Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Blazorにおける入力値検証について
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
tomokusaba
March 11, 2023
Programming
1.8k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Blazorにおける入力値検証について
.NETラボ勉強会2023年3月
Blazorにおける入力値検証について
tomokusaba
March 11, 2023
More Decks by tomokusaba
See All by tomokusaba
GitHub Copilot app時代の開発フロー
tomokusaba
0
46
オートマトンと字句解析でRoslynを読む
tomokusaba
0
140
GitHub Copilot appとGitHub Copilot CLIとVS CodeのCopilot Chat Agent Modeの使い分け
tomokusaba
0
140
GitHub Copilot app最速の発信の裏側
tomokusaba
1
540
自宅サーバの変遷
tomokusaba
0
850
Microsoft Build Keynoteふりかえり
tomokusaba
0
170
GitHub Copilot CLIでWebアクセシビリティを改善した話
tomokusaba
0
740
GitHub Copilot CLI で考える複数エージェント設計
tomokusaba
0
290
GitHub Copilot appで変わる GitHub Copilot CLI開発体験
tomokusaba
1
1.5k
Other Decks in Programming
See All in Programming
生成AIで帳票OCRが「簡単に」作れる時代になった?
kon_shou
0
1.1k
TSX の <Hoge<Fuga>> という構文に驚いた話 / tsx-type-argument-syntax
kanaru0928
0
230
AI Readyの正体はデータマネジメントだ メダリオン2.0の最前線
freee
PRO
0
290
SlackアプリとLambdaの 連携を構築した話
pawn_4_s
1
120
Jindong: Introducing Declarative Haptics in Compose Multiplatform
l2hyunwoo
0
120
仕様書を書く前にハーネスを作る - Agent Native開発は「探索を速く、判定を固く」
gotalab555
4
1.7k
ソフトウェア設計に溶けるインフラ ― AWS CDK のインフラ認識論
konokenj
3
800
仕様駆動開発の消費期限
watany
20
8.6k
使いながら育てる Claude Code — 開発フローの1コマンド化 × 繰り返し指摘の自動仕組み化
shiki_kakaku
0
1.8k
ソフトウェアエンジニアにとっての生成AI - 特性を知って使い倒す / generative ai for software enginner
kishida
5
1.9k
AIが無かった頃の素敵な出会いの話
codmoninc
1
460
komatsuna「分散システムにおけるバグ分析手法」
komatsunaqa
0
270
Featured
See All Featured
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
247
13k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
183
10k
Chasing Engaging Ingredients in Design
codingconduct
0
270
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
62k
Lessons Learnt from Crawling 1000+ Websites
charlesmeaden
PRO
1
1.5k
How to Talk to Developers About Accessibility
jct
2
520
Everyday Curiosity
cassininazir
0
290
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.9k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
360
30k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
211
24k
Breaking role norms: Why Content Design is so much more than writing copy - Taylor Woolridge
uxyall
0
370
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
Transcript
Blazorにおける入力値検証 について 株式会社SAKURUG エンジニアリングユニット 草場 友光 .NETラボ 2023年3月
自己紹介 • 普段は主にWebFormsアプリの保守の お仕事をしてます。 • 古めのシステムが多いので時代に取り 残されぬよう新しい技術を一つでも入 れるよう日々努力しています。 • 2022/08-2023
Microsoft MVP (Developer Technologies) • tomo_kusaba
宣伝 【VISION】ひとの可能性を開花させる企業であり続ける VISIONに共感できる仲間募集中。
注意 • 個人の見解・解釈が多分に入っています。 • 見解の相違・事実誤認などありましたらご指摘ください。 • #dotnetlabでtweetすると右側に表示されます
今日の目的 • Blazorでは組み込みの入力コンポーネント及びモデルに検証属 性をつけることで基本的な入力値検証が行えます。 • 従来のWebアプリケーションであれば入力値検証のロジックを クライアント側およびサーバ側で記述していましたがそれらが 不要になるので生産性が飛躍的に向上します。 • さらに、基本の入力値検証で不足する分はカスタム検証として
記述できます。これらの方法を本セッションでは紹介していき ます。 • 今回は、Blazor WebAssembly + ASP.NET Core WebAPIの プロジェクトです。
入力値検証の基本 • 一般的に入力値検証(バリデーション)はクライアント側、 サーバ側双方で行われることが一般的。 • クライアント側で入力値検証が行われることでユーザ利便性を 提供する。 • サーバ側で入力値検証が行われることでセキュリティを担保す る。
Blazor WebAssembly(クライアント側) • 入力値検証のためのフォーム(EditForm)が用意されている • DataAnnotationsValidatorによって検証属性に基づいて検証 を行うことができる。
組み込みの入力コンポーネント 入力コンポーネント 説明 InputCheckbox チェックボックス InputDate 日付入力 InputFile ファイルアップロード InputNumber
数値入力 InputRadio ラジオボタン InputSelect ドロップダウンリスト InputText テキストボックス InputTextArea テキストエリア
ASP.NET Core WebAPI • ApiController属性によりモデル検証エラーが発生すると HTTP400応答が自動的にトリガーされる。 • 必要な検証属性はクライアント側と共通 • 組み込みのデータ検証とカスタム検証ロジックの両方が検証さ
れる。
代表的な組み込みの検証属性 属性 説明 Required 入力がされているかどうかを検証します。 Range 入力が指定した範囲内であるかどうかを検証します。 StringLength 入力文字列が指定した長さを超えてないかどうかを検証しま す。
RegularExpression 入力が指定した正規表現と一致することを検証します。
モデル例
クライアント側検証エラー例 必須入力の名前を空欄とし た
サーバ側検証エラー例 名前を空欄とした
カスタム検証属性 • ValidationAttributeを継承してカスタム検証クラスを作成す る • IsValidメソッドをオーバーライドする
カスタム検証属性エラー例 未来日を入力
カスタム検証属性エラー例 未来日を入力
ここまでのまとめ • モデルに検証属性を記述することによりクライアント側もサー バ側も非常に簡単に入力検証を実施することが可能。 • 基本的な検証項目についてはコードの記述の必要はないのでと ても高効率。 • カスタム検証属性もクライアント側とサーバ側のコードを共通 とできるのでテストも1回で済む。
モデルが複合型になる場合 • 例えば、1-Nのデータ構造を持つ入力フォームが必要になる場 合
モデルが複合型になる場合 • 例えば、1-Nのデータ構造を持つ入力フォームが必要になる場 合
モデルが複合型になる場合の問題 よし、クライアント側でちゃんと検証 されてるぞ!! 送信ボタンを押してみる なぜか、サーバ側に送られて 400が返ってきた!
解決策(試験的) • 「 Microsoft.AspNetCore.Components.DataAnnotations.V alidation」をNuGet(プレリリース) • DataAnnotationsValidatorの代わりに ObjectGraphDataAnnotationsValidatorを使用する。 • ValidateComplexTypeでモデルのプロパティに注釈をつける
変更点(フォーム)
変更点(モデル)
無事 よし、クライアント側でちゃんと検証 されてるぞ!! 送信ボタンを押してみる サーバ送信されてない。 めでたし。
デモコード • https://github.com/tomokusaba/Dotn etLab202303Hosted • LocalDBを使用 • Visual Studioのパッケージマネージャコ ンソールで「update-database」
.NET8 Preview2で追加 • .NET8 Preview2で組み込みのデータ検証に拡張属性がいくつ か追加されました。 属性 説明 Required(DisallowAllDefalutValues) 構造体がデフォルト値と等しくないことを検証
DateOnlyなら0001/01/01 Range(MinimumIsExclusive,MaximumIsE xclusive) 範囲の検証で境界値を拒否できるようになった (0,10)としたときは0と10はダメのように設定可能 ex) Length(10, 20) 文字列またはコレクションの長さの下限と上限を設定できるようになりました。 AllowedValues プロパティを検証するための許可リストを指定できる DeniedValues プロパティを検証するための拒否リストを指定できる
デモコード • https://github.com/tomokusaba/DataAnnotationsTestDo tnet8pre2
参考文献 • ASP.NET Core Blazor のフォームと入力コンポーネント
おしまい おしまい