Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Xpenologyなるアングラプロジェクト周りについて語るやつ
Search
sushi
December 02, 2023
Science
1
1.8k
Xpenologyなるアングラプロジェクト周りについて語るやつ
kernel/vm 北陸 part6で発表 #kernelvm
https://kernelvm.connpass.com/event/297033/
sushi
December 02, 2023
Tweet
Share
More Decks by sushi
See All by sushi
なんかはなす
sushi514
0
490
202403_能登半島地震におけるオープンデータの価値
sushi514
0
400
Other Decks in Science
See All in Science
ド文系だった私が、 KaggleのNCAAコンペでソロ金取れるまで
wakamatsu_takumu
2
390
機械学習 - SVM
trycycle
PRO
1
860
04_石井クンツ昌子_お茶の水女子大学理事_副学長_D_I社会実現へ向けて.pdf
sip3ristex
0
510
Cross-Media Information Spaces and Architectures (CISA)
signer
PRO
3
31k
データベース04: SQL (1/3) 単純質問 & 集約演算
trycycle
PRO
0
880
Lean4による汎化誤差評価の形式化
milano0017
1
250
深層学習を用いた根菜類の個数カウントによる収量推定法の開発
kentaitakura
0
170
データベース08: 実体関連モデルとは?
trycycle
PRO
0
730
データベース09: 実体関連モデル上の一貫性制約
trycycle
PRO
0
740
学術講演会中央大学学員会府中支部
tagtag
0
280
データベース02: データベースの概念
trycycle
PRO
2
770
MCMCのR-hatは分散分析である
moricup
0
380
Featured
See All Featured
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
53k
BBQ
matthewcrist
89
9.7k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
60k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
77
5.9k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
18
980
Bash Introduction
62gerente
613
210k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
830
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
30
2.1k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Visualization
eitanlees
146
16k
Transcript
XPENOLOGYなる アングラプロジェクト周りについて語るやつ 2023年12月2日 @SUSHI514 そんなに低レイヤーではなぃ...許してほしい
長年のモチベーション:最強のオレオレNASを作るにはどうすれば 結局買うのは正解です Widows Server これも正解です Linuxで 自分で組む これも正解です こう、手心を加えて、なんとか楽に組むとかは… FreeNAS
クローズしました (TrueNAS) TrueNAS CORE/ TrueNAS Scale これも正解です 技術力に自信ニキはこちら
参考)TRUENAS こっちは商用、True ZFSとか書いてある
参考)TRUENAS CORE 個人向け無料!UIがかっこいい
参考)TRUENAS SCALE 多分皆さんが選ぶのはコレ、VMとかDocker使える どうもパッケージも充実していて、小学生もこれでminecraftサーバーで使う(要出典)
10年前そんなのあったか...? FreeNAS かつての栄光 Xpenology この選択肢 ※これはSynology
XPENOLOGYとは Synologyのファームウェア相当の部分を抜きに、 GNUライセンスで提供されているコードだけをもとに Synologyのソフトウェアパッケージ(DSMファイル)を 起動できるようにしたブートローダー おそらく汎用的なLinux Kernel(未確認)を起動した後に 公式配布されているDSMファイルをカーネルごとロード
少なくとも後述のAutomated RedPill Loader (ARPL)はLinux Kernel Xplenologyのコミュニティはローダーを作ることに魂を込めている
レッツトライ→楽しい これは正しいSynology ①Synology ARM ②Synology ARM
Xpenologyの検証環境 ③Xpenology x86 ④Xpenology x86 ① ② ③ ④
得られたもの Dockerの簡単な導入環境 容量拡張を自在にできるNAS あとでここに画像を入れるかも
まだRAID5やRAID6で疲弊してるの 5年や7年でHWの全構成を買いなおしてできない個人レベルでは、RAID1一択 そんな中で容量拡張をしたいとかわがままな個人の希望を兼ね備えてくれるのがSHR https://kb.synology.com/ja-jp/DSM/tutorial/What_is_Synology_Hybrid_RAID_SHR 内部的には RAID1になったり、 RAID6になったり よしなにやってくれる
昔の俺は気づいた HDDを1台だけ買い換えていって簡単容量拡張するのって最高では ただHDDを1台づつ入れ替えていくだけ RAID1相当なので、余ったHDDはそのままバックアップディスクに
RAID1とSHRにおける容量拡張の比較
これまでの変遷 2016 4TB 4TB 2017 4TB
6TB 2018 8TB 6TB 2020 8TB 12TB 2022 14TB 12TB さらなる容量拡張...? 買って5年ぐらい経つ 鼻毛サバ(格安鯖) には厳しい しかも物理ボリュームは細切れになったまま これが続いていくのはキモい
参考)物理ボリュームとロジカルボリューム あとでここに入れる
SYNOLOGY(XPENOLOGY)でのHW/DSM VER.(6.X→7.X)移行 パターン① HDDをぶっこぬいてそのまま差し替える パターン② Migration AssitantでデータをNW経由で移し替える
パターン③ HyperBackupで別のHDDに保存してから、新しく移す できる? Synology Xpenology △ × 〇 〇 〇 〇 ローダーに よる 制約 もし頑張ってできたとして も物理ボリュームは細切れ
①(できない)SYNOLOGYのデバイスであればこれができるが... https://www.synology.com/ja-jp/dsm/feature/migration ただ、物理ボリュームは細切れ
MIGRATION ASSISTANT https://www.synology.com/ja-jp/dsm/feature/migration
DSM 7.Xに対応した新しいローダーAUTOMATED REDPILL LOADER(ARPL)
小学生もNASを立てる時代 その2 こういった手順も動画で配信されている時代
小学生もNASを立てる時代 その3 ローダーの最新の更新があれば、すぐYoutube
MIGRATION ASSISTANT Xpenology DSM6.1 ARPL DSM7.x
MIGRATION ASSISTNTをやった
結果→うれしい マイグレーションアシスタントのおかげで理想的な移行ができました 時を超えて、別のローダーから別のローダーに移行ができた。