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MagicPod導入から半年、オープンロジQAチームで実際にやったこと
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joko
September 08, 2025
Technology
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MagicPod導入から半年、オープンロジQAチームで実際にやったこと
2025/9のMagicPodユーザーミートアップ登壇資料です。
joko
September 08, 2025
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Transcript
MagicPod導入から半年、 オープンロジ QAチームで実 際にやったこと
⾃⼰紹介 ©OPENLOGI Inc. • 上甲 健史(じょうこう たけし) • 愛媛県出身 • 3月からオープンロジでテスト自動化を担当中 •
初の外部登壇です✌
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©OPENLOGI Inc. 荷主と物流パートナーを結ぶプラットフォーム 倉庫会社 マテハン 配送会社 資材会社 物流パートナー 5社 3社
荷主 5,300社 Eコマースを含む アパレル/雑貨/IPグッズ /インフルエンサー/マッ トレス/越境など様々 データ分析/活⽤ ‧需給予測 ‧リスク評価 ‧マッチング ‧最適化 ネットワーク化 提携70社 (※準提携130社) 12社 (国内‧海外) サービス提供 ソリューション 稼働率向上 庫内DX化 物流課題の解決 (コスト削減/効 率化‧⾃動化/最 適拠点配置等) 物流パートナーをネットワーク化することで、ノンアセット型のフルフィルメントサービスを提供 倉庫や配送といったフィジカルなリソースを AWSのようなインフラに変⾰し、サービスから得られる データを分析/活⽤することで、社会課題である物流業界の⾮効率を解消します
アジェンダ 1 ツール選定の道のり 2 導⼊後の初期設定とルール策定 3 MagicPod導⼊前後で変わったこと 4 ツール&⾃動テスト運⽤にあたり⼯夫したこと 5
チームへの効果と今後の展望 ©OPENLOGI Inc.
1. ツール選定の道のり
ツール再選定の背景 • 既存ツール(Ghost Inspector)の課題を把握するため、チームで課題出しを実施 • 29のツールをリストアップし、広範囲に調査を開始 • 「ノーコード」と機能、価格帯を軸に候補を5つに絞り込み • その後、やりとりを経て最終3ツールでPoCを実施
©OPENLOGI Inc.
ツール再選定の背景
最終候補となった5つのツール • ATgo • Autify • mabl • MagicPod •
Ranorex Studio
PoCによる最終選考 PoCで検証した3ツール • Autify • mabl • MagicPod 主な検証フェーズ •
インストール & 環境設定 • テスト実装 • テスト運⽤ ©OPENLOGI Inc.
MagicPod採⽤の決め⼿ “E2Eテストに特化したシンプルさ、実装‧実⾏ 時間の早さ、継続できるコスト⾯のバランス ©OPENLOGI Inc.
2. 導入後の初期設定と ルール策定
円滑な運⽤のためのルール整備 プロジェクト設定 システム全体で1プロジェクトとして管理。これにより共有ステップや⼀括設定のメ リットを最⼤化 テストケースの整理 ⽬的別フォルダ > サブシステム別フォルダ の階層構造でテストケースを格納し、視 認性を向上
命名規則 テストケースと共有ステップに明確な命名規則を設け、誰が⾒ても内容を推測しや すくした ©OPENLOGI Inc.
©OPENLOGI Inc. 3. MagicPod導入前後で 変わったこと 14
変化①: テスト実装のしやすさ Before (Ghost Inspector) • XPathの知識が前提 • レコーディング結果の可読性が低 い
• テストの部分実⾏が不可 • 修正→全体実⾏の繰り返しで⾼負 担 After (MagicPod) • 画⾯キャプチャベースで直感的 • UIロケータを複数候補から選択可 能 • テストの部分実⾏が可能 • 最⼩限の時間で実装と検証が完了 ©OPENLOGI Inc.
変化②: テスト構成のわかりやすさ Before (Ghost Inspector) • テストはフラットなリスト管理 • グルーピングは1階層のみ •
「[機能名]_テストパターン」 のよ うな命名規則に頼るしかなく⾒通し が悪い After (MagicPod) • フォルダ分けで階層管理が可能 • ラベル付けで多⾓的な分類 • 共有ステップのネストも制限で き、可読性が⾼い ©OPENLOGI Inc.
変化③: 実⾏速度と安定性 Before (Ghost Inspector) After (MagicPod) 実⾏速度 遅い 極めて速い
↗ 安定性 描画遅延が頻発 ツール起因のFailが少ない ↗ 待機ステップ 秒数指定のみ バリエーションが豊富 ↗ ©OPENLOGI Inc.
変化④: テストの粒度とメンテナンス性 Before (Ghost Inspector) After (MagicPod) 1テストの⻑さ 最⼤1891ステップ 約100ステップ
↘ 実⾏時間 最⼤2時間30分 数分程度 ↘ メンテナンス性 失敗時の原因特定が困難 失敗時の原因特定が容易 ↗ ©OPENLOGI Inc.
©OPENLOGI Inc. 4. ツール&自動テスト運用 にあたり工夫したこと
運⽤の安定化と効率化のための⼯夫 テストアカウントの事前準備: テスト実⾏のたびにアカウントを作成するの をやめ、事前に⽤意することで実⾏時間を短縮し、テストの安定性を向上 Gmail APIへの移⾏: 外部ツールを利⽤していたメールテストをGmail APIに 切り替え、より安定的かつ⾼速なテストを実現 段階的な定期実⾏:
MagicPodへの移⾏が完了したテストから毎⽇スケジュー ル実⾏。レビュー前のテストはラベルで除外 レビューフローの明⽂化: 実装や修正時のレビューフローと観点を明確に し、チーム全体のテスト品質を担保 ©OPENLOGI Inc.
5. チームへの効果と 今後の展望
チーム全体へのポジティブな影響 「チーム全員がMagicPodを扱えること」を⽬標に掲げた結果 • 学習コストの低下: 直感的なUIと⽇本語のサポートにより、ワークショップを通じてメ ンバーが楽しみながらスキルを習得 • 属⼈化の解消: 以前のツールでは難しかったテスト作成を、QAチームのメンバーなら誰 でも担当可能に
• チーム全体のスキルアップ: MagicPodの理解しやすさが、チーム全体の⾃動テストに 対するスキルと意識の向上に直結 ©OPENLOGI Inc.
今後の展望 MagicPodの進化と共に挑戦していきたいこと テストケースの⾃動⽣成‧修正 MagicPod Autopilotを活 ⽤し、テスト作成のさら なる効率化を⽬指す レビューの⾃動化 MagicPod MCPを利⽤
し、レビュー⼯数を削減 しつつ品質を担保 失敗原因の特定⽀援 同じくMCPを活⽤し、テ ストが失敗した際の原因 分析を迅速化 ©OPENLOGI Inc.
本⽇の発表内容 今回の登壇内容を詳しくしたものをZennにて公開しています!! こちらもぜひご覧ください! 「MagicPod導入から半年、オープンロジ QAチームで実際にやった こと」
オープンロジQAチームについて 「QAマネージャーが語る!チームの再構築から始まった、拡⼤期の 物流プラットフォームにおけるQAチームの現在地」 弊社QAマネージャーの岸のインタビュー記事を本⽇公開しました! ご⼀読いただけると嬉しいです!
QAエンジニア募集中! オープンロジではQAエンジニアを募集しています。 2025年9⽉現在、テスト⾃動化エンジニアの募集は⾏っていません が、カジュアル⾯談はいつでもWelcomeです! お気軽にご連絡ください😆 https://corp.openlogi.com/recruit/
©OPENLOGI Inc. 物流の未来を、動かす