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プロダクト組織と HRのコラボレーション / product team×hr_collabor...
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tomoka_nagai
May 10, 2025
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プロダクト組織と HRのコラボレーション / product team×hr_collaboration
tomoka_nagai
May 10, 2025
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Transcript
1 プロダクト組織と HRのコラボレーション 〜他職種との取り組みで相乗効果を生むヒント〜 Tomoka Nagai 2025.05.10 スクラムフェス新潟2025
2 自己紹介 新卒で株式会社クラウドワークスに入社 プロダクト職種に特化したエージェント事業の立ち上げやHRプロダクトの PdM、新規事業開発を担う。 2023年11月に株式会社ログラスに入社 CTO直下のProductHRチームの立ち上げを経て、現在はエンジニア組織 の採用・ブランディングをリード。 株式会社ログラス ProductHR
永井 知香 @tomoka_nagai
3 本題に入る前に・・・
4 スクフェス新潟への想い
5 - 1年前の5月 - もともとCSで入社したログラスでHRに異動したばかりの私 スクフェス新潟への想い
6 「HRとしてスクフェス新潟に行ってみない?」 スクフェス新潟への想い
7 「スクフェス・・・?」 スクフェス新潟への想い
8 いざ参加してみたら、所属や職種に関係なく、その場にいる全員が温か く迎え入れてくれる、楽しさと学びに溢れる場だった スクフェス新潟への想い
9 - ここが私のアジャイルコミュニティ参加への第一歩💡 - その後エンジニア組織のブランディングを担う上での根幹となった 大事な原体験の場所 - そんな思い入れのあるスクフェス新潟に、今度は登壇側で学びを還 元したく、人生で初めてプロポーザルを出して今日ここにいます スクフェス新潟への想い
10 今回のテーマ
11 他職種とのコラボレーション - エンジニア×デザイナー - エンジニア×HR etc・・・ 今回のテーマ
12 他職種とのコラボレーションをより良いものにするためのヒント💡 本日持ち帰っていただきたいこと
13 コラボレーションにおける課題と実践したこと
14 1年前、ProductHRに異動したばかりの私が抱えていた課題
15 一緒に採用活動をするエンジニアと何かが噛み合わない・・・ なんだか空回っている気がする・・・ 1年前、ProductHRに異動したばかりの私が抱えていた課題 例:QAエンジニア採用の場面 「今の採用要件だとターゲットが狭すぎるので、ここまで広げられませんか?」 「xxxなんで難しいですね・・・」 (そうかぁ、私の提案が的外れなのかなぁ・・・)
16 自社のプロダクト組織やそこで働くメンバーのことを深く理解できて いないことが原因では? =足りていなかったのは、コラボレーション相手自身や、その人が所属 する組織やチームの解像度 気づいたこと
17 1. 対話の機会を増やす - 1on1やランチで相手について深く知る機会をつくる - 例: - これまでどんなことをしてきたのか? -
なぜログラスに入社したのか? - 今どんなことをしているのか? - 採用について感じている課題や考えていることは何か? - 新しく入るメンバーにどんなことを期待しているのか? 解像度を上げるためにしたこと
18 2. 実際の業務を見てみる - 業務で使っているドキュメントや、アウトプットを見せてもらう - 例: - QAエンジニアの業務の1つである「テスト分析設計」がどんなものな のかいまいちわからない・・・
- →ドキュメントを見せてもらい、具体的なイメージが湧いた 解像度を上げるためにしたこと
19 3. 同じMTGや勉強会の場に参加/見学してみる - 今どんなテーマがホットなのかの情報を得たり、業務の様子を知る - 例: - 開発組織横断の週次振り返りの場に参加する -
FAST MTGを見学する - 毎日の勉強会に参加する 解像度を上げるためにしたこと
20 4. 同じ体験をしてみる - 相手に依頼することを、自分でも体験してみる - 例: - プロポーザルを出したり、登壇する際のハードルを知るためにスク フェス新潟にプロポーザルを出してみる
解像度を上げるためにしたこと
21 5. Deep Diveする機会をつくる - 調べても理解しきれない概念やフレームワークは、コミュニティに行って体験し たり、研修を通して深く理解する機会をつくる - 例: -
OSTを理解するためにWomen in Agileに参加 - アジャイルやスクラムについて深く知るためにスクラムマスター研修 に参加 解像度を上げるためにしたこと
22 百聞は一見にしかず。百見は一体験にしかず。 説明を聞いたり調べることも大事だが、一度自分自身で実際に見たり、体験をする ほうが圧倒的に効率よく、高いレベルで解像度を上げることができる 実感したこと
23 ①エンジニアの発言の背景がわかるようになり、そのうえで議論ができ るようになった その結果・・・ 例:QAエンジニア採用の場面 「今の採用要件だとターゲットが狭すぎるので、ここまで広げられませんか?」 「xxxなんで難しいですね・・・」 「ログラスのQAの特徴はxxxなので、xxxの経験がないと立ち上がりに時間がかかってしま ということですよね。そしたらxxxの方なら可能性がありませんか?」
24 ②”エンジニアとHR”という関係性から、”同じミッションに向かう同志” という関係性に近づけた - この人は自分たちのことをわかってくれている - 少なくとも、わかろうとしてくれている - 同じ方向を向いて寄り添おうとしてくれている こういった感情は、良いコラボレーションをする上でとても重要
その結果
25 お互いの立場の違いを活かしながら、 どのように相乗効果を生むか?
26 1. 視点の違いを活かす お互いの立場の違いを活かしながら、どのように相乗効果を生むか?
27 2. 視野の違いを活かす お互いの立場の違いを活かしながら、どのように相乗効果を生むか?
28 3. 視座の違いを活かす お互いの立場の違いを活かしながら、どのように相乗効果を生むか?
29 最後はコミュニケーションが大事 - 気軽に相談しやすい関係性をつくる - 相手の期待には全力で応える - 相手の専門性や強みのある部分は全力で頼る - 関わってくれたことへの共有・報告・感謝は、思っている倍しっかりやる
30 ありがとうございました! ログラスプロダクト組織の情報を発信中! ぜひフォローお願いします🐳 @LoglassPrdTeam
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