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CrowdLoan Culture Book

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February 14, 2025
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February 14, 2025
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  1. How It All Started 01. はじまり Who We Are 02.

    わたしたちについて Our Collaborative Culture ともにはたらく 03. Structuring Our Growth やくわりとつながり 04. Table of Contents ©️ 2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 01
  2. 01 How It All Started はじまり インタビュアー: 今日はクラウドローンのファウンダーであるお二人にお話を 伺います。はじめに、クラウドローンのアイデアが生まれた背景について教 えていただけますか?

    村田: クラウドローンのアイデアのきっかけは、私自身が初めてローンを組ん だとき、金利の一番高い消費者金融からお金を借りました。金利の負担と返 済 の 不 安 か ら 精 神 的 に も 経 済 的 に も 大 き な 負 担 を 感 じ て い ま し た 。
 親戚や友人に知られたくないという思いから、誰にも相談できず、自分だけ で契約をしてしまったことが失敗につながりました。 この経験から安心して 利用できる、もっと「自分の条件にあった透明性の高いローンの仕組みを作 りたい」と考えたのがクラウドローンの始まりです。 逢沢: 私も似たような経験がありました。村田さんと出会う数年前、子供の将 来に関わる重要な支出のために、まとまったお金が必要になりました。メガ バンク系の金融機関なら安心だろうと考え、特に比較検討もせずに数百万円 のローンを組みました。後に村田さんからサービスの話を聞いて、実は非常 に高金利での契約だったことを初めて知りました。ローンに関する情報格差 を無くすことで、誰もが損をせず、未来のために必要なお金を融通できる世 界を作るというビジョンに、その時強く共感したことを覚えています。 インタビュアー: その経験を踏まえて、クラウドローンを立ち上げるに至った 理由を教えてください。 村田 大輔 代表取締役 住信SBIネット銀行リスク 管理 部門の 顧客対 応責任者を 務め、 裁縫クラウド ソー シン グの nutteを共 同創業。その後、不 動産仲介の iettyにて 事業部長を経験。 逢沢 達也
 取締役/CTO rakumoにて 開発責任者を 務め、ビジ ネス知 見マッチン グサービスのビ ザスクを共 同創 業。その後、 複数のスター トア ップや 事業会 社の支 援を 行う。 ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 02
  3. 村田: クラウドローンを立ち上げる決意をしたのは、金融業界の現状に大きな ギャップを感じたからです。創業当時、スマホ決済サービスや暗号通貨な ど、テクノロジーを活用した新しい金融サービスが多く登場していました。 しかし融資の分野だけは、私が初めてローンを利用した15年前とほぼ変わら ず透明性が欠けたままで、ローンを受けたい人が業界特有の壁に直面して必 要な資金を得られないまま諦めたり、または負担の大きな返済をしている現 状を目の当たりにしました。この現状を変えるため、もっとシンプルで、誰 もが安心して利用できる仕組みが必要だと強く感じました。 それがクラウド

    ローンを立ち上げるに至った理由です。 
 インタビュアー: では、具体的にどのようにしてその課題を解決しようとお考 えでしょうか? 村田: クラウドローンが目指すのは、ローン情報や審査プロセスにおける情報 格差を無くし、誰もが安心してローンの選択、申し込みができる仕組みを提 供することです。そのために、クラウドローン独自の仕組みである「事前審 査スキーム」を活用し、簡単に早く必要な申請可能なローン情報へアクセス できるサービスを実現しています。今後も金融機関との連携を強化し、透明 性の高い融資プロセスを実現することを目指しています。 インタビュアー: 今後サービス組織ともに成長を目指すと思われますが、これ からの組織拡大に向けて、どのような組織を作ろうと考えておりますか? ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 03
  4. 村田: 私たちは「アクションファースト」を基盤として、発案者が尊重され、 意見を敬うことができる環境を作りたいと思っています。また、失敗を恐れ ずに挑戦できる文化を大切にしたいです。失敗は成長の一部であり、新たな 学びのチャンスだと考えています。そのためにも失敗を否定せず、そこから 得られた教訓を次の成功に繋げる組織を目指したいと思います。 逢沢: クラウドローンというサービスを運営するにあたって、社内/社外のい ろいろな方々の力をお借りしていますが、私たちのビジョンを実現できるの は、それぞれの専門性や経験を持つ組織や個人との協力があってこそなの

    で、組織の垣根を超えて挑戦や成長をしていける関係を大切にしていきたい と思います。 
 インタビュアー: 具体的に、どのような文化、関係性を目指しているのでしょ うか? 村田: 私たちが目指しているのは、信頼と透明性を基盤とした文化です。ス テークホルダーだけでなく、チーム間でも真摯に丁寧なコミュニケーション を大切にし、お互いを尊重し合える「大人な組織」を目指したいと考えてい ます。また、足元の課題に取り組むことはもちろん、長期的な視点でミッ ションに目を向け、率直に意見を交わし合える環境が必要だと感じていま す。なぜなら社員の成長が、結果として会社全体の成長につながると信じて るからです。そのため、学びの機会や体制サポートを充実させ、挑戦しやす い環境を整えていきたいと思います。 インタビュアー: 最後に、サービスを共に発展させていく仲間へのメッセージ をお願いします。 
 村田: 私たちは、挑戦を楽しみ、新しい価値を共に創り出していける仲間を心 から歓迎します。クラウドローンはまだ進化の途中にあります。 今後も社員 それぞれの視点や力が、私たちをさらに前進させる原動力になります。まだ 誰も成し遂げていない社会的価値を生み出すプラットフォームを是非私たち と一緒に進化させていきましょう!これからも一緒に働けることを、心から 楽しみにしています。 
 逢沢: ローンの申し込みをする方のお話を伺っていると、それぞれの人生にお ける大切な選択や避けられない事情があることを実感します。一緒に働く 方々にも同じくそれぞれの事情があって、その時々の人生の選択に向き合っ ているのだと思います。クラウドローンは、お金の悩みを抱える方々の人生 の選択をサポートする存在でありたいと考えています。それと同様に、私た ちと一緒に働く仲間に対しても、一人一人の人生の選択を大切にし、それぞ れの成長と幸せを支援していきたいと考えています。 インタビュアー: お話を伺い、クラウドローンがどういった思いで生まれた か、さらに今後の成長戦略、組織への思いが分かりました。本日はありがと うございました。 ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 04
  5. 私たちは、金融の未来を変えるために進化し続けています。日本国内で唯一 の融資プラットフォームサービスとして、より多くの人にとって価値のある 存在となることを目指しています。直近の成長戦略として、3つの柱を軸に 取り組んでいきます。 
 01. 金融機関との提携の拡大 顧客視点で便利で求心力のある融資を提供していく為に、金融機関の提携を 拡大していきます。 02.

    事業会社との提携の拡大 相互の関係となる事業との提携を進めます。車業界では大手メディアや中古 車ディーラーなど、大学等の教育分野、不動産関連企業の提携を中心に進め ます。さらに与信プロセスの進化で提供価値を最大化させます。 03. 組織の強化 会社のカルチャーを醸成しつつ事業拡大に伴い組織を強化するため、成長を 牽引するメンバーを採用します。 また外部のスペシャリストとも連携を強化します。 人 5-> 30 行 36-> 50 採用計画 金融機関 提携数 事業提携 社 1,200-> 3,000 02 01 03 Our Strategic Next Steps 次のステップ ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 1 0
  6. ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 12 私にとって「誰と働くか」は会社を決めるのにと ても重要な要素です。経営陣とお話しした際に 「この会社なら信頼できる」と確信し、入社を決 意しました。 クラウドローンは、経営者の考えがしっかり共有

    され、社員同士が自由に意見を交換できる風通し の良い環境が魅力です。今後はフルリモートのメ ンバーが多い中でも、スムーズにコミュニケー ションを取れる仕組みを整えていきたいと考えて います。 またクラウドローンのサービスは、ユーザー・企 業・銀行の三方にとってメリットがあり、特に銀 行が抱える課題を解決する可能性を持っていま す。日本の金融業界に新たな変革を起こせる点 に、大きな魅力を感じています。 私たちは、クラウドローンのビジョンに共感し、 スタートアップならではのスピード感を楽しみな がら、金融の未来を作っていきたい方にぜひメン バーに加わって欲しいです。 Working Together クラウドローンで働く 高木 雅美 人事・総務マネージャー
 HR and Corporate Services Manager 私がクラウドローンで働くきっかけはサービスの 概要を聞く機会があり、金融業界に変革が起きる と確信したからです。 クラウドローンは、銀行の融資審査をスムーズに し、エンドユーザーが金利を比較して最適な選択 ができる画期的なシステムです。 銀行業界は全体ではDXが遅れている中、クラウド ローンはその課題を外部から解決する可能性を秘 めています。 例えばマイカーローン業界は利用者にとって情報 の非対称性や規制が障壁となっています。だから こそ、より便利にクラウドローンを活用できるよ う啓蒙活動を進めています。 今後はクラウドローンを利用してローンを借りる のが当たり前となる社会を目指し、事業提携を進 め、サービスの金融インフラとしての価値を高め ていきます。 社員には金融の専門知識は必須ではなく、仲間と 志を共有し、共に成長できる方であれば、クラウ ドローンで活躍できると思います。 堤 龍三 アライアンス統括
 Alliance Manager
  7. ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 16 働き方 時間・場所 クラウドローンは社員の自主性を重 んじ、リモートワーク制度、フレッ クス制度を導入しています。それぞ

    れが最も効率よく成果を上げられる 時間と場所で働くことができます。 
 休暇制度 クラウドローンは法的に義務付けら れた休暇制度に加えて、ウェルネス 休暇や資格取得休暇も導入していま す。社員が心身の健康を保ち、キャ リアアップするための休暇を取得で きることで、より充実した姿勢で仕 事ができるよう支援しています。 クラウドローンは社員一人一人を大切にすること が会社としての成長に繋がると確信しています。 社員のライフステージも尊重し、パフォーマンス を発揮できる環境を整えるため以下の働き方の制 度を制定しています。 報酬制度 クラウドローンでは、社員と会社が 共に成長した成果を分かち合うた め、ストックオプション制度を導入 しています。社員各位には会社への 貢献に応じて、会社の成長による利 益を還元したいと考えています。
  8. The Ideal Vision of Our Team 目指す組織 私たちはただのテクノロジーによる金融サービスではなく、人々のための パートナーとなり得る金融サービスを形にするため挑戦し続けています。ク ラウドローンという名称には「多くの人が支え合う力」と「テクノロジーに

    よる革新」の両方の意味が込められています。 この想いを実現するには、一人ひとりの行動、さらに組織の力が必要です。 クラウドローンの組織文化は挑戦を恐れず、失敗から学び、進化し続けるこ とを大切にしていきたいと考えています。チーム内でも率直に意見を交わ し、互いの成長を支え合う透明性の高いチームと、そのやり取りから醸成さ れる信頼を重要視しています。 
 柔軟で力強い個の力と、相互に助け合う仲間の力、そして社会へ影響を広げ る組織の力を使って、より良い組織を目指していきます。 ©️ 2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 18
  9. ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 19 組織と役割 組織は成長戦略のもと、それぞれの部署の機能強 化を進めていきます。大人数ではなく、創意工夫 のレバレッジによって企業価値の拡大を目的とし た最小限の効率的な組織体を目指しています。

    経営管理 経営戦略策定と実行 人事戦略策定と実行 技術戦略策定と実行 事業戦略策定と実行 事業開発 組織管理 プロダクト 事業推進 財務経理 エンジニアリング 情報セキュリティ 経営企画 プロダクト開発 カスタマーサクセス マーケティング 人事 総務 組織開発 事業企画 アライアンス 経営・企画 人事・総務 プロダクト・技術 事業開発・マーケティング
  10. ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 20 評価制度 評価制度は個人と組織の成果報酬。 会社、社会全体に視野を広げ、自らの仕事の影響 を確認する意図でバリュー評価。 等級としての評価、周囲からの評価としてプロセ

    ス評価を入れ込みます。 等級テーブル 等級テーブルは社会や組織に影響を出せる程、等級が上がる設定となっています。 個々のパフォーマンスを確実に出し、さらにチームや組織に対しアプローチできるようになった上で、社会や業界に 良い影響を出していくという意図の成長モデルを組み込んだ等級テーブルとなっています。 経営職 職業 等級 定義 E1 部門長・執行役員職 D2 D1 M2 M1 J3 J2 J1 管理職 一般職 評価項目 成果報酬 50% 組織目標達成度 20% 配分 評価内容 プロセス 評価 30% 役割等級達成度 15% バリュー 評価 20% 企 業理念 体現  10% 個人目標達成度 30% 36 0度フィ ード バック  15% 組織貢献  10% 業界に影響を与え市場 を革新 する戦略 を描 いて実行、新 たな価値創造 を推進 できる。 全社の成果を牽引 し明 確なビジョ ンのも と成長を導 き、企 業価値向 上と組織文化 の発展 に貢献 できる。 部門を最適化 し革新的 な取り 組みを実現 、多様 な価値観 を受容 する組織変革 と事業に貢献 できる。 チームの成果を高め リスキ ルを実践 、ビジョ ンに基づ くミッショ ンを推進 できる。 メ ンバーを育 成し小規模 プロジェクト を推進 、ミッショ ンに基づ く役割を果たし実現 できる 他 部門と連携 しク ロスファ ンクショ ンで活動 、ミッショ ンを主 体的 に理解 し確実に実行できる。 チーム内で協力し、メ ンバーと連携 しながら方針に沿って主 体的 に行動 できる。 セルフマネジメ ント を行い、業務の優先順位をつけ上司のサポート を受 けつつ着実に遂行できる。
  11. クラウドローンという名称には、 以下の2つの意味を融合させた意図が込められています。 この2つの意図を掛け合わせることで、 「人々のためのテクノロジー」 というコンセプトを体現しました。 k 群集の「クラウド」
 多くの人々が関与し、支え合う仕組みの意„ k テクノロジーの「クラウド」


    インターネットを通じてデータやアプリケーショ ンを利用・管理できる仕組みの意図 ロゴマークはテクノロジーのクラウド の雲の形と、人と人を繋ぐハートが繋 がっている形を組み合わせています。 Behind Our Brand’s Meaning ロゴの意味 希望 人々の希望を生むサービスを提供する Light Green 安心 人々が安心できる選択を提供する Deep Green テクノロジー 技術を通して革新を生み出す Gray ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 22
  12. 代表取締役 村田 大輔
 取締役/CTO 逢沢 達也 役員 クラウドローン株式会社 社名 住所 東京都新宿区西新宿8-1-2
 PMO西新宿6F

    設立 2018年7月5日 Mail [email protected] 電話番号 050-3550-3967 会社概要 ©️2025 クラウドローン株式会社 Culture Book 23