Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

生成AIを活用した野球データ分析 - メジャーリーグ編 / Baseball Analytic...

生成AIを活用した野球データ分析 - メジャーリーグ編 / Baseball Analytics for Gen AI

LayerX ランチタイムLT「AI for fun」登壇資料

Avatar for Shinichi Nakagawa

Shinichi Nakagawa PRO

July 21, 2025
Tweet

Video

More Decks by Shinichi Nakagawa

Other Decks in Technology

Transcript

  1. © LayerX Inc. © LayerX Inc. 2 LayerXの⼈として • AI‧LLM事業部

    プロダクト部 開発G SRE • SREとして以下ミッションを推進 ◦ SRE(サイト信頼性エンジニアリング)の戦略&実装 ◦ Ai Workforceのお客様導⼊の推進 • よく使う物: Azure, Terraform, Cursor 中川 伸⼀(NAKAGAWA, Shinichi) 野球の⼈として • アマチュア野球エンジニア(元‧プロ野球エンジニア) ◦ 2018-2019, スポーツテックのベンチャーでCTO ◦ MLB/プロ野球のデータ解析‧分析‧アナリティクスのプロダクト開発 • よく使う物: Google Cloud, Python, Terraform, Claude ⾃⼰紹介 @shinyorke
  2. © LayerX Inc. © LayerX Inc. 4 やりたいこと • 「今年の⼤⾕翔平の成績は」「最近2試合の投球内容は」みたいな質問を返すAIが欲しい

    • AsIs(いままでどうしていたか) ◦ MLBの公開データ「Baseball Savant」の3年分データがBigQueryにある ◦ 今までは専⽤のWeb アプリを作ったり、⼿元のnotebookでどうにかしていた • ToBe(⽣成AIで何できる?的な仮説とPoC) ◦ Webアプリやnotebookの代わりのAgentを作ればいけそう? ◦ BigQueryをつなぐMCP Serverを⼿元に⽴てて適当なツールで操れば良さそう ⽣成AIに基本的な野球データ分析をしてもらう⚾ デモをご覧ください📼
  3. © LayerX Inc. © LayerX Inc. 7 アーキテクチャ • Claude

    DesktopからMCP Serverを通じてメジャーリーグのデータを取得‧集計‧描画 • MCP Toolbox for DatabasesでMCP Serverを⽴てた&利⽤ルールをCursorで作る⽣成AIの総⼒戦 • なおGoogle Cloud側のシステムは趣味で作ったもの(2022年から個⼈開発で開発‧運⽤) Claude DesktopとMCP Toolbox for Databasesに全振りなBet AI ⽣成AI部分は半⽇で実現⚾
  4. © LayerX Inc. © LayerX Inc. 8 やれるとわかったこと • 既存の⽣成AIツールの組み合わせでイケる

    • MCP経由でデータ検索のお陰で、正確な データで表現される • 分析はもちろん、解説も楽になる!? これからやること&課題 • ちゃんとしたAgentとして実装したい • グラフ描画など、ビジュアライゼーション に課題あり(出来ないケースあった) • 既存の解説と棲み分けしないと(ry 野球データ分析と解説のあり⽅を⽣成AIで変える(かも) 結び 次回作もこうご期待⚾