードを書いて API の実装をしている

    良い点 • クライアントからサーバーサイドまで⾃分たちで完結できる • API に任せられるロジックは API に書こうと思える • 予想外の API スキーマの変更によるトラブルを減らすことができる