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210720 BIT VALLEY 2021 / BIT VALLEY 2021

210720 BIT VALLEY 2021 / BIT VALLEY 2021

More Decks by 東京都副知事 宮坂学

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  1. 39社 2013年 2021年6月 729社 2020年7月 478社 出典:2013年 https://techcrunch.com/2013/11/02/welcome-to-the-unicorn-club/ 2020年・2021年 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73540040S1A700C2EA5000/

    ※成功したベンチャー企業の希少性を 表す「ユニコーン企業」という言葉が 発案された当時 直近1年間で 5割増加 世界のユニコーン企業 10年で20倍に 10
  2. 376 154 33 31 18 16 15 12 12 11

    10 6 5 5 3.2 3.4 3.5 3.2 1.3 2.6 1.5 4.2 2.0 1.3 2.6 3.7 3.1 1.6 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 0 50 100 150 200 250 300 350 400 ア メ リ カ 中 国 イ ン ド イ ギ リ ス イ ス ラ エ ル ド イ ツ フ ラ ン ス ブ ラ ジ ル カ ナ ダ 日 本 韓 国 シ ン ガ ポ ー ル 香 港 ス イ ス 国ごとのユニコーン数と1社あたりの時価総額 出典:CB Insights 2021年6月時点のユニコーンリストに、日本についてはSTARTUP BDが2021年6月10日に公表した時価総額ランキングのうち1,000億円以上の企業を追加 件数 ($B) ユニコーン企業数はアメリカ・中国に引き離されている 11
  3. 1-3位は盤石 1 *米国Startup Genome社が毎年発表している 世界各都市のスタートアップ・エコシステムのランキング https://startupgenome.com/report/gser2020 ランキング 都市名 人口(調査年)【千人】 1

    Silicon Valley 3,100 2 New York City 8,538 (‘16) 2 London 8,136 (‘11) 4 Beijing 18,796 (‘16) 5 Boston 673 (‘16) 6 Tel Aviv 448 (‘18) 6 Los Angeles 3,976 (‘16) 8 Shanghai 14,349 (’00) 9 Seattle 704 (‘16) 10 Stockholm 789 (‘07) 11 Washington DC 681 (‘16) 12 Amsterdam 822 (’15) 13 Paris 2,206 (‘15) 14 Chicago 2,705 (‘16) 15 TOKYO 13,958(‘21) 16 Berlin 3,645 (‘19) 17 Singapore 5,704 (‘19) 18 Tronto-Waterloo 6,000 19 Austin 948 (‘16) *1 *2 *3 【人口データ出典】 *1 2019 SILICON VALLEY INDEX *2 東京都公式HP(2021年6月1日現在) *3 https://thecorridor.ca/ 特に記載がないものは、 UN, Demographic Yearbook system, Demographic Yearbook 2009-2010, 2019 東京は、2020年に初登場15位 海外の先進都市と比べて東京の地位は低い Grobal Startup Ecosystem Ranking* (GSER)で東京は15位 13
  4. 都内開業率 行政課題解決 プロジェクト組成件数 12%(2030年度) スタートアップ・ エコシステムランキング 世界5位以内 (2030年) 100件 (2020~2030年度)

    都立大発 ベンチャー創出数 40社 (2005~2030年) イノベーション 都市ランキング 世界1位を維持 (2030年) 「未来の東京」戦略 スタートアップに関するKPI 16
  5. 世界経済をけん引する都市の実現 125億円 国際金融都市の実現・外国企業誘致の推進 24億円 起業・創業の促進 101億円 サステナブルエネルギーファンド創設 10億円 中小企業・地域産業の支援 4,053億円

    中小企業の稼ぐ力 330億円 経営安定化支援等 3,618億円 商店街の活性化支援 53億円 農林水産業の振興 51億円 東京都の産業政策の規模(2021年度) 18
  6. 19

  7. 「ベンチャーファンド」 総額111億円 (2027年12月末まで) 「研究開発環境整備支援事業 (ウェットラボ入居補助)」 ウェットラボの利用の対価として 支払う賃料・使用料に対する補助 「 UPGRADE with

    TOKYO 」 事業開始から2020年度末迄にかけ、全10回 開催されたピッチイベントの累計応募数は155 社、49社が登壇 都政課題解決のため優勝社と事業協働に 向けた具体的な協議を進め、10社とプロジェク トを組成 「TOKYO創業ステーション」 創業予定者、創業者等に向けた相談対応、 イベント開催などを行う支援拠点 会員数は、52,429名(2020年度末時点) 「インキュベーション施設運営計画認定事業」 2015~2020年度に累計83件の計画を 認定し、民間事業者等による創業支援の 取組を後押し 「Blockbuster TOKYO」 (R2)選抜プログラム参加19者・研修 プログラム参加累計687名(全9回) 「King Salmon Project」 *政策目的随意契約の前提となる 企業認定件数3件(2020年度実 績) 認定企業全てにおいて、都政現場での 継続導入を実現 「ビジネスコンシェルジュ東京」 2012年度~2020年度迄の約9年間で 累計12,516件の相談に対応 ・2020年度の対応件数は1,705件 (金融・非金融案件の合計) 8割以上が非接触型の対応となるなど、 オンライン対応へ切り替わった 「創薬・医療データ科学イノベーション 人材育成事業」 1.アントレプレナー育成プログラム (2021年6月開講) 2.デジタルヘルス人材育成プログラム (2021年10月開講) 多彩なスタートアップ支援策 20 資金調達 行政調達 場所提供 アクセラレータプログラム・ 実証実験支援 相談窓口 人材育成
  8. 西新宿にTOKYO UPGRADE SQUAREを開設し、 シビックテック、スタートアップ、行政の協働を推進 1. 共に学ぶ 2. 共に創る 3. 共に分かち合う

    (コワーキング&イベントスペース) (情報発信コーナー) 都庁を擁する西新宿の利点を活かし、3者が協働して 行政課題の解決に取り組む新たな官民連携モデルを確立 (会議室) 21 スタートアップ・シビックテックとの協働推進プロジェクト
  9. Fortune Global 500企業のうち 東京が本社の企業数 世界第2位(2020年) 55 37 16 16 15

    12 9 0 10 20 30 40 50 60 (社) 東京 北京 ニューヨーク パリ ロンドン ソウル 上海 大企業の集積(本社数) 25
  10. 東京の株式市場時価総額 5兆9,560億ドル(2020年) 204,800 82,820 59,560 55,150 46,290 6,020 0 50,000

    100,000 150,000 200,000 (億ドル) 東京 上海 ニューヨーク 香港 ロンドン シンガポール 世界有数の株式市場の存在 27
  11. 13,261 19,683 22,839 30,683 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000

    120,000 2012 2014 2016 2018 2030 参考:2018 GLOBAL SUSTAINABLE INVESTMENT REVIEW, Global Sustainable Investment Alliance, 2021/1/6閲覧 (単位:10億ドル) 約 130,000 (推計) Climate change and corporates Past the tipping point with customers and stockmarkets, Deutsche Bank 2030年のサステナブル投資残高は、2018年比約4.2倍の規模に増加と推計 サステナブル投資が世界の潮流に 28
  12. 膨大な国内資金需要や資金供給力、 企業や事業の集積を背景とした「実経 済バック型」を志向 金融のデジタライゼーション 2 (1)フィンテック企業の誘致・創業・成長支援 (2)資金の繋ぎ手のデジタル化促進 (3)キャッシュレス化の推進 (1)グリーンファイナンス市場の発展 (2)グリーンファイナンスにおける参加プレーヤーの裾野拡大

    (3)環境施策・環境技術の情報発信とESG人材の育成 (1)資産運用業者等の誘致推進 (2)資産運用業者の創業・成長支援 (3)金融系人材の育成・金融リテラシーの向上 Green Digital Player TGFI( Tokyo Green Finace Initiative )の推進 1 「国際金融都市・東京」構想改訂案 多様なプレーヤーの集積 3 Promotion
  13. 国際金融都市構想推進に向けた主なKPI 30 2 3 分野 項目 2020年 2025年 2030年 ①TGFIの推進

    日本の機関投資家等を通じたサステナブ ル投資残高の世界全体に占める割合 6.8%(2018) 10% 15% 国内で公募されたグリーンボンド発行金 額 0.8兆円 1.6兆円 3兆円 ②金融のデジタラ イゼーション 都内フィンテック企業数 94社 200社 400社 都内キャッシュレス決済比率 21.6%(2014) 50% 80% ③プレーヤー集積 都内資産運用業者数 374社 600社 900社 都内GDPの押上げ効果(2019年度比(108兆円)累計額) 5兆円押上げ(2025年) → 10兆円押上げ(2030年)
  14. 「面」の汎用エコシステム スタートアップと企業・個人・大学等の相互連携を強化、 データの活用を促進、広域なプラットフォームを整備 「点」× 「深さ」のディープ・エコシステム 個別分野に特化し、各分野に精通した先進的プレイヤー同士を つなぐことでイノベーションを創出 つながり創出 多様なプレイヤーをネットワーキング大企 業から中小まで幅広い参画を得て、新た

    なつながりを創出、オープンイノベーション を推進 国との連携 グローバル拠点都市として日本の成長 戦略に貢献。タイムリーな規制緩和や施 策を提案要求、海外PR等へも協力 見える・魅せる東京へ 東京のスタートアップ・エコシステムを広く 発信。中からも外からもビジブルに、海外 スタートアップ・投資を惹きつける東京へ 広域連携のイノベーション・ハブ 東京圏の拠点都市との連携により、幅 広い機能を実現 情報共有・基盤強化 多様な資源の実態を把握、情報共 有。タイムリーに情報が届くサポート を実現 • IT、金融、VC、大学、自治体等227の組織で構成される、エコシステムの推進母体  国際競争力の強化、スタートアップの創出や成長、ひいては 東京の経済の持続的な発展を実現  イノベーションを社会に実装し、地域に還元 31 スタートアップ・エコシステムの形成 ~東京コンソーシアムの取組~
  15. 東京ベイeSGプロジェクト ~ 東京湾から日本の未来を創り出す ~ (Version 1.0) ◦ 本来の「ESG」の概念に加え ✔ e=

    ecology、economy、epoch-making ◦ 偉大な先人たちの精神を受け継ぎ、未来を切り拓く ✔ S=渋沢栄一:持続可能な社会の実践 ✔ G=後藤新平:50年・100年先を見据えた都市づくり 「未来の東京」をリードするシンボルプロジェクト 32
  16. グリーンファイナンスを 活用したプロジェクトの展開 完全キャッシュレス 最先端テクノロジーの実装 テクノロジーの巨大実装エリア ・完全キャッシュレス、AI交通管制など 自動運行船 ・自動運転、空飛ぶクルマなど ・「Tokyo Green

    Finance Market (仮称)」の活用 ベイエリアから 世界最先端を取り戻す AI交通管制 海の森公園・水上競技場 有明レガシーエリア 都産技研 東京クルーズ ターミナル 医療DX 東京ビッグサイト 空間的広がりを活かした デジタル都市 公共交通のZEV化 35 目指す姿のイメージ(2021~2030年) 35
  17. 世界に先駆けた22世紀型の 未来都市 世界の玄関口として人々が交流 する「海と緑と調和した都市」 ・空や海上などあらゆる場所で生活できる 22世紀型のまちにリプレイス ・大学や商業施設等が立地し、世界中の 人・モノ・情報が集積する「東京の顔」 泳げる東京湾 Startup

    Village 植物工場 両エリアの機能が融合し、アジア を代表するイノベーションセンターに 地産地消(江戸前の魚) 新しい価値を生み続ける 世界のモデル都市 36 22世紀型未来都市 海と緑と調和した都市 目指す姿のイメージ(2030~2050年以降) 36
  18. 38 THANKS! Boost Your Business with Tokyo Consortium 東京コンソーシアムは、スタートアップの成長加速や、 都内のスタートアップ・エコシステム形成によるイノベーションの社会実装を

    支援することにより、地域への還元や東京の経済の持続的な発展を目指しています (お問い合わせ・入会希望) https://www.ecosystem.metro.tokyo.lg.jp/