Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
知識0からカンファレンスやってみたらこうなった!
Search
syossan27
May 14, 2025
Programming
5
410
知識0からカンファレンスやってみたらこうなった!
シネマ de LT会〜あなたのナレッジ大上映〜 の資料です。
https://aeon.connpass.com/event/352070/
syossan27
May 14, 2025
Tweet
Share
More Decks by syossan27
See All by syossan27
一人SREが歩んだ Platform Engineering スモールスタート実践録
syossan27
2
1.2k
SREって何? 現場で学んだサイト信頼性の第一歩
syossan27
5
1.1k
突然のメモリ使用率上昇へ対応! k8sカスタムコントローラー開発事例
syossan27
2
480
監視 やばい
syossan27
12
11k
最先端を追う前に、まず広めよう! 〜AIツールの普及活動のすすめ〜
syossan27
2
1.5k
Fanstaの1年を大解剖! 一人SREはどこまでできるのか!?
syossan27
2
760
SRE Trail Mapから考える仲間の増やし方
syossan27
3
770
FanstaにおけるCI・CDの紹介と培った知見
syossan27
2
450
TerraformサポートされていないFirebase Remote ConfigでもIaCしてみた
syossan27
2
1.7k
Other Decks in Programming
See All in Programming
生成AIを利用するだけでなく、投資できる組織へ
pospome
1
250
ゲームの物理 剛体編
fadis
0
330
令和最新版Android Studioで化石デバイス向けアプリを作る
arkw
0
380
30分でDoctrineの仕組みと使い方を完全にマスターする / phpconkagawa 2025 Doctrine
ttskch
3
800
AWS CDKの推しポイントN選
akihisaikeda
1
240
AIコードレビューがチームの"文脈"を 読めるようになるまで
marutaku
0
350
認証・認可の基本を学ぼう前編
kouyuume
0
190
新卒エンジニアのプルリクエスト with AI駆動
fukunaga2025
0
200
ID管理機能開発の裏側 高速にSaaS連携を実現したチームのAI活用編
atzzcokek
0
210
Full-Cycle Reactivity in Angular: SignalStore mit Signal Forms und Resources
manfredsteyer
PRO
0
120
Giselleで作るAI QAアシスタント 〜 Pull Requestレビューに継続的QAを
codenote
0
120
チームをチームにするEM
hitode909
0
300
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
50
14k
Side Projects
sachag
455
43k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
25
1.6k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
515
110k
The Invisible Side of Design
smashingmag
302
51k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
7.8k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
700
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.8k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.7k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.1k
Transcript
©MIXI 知識0からカンファレンスやってみ たらこうなった! 株式会社MIXI 井上 翔太
©MIXI 自己紹介 名前:しょっさん X(旧: Twitter)/ mixi2:@syossan27 所属:MIXI 活動: • SRE
Kaigi • SRE Magazine • ゆるSRE勉強会
©MIXI 自己紹介 名前:しょっさん X(旧: Twitter)/ mixi2:@syossan27 所属:MIXI 活動: • SRE
Kaigi • SRE Magazine • ゆるSRE勉強会
©MIXI カンファレンス開催してみ た
©MIXI カンファレンス開催してみ た 知識0で
©MIXI このLTは 「オッ、カンファレンス開催面白そうじゃ ん?」 と思ってもらうのがゴールです
©MIXI やる前 カンファレンスに関する本※ もあるし、なんとな くでも進めていけるでしょ〜余裕余裕!ガハハ!
©MIXI やる前 カンファレンスに関する本※ もあるし、なんとな くでも進めていけるでしょ〜余裕余裕!ガハハ! ※技術カンファレンスのマスターガイド 佐藤祥子さんと941さんの執筆した技術カンファレ ンス開催ガイド。 開催するうえで、めちゃくちゃ助かりました ※
技術カンファレンスのマスターガイド:企画から運営までの完全手引き - 佐藤祥子・櫛井優介 著 : https://techbookfest.org/product/2qjFJ1g1iVF8tiKXytYwNn
©MIXI ところがどっこい
©MIXI 様々な「わからん」が襲いかか る
©MIXI わからん • 準備のスケジュール • どのくらいの 規模で進めるか • お金まわりのアレコレ •
ビビッと来る 会場探し • 飲食をやるにあたって注意すること • 当日、なにをすればいいのか • 番外編:予算の使い道
©MIXI 時間の許す限り紹介していくよ!
©MIXI その前にCM
©MIXI SRE Kaigi 2026 やるよ! 開催日:2026/01/31(土) 会場:中野セントラルパーク カンファレンス 去年の様子
©MIXI カンファレンス開催の手助けします! 日本テックコミュニティファシリテーター協会 では、カンファ レンスの開催サポートを行っています! どうぞ、私や@ex_takezawaまでお気軽にご連絡ください
©MIXI 準備のスケジュール
©MIXI "チェックポイント"と"逆算" 絶対に守るべき "チェックポイント "と、そこから "逆算"する • チェックポイントは主に ◦ 会場の予約
◦ コアスタッフ募集(集める場合) ◦ スポンサー募集 ◦ CfP ◦ チケットの販売 ◦ etc… • いつまでに必要なのか?を設定し、そこから逆算する
©MIXI 実際のスケジュール Jan Feb Mar Apr May Jun Aug
Jul Sep Oct Nov Dec 会場探し・予約 コアスタッフ 募集 CfP スポンサー募集 チケット販売
©MIXI 実際のスケジュール Jan Feb Mar Apr May Jun Aug
Jul Sep Oct Nov Dec 会場探し・予約 コアスタッフ 募集 CfP スポンサー募集 チケット販売 理想は1年 前! 初回は入金があるまで自らのお金で賄 う 宣伝!宣伝!宣 伝!
©MIXI どれくらいの規模で進めるか
©MIXI これ!というのはない 開催規模に応じたスタッフ人数・予算に絶対はない • 最初は開催規模を考えよう! ◦ 参加人数や、やりたいことなどで会場や予算感が変わる • 同一規模の他のカンファレンスで公開されているスタッフ人数、スポ ンサー募集の内容から人数・予算感をざっくり学ぶ
• ただし、絶対はないのでやっていく内に軌道修正をすることも ◦ 赤字は絶対に避けよう! (確実に心が折れる) ◦ コアスタッフの作業を巻き取ることも視野に入れる
©MIXI お金まわりのアレコレ
©MIXI 大きなお金を慎重に扱う 少なくとも数百万円を扱うので丁寧に慎重に使おう • カンファレンス運営では大きな額のお金を扱うので、赤字に気を付け て慎重に使うこと ◦ 「いっぱいあるからこれやってみよ! 」というエイヤの精神より も、きちんとリターンを考えて投資していこう
◦ 意外と想定外のところで使うお金は後半になればなるほど多い • 企業との大きなお金のやり取りが発生するので、出来れば 法人口座を 作る or 借りるのが良い • 次回以降の開催を視野に入れて、 繰越金を作っておくことも大事
©MIXI ビビッと来る会場探し
©MIXI 会場探しは楽しくもあり大変でもあり・・・ やりたいことにピッタリ来る会場探しは意外と大変! • どういうカンファレンスにしたいか?は、ぼんやりでもいいので考え てから見学にいこう ◦ セッショントラック数や、幅を取る企画などがあるなら可能かど うかを確認する ◦
見学は平日を使うことになる可能性大 • バリアフリーが対応しているかもチェックポイント • 会場側で用意しているサポートも要チェック(ごみ捨てなど) • 見学終わりには周囲の環境も確認しておこう
©MIXI 飲食をやるにあたって注意すること
©MIXI 問題がないように事前に確認 念の為、市区町村での衛生課に確認 • 飲食をイベントでやるには色々と事前に確認することがある ◦ 特にお酒に関しては結構難しい・・・ ▪ 既製品を「開けて渡す」のも「注ぐ」のも免許が必要 ◦
基本的に未開封の既製品 に関しては提供してもOK ◦ 免許を持っている提供事業者が提供するのはOK • キッチンカーを呼ぶ場合には、敷地の使用許可も取る ◦ ただし、会場によっては不可能な可能性もあるので事前に確認
©MIXI 当日、なにをすればいいのか
©MIXI 様々な役割を割り振ろう コア・当日スタッフによって役割は違う • コアスタッフは ハンドリング や意思決定を担う ◦ 主に当日スタッフのまとめ上げや、カンファレンスのドメイン知識がある 人が担当する役割を割り当てる
◦ ex. スポンサー対応、広報/HQ、配送管理、当日スタッフ統括、各セッ ション部屋統括 • 当日スタッフはコアスタッフの 補佐をする役割 ◦ コアスタッフの指示のもと、各担当をサポート ◦ 事前にどのようなことをやるか?困ったときはどうするか?などの資料は 作っておこう
©MIXI 番外編:予算の使い道
©MIXI 予算で何をやるかは千差万別 "トライ"の精神を忘れずに! • 予算はカンファレンスの開催に必要なことに使うのは勿論ですが、 「こんなことやってみたい!」というトライをしてみることにも使っ てみましょう ◦ SRE KaigiではSREプラクティスの"コラボレーション"の実践をもとに他
業種との連携をトライしました ▪ 杉田智和さんによるナレーション ▪ 指圧屋さんによる指圧 ◦ 参加してもらう全ての方に何かしらの良い影響を与えられることは不可能 なような荒唐無稽なことでもトライ!
©MIXI 知識0でやってみた結果の 様々な"わからん"でした
©MIXI 最終的にほぼ全ての方に満足してい ただけるカンファレンスになった
©MIXI 知識0でもカンファレンスは 開催できる!
©MIXI ご清聴ありがとうございました