Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議・第3回アドバイザリーボード 会議資料

令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議・第3回アドバイザリーボード 会議資料

令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議・第3回アドバイザリーボード 会議資料

More Decks by 国土交通省都市政策課

Transcript

  1. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 令 和

    6 年 度 P L A T E A U コ ン ソ ー シ ア ム 第 3 回 定 例 会 議 / 第 3 回 ア ド バ イ ザ リ ー ボ ー ド 2024年12月13日
  2. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  3. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  4. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  5. Society5.0は、サイバーフィジカルシステムにって支えられる社会 フィジカル空間(実空間)のデータ収集と働きかけと、サイバー空間による価値とアクションシナリオの創出が循環 PLATEAUは実空間のデータスペースの重要の機能・素材になる 出典:内閣府資料より抜粋 データ収集 (インプット) 働きかけ (アウトプット) 出典:日立製作所Webサイトより抜粋 3D都市モデル

    ダイナミックデータ + = デジタルツイン 実空間上の任意の位置・時刻の空間情報・空間データを扱うためには、そのデータが生成された位置とタイムスタンプとの紐づけが必要。 PLATEAUはデジタルツインを形成し、CPSによって社会をさせるために不可欠な機能とデータを保有している IoT、リモセンなど PLATEAUなど データストア、3D エンジンなど
  6. PwC 空間情報活用の成功のカギ 空間情報・データの活用は各ユースケースで必須となる空間情報の整備が進みながらも、空間情報サービスに より創出する付加価値のデザインとサービス提供に向けた統合的な視点からの計画策定がカギとなる。 空間情報サービス提供 空間情報提供 • Rawデータ • データモデリング

    • アプリケーション実装 • 空間情報検索 定常業務 付加価値業務 • データ収集・メンテナンス • ライブラリの運用 • 個別ユースケース企画・実装 • API・ライブラリ開発 • 3次元空間位置特定の仕組み検討 • 空間情報の分析モデリング • ダッシュボードの設計・構築 等 ユースケースの創出、市場勃興の源泉となる 業務・サービスでの付加価値創出の機会を拡大 最適化された空間情報を活用し、 今までにない付加価値を生む活動のニーズが台頭!! • アナログ空間情報のデジタル化 • 空間情報の収集(測量等) • 空間情報の更新・メンテナンス 等 空間情報の可視化、集計等の 活用の省力化・自動化 • 各ユースケースでのサービス企画推進 等 3次元空間情報基盤などを実装し 空間情報提供の効率化・最適化が期待される領域 • セキュリティリスク対応 • 国際規格・標準化の推進 • 特許取得申請 等 空間情報プロバイダーはより高度化した領域へ 5
  7. PwC PLATEAU活用に向けた想定社会実装フェーズ 7 実証などを通じたユースケースの蓄積や、それらを踏まえた産官学連携での基盤整備が進む。 その後、関連データや関連デバイスと組み合わせなど含め社会インフラとしての活用が進むと想定。 Phase 1. インフラとしての整備 Phase 2.

    空間情報・データの社会実装 Phase 3. デバイスや他データ連携 社会実装 フェーズ概要 連携領域 各フェーズにおける 事業参入の想定課題 3次元情報基盤の基盤整備 民間事業者での最新情報収集がで きず参入検討が難しい(投資対効 果、事業計画等) 自社サービスに利用する際のアー キテクチャ面での使いにくさや機 能面の不足あり実装が難しい 複合的にデータを活用してサービ スに活かしたいが複数領域にわた る知見やノウハウが薄い 官公庁 大学 地理空間情報サービスプロバイダー、通信事業者 都市環境計画・管理 モビリティサービス事業者 物流、警備監視 等 • 産官学でのルールメイク/実証 • 基礎基盤の整備 • ユースケース蓄積と基盤進化 社会実装の促進・基盤進化 • 基盤実用化 • 基盤の機能拡張 • 国際標準化・共通化 複合的な実装・社会インフ ラ化 • 各種データやデバイスと連携 の実証・実装、 • 複合的な実装 想定課題に対する コンソの強み 初期から関与・推進している知見 の活用や情報提供が可能 基盤整備の経験から空間情報・ データの拡張等を提言可能 先端的テクノロジーにおける産官 学の取り組みとの横連携、情報提 供が可能 民間 想定業界
  8. www.pwc.com/jp Thank you © 2024 PricewaterhouseCoopers Aarata LLC. All rights

    reserved. PwC refers to the PwC network member firms and/or their specified subsidiaries in Japan, and may sometimes refer to the PwC network. Each of such firms and subsidiaries is a separate legal entity. Please see www.pwc.com/structure for further details. This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with professional advisors.
  9. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  10. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  11. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1 自治体WG

    令和6年度活動計画 (提案者:株式会社三菱総合研究所) 概要 解決したい 課題 3D都市モデル整備済都市は2023年度末200都市程度に達する見込みだが今後より一層の拡大が期待される。また、地 方公共団体においては様々な情報(技術、事業者、先進事例、課題・対策等)が十分に行き渡っておらず庁内外関係者での 情報共有が望まれる。さらに地域課題解決や行政サービス向上等に効果を発揮する利活用の進展、社会実装が期待される。 3D都市モデルの整備・活用に取り組む地方公共団体や産学の関係主体との情報共有・意見交換を行うことにより、データ カバレッジの拡大、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の普及・拡大、地域課題解決や行政サービスの効率化・ 高度化等に資するユースケース開発の進展など、PLATEAUの社会実装推進につなげる。 WGでの活動内容及び期待される効果 実施スケジュール 連絡窓口 WGの目的 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 地方公共団体・関 係者による情報共有 (主に未活用団 体) 現状・課題、今後の 取組みに関する意見 交換(主に活用団 体) 関連情報の 収集・整理 団体名 株式会社三菱総合研究所 担当者名 林、坂井 メールアドレス [email protected] • WGでの活動内容 - 活動1:地方公共団体・関係者による情報共有(主に未活用団体) 地方公共団体(主に未活用団体)が必要とする情報・知見について、 PLATEAU過年度事業成果の蓄積や先進団体の取組事例紹介等 により共有・周知する。また地方公共団体(公共ユーザー部門会 員)のニーズや民間事業者等(ソリューション部門会員)のシーズを 相互に紹介すること等により官・産間の情報共有を図る。 - 活動2:現状・課題、今後の取組みに関する意見交換(主に活用団 体) 3D都市モデルの整備・活用やオープンデータ化における現状・実 態、直面しうる課題、現時点での対応策や、今後取り組むべき方策 等について情報共有・意見交換を行う。 • 期待される効果 地方公共団体(未活用団体・活用団体)が必要とする情報・知見を関 係者間で共有し、課題や対策を協議することにより、地域・行政の実 態・課題に根差した具体的・実効的な取組みが進展することが期待 される。 情報 共有 機会 現状・課題 等の 情報収集 意見 交換 機会 今後の 取組みの 検討 第1回コンソーシアム会議再掲
  12. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 2 自治体WG

    令和6年度活動計画 (提案者:株式会社三菱総合研究所) 主な活動内容(案) 活動内容 テーマ 活動1: 地方公共団体・ 関係者による 情報共有(主に 未活用団体) PLATEAU事業 成果や先進団体 取組事例の紹介 活動2: 現状・課題、今後 の取組みに関す る意見交換(主 に活用団体) • 主に3D都市モデル未活用団体への過年度成果・蓄積情報の提供・共有 • PLATEAU過年度事業による蓄積成果の整理・共有 • 先進的な地方公共団体による取組事例の紹介・共有 ニーズ・シーズ の相互紹介・ 情報共有 • 主に3D都市モデル未活用団体への民間ニーズの紹介・マッチング支援 • 地方公共団体(公共ユーザー部門会員)のニーズの紹介 • 民間事業者等(ソリューション部門会員)のシーズの紹介 • 官・産間の情報共有・マッチング支援 現状・課題等の 情報収集 • 3D都市モデルの整備・活用に取り組んでいる団体の現状・課題の情報収集 (例: 技術面、費用面、体制面、法制度面等) 意見交換 • 課題への対処の実態に関する情報共有 (過年度のPLATEAU直轄事業・補助事業等での具体的な対処方法等) • 課題解決に向けた意見交換 今後の取組みの 検討 • 今後取り組むべき方策の検討・協議 • 主体別の連携・役割分担に関する検討・協議 (国、地方公共団体(各部局)、 民間事業者、大学・研究機関、NPO法人・地域活動団体等) 主に3D都市 モデル未活用の 地方公共団体に 対する周知・ 情報共有 主に3D都市 モデルを活用 している地方 公共団体におけ る活用状況・ 課題・対処方策 等の情報収集・ 意見交換 第1回コンソーシアム会議再掲
  13. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 3 自治体WG

    令和6年度活動計画 (提案者:株式会社三菱総合研究所) 活動予定(案) # 時期 第1回 5月~9月 第2回 10月~2月 活動1:地方公共団体・関係者による情報共有 (主に未活用団体) 活動2:現状・課題、今後の取組みに関する意見 交換(主に活用団体) 代表的なアジェンダ • 主に3D都市モデル未活用団体への成果・蓄積情 報の提供・共有、民間シーズ紹介・マッチング支援 • PLATEAU事業成果の整理 • 先進的な地方公共団体による取組事例の収集 • 地方公共団体(公共ユーザー部門会員)のニーズ、 民間事業者等(ソリューション部門会員)のシーズ の収集・相互紹介 • 情報共有機会の開催 • 第1回活動成果の確認 • 情報共有結果を活動2に反映 • 主に3D都市モデルを活用している地方公共団体に おける活用状況・課題・対処方策等の情報収集 (例: 技術面(専門的な情報・知見・人材の不足、利用 端末・通信環境の性能)、費用面(予算確保・庁内調 整)、法制度面(地物・属性の公開可否判断)等) • 課題への対処の実態に関する情報共有 • 課題解決に向けた取組みについての意見交換 • 今後取り組むべき方策の協議・検討・提言 • 関係主体の連携・役割分担のあり方に関する協議 ( 国、地方公共団体(各部局)、民間事業者、大学・研 究機関、NPO法人・地域活動団体等) 第1回コンソーシアム会議再掲
  14. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 自治体WG 活動経緯・今後の予定

    活動テーマ アクションアイテム 実施時期 活 動 1 地方公共団体・ 関係者による 情報共有 (主に未活用団体) • 自治体WGへの参加呼びかけ(PLATEAU補助制度活用団体等) 5/下旬~10月 • 自治体WGメンバーへのR5年度補助事業成果に関する情報提供 6/14(金) ※第1回定例会議 ほか • 自治体WGメンバーへのR7年度以降補助事業に関する情報提供 6/14(金) ※第1回定例会議 ほか • 自治体WGメンバーへの民間シーズに関する情報提供(ビジネスWGと連携) 8/下旬~10月 • 官民マッチングイベント協力 (ビジネスWGと連携) 10/1(火) • Project PLATEAU令和6年度地方公共団体関連業務の紹介 6/14(金) ※第1回定例会議 9/13(金) ※第2回定例会議 ほか • 令和6年度PLATEAU研修の紹介 6/14(金) ※第1回定例会議 ほか • 令和6年度PLATEAU研修 成果報告 12/18(水)※意見交換会とあわせて 実施 活 動 2 現状・課題、 今後の取組みに 関する意見交換 (主に活用団体) • 地方公共団体における現状・課題や対処方策等に関する情報収集 (簡易アンケート、個別ヒアリング) 10~12月 ※詳細次ページ以降 • 課題への対処に関する情報共有、課題解決に向けた取組みに関する意見交換会 12/18(水) ※詳細次ページ以降 • 今後取り組むべき方策に関する検討 (事務局案作成、自治体WGメンバー意見照会、とりまとめ) 12~2月 ※詳細次ページ以降 4
  15. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 実施スケジュール

    実施項目 10月 11月 12月 1月 2月 現状・課題等に 関する情報収集 簡易アンケート (メールにて配布・回収) 個別ヒアリング (意見交換会登壇者ほか) 意見交換会 (オンライン) 今後取り組むべき方策検討 設計・準備 配布・ 回収・ 集計 ヒアリング 次第等 設定 登壇者等調整 資料作成・調整 意見 交換会 事務局案 作成 WGメンバー 意見照会 とりまとめ 5
  16. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 簡易アンケート(聴取項目)

    • 地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化に係る取組状況、現状での実態・課題、今後取り組むべき事項等について、 コンソーシアム公共ユーザー会員(地方公共団体)を対象とした簡易アンケートを実施。 地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープン化等の取組みに関する簡易アンケート(設問項目) 6 分類 設問項目 選択肢等 1. 自治体概要 • 団体名 • ― • 人口規模 • ― • 団体区分 • 都道府県、政令市、中核市・施行時特例市、・・・・ 2. 3D都市モデルの整備・更新状況 • 3D都市モデルの整備状況 • 整備済、今後整備予定、整備予定なし、・・・ • 3D都市モデルの更新状況 • 更新済、今後更新予定、更新予定ない、・・・ 3. 3D都市モデルの活用状況 • 活用分野・内容 • 都市計画・まちづくり、防犯・防災、地域活性化・観光・コンテンツ、・・・ • 活用分野の広がり • 当初取り組んだ文分野・事業以外への広がり状況 • 今後活用したい分野・内容 • 都市計画・まちづくり、防犯・防災、地域活性化・観光・コンテンツ、・・・ 4. 推進体制 • 主管部署 • 都市計画・まちづくり、防災・危機管理、情報通信・DX・・・ • 庁内連携体制 • 全庁的連携体制、複数部署連携体制、主管部署中心、・・・・ 5. 3D都市モデルの特徴、整備・活 用の意義・効果 • 意義・効果 • ジオメトリ、セマンティクス、都市スケール、世界標準準拠、・・・・ 6. 取組みにあたっての課題 • 現状の課題 • 政策・事業面、財政面、体制・人材面、技術面、法制度面、・・・ 7. 今後の取組み • 今後取り組むべき方策 • 今後取り組むべき方策、取組みが期待される主体、・・・ • 自治体WGへの期待 • 期待する提供情報、活動内容、・・・
  17. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 簡易アンケート(概要・速報)

    • 今回アンケートに回答いただいた自治体(73団体)のうち、3D都市モデルを整備済の自治体は63.0%(46団体)。 • 3D都市モデル整備済の自治体(46団体)に更新状況について聞いたところ、「すでに更新している」が19.6%、「今後更新予定」が26.1% だったが、「現時点更新予定はない」が54.3%と半数以上となっており、継続的な更新が課題のひとつであると考えられる。 7 3D都市モデルの整備状況 3D都市モデルの更新状況 63.0% 19.2% 17.8% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 整備済 今後整備予定 現時点整備予定はない N=73 19.6% 26.1% 54.3% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% すでに更新している 今後更新予定 現時点更新予定はない N=46
  18. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 簡易アンケート(概要・速報)

    • 3D都市モデルの活用分野について、現状では「都市計画・まちづくり」「防災・防犯」が特に多い。 • 活用分野の広がり状況として、当初計画等に対して「他の分野・事業にも活用が広がっている」団体が26.1%、「当初の分野・事業での活用を継続し ている」団体が41.3%となっているが、「当初の分野・事業でもあまり活用されなくなっている」団体も32.6%ある。 • 今後活用したい分野としては、「都市計画・まちづくり」「防災・防犯」が多いが、「地域活性化・観光・コンテンツ」「交通・物流・モビリティ」等についても 活用意向が高い。 8 3D都市モデルの活用分野(現状) 3D都市モデルの活用分野(今後) 56.5% 67.4% 15.2% 4.3% 10.9% 8.7% 6.5% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 都市計画・まちづくり 防災・防犯 地域活性化・観光・コンテンツ 環境・エネルギー 交通・物流・モビリティ 住民参加 その他 N=46 89.0% 63.0% 37.0% 15.1% 30.1% 26.0% 8.2% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 都市計画・まちづくり 防災・防犯 地域活性化・観光・コンテンツ 環境・エネルギー 交通・物流・モビリティ 住民参加 その他 N=73 3D都市モデルの活用分野の広がり 26.1% 41.3% 32.6% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 他の分野・事業にも活用 が広がっている 当初の分野・事業での活 用を継続している 当初の分野・事業でもあ まり活用されなくなってい る N=46
  19. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 簡易アンケート(概要・速報)

    • 3D都市モデルの特徴、意義・効果等として重視していることについては、「3Dによる可視化・分析・シミュレーション等ができる(ジオメトリ)」が 93.2%と非常に多く、「多様な属性情報の集計・分析ができる(セマンティクス)」42.5%、「建物単位ではなく都市全体のデータが活用できる(都市 スケール)」35.6%となっている。 • 3D都市モデルの整備・活用に係る課題について、重視する順に聞いたところ、「財政面」を重視する団体が多く(重視①57.5%)、このほか、「政策・ 事業面」(重視度①23.3%、重視度②30.1%、重視度③20.5%)、体制・人材面( 重視度①9.6%、重視度②30.1%、重視度③34.2%)等となっ ている。 9 重視する3D都市モデルの特徴、意義・効果等 3D都市モデルの整備・活用に関する課題 93.2% 42.5% 35.6% 6.8% 2.7% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 3Dによる可視化・分析・シミュレーショ ン等ができる(ジオメトリ) 多様な属性情報の集計・分析ができ る(セマンティクス) 建物単位等ではなく都市全体のデー タが活用できる(都市スケール) 国際標準に準拠したデータでありハン ドリングしやすい その他 N=73 23.3% 30.1% 20.5% 57.5% 26.0% 12.3% 9.6% 30.1% 34.2% 5.5% 13.7% 30.1% 2.7% 1.4% 2.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 重視① 重視② 重視③ 政策・事業面(意思決定、既存の政策・事業との連携等) 財政面(財源確保、コスト抑制等) 体制・人材面(推進体制、専門人材、ICTリテラシー、協力事業者等) 技術面(データ・ソフト等の仕様・機能、利用端末・通信環境等) 法制度面(関連法令・例規への対応等) その他
  20. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) ヒアリング(概要・速報)

    地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープン化等の取組みに関するヒアリング(主な意見) 10 項目 主な意見・提案等 PLATEAUへの 取組み状況・推進 体制等 • 現状では主に建設系の部署が担当しているが、各分野への展開のため全庁的な勉強会を企画している。 • トップダウンでの政策判断・事業推進に加え、現場レベルでの情報共有等にも取り組んでいる。 • 大学や事業者等とも積極的に情報交換や連携をして事業を展開している。 • 地域のシビックテック団体とも連携し地域での活用展開にも取り組んでいる。 3D都市モデルを 整備・活用する意 義・効果 • 2Dではわかりにくいことも、3Dで表現することにより住民等の理解を深めることができる。 • 特に都市計画・まちづくりや防災分野等で活用が期待される。時系列津波浸水シミュレーションの可視化等により住民にも理 解しやすく表現できる。 • 3Dでわかりやすく表現できることに加え、多様な属性情報があることから、簡易な集計・分析であれば事業者に委託せず職 員自らで行うことができる。 • 3Dでわかりやすく可視化できることに加え、多様な属性情報が標準仕様に沿って集約されているというデータプラット フォームとしての特性がある。 • ゲームとの親和性が高く、観光・集客等の分野でも活用でき、若年層等の関心を得ることもできる。 3D都市モデルの 整備・活用に関す る実態・課題 • 最大の課題は資金面であり、3D都市モデルの整備や維持管理に多額の費用がかかる。 • 現状では都市計画・まちづくりや防災関連の取組みが多いが、福祉・教育・環境など多様な分野での活用を広げ、その効果を わかりやすく示すことが重要。そうでないと整備・更新に費用を投じる判断もむずかしい。 • 3D都市モデルを庁内で紹介する際などPLATEAU VIEWを活用したいが、自治体庁内環境(PC・通信)では重くて動かな いため入口段階でつまづいてしまう面がある。スマートフォンでも動くくらい軽くできると普及しやすくなるのではないか。 • PLATEAU VIEWや直轄ユースケースのOSS、QGIS等に限らず、自治体でのDXを推進していくためには、自治体のIT環 境の向上を図ることが必要と思われる。
  21. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) ヒアリング(概要・速報)

    地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープン化等の取組みに関するヒアリング(主な意見) 続き 11 項目 主な意見・提案等 3D都市モデルの 整備・活用に関す る実態・課題 (つづき) • 自治体の財政部局においては3Dであるメリットが伝わらず(2Dでも十分なのでは?)、予算措置が厳しい場合がある。3D 都市モデルは多様な属性情報が標準仕様に沿って集約されているというデータプラットフォームとしての特性があり、都市 のデジタルツインを構築するきっかけとなる重要なものであるので、PLATEAUのポイントのひとつとして“3D”が前面に出 てしまうと、デジタルインフラの側面が伝わりづらい。 • 3D都市モデルの整備も重要だが、持続的な維持・更新の仕組みも重要である。更新作業の定型化・自動化やコスト抑制の取 組みも必要である。 • 標準製品仕様書の改定に係るバージョンアップを含め、3D都市モデルの維持・更新に係る負荷・費用等も課題である。 • 自治体によっては、属性情報の公開に慎重なところもある。地方部・過疎地等では個別の建物等が特定しやすいという面も ある。 • 民間事業者にもデータを活用してほしいがなかなか進んでいない。G空間情報センターで公開されているオープンデータの ダウンロード件数やダウンロード者の属性等がわかると活用状況が把握できてよいのではないか。 • 分野によっては点群データの活用可能性が期待されており、3D都市モデルとの連携もできるとよい。 • 大規模な都市では3D都市モデルの整備・更新にも複数年度を要する場合があるが、現状の補助制度では毎年度ユースケー ス開発を行う必要がある。複数年度に渡るユースケースも考慮いただけるとよい。 今後取り組むべき 方策・主体間の役 割分担等 • 複数の自治体間での情報共有や連携が重要と考える。3D都市モデルは標準化されているので他の自治体の取組みをモデ ルとして展開しやすい。 • 自治体どうしの情報交換・意見交換やアイデア創出等が行えるとよい。 • 既存・継続の事業者だけでなく、幅広い事業者の製品・サービスを比較・検討したい。マッチングイベントも有効な機会。
  22. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 活動2(現状・課題、今後の取組みに関する意見交換) 意見交換会(予定)

    地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープン化等の取組みに関する意見交換会 開催概要(予定) 12 項目 内容 日 程 2024年12月18日(水) 10:00~11:30頃 方 法 オンライン会議 (Microsoft Teams) 主旨・目的 • 地方公共団体における3D都市モデルの整備・活用・オープン化に係る取組状況、実態・課題を共有する。 • 課題への対応方策等について情報共有・意見交換を行い、今後取り組むべき方策を検討する。 • ステークホルダー(地方公共団体・事業者)間のコミュニケーション・連携・協働の契機とする。 参加者 登壇者 ・地方公共団体職員 いの町、玉名市、甲府市、さいたま市、高知県 ・コード・フォー・ジャパン (自治体DXに関する有識者・実務者) ・福山コンサルタント (3D都市モデルの整備・活用に係る実務者) ・三菱総合研究所 (司会・進行) 参加者 自治体WGメンバー (地方公共団体・事業者) プログラム • 主旨説明・論点提示 (三菱総合研究所) • アンケート結果概要紹介 (三菱総合研究所) • 研修実施概要紹介 (コード・フォー・ジャパン、福山コンサルタント) • 取組紹介・話題提供 (地方公共団体) • 質疑応答・意見交換 (地方公共団体、コード・フォー・ジャパン、福山コンサルタント、三菱総合研究所、オンライン参加者) • まとめ (三菱総合研究所) • 12/18(水)午前にオンラインでの意見交換会を開催予定。 • コンソーシアム会員のオンライン聴講参加募集中。参加登録は以下URLから(12/16(月)17時まで) https://forms.office.com/r/0x6qcKakPA
  23. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 令和7年度補助事業に関する検討・調整状況 •

    令和7年度PLATEAU補助事業に向け、6月に概算要望調査第1回、9月に第2回に実施し、現在ヒアリング・企画検討支援を実施中。 • 今後、12~1月に本要望調査を実施、3月内示示達を予定。 • 補助事業の検討・要望に係るドキュメント類(事業計画書、実施計画書、業務発注仕様書等)の様式・雛型を改定。 • 別途、令和6年度PLATEAU研修事業等を活用し、令和7年度補助事業検討団体の事業企画・検討等を支援中。12月に完了予定。 実施事項 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 全国説明会 概算要望調査(第1回)関連 概算要望調査(第2回)関連 本要望調査関連 【参考】 PLATEAU研修による企画支援 【参考】 事業計画書・実施計画書(様式)・ 業務発注仕様書(雛型)の改定 説明会 6/13 概算要 望調査 第1回 ヒアリング・ 企画支援 第1回 概算要 望調査 第2回 ヒアリング・ 企画支援 第2回 本要望 調査 内示 示達 令和6年度研修事業採択団体(7団体)での研修実施 令和6年度研修事業非採択団体への情報提供・企画支援等 成果 報告 事業計画書・実施計画書 (様式)改定 業務発注仕様書 (雛型)改定 13
  24. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  25. 2 マッチングの全体像 ビジネスワーキング主催イベントの実施結果について ビジネスワーキングをプラットフォームとして会員同士のビジネスが生まれ続ける状態を目的として、今年度は、自治 体と民間に分けてコンソーシアム会員同士のマッチングを促進するためのイベントを実施した 自治体 民間 • 事業者同士を引き合わせて、 個別討議を実施

    - アンケート結果から分析し、 早期の事業化を促進 継続実施中 • テーマ別にユースケース・サービ スを事業者が自治体にプレゼン - 自治体の3D都市モデル活用 意欲を惹起するユースケース 選定 日時 マッチングのパターン イベントの種類 ニーズ シーズ R&Dや事業化に向けたパートナリング 実施済 10/1(火):Day1 10/2(水):Day2 10/2(木):Day3 シーズ シーズ 新たな技術・サービス開発のパートナリング 自治体 シーズ サービス実装のパートナリング 民間マッチング イベント 個別マッチング会 自治体ユースケース 紹介イベント • テーマ別に事業者のニーズ/シー ズを紹介 - 多く関心が寄せられたテーマ を特定、個別マッチングへの 流入増を狙う 実施済 10/18(金)
  26. 3 自治体のユースケース実装を後押しするため、事業者とのマッチングイベントを開催 自治体ユースケース紹介イベント 自治体マッチング概要 イベントの狙い 参加者 3D都市モデルの活用に関心のある自治体と、3D都市モデルを活用したサービスを提供する事業者で 直接意見交換・マッチングをしてもらうことで、事業化に向けた検討具体化を支援する • 3D都市モデルを活用したサービスを提供する事業者

    • 3D都市モデル活用に関心のある自治体 形式 日時 • Web会議 • 自治体ユースケース紹介イベント:10/1(火)・10/2(水)・10/3(木) • 個別相談会:10月中旬以降 イベントの流れ 《当日》各テーマで、事業者からサービス紹介を行い、質疑応答を実施 《イベント後》自治体へのアンケートで事業者との詳細協議希望を収集し、その結果に基づいて自治体と 事業者の個別面談を設定(個別相談会) 取り上げるテーマ 自治体ニーズの多い①防災、②都市計画・まちづくり、③観光・環境エネルギー・行政DX
  27. 4 自治体マッチングで実施したイベント概要 自治体ユースケース紹介イベント 自治体ユースケース紹介イベントと個別相談会の2つを実施。イベントでは自治体の3D都市モデル活用意欲を惹 起し、事業者との個別相談会に流入させることで次年度以降の企画立案を推進 ポイント 日程 概要 自治体ユースケース紹介イベント 10/1(火)-10/3(木)

    テーマ別にユースケース・サービスを事業者が 自治体にプレゼン • 自治体の3D都市モデル活用意欲を惹起するユー スケース選定 - 昨年度のイベント時に個別面談実施希望のあっ た人気のあるユースケースを紹介 - 導入障壁が低いベーシックなユースケースを紹介 個別相談会 10月中旬以降随時実施済 事業者と自治体で次年度以降の 導入を推進 • 自治体の素早い導入を支援 - イベント後に実施するアンケートを分析し、面談 希望の事業者との個別相談会を実施 1 2
  28. 5 自治体ユースケース紹介イベント 各日のアジェンダ <Day1> 災害リスク可視化 • パシフィックコンサルタンツ「災害廃棄物発生量シミュレー ション」 • 構造計画研究所「雪害対策支援ツール」

    • MS&ADインターリスク総研「交通事故発生リスクのAI 評価・可視化による事故の未然防止」 • フォーラムエイト「3D都市モデルを活用した景観検討・ 都市計画・防災シミュレーションソフトウェア」 • パスコ「火災延焼への対策を進めるためのシミュレーショ ン実施」 • テーマへのQ&A 避難計画、防災教育・意識向上 • 三菱総合研究所「災害リスク情報の3D可視化」「時 系列浸水シミュレーションデータの3D可視化による防災 計画立案・防災意識啓発」 • 福山コンサルタント/ユーカリヤ「住民個人の避難行動立 案支援ツール」 • テーマへのQ&A • イベントの目的 • 本日の進め方 2. 事業者のユースケース紹介 14:05-16:35 4. Q&A 16:40-16:45 3. 今後のスケジュール 16:35-16:40 1. 本日の位置づけ 14:00-14:05 <Day2> 交通(公共交通、人流、車流等) • 構造計画研究所「歩行者移動・回遊行動シミュレー ション」 • 国際航業「都市モニタリング(3D都市モデル×人流) ソリューション」 • テーマへのQ&A 市民参加促進、合意形成 • ホロラボ「XR技術を活用した住民参加型まちづくり v2.0」 • インフォラウンジ「タンジブルインターフェースを活用した住 民参加型まちづくり等」 • テーマへのQ&A 都市計画業務 • シナスタジア「景観まちづくりDX v2.0」 • ESRIジャパン「都市景観ソリューション」 • テーマへのQ&A <Day3> 観光・地域活性化 • ANANEO「歴史・文化・営みを継承するメタバース体験 の構築」 • モンドリアン「メタバース・eスポーツを活用した地域活性 化・観光需要創出ソリューション」 • STYLY「STYLYを活用した新しいXR観光資源創出ソ リューション」 • テーマへのQ&A 行政DX • アジア航測「開発許可のDX v3.0」 • 国際航業「公園管理のDX v2.0」 • テーマへのQ&A 環境・エネルギー • アジア航測「太陽光発電ポテンシャル推計及び反射シ ミュレーション v3.0」 • テーマへのQ&A
  29. 6 カテゴリ # 事業者名 ユースケース名 Day1 防災 災害リスク可視化 1 パシフィックコンサルタンツ

    災害廃棄物発生量シミュレーション 2 構造計画研究所 雪害対策ツール 3 MS&ADインターリスク総研 交通事故発生リスクのAI評価・可視化による事故の未然防止 4 フォーラムエイト 3D都市モデルを活用した景観検討・都市計画・防災シミュレーションソフトウェア 5 パスコ 火災延焼への対策を進めるためのシミュレーション実施 避難計画、防災教 育・意識向上 6 福山コンサルタント 住民個人の避難行動立案支援ツール 7 三菱総合研究所 災害リスク情報の3D可視化・時系列浸水シミュレーションデータの3D可視化による防災計画立案・防災意識 啓発 Day2 都市計画 交通(人流、車流、 等) 8 構造計画研究所 歩行者移動・回遊行動シミュレーション 9 国際航業 都市モニタリング(3D都市モデル×人流)ソリューション 市民参加促進、合 意形成 10 ホロラボ XR技術を活用した住民参加型まちづくり v2.0 11 インフォラウンジ タンジブルインターフェースを活用した住民参加型まちづくり等 都市計画業務 9 シナスタジア 景観まちづくりDX v2.0 10 ESRIジャパン 都市景観ソリューション Day3 観光、行政 DX、環境 観光・地域活性化 11 ANANEO 歴史・文化・営みを継承するメタバース体験の構築 12 モンドリアン メタバース・eスポーツを活用した地域活性化・観光需要創出プラットフォーム 13 STYLY STYLYを活用した新しいXR観光資源創出ソリューション 行政DX 14 アジア航測 開発許可のDX v3.0 15 国際航業 公園管理のDX v2.0 環境・エネルギー 16 アジア航測 太陽光発電ポテンシャル推計及び反射シミュレーション v3.0 自治体ユースケース紹介イベント 登壇事業者
  30. 7 イベント参加実績(「県/地方整備局、市区町村」分類) 自治体ユースケース紹介イベント 本年度は昨年度比1.5倍の自治体が参加。3D都市モデルの関心の増加に加え、今年度はユースケースの紹介 をメインとしたことから参加ハードルが下がったことが要因と考えられる 昨年度と今年度の参加自治体数の比較 参加理由 13 16 49

    96 昨年度 今年度*1 62 112 +81% 都道府県/地方整備局 市区町村 1 ユニーク数 94 94 78 49 14 13 オンライン参加が可能だったから 3D都市モデルの整備に関心があるから 3D都市モデルを整備済みで、活用方法に関心があるから 地域の課題解決に役立つ可能性を感じたから 日程が参加しやすかったから 予算編成の参考にしたいと思ったから
  31. 8 イベント参加実績(「整備状況」分類) 自治体ユースケース紹介イベント 昨年度同様、整備済み自治体と未整備自治体は半々で参加している 昨年度と今年度の参加自治体数の比較(市区町村のみ) 各日の参加者数 25 51 24 45

    昨年度 今年度*1 49 96 +96% 未整備 整備済み 1 ユニーク数 Day1(防災) Day2(都市計画) Day3(観光、行政DX、環境) 60 89 43 14 (33%) 29 (67%) 36 (60%) 24 (40%) 53 (60%) 36 (40%) 整備済み 未整備
  32. 9 自治体が関心を持つユースケースジャンルの前年比変化 自治体ユースケース紹介イベント 前年度比で関心率はすべて向上しているものの、特に防災分野の増加率が顕著であり、自治体の防災に対する 意識向上が想定される 参加者に占めるカテゴリ別関心率 自治体の傾向 • 災害対策への関心が大きく高まっており、自治体 の防災対策強化の流れを反映している可能性有

    - 防災カテゴリの関心率は全体の増加率を超え、 約2倍増加している • デジタル化・DX推進への需要が表れており、特に 行政業務効率化への関心が高まっている可能性 有 - 昨年度実績なしであるものの、行政DXカテゴリ 参加者に占める6割の自治体が関心を示して いる 防災 都市計画・ まちづくり 観光 行政DX 環境 72% 145% 63% 187% 95% 133% 29% 40% 60% 8% 実績なし 実績なし 全体 +101% +197% +40% +38% 前年度 今年度 グラフ:各カテゴリの関心率 = (そのカテゴリのユースケースに関心を示した総数 ÷ そのDay の総参加者数)× 100%
  33. 10 個別相談実績 自治体ユースケース紹介イベント 個別相談実績が前年度の8件から20件へと2.5倍に増加、また、実施自治体数も約3倍に増加しており、自治 体の3D都市モデルへの関心が着実に高まっている 個別相談 実施数 個別相談 実施自治体数 前年度

    今年度 全体 Day1 (防災) Day2 (都市計画) Day3 (観光) 全体 Day3 (行政DX) Day3 (環境) 8件 4自治体 20件 11自治体 6件 6自治体 13件 8自治体 1件 1自治体 0件 0自治体 0件 0自治体 2.5倍
  34. 11 イベントに対する自治体からの5段階評価(コメント抜粋) 自治体ユースケース紹介イベント 約7割程度からイベントに対して好感をいただいた。また小規模自治体や先進事例を希望する自治体等向けの Dayを設計することでより満足度が上がる可能性も見られる 8% 9% 55% 58% 26%

    25% 10% 6% 2% 1% 昨年度 今年度*1 62 219 自治体回答 自治体例と代表的なコメント 評価5:参加してとてもよかった 評価4:参加してよかった 評価3:どちらかと言えばよかった 評価2:何とも言えない 評価1:参加したことを後悔している 評価5 評価4 東京都〇〇区 栃木県 〇〇市 埼玉県 〇〇町 ユースケースと金額の提示により、イメージがより 沸きやすくなった 他の自治体のユースケースやその活用事例につ いて知ることができ、活用アイデアとして参考に なった 自治体の業務や進めている事業等にあっている 内容だったと感じた。また、メタバース空間やゲー ムを活用するプロジェクトは説明もわかりやすく 興味を惹かれた 評価2 評価1 〇〇県 青森県 〇〇市 兵庫県〇〇市 あまり目新しいユースケースがなかったため 当市の規模感に落とし込むことを考えると想像 がつかなかったため どちらかといえば大都市向けのUCであるように 感じた
  35. 12 イベント運営(イベントの良かった点) 自治体ユースケース紹介イベント ユースケースの活用イメージ・導入例がわかりやすいとの声が多く、本年度のイベントに向けて紹介用コンテンツを再 構成したこと、及び可能な限り動画を活用した紹介を依頼したことが影響したと考えられる 112 85 64 38 29

    18 14 3D都市モデルの活用事例が具体的で分かりやすかった 自治体での実際の導入例が参考になった ユースケースの内容が魅力的だった 自分の興味のあるテーマに絞って参加できた イベントの時間配分が適切だった 技術的な説明が適切なレベルだった 自分の自治体での活用アイデアが得られた イベントの良かった点 定性コメント N=219 • 自治体での実際の導入例が参考となり、自分の自 治体での活用アイデアが得られた • 事業者ごとにシミュレーションできるレベルが分かり、目 的に合わせてどの事業者にお願いしたいか選ぶ基準 となった • あくまでハザードマップを電子化する程度のものだろう と考えていたが、時系列で被害の広がる状況をシ ミュレートする映像を見て、ユースケースの印象が一 変し、有効性を直に感じ取ることができた • 各ユースケースについて自治体での実際の導入例の 説明があったことで、次年度導入を検討している ユースケース以外の利活用についても考えるきっか けとなった。 • 動画が使用されていて理解しやすかった
  36. 13 イベント運営(イベントの改善点) 自治体ユースケース紹介イベント 発表時間の改善やユースケースの対象規模について要望あり。特に後者については機能性・有用性の紹介に大 規模都市の導入事例が多かったため、次年度は導入パターンを工夫して小規模自治体の興味関心を惹起する 17 10 6 7 2

    1 イベントの時間配分が適切ではなかった(長い/短い) 事業者のユースケースの内容が魅力的ではなかった 3D都市モデルの基礎情報や整備方法を知りたかった 取り上げるテーマや事業者数が限られていた 事業者のユースケース紹介・回答が具体性に欠けていて参考にならなかった 気になることがあったが、質問する時間がなかった 特に無し 182 イベントの改善点 定性コメント <発表時間> • 各事業者の所要時間が少なく、説明が駆け足に感 じた • やや長く感じたが、アジェンダで時間配分が明示され ていたので参加しやすかった <ユースケース内容> • 大都市向けのUCが多く、小規模自治体でも活用で きそうなUCをご紹介いただきたい • 小さな自治体での活用例があれば参考にしたいと 感じた • 以前聞いたことのある事例が多く感じたので、新し い事例も多く取り扱っていただきたい N=219
  37. 14 自治体が求める支援 自治体ユースケース紹介イベント 3D都市モデルの基本的な技術知見提供や企画検討に比べて、実際の導入事例の紹介や自治体間の横のつ ながりの紹介について支援要望が多いため、自治体の活用を促進できる支援体制の構築が必要 24 27 12 32 9

    3D都市モデルを容易に閲覧・活用(シミュレーション等)できる環境整備 活用事例紹介や自治体Q&Aなどの情報提供 新たなユースケースの開発 自治体間の横のつながりの紹介 技術的な研修・勉強会の実施 整備・活用について相談・委託可能な企業等の紹介 民間企業による企画コンサルティング 実績なし 10 今年度 昨年度 113 85 71 50 46 19 18 次年度以降の方向性(次年度に向けて検討) システム/アプリ 体験会の実施 • 職員向けに3D都市モデルのシ ミュレーションができる操作体験 会を提供 - 地域特性に応じたシナリオ作成 - 部署別の特化コース設定 等 活用事例の 紹介 • 他自治体の成功事例や最新の 活用事例がキャッチアップできる イベントを開催 - 地域特性に応じたプログラムの 調整 等 自治体同士の 横のつながりの 形成 • 自治体間のネットワーキングが進 むイベントを開催 ※自治体WGと要連携 - 定例での情報交換会 - 活用成果共有 等
  38. 15 今年度成果と次年度の方針 自治体ユースケース紹介イベント 自治体マッチングにおいて、大規模自治体での実証段階から小規模自治体を含めた実装・展開フェーズへと移行 するため、UC開発の拡充とより実践的な支援体制の構築を実施する 今年度成果 次年度方針 • 小規模自治体向けのDayを設計 •

    複数年参加自治体に対する新規ユースケース紹介 • 自治体の活用を促進できる支援体制の構築 - システム・アプリの体験会の実施 - 自治体間の横のつながりの紹介 更なる自治体マッチングの推進に向けた取組 • 防災分野における自治体の3D都市モデル活用の需要に対し、次 年度以降も防災分野のUC拡充を実施 • 一部の先進自治体向けに新規性のあるUC開発も実施 イベント 参加者数の 顕著な増加 3D都市モデル 活用への 関心惹起 • 昨年度の1.5倍の自治体が参加し、3D都市 モデル活用への関心を惹起 • R8年度補助事業に向けた企画組成において 自治体と事業者のマッチング完了 • 次年度に向けたスタートダッシュを切ることがで きる状態である 次年度に 向けた 改善点の収集 • イベント後のアンケートで、本イベントや自治体 が求める支援、今後参加したいイベントに関す る意見を収集 • 次年度の改善点として認識
  39. 17 3D都市モデルを活用した事業・サービス開発の構想において、特に防災・防犯、都市計画で関心が高いとともに 活用構想を持つ割合も高く、具体的な実装イメージを持っている事業者が多い 民間マッチングイベント ビジネスワーキング#1アンケート結果 業界別関心テーマ N=61(アンケートを提出した事業者) サービス業 (N=5) 学術研究,専門・

    技術サービス業 (N=25) 金融業,保険業 (N=3) 建設業 (N=9) 情報通信業 (N=18) 製造業 (N=1) 3 2 5 1 3 2 2 1 111 18 20 14 16 14 12 8 4 3 2 0 0 130 19 22 19 17 17 21 10 4 4 2 14 活用構想有 活用構想無 2 1 1 19 2 4 1 3 1 5 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 3 4 1 4 0 5 1 2 0 0 1 合計 2 1 1 6 2 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 3 1 1 0 0 0 2 0 0 0 1 1 2 1 33 6 6 5 3 3 4 4 1 1 0 0 4 0 0 0 0 0 37 6 7 5 3 0 4 5 1 1 0 5 5 7 2 1 1 1 69 9 5 8 12 9 8 6 4 6 17 0 2 0 0 86 0 12 10 13 9 14 7 4 6 2 9 1 4 1 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1 1 0 0 0 0 0 1 1 0 1 45 7 1 38 36 29 35 28 29 20 12 11 242 全テーマ 10 11 3 5 3 5 0 4 0 287 48 47 36 38 33 32 25 12 12 4 防災・防犯 都市計画 インフラ管理 観光・ 地域活性化 環境・ エネルギー 行政DX モビリティ 教育 エンターテイメント 小売 全テーマ
  40. 18 民間マッチングで実施したイベント概要 民間マッチングイベント 個別マッチング会とマッチング支援イベントの2つを実施。イベントから個別マッチング会へ流入した事業者も含めると、 計18回の個別マッチング会を実施済 ポイント 日程 概要 マッチング支援イベント 10/18(金)13:00-17:00

    テーマ別に事業者のニーズ/シーズを紹介 • 個別マッチング会への流入増を狙う - アンケート分析の結果から、事業者が多く関心を 持つテーマを特定 - 登壇事業者選定時は、公募だけでなく事務局か らの依頼も実施 個別マッチング会 9月中旬以降順次実施済 事業者同士を引き合わせて、事業化を推進 • 早期の企画化を促進 - アンケートの分析結果から、すぐにマッチングできる 事業者を特定 - 個別討議の場を用意し、企画案討議を実施 1 2
  41. 19 民間マッチングイベント 当日のアジェンダ ニーズ事業者 1. 大林組「都市環境評価ツール群のWEBシステム化に向けた協業ニーズ」 2. パナソニック「まちづくりにおける市民参画促進、EBPM支援に向けた協業ニーズ」 3. 市浦ハウジング&プランニング「

    3D-LiDAR及びUC-WINを用いた都市空間再編手法の協業ニーズ」 4. 草野測器社「インフラ整備におけるAI活用に向けた協業ニーズ」 5. ニーズ事業者へのQ&A シーズ事業者 1. シナスタジア「まちづくり・インフラ・エンタメ等を対象とした3Dコンピューティング技術」 2. Eukarya「3DWebGISを活用したインフラ統合管理・都市計画等への活用方法」 3. フォーラムエイト「PLATEAU対応の汎用3Dシミュレーションソフトウェア-環境、都市計画、交通事例紹介-」 4. 国際航業「地下インフラ等を含む3Dモデリング技術、GIS専門知見に関するご紹介」 5. AVEVA「ビッグデータ収集・管理・分析に必要なデータ基盤(AVEVA PI system)の活用方法」 6. Cesium「Cesiumを活用した3D地理情報データの都市計画・まちづくり等への応用」 7. シーズ事業者へのQ&A • イベントの目的 • 本日の進め方 2. 事業者のユースケース紹介 13:05-16:35 4. Q&A 16:40-16:45 3. 今後のスケジュール 16:35-16:40 1. 本日の位置づけ 13:00-13:05
  42. 21 イベントに対する事業者からの5段階評価(コメント抜粋) 民間マッチングイベント 約8割からイベントに対して好感をいただいた。また事前の資料展開をより早期に行うことで、イベントの期待値コン トロールを行うとより満足度が高まると想定する 30% 53% 11% 2% 4%

    53 事業者回答 事業者例と代表的なコメント 評価5:参加してとてもよかった 評価4:参加してよかった 評価3:どちらかと言えばよかった 評価2:何とも言えない 評価1:参加したことを後悔している 評価5 評価4 民間ユーザー部門 ソリューション部門 民間ユーザー部門 当社が求めている、技術をお持ちの企業を知れ た 新たな企業と知り合えるきっかけとなったため。 ニーズ企業様の現状が把握できたため。 他社のニーズ、シーズの知見が得られた。そこから 顧客課題、市場ニーズも理解できた スタートアップ部門 ニーズ企業の要件を具体的に把握できた他、 シーズ企業のソリューションについても理解が深 まったため スタートアップ部門 テーマ設定が良く、シーズニーズともに関心のあ る領域の企業が発表していてどれも興味をひく ものが多かった 評価2 評価1 ソリューション部門 ソリューション部門 期待してた内容と少し違った 情報収集としては有意義だった 民間ユーザー部門 シミュレーション関連の情報提供が多かったため
  43. 22 イベント運営(イベントの良かった点) 民間マッチングイベント ニーズを聞いたうえで技術提供を何らかの形で出来そうと感じている企業が多く、活用構想実現に向けた現状・課 題、協業先に求める要素をコンテンツとして整理したことが影響したと考えられる 多様な業種の企業のニーズを聞くことができた 業界の最新トレンドや情報を入手できた オンライン形式で参加しやすかった 競合他社の動向を把握できた 潜在的な協業先や顧客との出会いがあった

    新しいアイデアやイノベーションの発想が得られた 具体的なビジネスマッチングの機会が得られた イベントの運営がスムーズで快適だった 自社の技術やサービスをPRする良い機会となった 36 (68%) 21 (40%) 19 (36%) 12 (23%) 12 (23%) 9 (17%) 9 (17%) 7 (13%) 7 (13%) イベントの良かった点 定性コメント N=53 • 弊社の技術をご提供できる場面がたくさんあると感 じたため • ニーズ企業全てと何らか関わりを持てそうなイメージ が持てた • 日進月歩の業界のため、最新の情報、ニーズシーズ を知る機会はありがたい • オンラインで参加できて、会場までの移動時間が必 要ないので、効率的です • 活用構想実現に向けた現状・課題、協業先に求め る要素が明確化されていたこと、他社様の発表にお いて参考になる点が多々あり、よかったです
  44. 23 イベント運営(イベントの改善点) 民間マッチングイベント 事前の情報共有やニーズ企業の登壇数について要望あり。次年度以降、前者については、イベント前に共有でき るようスケジュールを引く。また、後者については、ニーズ・シーズ共にテーマ別に複数日程を用意するよう改善する より詳細な企業情報をイベント前に共有してほしい 登壇企業の数を増やしてほしい より焦点を絞った業種や分野で登壇事業者を選定してほしい イベントの全体的な時間を短縮してほしい イベントの全体的な時間を延長してほしい

    オフライン参加のオプションを提供してほしい 特に無し 9 (17%) 8 (15%) 5 (9%) 4 (8%) 3 (6%) 3 (6%) 29 (55%) イベントの改善点 定性コメント <企業情報の共有> • 資料提供をもう少し前にご提供いただければ、事前 に詳細確認ができて質問も多くなると思われます。 <登壇企業の数> • 3D都市モデルの活用範囲はさまざまな分野があると 思うので、いくつか分野別の会を設けてもらえると嬉 しいです。インフラ整備 or エンタメ or まちづくりなど • ニーズ企業は、各プレゼンターの割り当て時間を少し 減らしてでも、もう少し数があると良いと感じた N=53
  45. 24 ビジネスワーキンググループで開催してほしいイベント 民間マッチング マッチングイベント以外にも、新技術の共有会や会員同士のネットワーキングが可能なイベントを求めていることが 判明。次年度はマッチングイベント以外にもイベントを開催するか検討する 新技術紹介イベント 異業種交流会(業界の枠を超えたネットワーキング) 特定業界に特化したマッチングイベント ビジネスモデル変革・イノベーション創出のためのワークショップやハッカソン 中小企業・ベンチャー支援特化型イベント

    特になし AI・ロボティクス専門の展示会・商談会 27 (51%) 20 (38%) 20 (38%) 12 (23%) 11 (21%) 9 (17%) 9 (17%) ビジネスWGでのイベント開催希望 N=53 次年度以降の方向性(次年度に向けて検討) 民間マッチング イベントの 仕様更新 民間マッチング イベント以外の イベント開催 • 民間マッチングイベントは、分野別 に複数日程用意し、よりマッチン グが促進できるように設計 (自治体UC紹介イベントのよう な仕様) • PLATEAUの民間事業向け直轄 UC・民直事業や新技術の紹介 イベント • コンソ会員同士が自由に交流で きるイベントの設計(技術交流・ 業界交流等) - 年度明けにユースケース説明 イベントを検討
  46. 25 個別マッチング会開催希望提出状況 民間マッチング 意見交換希望は34件、意見交換興味ありは214件と、かなり活発にビジネス創出が行われようとしている状況 合計 意見交換 興味あり 意見交換 希望 大林組

    パナソニッ ク 市浦 H&P 草野測 器社 シナスタ ジア ユーカリヤ フォーラム エイト 国際航業 AVEVA Cesium ニーズ企業 シーズ企業 20 19 18 11 29 27 23 22 17 28 5 5 3 5 2 4 3 2 2 3 25 24 21 16 31 31 26 24 19 31 合計 214 34 248
  47. 26 個別マッチング会ステータス(1/2) 民間マッチング 個別マッチング会開始から約1か月半で11件もの案件が2回目討議へ進展。検討テーマも多岐に渡り、具体的 な協業スキームの検討が進んでいることから、実効性の高い事業開発の場として機能している 検討テーマ # マッチング事業者 事業者 詳細

    ステータス PLATEAUデータの データベース化 1 62Complex 大林組 • 3D都市モデルを活用した、全自動化された人流シミュレーションに関心あり • 技術的に実装可能な項目及び要素を2回目討議として実施済み スマートシティ関連ソフトウェア のデータプラットフォーム活用 3 AVEVA ラック • シーズ事業者のサービスを活用している企業と企業をつなぐプログラム内で、ニーズ事業者が開 発したサービス・アプリケーションを掲載する方向で協議中 Re:Earth販路拡大 における協業 2 アイサンテクノロジー Eukarya • シーズ事業者が販促用ライセンスを付与し、ニーズ事業者側のチャネルを活用した販売展開を企図 • 協業方針について2回目討議を実施済み 人流・車流シミュレーションの VRコンテンツ化 4 62Complex パナソニック • 人流や車流のシミュレーション結果を自社で開発しているVRコンテンツと組み合わせたい • これまでの事例・知見から対応可能性が高いため、対面にて討議を実施済み ダイナミックレート算出に 向けた協業 5 AVEVA CesiumGS • シーズ事業者のパートナーがダイナミックレートの算出でニーズ事業者の地図情報の活用に関心 • 3社で2回目討議を実施済み 罹災証明DXにおける協業 6 シナスタジア 草野測器社 • ニーズ事業者は開発を自社で持っていないため、シーズ事業者が検討しているソリューションの協 業余地について今後協議を続ける 人流・車流シミュレーションの VRコンテンツ化 7 大日本ダイヤ コンサルタント パナソニック • 人流や車流のシミュレーション結果を自社で開発しているVRコンテンツとの組み合わせを模索 • シーズ事業者が持つ過去事例から対応可能性が高く、詳細討議を実施予定 防災におけるAIを用いた 災害予測 8 62Complex 草野測器社 • 点群データをこれまでの業務で収集しているため、そのデータを用いて災害予測の解析をしたい • シーズ事業者が保有する技術にて開発可能性が高く、継続討議を実施予定 Cesiumの最新機能の アップデート共有 9 F8 CesiumGS • 今後のソリューション開発やコラボの観点で、シーズ事業者の最新機能のアップデートを提供 • ニーズ事業者のビジネス開発チームと再度議論予定 統合的なまちづくり シュミレーション 10 62Complex 市浦ハウジング& プランニング • 新規に開発される街区にて滞留空間や環境、日照等の統合的なシミュレーションを実施したい • 2回目討議として、複数の企画案を設計し、必要となるコストを算出予定 NDA締結中/ 2回目討議実施済み 2回目討議 実施済み 2回目討議 調整中 福島県内の自動運転 における協業 11 アイサンテクノロジー 草野測器社 • 自動運転の社会実装に向けた福島県内における実証実験について、2回目討議を実施予定 企業名・テーマは 営業情報含むため非公開
  48. 27 個別マッチング会ステータス(2/2) 民間マッチング 現時点で2回目討議が発生していない案件においても、技術を持つ企業にて社内検討中のものが多く、今後のビ ジネス創出に向けた動きが期待できる オープンソースによる 避難シミュレーションの開発 ヘリシティ 大林組 •

    避難・屋外騒音シミュレーションの開発において、実務での使用に適した評価軸への実装が可 能な有望なオープンソースが発見された場合、シーズ事業者より共有予定 PLATEAUデータの データベース化 Eukarya 大林組 • PLATEAUのOSSを再構築したい、というニーズに対して、シーズ事業者で要件を伺いつつ、開 発可能性について継続討議予定(討議にあたり、NDA締結中) 浸水深データの可視化 東京設計事務所 Eukarya • 浸水深データを保有しているものの、フロントエンジニアがおらずUI/UXに実装できない状況 • ニーズ事業者において実施内容を確定の上、予算見積もりを提出予定 PLATEAUデータの データベース化 大林組 Cesium • ニーズ事業者より提示された要件が他企業にとっても有用である場合は追加開発を検討予定 • ニーズ事業者側の担当者が本社に対して要件に基づく開発の可能性を確認中 浸水深データの可視化 東京設計事務所 フォーラムエイト • 浸水深データを保有しているものの、フロントエンジニアがおらず可視化できない状況 • ニーズ事業者において実施内容を確定の上、予算見積もりを提出予定 点群データのモデル化による デジタルコンテンツへの活用 ローカスブルー キャドセンター • 現状の技術において、取得済み点群からの地物分類に関しては協業の可能性が見込まれる • 点群活用に関する知見が不足しており、今後の協業においては開発段階からの着手が必要 PLATEAUデータの データベース化 AVEVA 大林組 • 本案件は先進的な取り組みとして認識されるため、シーズ事業者において社内の知見を再度 収集し、有用な情報があればニーズ事業者側に共有する 人流シミュレーションの可視化 シナスタジア 市浦ハウジング& プランニング • 人流シミュレーションの可視化ツールについて、海外製SWのカスタマイズに課題があることが判明 • 利用中のツール開発企業との確認が効率的であると判断し、継続的な協議は実施しない Cesiumの最新機能の アップデート共有 12 14 13 15 16 17 18 19 20 国際航業 Cesium • 開発に関する要望事項や質問がある場合は、ニーズ事業者側のコミュニティ内での対応を継続 予定 クローズ 社内検討中 検討テーマ # マッチング事業者 事業者 詳細 ステータス 企業名・テーマは 営業情報含むため非公開
  49. 28 今年度成果と次年度の方針 民間マッチング 民間マッチングは単発のイベントではなく、持続的な価値創造の基盤として次年度以降も発展させていく 今年度成果 次年度方針 更なるビジネスマッチングの推進 - ニーズ・シーズを業界やカテゴリごとに分類+複数Dayを設計 •

    登壇者の拡大及び参加者の興味・関心のあるテーマの明確 化を図ることで、より効果的にマッチングへの意欲を惹起する - 登壇企業に関する情報連携の早期化 • アジェンダや登壇者情報をより事前に共有することで、参加者 の興味があるアジェンダの明確化と対象時間の参加枠確保を 促す イベントの 高い満足度 ビジネス マッチング 実績の創出 • 初年度の取り組みながら、参加者満足度 90%超を達成 • 事前に会員のニーズ分析を実施し、コンソ会員 に刺さる内容を選定したうえでイベント開催 • 合計20件の個別マッチング会を開催 • 約8割が次回討議を実施想定 持続的な 事業創出基盤 の確立 • コンソーシアム会員間の関係構築 • 異業種連携による新規ビジネス創出の可能性 を開拓 • 今後の継続的な協業展開への期待感醸成 民間事業者向けイベントの開催 - コンソ会員同士が自由に交流できるイベントの設計 - 最新技術・最新ユースケースの共有を実施
  50. ビジネスWG 令和6年度活動計画 (提案者:アクセンチュア株式会社) 活動予定(案) # 時期 第1回 2024/ 8/5 第2回

    2025/ 1/28 活動1:技術シーズ・ビジネスニーズの交流・ 意見交換の場の提供 活動2:ナレッジの蓄積・展開のための方策の 検討 代表的なアジェンダ • 個社・業界ごとに持つ課題の抽出 • 課題解決に向けて事業者が情報提供を求めるニー ズのヒアリング • WGグループ横断の民間マッチング支援イベントの 開催案内 • マッチング支援イベントの成果共有/マッチングに おける課題と対策に関する討議 • 技術シーズをユースケース開発に発展させる仕掛 け、支援に関する討議 • Project PLATEAUの取組方針の再共有 • ビジネスWGの活動要望に関するヒアリング • Project PLATEAU外で開発されたユースケース の調査・共有 • ユースケース探索の課題と対策に関する整理・討議 • ユースケース実装の課題と対策に関する整理・討議 以降詳細
  51. 31 今年度のビジネスワーキンググループでの成果報告と次年度の方針共有を実施し、満足度の高い運営に向けて 取り組みを進める ビジネスワーキング会議#2 ビジネスワーキング会議#2の実施概要 実施概要 • 2025/1/28(火) 14:00-15:00 ※予定

    • コンソ民間会員からビジネスワーキンググループ運営に対するフィードバックを得て、次年度の充実度向上を図る • コンソーシアム所属の全民間会員 1. 民間マッチングイベントの成果共有 - イベントの満足度と次年度方針、個別マッチング会の成果について共有する 2. 民間発ビジネスケースの共有 - 事業者が独自に開発しているPLATEAUを活用した技術・サービスを共有する 3. 次年度方針の策定に向けた意見収集 - コンソ所属民間会員に対してアンケートを実施し、次年度の実施に対する意見を収集する 実施日時 対象者 ポイント 内容
  52. 32 ビジネスワーキング会議#2では、マッチング支援イベントの成果報告と民間発ユースケース紹介による会員の PLATEAU活用意欲の惹起のほか、次年度以降のより良い運営に向けた意見収集を実施する ビジネスワーキング会議#2 ビジネスワーキング会議#2|アジェンダ案 アジェンダ案 詳細 1. 本日の位置付け 2.

    民間マッチング支援イベントの報告 - 個別マッチング会の成果 - イベントの満足度 - 次年度方針 3. PLATEAUを活用した民間発のユースケース紹介 - パソナ「地域課題解決のための『Re:Earth』を用 いたWS」 - ヘリシティ「3D都市モデルを用いた流体シミュレー ション」 4. 次年度方針と意見収集のご依頼 - 次年度の活動充実のためのアンケート収集 マッチング 支援イベント の成果報告 • 個別マッチングの事例とその進捗状況を共有し、次年度以降よ り多くの企業のマッチングイベント参加を狙う - イベント全体のサマリ報告 - 代表的な事例と討議テーマの共有 民間発 ビジネス ケース紹介 • 民間発のユースケースを紹介し、PLATEAUの自発的な活用 を促進する - ユースケース概要と事業化状況の共有 次年度方針 と意見収集 • コンソ会員のニーズを適切に把握し、より価値のあるワーキング グループ運営に繋げる - これまでに収集した課題と解決の方向性の提示 - 意見収集アンケートの実施の連絡
  53. 33 将来的にはコミュニティ内から継続的なビジネス創出が可能な状態を目指す (参考)ビジネスワーキングが目指す状態 ビジネスワーキンググループにおけるマッチングのゴール ビジネスWGに属する会員のニーズが可視化され、 必要なコミュニケーションが取りあっている状態 - 3D都市モデルを活用して自社が何をしたいのか、 他社・地方公共団体が何をしたいのかをビジネ スWGに属する会員が把握できる

    創出したビジネスの販路が地方公共団体・民間問 わず存在し、アプローチがしやすい状態 - ビジネスWGに属する会員のニーズを把握できて いるため、精度の高い営業活動が実施できる ビジネスワーキングをプラットフォームとして 会員同士のビジネスが生まれ続ける状態 地方公共団体 市民 サービス販売 サービス販売 サービス提供 シーズ 事業者 シーズ 事業者 ビジネスWG シーズ 事業者 ニーズ 事業者
  54. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  55. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1. 標準化検討WGの進捗状況

    2. 標準仕様拡張業務の検討状況 本日の報告内容
  56. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 2 標準化検討WG

    :活動概要 解決したい 課題 3D都市モデルの利用が拡大するにつれ、多様なユースケースに対応した網羅的かつ厳密な標準製品仕様書の改訂ニーズが高 まっている。他方、標準製品仕様書の複雑化や高度化は技術的な理解を難しくしており、改訂検討に必要な専門性の高度化や 利用者の理解を阻害している。 データ利用者やGIS専門家を交えた標準製品仕様書に関する課題の議論、標準製品仕様書改訂案の立案、ユーザビリティ向上 施策の検討等の実施等により、データカバレッジの拡大とユースケースの社会実装を推進する。 WGでの活動内容及び期待される効果 • WGでの活動内容 - 活動1:標準製品仕様書のメンテナンス 専門家及び利用者との討議を通じて標準製品仕様書の改訂案 を立案する。 - 活動2:標準製品仕様書の普及 標準製品仕様書の利用者との意見交換を踏まえて、標準製品仕 様書の普及促進策を検討。 ※次年度以降、データ公開に関するAPI等の標準化の必要 性も検討する。 • 期待される効果 標準製品仕様書のメンテナンスや普及促進策の実施により、自治 体職員、データ整備事業者及びシステム開発事業者の参入障壁を 軽減し、カバレッジの拡大・ユースケースの社会実装を促進する。 実施スケジュール 連絡窓口 団体名 アジア航測株式会社 担当者名 守屋、安齋、黒川、名倉 メールアドレス [email protected] WGの目的 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 標準製品仕様書の メンテナンス 標準製品仕様書の 普及 前年度の レビュー 改訂 結果のレビュー 意見交換 普及方針の 確認 今期活動の レビュー 1.標準化検討WGの進捗状況
  57. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 3 1.標準化検討WGの進捗状況

    主な活動内容 活動内容 テーマ 活動1: 標準製品仕様書 のメンテナンス ニーズに基づく 改訂 活動2: 標準製品仕様書 の普及 • 関係者への意見照会を踏まえた製品仕様書への要望の把握 • 標準製品仕様書改訂方針の協議 中期的な普及策 • 国内外における標準データモデル・プラットフォームの動向把握 • 他分野の標準データモデル・プラットフォームとの連携方策の討議 • 他分野との連携に向けた標準製品仕様書の改訂ロードマップの討議 可用性の向上 • 標準製品仕様書の体系化・構造化に向けた討議 短期的な普及策 • 現状把握と課題の共有 • 短期的な普及策のレビュー及び改善策の討議
  58. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 4 1.標準化検討WGの進捗状況

    活動予定 # 時期 第1回 9月2日 15:00- 17:00 第2回 1月20日 15:00- 17:00 (予定) 活動1:標準製品仕様書のメンテナンス 活動2:標準製品仕様書の普及 代表的なアジェンダ • 今年度改訂内容のレビュー • 次年度以降の改訂方針の整理・討議 • 実施した普及策のレビュー • 改訂ロードマップについての討議 【議題1】 ニーズに基づく改訂について • 点群の追加について • 標準製品仕様の見直しについて 【報告】 • 可用性向上に向けた運用フローの見直しについ て 【議題2】中期的な普及策について • CityGML 3.0移行に向けたロードマップについて 【報告】短期的な普及策 • 利便性向上に向けたコンテンツの作成について
  59. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1.標準化検討WGの進捗状況:第1回 検討WGで頂いたご意見

    【議題1】 ニーズに基づく改訂について 今年度の改定スケジュール • 9月末を目途に、誤記や体裁崩れを修正する軽微な改訂(第4.1版)を予定 • 年度末に、以下の1及び2を反映する改訂(第5.0版)を予定 1. 「点群」の追加 • 点群データをオープンデータとして公開する自治体が増え、リアルな形状を再現可能な点群データと3D都市モデルを紐づけることで、 両者のユースケースの拡大が期待できる。点群と3D都市モデルの紐づけ方について、ご意見をいただきたい。 2. データ整備・利用を促進するための仕様の見直し • 地方公共団体、データ整備事業者、データ活用事業者への意見照会結果を、標準製品仕様書及び整備済みの3D都市モデルへの影響 の大きさを踏まえ、今年度の改訂に反映する内容と中長期的に反映する内容とに分け、対応することを基本方針とする。 いただいた主なご意見 • よりリアルなモデルを期待するUCもあり、点群をオプションとして利用できるとよい。 • 3D都市モデルの中間フォーマットとしてCityGMLを採用している。点群に対してLASなど他のフォーマットを採用することは一見合理 的ではあるが、全体としての整合性を再検討すべきである。 • 標準製品仕様書が、「データの整備側」「データの利用側」のいずれを対象としたものかを明確にすべきである。 – 点群と3D都市モデルとを紐づける単位、方法、点群に適用するフォーマット、座標参照系など、整備側と利用側で整備のしやすさ/ 利用のしやすさが異なる。 – 現状想定されているUCがすべてではないため、利用側を想定して仕様を限定すると、新規参入が難しくなる。
  60. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1.標準化検討WGの進捗状況:第1回 検討WGで頂いたご意見

    【議題2】CityGML 3.0移行に向けたロードマップについて 1. CityGML 3.0について – 韓国や香港では、CityGML 3.0の採用に向けた準備が進められている。今後は、CityGML 2.0でのデータ整備を行っている欧米 各都市でも順次CityGML 3.0への移行が進むと考えられる。 – 一方、PLATEAUではCityGML 2.0の整備・利用環境が整いつつあり、これまでのアセットを活用できなくなると、既参画者/新規 参画者双方にとって負担となる。 – 今後、CityGML 3.0に移行する時期や準備すべき事項についてご意見をいただきたい。 いただいた主なご意見 • CityGML 3.0では、3D都市モデルと動的データとの統合など、UCの多様性が高まる。CityGMLがデジタルツインのプラットフォーム となることが期待される。 • 標準製品仕様書が対象とする3D都市モデルがデジタルツインそのものなのか、それを構成する国土基盤なのかということを明確にすべ きである。 • CityGML 3.0に移行しないという選択肢はなく、移行にどう対応するかが重要である。 • 各国の先を行かないとビジネス的に有利な立場となれないが、先行するリスクもある。 • 移行にあたっては、仕様作成(1年目)や試作検証(2年目)、本整備(3年目)といった準備期間が必要である。技術開発はCityGML3.0を 見越しながら進めるが、運用やサービスは2.0ベースとし、普及に努めるのがよいのではないか。 • 2027年の500都市の整備までは今の仕様(CityGML 2.0)に準拠したほうが全体の一貫性を保つことができるのではないか。
  61. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 7 1.標準化検討WGの進捗状況

    第2回検討WGの議事次第(案) 進行 時間 備考 開会 15:00 1. 第2回標準化検討WGについて 15:05-15:15 [10] 第2回WGの主旨と目的+今年度の取組み(可用性+利便性+ 有用性) 議事 2.【議題1】標準製品仕様書のメンテナンス ニーズに基づく改訂 2-1.点群ADEによる拡張 15:15-15:40 [30] 今年度の主な改訂内容のレビュー 2-2.活用実態調査による標準仕様の標準化 15:40-16:10 [30] 可用性の向上 2-3.標準製品仕様書の体系化・構造化 16:10-16:15 [5] 3.【議題2】標準製品仕様書の普及 短期的な普及策 3-1.標準製品仕様書の利便性向上 16:15-16:20 [5] 長期的な普及策 3-2.CityGML 3.0の移行に向けたロードマップ案 16:20-16:50 [30] 前回協議からの変更点と最終案の報告 4.総括 16:50-16:55 [5] 事務連絡 16:55-17:00 [5]
  62. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 8 2.標準仕様拡張業務の検討状況

    業務の位置づけ ユースケースの社会実装 プロジェクト・ディレクション 国土交通省都市局 デジタル情報活用推進室 (PLATEAU PT) 産学官連携プラットフォームの構築 国際展開 産学官のPLATEAUエコシステム構築のた めのプラットフォーム構築・運営 データ・カバレッジ拡大 3D都市モデルの価値を向上させるため のプロジェクト 3D都市モデルのソリューションを社会実 装するためのプロジェクト UC開発 太陽光発電シミュレータ 地下街ナビゲーション XRまちづくり 避難シミュレータ 地下埋設物活用 開発許可DX v3.0 公園管理DX v2 コミュニティ形成 PLATEAUを支える産学官コミュニティ を醸成するためのプロジェクト PLATEAU AWARD PLATEAU Hack Challenge 大学連携イベント 地域連携イベント PLATEAU Advocates コミュニティ形成 オープン・イノベーション創出 オープンデータの価値を引き出しイノベー ションを創出するためのプロジェクト 地域の社会実装 地方公共団体主導による社会実装を推進 するためのプロジェクト マッチングイベント(自治体) オープンデータ化支援 地方自治体向け研修 事業参画:XX団体 新規整備XX/更新拡充YY ユースケース開発XX件 開発許可/太陽光発電Sim/ 災害廃棄物推定Sys… PLATEAU補助事業支援 自治体業務への実装支援 エコシステム形成 プロジェクト・マネジメント支援 国土交通データ連携調査 PLATEAU国際展開のための調査、国際会 議の招へい・出席、国際展示会への出展 国土交通分野の様々なオープンデータとの 連携や都市局外での活用に関する調査 標準仕様の拡張 データ作成実証 SBIR 自動作成ツール開発 BRIDGE 自動生成ツール開発 SBIR 高精度テクスチャ 生成ツール開発 SBIR 高精度デジタルツイン 生成システム PLATEAUアカデミー (測量技術研修) BIM連携調査 群衆シミュレーション 地区防災計画 都市構造評価ツール タンジブルインターフェース シームレス物流 歩行支援ナビ 商業施設立地交通sim 高精度観光動態データ 市民参加型XR ドローン管制システム 太陽光発電ポテンシャル推計 細萱 情報発信事業 PLATEAUサミット ユーザーズサミット PLATEAU VIEW機能改修 PLATEAU SDK 3.0開発 BRIDGE PLATEAU Builder開発 BRIDGE PLATEAU Converter開発 PLATEAU Flow開発 SBIR WebGISエンジン開発 マッチングイベント(産業/学術) 技術チュートリアル
  63. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 9 •

    「3D都市モデル標準製品仕様書」は、2023年度(第4.0版)までに、都市を構成する主な地物を網羅。今後はより作りやすく・使いやすい 3D都市モデルとするためのメンテナンスを行う。 今年度の実施概要 2.標準仕様拡張業務の検討状況 実施テーマ 課題 今年度の実施事項 可用性の向上 標準製品仕様書の対象地物の拡大に伴い、製品仕様 が複雑化した。ドキュメント化の過程では、複数のファ イルをそれぞれ手作業で更新・統合しており、人為エ ラーが生じやすい。 • 標準製品仕様書のドキュメント化の工程を見直し、品質を向上させる。 • 標準製品仕様書作成に必要となるファイルを可能な限り一元化 する。 • ドキュメント生成の工程を自動化するツールを開発する。 利便性の向上 3D都市モデルの汎用性を測るため地物や属性の拡 充を行ったが、製品仕様が複雑化した。 特に、UMLクラス図やXML Schemaなどの技術は、 新規参入者にとって製品仕様を理解する高いハード ルとなっている。 • オンラインマニュアルを開発し、3D都市モデルのデータ構造への理 解を支援する。 • UMLクラス図/定義文書/コードリストを相互に連携させるマ ニュアルを作成する。 • XML Schemaに定義される各要素の構造の図解やサンプル データを掲載したマニュアルを作成する。 • UMLクラス図及びXML Schemaの初学者向けチュートリアルを開 発し、前提となる知識を解説する。 有用性の向上 3D都市モデルのユースケース開発が全国に拡大して いる。活用領域が拡張するにつれ、標準製品仕様に対 する要望のフィードバックも増加している。 ユースケースの社会実装を推進するにはニーズを反 映する必要がある。 • 各都市で作成された拡張製品仕様書で拡張された地物・属性のうち、 横展開可能なものを標準製品仕様書に追加する。 • 自治体/データ整備事業者/システム開発事業者に意見照会し、結果 を標準製品仕様書に反映する。 • 点群データを統合できるようにする。
  64. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 10 今年度の実施スケジュール

    1.標準仕様拡張業務の検討状況 7月~9月 10月~12月 1月~3月 4月~6月 可用性向上 製品 仕様書 V 5.0 作業 手順書 V 5.0 GIS標準データ モデルの チュートリアル XMLSchema のオンライン マニュアル 3D都市モデル オンライン マニュアル モデル駆動型アーキテクチャの 実装に向けた技術調査 ・Metanorma ・ShapeChange コンテンツ修正 出力スキームの 修正 本実装 オンラインマニュアルの Web環境の検討 作成方針の検討 コンテンツ一覧の整理・作成 課題の整理・対応 Web環境修正 オンラインマ ニュアルへの 搭載 レビュー R5までの拡張地物・ 属性の整理 過年度成果 関係者ヒアリング 製品仕様書・ 作業手順書の 改訂 レビュー 製品 仕様書 V 4.0 作業 手順書 V 4.0 利便性向上 有用性向上 レビュー 点群ADEの仕様案作成 メタノーマの実装試験 (コンテンツ作成・出力スキームの 構築) 試験結果の課題整理 サンプルデータ作成・搭載 オンラインマニュア ルのWeb環境構築 質問・指摘の受付(Slack)対応 製品仕様書・ 作業手順書の 改訂(v.4.1) レビュー 標準製品仕様書への 反映方法の検討・決定 サンプルデータ作成・搭載 本日 誤記等の修正 XML Schemaの チュートリアル
  65. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 11 •

    運用フローの見直し 作業の進捗状況:可用性の向上 2.標準仕様拡張業務の検討状況 ファイル一元管理と自動化による 人為エラー・不整合の発生の軽減 モデル 課題 解決策 標準製品仕様書 (Word) XMLスキーマ UMLクラス図 標準製品仕様書 (PDF) 標準製品仕様書 (HTML) モデル XMLスキーマ 手作業 定義文書 手作業 手作業 手作業 手作業 手作業 自動変換 統合編集(手作業) 自動 UMLクラス図 定義文書 自動 標準製品仕様書 (adoc文書) 標準製品仕様書 (PDF) 標準製品仕様書 (HTML) 自動 自動 自動 標準製品仕様書 (DOCX) ShapeChange Metanorma 現在、変換プログラム を開発中
  66. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 12 作業の進捗状況:可用性の向上

    2.標準仕様拡張業務の検討状況 • 自動出力後の標準製品仕様書 基本的には、これまでの標準製品仕様書の体裁と同様とする。 ただし、一部変更となる予定である。 • 関連役割の出現順序の変更(モデルファイル上で制御できないため) • 可読性・操作性の向上を目的とした機能追加
  67. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 13 •

    オンラインマニュアルとチュートリアル 作業の進捗状況:利便性の向上 2.標準仕様拡張業務の検討状況 オンラインマニュアル ⇒標準製品仕様書の利便性向上 想定読者: データ整備事業者、システム開発事 業者 チュートリアル ⇒標準製品仕様書を理解するために 必要な基礎知識・文法の解説 想定読者:3D都市モデルのデータ構 造を理解するために、UMLクラス図 やXMLの知識をこれから身に着けた い方々 GIS標準データモデル (UMLクラス図など)に関する内容 XMLスキーマ に関する内容 標準製品仕様書の オンラインマニュアル 3D都市モデル標準製品仕様書のUML クラス図/定義文書/コードリストの対応 XMLスキーマの オンラインマニュアル CityGML及びi-URの ComplexType, Elementの対応 GIS標準データモデルの チュートリアル UMLクラス図の記法 GIS標準データモデルの解説 (全体の構成を解説) XMLスキーマの チュートリアル XMLスキーマの記法 XMLスキーマとXMLの解説
  68. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 14 •

    オンラインマニュアル 作業の進捗状況:利便性の向上 2.標準仕様拡張業務の検討状況 XMLスキーマ XMLスキーマの構造 に従い、タグやその型 (値の種類)や記述回 数を表形式で示す。 各要素(タグ)につい て、データのサンプル を掲載。 単純型以外の型は、リ ンククリックでそれぞ れのマニュアルを表 示。 標準製品仕様書のオンラインマニュアルも、UML クラス図ー定義文書ーコードリストをスムーズに 確認できるよう、それぞれを関連付けたウェブ ページを作成中。
  69. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 15 •

    チュートリアル – GIS標準データモデルのチュートリアル • 1章:データモデルの基本を説明 • 2章:UMLクラス図の読み方を事例(日本語)を用いて解説 • 3章:3D都市モデルのデータモデルを解説 – 地物のデータモデル – 幾何形状のデータモデル – XMLスキーマのチュートリアル • 1章:XMLの基本を説明 • 2章:XMLスキーマの記法 • 3章:3D都市モデルで使用するXMLスキーマとこれに従い作成 されたXMLデータの関係を解説 • 4章:発展として、XMLスキーマの拡張方法を紹介 – 3D都市モデルでは、オリジナルのCityGMLに加えて、都市 計画基礎調査の属性やCityGMLにはない都市計画区域な どの地物を追加している。 作業の進捗状況:利便性の向上 2.標準仕様拡張業務の検討状況
  70. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 16 点群データ仕様の追加

    • 基本方針 • CityGML 3.0において、新たに「PointCloudモジュール」として点群の応用スキーマが追加されている。 • そこで、CityGML 3.0と整合を図りつつ、CityGML 2.0のADEとして定義する。 • 課題 • CityGML 3.0では点群データの記述方法の選択肢が複数あり、点群データのデータ構造が様々となる恐 れがある。そこで、実用性の高い記述方法に限定又は優先順位をつける。 • CityGML 3.0では点群そのものの仕様(例:点密度)は定めていない。データ整備や利用のしやすさを考 慮し、必要最低限の点群の仕様も定める。 • 検討の進め方 • 「作業規程の準則」やデータ整備事業者の意見を反映し、実用性と実現性の観点を反映する。 作業の進捗状況:有用性の向上 1.標準仕様拡張業務の検討状況
  71. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 17 •

    UMLクラス図(案) 作業の進捗状況:有用性の向上 1.標準仕様拡張業務の検討状況 CityGML3.0の PointCloudモジュールを再 現 作業規程の準則に示された点群データ の成果品として示す点群の仕様に該当 する項目を属性として追加。 これらの属性で、データの利用者は点 群が自身の要求を満たす仕様になって いるかを判断できる。 建築物等をはじめとする 地物(CityObject)が、点群 (PointCloud)を参照する 構造となる。 点群の実装は、CityGMLで 記述する方法や、LASなど 外部ファイルに記述する 方法から選択できる。
  72. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 18 国土地理院作成のモデルデータとの整合性確保

    • 基本方針 – 国土地理院が取り組む3D地図データをCityGML形式で記述できるよう、3D地図データに含まれる地物 及び属性がPLATEAU標準のどの地物及び属性に紐づくかを整理し、必要に応じて拡張属性も検討する。 • 今後の予定 – 1月以降に受領予定のデータを基に、以下の検討を実施し標準製品仕様及び作業手順書に反映 ・データ単位の違い(市区町村単位ではなく広域データ) ・作成制限施設の取り扱い ・属性情報の整理(過不足含め検討) ・高さが付与されていない(できない)建物への対応 作業の進捗状況:有用性の向上 1.標準仕様拡張業務の検討状況
  73. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 19 •

    標準化検討WG 構成員 • PLATEAUにおける標準化の取組 – 3D都市モデル標準製品仕様書とは – 3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 – 標準製品仕様書 第4版までの改訂概要 標準化検討WG 参考資料
  74. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 20 標準化検討WG構成員

    氏名 所属・役職 1 有川 正俊 (座長) 秋田大学大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 人間情報工学コース 教授 2 久保田 光一 中央大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻 数値情報処理研究室 教授 3 畑山 満則 京都大学防災研究所巨大災害研究センター 災害情報システム研究領域 教授 4 古橋 大地 青山学院大学 地球社会共生学部 地球社会共生学科 教授 5 藤田 秀之 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 准教授 6 藤本 悠 芸術文化観光専門職大学 芸術文化・観光学部 准教授 7 飯田 知靖 朝日航洋株式会社 自治体アセット事業部 自治体DX推進室 プロジェクトリーダー 8 久保 学 アジア航測株式会社 空間情報技術センター 東日本空間情報部 部長 9 岡田 泰征 国際航業株式会社 事業統括本部 地理空間基盤技術部 3D都市モデルPJ推進G 情報基盤担当部長 10 杉本 猛夫 株式会社パスコ 中央事業部 空間情報コンサルタント室 DX推進課 主任技師 11 田村 賢哉 株式会社ユーカリヤ 代表取締役CEO 12 十川 優香 国土交通省都市局 (事務局) アジア航測株式会社 【参考資料】
  75. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 21 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書とは • 各都市において3D都市モデルを整備する際にその製品仕様を適切に作成でき、各都市の製品仕様に従って整備された3D都市モデルが国際標準 に準拠したものになることを目的として提供する標準文書。 【参考資料】 各都市の 拡張 製品仕様書 標準 製品仕様書 各都市の データ製品 (3D都市モデル) 準拠 適合 ユースケースに応じて 標準製品仕様書から 必要な地物等を抽出、または 不足する地物等を追加する。 抽出や追加は、 標準製品仕様書に 示されたルールに従う。 – 各都市のユースケースや都市の規模・環境により、 3D都市モデルが 含むべき地物や属性は異なる。しかし、各都市が独自にその製品仕様 を定めると、 3D都市モデルの再利用性は低下する。 – そこで、都市を構成する様々な地物及び属性の製品仕様を網羅的に 定義し、また、定義されていない地物及び属性を追加する拡張規則を 含む「3D都市モデル標準製品仕様書」(以下「標準製品仕様書」)を定 めた。 – 各都市で3D都市モデルを整備する場合は、標準製品仕様書をベース として、必要な地物及び属性を対象とした製品仕様書(「拡張製品仕 様書」)を作成し、この拡張製品仕様書に従って3D都市モデルを整備 する。 – これにより、各都市で整備された3D都市モデルは、含む情報に差異 はありつつも、ベースとなる製品仕様は統一されるため、再利用性を 高めることができる。
  76. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 22 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 1. 地理情報標準(ISO 19100シリーズ/JIS X7100シリーズ)に準拠し、製品仕様書を作成 – 応用スキーマ(データの内容及び構造)、参照系、品質、メタデータ仕様、符号化仕様等を規定した。 2. 応用スキーマと符号化仕様にCityGMLを採用 – OGCが策定した国際標準であるCityGMLには、3次元で都市空間を記述するための基本的な地物と属性からなる応用スキーマとXML による符号化仕様が定義されている。 – さらに、CityGMLには拡張の仕組みが用意されており、これを使用して、より詳細な地物や属性の応用スキーマと符号化仕様を日本独自 に作成した。 3. 標準製品仕様書に準拠した3D都市モデルとするための標準的な作業手順及び作業上の留意事項をまとめた「3D都市モデル標準作業手順 書」を作成 – 3D都市モデルを整備するための具体的なマニュアルが存在しないため、均質性を確保する観点から、3D都市モデルの作成に使用可能な 原典資料及び標準的な作業手順、また、作業上の留意事項等を示した。 – この標準作業手順書には、各都市の拡張製品仕様書を作成する手順も含む。 【参考資料】
  77. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 23 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 1. 地理情報標準(ISO 19100シリーズ/JIS X7100シリーズ)に準拠し、製品仕様書を作成 主な構成要素 定めている内容 データ製品識別 データ製品の名称や問い合わせ先等、3D都市モデルを識別するために必要な情報の記載ルールを定める。 応用スキーマ UMLクラス図によるデータの構造の定義と、地物や属性の定義文書。 データの構造は、CityGMLとこの拡張からなる。CityGMLでは、地物や属性の詳細な定義や取りうる値の範囲(定義域) を定めていない。 そのため、地物等の定義(図形の取得基準を含む)や定義域は標準製品仕様書において定めている。 参照系 空間的な位置(座標)や時間的な位置(日付)を記述する際のルールとして、適用する空間参照系と時間参照系を定める。 空間参照系は、経緯度+標高 時間参照系は、西暦 データ品質 データ製品(3D都市モデル)が満たすべき品質と及び作成したデータ製品の品質評価をする際の評価方法を定める。 位置正確度は、地図情報レベル2500(都市計画基本図に適用)が基本となる。 データ製品配布 符号化仕様としてCityGML及びこの拡張を指定。また、ファイル単位、ファイルの命名規則及びフォルダ構成を定める。 メタデータ メタデータの仕様を指定。JMP2.0のほか、利用や更新の円滑化のため、索引図、原典資料リスト及びReadMeの仕様を 定める。 拡張規則 標準製品仕様書に定義されていない地物・属性の追加及び不要な地物・属性を作成対象外とするルールを示す。 データ取得 標準作業手順書に従うことを定めている。 【参考資料】
  78. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 24 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 2. 応用スキーマと符号化仕様にCityGMLを採用 – 3D都市モデルの国際標準であるCityGMLに定義された基本的な地物と属性に加え、CityGMLの拡張規則に従い、日本独自の応用ス キーマと符号化仕様を追加している。 – CityGMLとは • 3次元で都市空間を記述するための応用スキーマと符号化仕様の標準仕様。 • 産・官・学の様々な機関から構成される地理空間情報に関する国際標準化団体「Open Geospatial Consortium(OGC)」が策定。 – CityGML 2.0では、UMLクラス図で記述された応用スキーマと、GML(Geography Markup Language)による符号化仕様 (XML Schema)を定めている。 – 2023年にCityGML 3.0が発行されたが、利用環境等を考慮し、標準製品仕様書では、CityGML 2.0を引き続き採用している。 ➡ 【議題2】CityGML 3.0への移行のスケジュール • CityGMLの利点 – 位置づけ:仕様の中立性が確保されており、特定のアプリケーションに依存しない。 – 利用環境:国際標準であり、様々なベンダーが対応している。テキスト形式でありGIS以外でも読み書きできる。 – 厳密性と柔軟性:情報を“統一化されたタグ”で意味づけできるとともに、拡張規則により不足する情報を追加できる。 – 発展性:BIM(Building Information Modeling)の国際標準であるIFC(Industry Foundation Classes)とも整合を 図っており、設計・施工時の情報との連携も可能となる。 【参考資料】
  79. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 25 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 2. 応用スキーマと符号化仕様にCityGMLを採用 – CityGMLの特徴① • 都市を構成する基本的な地物とその属性を定義。 橋梁 建築物 都市設備 例:信号、標識 土地利用 地形 交通 (道路、鉄道、広場、徒歩道) トンネル 植生 水部 例:河川、海 アピアランス (テクスチャ) 汎用オブジェクト (他に該当しない地物) グループ (グルーピングの仕組み) 点、線、面、立体 住所の符号化仕様 都市オブジェクトに共通する概念 【参考資料】
  80. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 26 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 2. 応用スキーマと符号化仕様には、CityGMLを採用 – CityGMLの特徴② • 一つのオブジェクトの幾何をその利用や可視化の目的に応じて、複数の段階に抽象化することを可能とする、マルチスケールなモデリン グの仕組み(LOD:Levels Of Detail)をもつ。 地物 空間属性(LOD1) 主題属性 空間属性(LOD2) 空間属性(LOD3) 空間属性(LOD4) 空間属性(LOD0) 各LODの厳密な定義はCityGMLにはないため、3D都市モデル標準製品仕様書の中で地物ごとに行っている。 LOD0は、2次元のデータ(3次元の地形に重畳し、3次元的に可視化して利用することを想定)、 LOD1は、一律の高さを与えて立ち上げた立体とする、 LOD2は、地物の上面の形状を詳細化する、 LOD3は、地物の側面の形状を詳細化する、 LOD4は、地物の詳細な外形に加え、内部の形状を表現する。 【参考資料】
  81. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 27 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 2. 応用スキーマと符号化仕様にCityGMLを採用 – CityGMLの特徴② • 利用分野・目的に応じて必要な地物や属性を追加できるよう、拡張規則をもつ。 – 拡張の仕組み① コードリストによる拡張 » 分類(class)等あらかじめCityGMLに用意されているコード型属性のコードを独自に追加する。 – 拡張の仕組み② Genericsモジュールによる拡張 (CityGMLでは、暫定的な拡張という位置づけ) » 何でも記述可能なGenericオブジェクトやGeneric属性を使用して、CityGMLに定義されていない地物や属性を追加する。 » ただし、データの品質確保に注意する必要がある。 – 拡張の仕組み③ ADE(Application Domain Extensions)による拡張 » CityGMLのルールに従い、新たな地物や属性の応用スキーマと符号化仕様(XML Schema)を作成する。 » データの論理的な構造の厳密性は担保されるが、データを扱うツール側ではADEに対応する追加の開発が必要となる。 » PLATEAUでは、内閣府地方創生推進事務局と連携し、CityGMLにはない地物や属性を追加したADE(「i-都市再生符号化 仕様案(i-UR)」/Urban Planning ADE)を開発し、これを採用している。 【参考資料】
  82. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 28 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 2. 応用スキーマと符号化仕様にCityGMLを採用 – ADEについての補足: • 「i-都市再生符号化仕様案(i-UR)」/Urban Planning ADEとは – 内閣府地方創生推進事務局が作成した、都市再生及び都市計画のためのADE。 – 3D都市モデルのユースケースに不足する情報(改訂ニーズ)をi-URにフィードバックしている。 【仕様化】 Urban Planning ADE 【社会実装】 3D都市モデル 2.仕様の提供 4.改訂ニーズ 1.反映(改訂) 3.データ実装 【参考資料】
  83. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 29 PLATEAUにおける標準化の取組

    3D都市モデル標準製品仕様書の特徴 3. 標準的な作業手順及び作業上の留意事項をまとめた「3D都市モデル標準作業手順書」を作成 – 作業手順 • 各都市における3D都市モデルの製品仕様書(拡張製品仕様書)を作成する手順 • 作成した拡張製品仕様書に準拠したデータ製品(3D都市モデル)を作成する場合 の標準的な作業手順 – 原典資料(3D都市モデル作成の元データ) – GISやCADを使った手順 – LOD別の作成イメージ ※ 測量の手順は対象外(公共測量規程や測量マニュアルにおいて示されている。) – 作業上の留意事項 • 運用上のルール及び国際標準に準拠するためのルール – 例:ポリゴン(多角形)が満たすべき要件 空間スキーマ、応用スキーマのための規則、GML等、製品仕様書の理解の前提と なる地理情報標準のルールを解説。 • 生じやすいエラーとその対策 – 実際の問い合わせやエラーに基づき事例を解説。 正 誤 外周 内周 外周 内周 正 誤 外周 内周 外周 内周 内周 内周 正 誤 外周 外周 内周 内周 自己交差 誤 誤 他の内周に包含 内周が外周に含まれていない 内周がポリゴンを分断 始終点以外で一致 交差部での道路の区切り方 LOD別の作成イメージ ポリゴンの要件
  84. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 30 PLATEAUにおける標準化の取組

    標準製品仕様書 第4版までの改訂概要① • 第1版(2020年度) • 標準製品仕様書策定の着眼点 – 応用スキーマ及び符号化仕様は、CityGML/i-URを採用 – 都市を構成する基本的な地物として「建築物」を中心に定義 • 「都市計画基本図」等の都市の図形と航空測量等によって取得さ れる高さ等を掛け合わせて3次元化し、「都市計画基礎調査」等に よって取得された属性情報(都市空間の意味情報)を付加すると いう3D都市モデルの基本的な考え方を整理 版 第1.0版 対象とするLOD LOD0 LOD1 LOD2 LOD3 LOD4 地 物 の 応 用 ス キ ー マ 建築物 • • • 地下街 交通 道路 • 広場 徒歩道 鉄道 航路 橋梁 トンネル その他の構造物(堤防、ダム等) 地下埋設物 水部 土地利用 • 地形 • 災害リスク • 都市設備 植生 都市計画決定情報 • その他の法定区域(港湾区域等) •:対象とした地物とそのLOD 都市計画基本図 建物、道路、街区等の2次元図形情報 航空測量 建物高さ等の3次元情報 都市計画基礎調査情報等 建物現況、土地利用現況等 3D都市モデル 【参考資料】
  85. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 31 PLATEAUにおける標準化の取組

    標準製品仕様書 第4版までの改訂概要② • 第2版(2021年度) • 標準製品仕様書の主な改訂内容 – 前年度の拡張製品仕様書で追加された、都市設備、植生を追加 • 都市設備の区分は「道路基盤地図情報製品仕様書(案)」を参照 – 都市計画決定情報(地域地区、地区計画、都市施設等)を追加 • 都市計画法に基づき必要な地物・属性を構造化 ➡ADEとして各応用分野の情報を追加する場合、標準仕様がある 場合にはそれと整合させ、ない場合には法令等の体系に基づき整 理するという基本的な方針を整理 – LODの追加・詳細化 • LOD2までは地図情報レベル2500の原典資料(航空写真)を 使った上空からの取得を考慮した細分、LOD3はMMS等側面か らの取得を考慮した細分を実施 版 第2.0版 対象とするLOD LOD0 LOD1 LOD2 LOD3 LOD4 地 物 の 応 用 ス キ ー マ 建築物 • • • • 地下街 交通 道路 • • • 広場 徒歩道 鉄道 航路 橋梁 トンネル その他の構造物(堤防、ダム等) 地下埋設物 水部 土地利用 • 地形 • • • 災害リスク • 都市設備 • • • 植生 • • • 都市計画決定情報 • その他の法定区域(港湾区域等) LOD0 LOD1 LOD2.0 LOD2.1 LOD2.2 LOD3.0 LOD3.2 •:追加した地物とLOD 【参考資料】
  86. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 32 PLATEAUにおける標準化の取組

    標準製品仕様書 第4版までの改訂概要③ • 第3版(2022年度) • 標準製品仕様書の主な改訂内容 – 都市デジタルツインを構成する主な地物を網羅 • 建築物の屋内(LOD4)を追加 – BIMの標準であるIFCと整合を図る – 「3次元屋内地理空間情報データ仕様書(案)」を参照 • 地下街、地下埋設物、その他の構造物(堤防、ダム等)を追加 – CityGML 2.0にない地物は、ADEとして追加 » 「その他構造物」は、CityGML 3.0では新たに応用スキーマ が追加された。 » そこで、CityGML 3.0と整合するようADEを作成した ➡CityGML 2.0になく、3.0で新たに追加された応用スキーマは これと整合を図る形でADEにすることを基本方針として追加した – 各応用分野の詳細属性を定義 • 港湾施設属性/漁港施設属性 – サイバーポート/漁港クラウドシステムなど、応用分野での標準化 動向の取り込み 版 第3.0版 対象とするLOD LOD0 LOD1 LOD2 LOD3 LOD4 地 物 の 応 用 ス キ ー マ 建築物 • • • • • 地下街 • • • • • 交通 道路 • • • • 広場 • • • • 徒歩道 • • • • 鉄道 • • • • 航路 • • • 橋梁 • • • • • トンネル • • • • • その他の構造物(堤防、ダム等) • • • • 地下埋設物 • • • • 水部 • • • • 土地利用 • 地形 • • • 災害リスク • 都市設備 • • • • 植生 • • • • 都市計画決定情報 • その他の法定区域(港湾区域等) • •:追加した地物とLOD 【参考資料】
  87. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 33 PLATEAUにおける標準化の取組

    標準製品仕様書 第4版までの改訂概要④ • 第4版(2023年度) • 標準製品仕様書の主な改訂内容 – 都市デジタルツインを構成する主な地物を網羅 • 拡張製品仕様書で拡張されている内容を反映 – 都市計画決定情報に「都市機能誘導区域」及び「居住誘導区 域」を追加 – データ整備を踏まえた仕様の見直し • 「建築物」や「洪水浸水想定区域」の地物定義の見直し、「地下埋設 物」のLOD2定義の見直し – 各応用分野の詳細属性を定義 • 不動産ID、公園施設管理、地下埋設物管理に必要な地物属性の 追加や定義域の拡充 – 運用上必要な仕様を追加 • 画像(テクスチャ)の標準仕様の追加 • データセットの整備年度の考え方を追加 版 第4.0版 対象とするLOD LOD0 LOD1 LOD2 LOD3 LOD4 地 物 の 応 用 ス キ ー マ 建築物 • • • • • 地下街 • • • • • 交通 道路 • • • • 広場 • • • • 徒歩道 • • • • 鉄道 • • • • 航路 • • • 橋梁 • • • • • トンネル • • • • • その他の構造物(堤防、ダム等) • • • • 地下埋設物 • • • • 水部 • • • • 土地利用 • 地形 • • • 災害リスク • 都市設備 • • • • 植生 • • • • 都市計画決定情報 • その他の法定区域(港湾区域等) • 【参考資料】
  88. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 34 PLATEAUにおける標準化の取組

    今後の標準製品仕様書改訂の方向性 • 第4版(2023年度)までに都市デジタルツインを構成する主な地物を網羅 • 2024年度以降も、3D都市モデルの整備と利用を促進するために、ニー ズを踏まえた標準製品仕様書の改訂を行う。 – 改訂の方向性 ① 応用分野のニーズに対応する拡充 – 基本方針(各分野の標準仕様の採用/法令等に基づく体系化 /CityGML 3.0の取り込み)に沿って対応 – 主に属性を追加する想定 ② データ整備・利用を促進するための仕様の見直し – より使いやすく作りやすくするための定義済み内容の修正 » データ構造/符号化仕様に影響があるもの 例:属性の型や多重度の変更 » データ構造/符号化仕様に影響がないもの 例:LOD定義の変更、品質要求の追加 版 第4.0版 対象とするLOD LOD0 LOD1 LOD2 LOD3 LOD4 地 物 の 応 用 ス キ ー マ 建築物 • • • • • 地下街 • • • • • 交通 道路 • • • • 広場 • • • • 徒歩道 • • • • 鉄道 • • • • 航路 • • • 橋梁 • • • • • トンネル • • • • • その他の構造物(堤防、ダム等) • • • • 地下埋設物 • • • • 水部 • • • • 土地利用 • 地形 • • • 災害リスク • 都市設備 • • • • 植生 • • • • 都市計画決定情報 • その他の法定区域(港湾区域等) • 【参考資料】
  89. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  90. 2024/12/13 1. CEATEC2024 Smart City Expo World Congress2024 出展報告 アジア航測・社会基盤情報流通推進協議会

    Ⅳ. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 令和6年度 PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議
  91. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 2 ユースケースの社会実装

    FY2024のProject PLATEAUでは、国土交通省都市局の事業のほか、内閣府CSTIが提供する「SBIR(中小企業技術革新制度)」及び 「BRIDGE(研究開発と Society 5.0 との橋渡しプログラム)」を活用し、社会実装とイノベーション創出/研究開発の両面から事業を推進する。 R6 プロジェクト推進体制 プロジェクト・ディレクション 国土交通省都市局 デジタル情報活用推進室 (PLATEAU PT) 産学官連携プラットフォームの構築 国際展開 産学官のPLATEAUエコシステム構築のた めのプラットフォーム構築・運営 データ・カバレッジ拡大 3D都市モデルの価値を向上させるため のプロジェクト 3D都市モデルのソリューションを社会実 装するためのプロジェクト UC開発 太陽光発電シミュレータ 地下街ナビゲーション XRまちづくり 避難シミュレータ 地下埋設物活用 開発許可DX v3.0 公園管理DX v2 コミュニティ形成 PLATEAUを支える産学官コミュニティ を醸成するためのプロジェクト PLATEAU AWARD PLATEAU Hack Challenge 大学連携イベント 地域連携イベント PLATEAU Advocates コミュニティ形成 オープン・イノベーション創出 オープンデータの価値を引き出しイノベー ションを創出するためのプロジェクト 地域の社会実装 地方公共団体主導による社会実装を推進 するためのプロジェクト マッチングイベント(自治体) オープンデータ化支援 地方自治体向け研修 事業参画:XX団体 新規整備XX/更新拡充YY ユースケース開発XX件 開発許可/太陽光発電Sim/ 災害廃棄物推定Sys… PLATEAU補助事業支援 自治体業務への実装支援 エコシステム形成 プロジェクト・マネジメント支援 国土交通データ連携調査 PLATEAU国際展開のための調査、国際会 議の招へい・出席、国際展示会への出展 国土交通分野の様々なオープンデータとの 連携や都市局外での活用に関する調査 ※主なプロジェクトを抜粋。発注単位と必ずしも一致しない。 標準仕様の拡張 データ作成実証 SBIR 自動作成ツール開発 BRIDGE 自動生成ツール開発 SBIR 高精度テクスチャ 生成ツール開発 SBIR 高精度デジタルツイン 生成システム PLATEAUアカデミー (測量技術研修) BIM連携調査 群衆シミュレーション 地区防災計画 都市構造評価ツール タンジブルインターフェース シームレス物流 歩行支援ナビ 商業施設立地交通sim 高精度観光動態データ 市民参加型XR ドローン管制システム 太陽光発電ポテンシャル推計 細萱 情報発信事業 PLATEAUサミット ユーザーズサミット PLATEAU VIEW機能改修 PLATEAU SDK 3.0開発 BRIDGE PLATEAU Builder開発 BRIDGE PLATEAU Converter開発 PLATEAU Flow開発 SBIR WebGISエンジン開発 マッチングイベント(産業/学術) 技術チュートリアル
  92. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 3 出展/参加したイベント

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 目次 イベント名と報告内容 期間 開催地 1. CEATEC 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展構成のポイント • 出展のようす • 来場者数・傾向 • トークステージ 2024/10/15~18 幕張メッセ 2. Smart City Expo World Congress 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展のようす • 来場者数・傾向 • Congress 2024/11/5~7 スペイン、バルセロナ 3. 【予告】PLATEAUシンポジウム(G空間EXPO) 2025/1/30 ※G空間EXPOは1/29~ 1/31 東京ビッグサイト
  93. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 4 出展/参加したイベント

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 目次 イベント名と報告内容 期間 開催地 1. CEATEC 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展構成のポイント • 出展のようす • 来場者数・傾向 • トークステージ 2024/10/15~18 幕張メッセ 2. Smart City Expo World Congress 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展のようす • 来場者数・傾向 • Congress 2024/11/5~7 スペイン、バルセロナ 3. 【予告】PLATEAUシンポジウム(G空間EXPO) 2025/1/30 ※G空間EXPOは1/29~ 1/31 東京ビッグサイト
  94. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 5 イベント概要

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024 イベント名 • CEATEC 2024 開催日 • 2024年10月15日(火)-18日(金) 開催場所 • 幕張メッセ(千葉県千葉市) イベントHP CEATEC 2024(シーテック)Toward Society 5.0 出展募集 公式サイト イベント概要 • 国内最大級のデジタルイノベーションの総合展。”Toward Society5.0”をテーマとし、最先端の技 術・製品・サービスが一堂に会し、幅広いユーザに情報を展開できる。 出展形態 • 「パートナーズパーク※」に国土交通省都市局(PLATEAU)として出展 ※独自テーマを設定し、複数企業・団体で構成するエリア • 出展構成 都市局+7団体(JV含む) • (都市局ブース)多くの企業が参画していること、ユースケースの多様性、PLATEAUエコシステム 全体像をアピール • (各社ブース) 壁面パネルの 50% PLATEAU UCや関連ツールの紹介 50% 自由 として構成を依頼
  95. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 6 PLATEAUブース

    参加企業と展示内容一覧 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024 出展企業名(JV含む) 主な展示内容 株式会社シナスタジア 景観まちづくりDX/不動産販売DX 株式会社福山コンサルタント 住民個人の避難行動立案支援ツール/ 人工衛星観測データを用いた浸水被害把握 株式会社竹中工務店 / アダワープジャパン株式会社 /株式会社センシンロボティクス 3D都市モデルとBIMを活用したモビリティ自律運航システム 車両&ドローン アダワープジャパン社紹介/センシンロボティクス社紹介 株式会社フォーラムエイト UC-win/Road、F8VPSを活用したPLATEAUユースケース事例 防災・都市計画・環境・エネルギー・交通・モビリティ 株式会社キャドセンター 容積率可視化シミュレータ/玉名市避難シミュレーションVR/ 鉾田市ほこまるGo!/バーチャル竹芝/ エリアマネジメントのデジタルツイン実証実験 エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 /株式会社日建設計 /株式会社日建設計総合研究所 地下埋設物データを活用した都市開発のDX 株式会社リアルグローブ 3D都市モデルの自動生成についての取組み
  96. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 7 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024
  97. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 8 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024
  98. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 9 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024
  99. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 10 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024 10/18(金)、国土交通省髙橋正史審議官視察
  100. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 11 来場者数・傾向

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024 • イベント全体 • 4日間で合計92,807名が来場(昨年度比約19,000人増)。 • PLATEAUブース全体 • 作成したリーフレット配布数 合計約1,500枚 • MLITブースでのQRコードリーダー読み取り数 230件 ※実際の来場者数はこれよりも多い • 来場者傾向 • PLATEAUに興味がある/なんとなく知っているが、詳しく話を聞いたことがない、何に使うのかわか らない・・・という方が多い。 • すでにPLATEAUデータを使っているという方や、今後PLATEAU事業に参画したい、という企業の 声も多数。 • 出展各社アンケート回答結果より • 新たなビジネス機会につながりそうな交流あり(各社5~20件ほど) • 来場者とのやり取りを通じて新たなアイデアを得られたケースも。 〈まとめ〉地理空間情報分野以外の企業に知ってもらう場として有効。 →裾野が拡がることで、分野にとらわれない多様なユースケースやソリューションを展開できる可能性が高まる。 10/15(火)のワールドビジネスサテライトで PLATEAUブースの様子が一瞬映りました!
  101. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 12 トークステージ

    ご登壇 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024 • 10/15(初日)13:30~14:10、パートナーズパーク内に 設けられたトークステージにご登壇 • ご講演内容: PLATEAUの取組の全体像、展望などにつ いて →PLATEAUを初めて知る人に対して、広く取り組みを 紹介する内容 • 90名の事前聴講予約あり • 実際の聴講者数は100名以上 (立ち見も出る大盛況!) →PLATEAUという名前は知っているが具体的には よく知らない、という層に対し効果的にアピール。
  102. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 13 トークステージ

    ご登壇 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024
  103. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 14 トークステージ

    ご登壇 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 1. CEATEC 2024
  104. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 15 出展/参加したイベント

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 目次 イベント名と報告内容 期間 開催地 1. CEATEC 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展構成のポイント • 出展のようす • 来場者数・傾向 • トークステージ 2024/10/15~18 幕張メッセ 2. Smart City Expo World Congress 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展のようす • 来場者数・傾向 • Congress 2024/11/5~7 スペイン、バルセロナ 3. 【予告】PLATEAUシンポジウム(G空間EXPO) 2025/1/30 ※G空間EXPOは1/29~ 1/31 東京ビッグサイト
  105. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 16 イベント概要

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 イベント名 • Smart City Expo World Congress 2024 開催日 • 2024年11月5日(火)-7日(木) 開催地 • Fira Barcelona Gran Via(スペイン、バルセロナ) イベントHP SCEWC 5-7 NOV 2024 | SCEWC 5 – 7 NOV 2024 (smartcityexpo.com) イベント概要 • 2011 年よりスペイン・バルセロナで開催されている世界最大級のスマートシティに関するイベント • 世界各国・各都市の企業、公的機関の代表者らが一堂に会し、都市のイノベーションに関する展示や パネルディスカッションを実施 PLATEAUチームの主な取組 • JAPANパビリオンにおける出展 • Congressへのご登壇(十川様)
  106. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 17 会場外観

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024
  107. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 18 JAPANパビリオン

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024
  108. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 19 PLATEAUブース

    参加企業一覧 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 出展企業名 主な展示内容 株式会社Eukarya Re:Earth/PLATEAU VIEW 3.0 株式会社インフォ・ラウンジ+株式会社山手総合計画研究所 Xdiorm 株式会社ホロラボ XRデジタルツインプラットフォーム「torinome」(トライノーム)
  109. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 20 展示ブース(無人)

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024
  110. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 21 PLATEAUブース

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 A1サイズのパネル、モニターに加え、タンジブルインターフェースやVR機器の展示・デモ操作、映像放映等で紹介 インフォラウンジ+山手総合計画研究所 ホロラボ (一部都市局) Eukarya
  111. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 22 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024
  112. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 23 出展のようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024
  113. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 24 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査

    2. Smart City Expo World Congress 2024 11/5(火)、在バルセロナ日本国総領事館 四方明子総領事が視察
  114. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 25 共催シアターでのプレゼン

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 Eukarya 山本さん ホロラボ 武仙さん 日本パビリオンに設けられたステージ。 十川様よりPLATEAUの概要の説明 5分 + PALTEAUブース出展各社プレゼン 10分 各15分を3回実施。 インフォラウンジ 小林さん
  115. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 26 CongressのSessionへの登壇(十川様)

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 • Congressとは • メインステージと、その横に設けられたそれぞれの部屋で開催される、テーマごとのパネルディスカッション 形式のセッションのこと。 • Red roomで開催されたデジタルツインに関するセッションに都市局十川様ご登壇。 日時 11/6(水)13:40~14:40 タイトル Empowering Urban Resilience through Digital Twins (デジタルツインを用いた都市のレジリエンス強化) 概要 デジタル・ツイン技術をスマートシティ構想に組み込むことの主なメリットは何か。リアルタイムのモニタリ ングと予測を通じて、デジタルツインは都市計画と意思決定にどのような革命をもたらしているのか。本 セッションでは、デジタル・ツインがいかに重要なツールとなり、都市のシナリオを予測し、市民にとってよ り適応性があり持続可能な建築環境の創造を促進し、それが将来何をもたらすと予測するか、を探る。 構成(全体で一時間) • イントロダクション • 登壇者各位7分以内で、デジタルツインに関するアイデアをプレゼン ※登壇者は4名+モデレータ • それぞれのプレゼンに基づいたディスカッション、まとめ その他の登壇者 ブレダ市(オランダ)、ルンド市(スウェーデン)、キーウ市(ウクライナ)から各一名登壇。 モデレーターはトロント市(カナダ)のEsriカナダ社所属。
  116. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 29 他ブースのようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 Microsoft社ブース内、Bentley社のコーナーにて・・・
  117. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 30 他ブースのようす

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 沼津市LOD3の デモ動画が放映!!! Microsoft社ブース内、Bentley社のコーナーでPLATEAUの取組が紹介されていた。 「Bentley社の製品は国土交通省都市局からも信頼を受けている・・・」という一文はあるものの、 PLATEAUの取組についての紹介をメインにした構成。
  118. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 31 •

    イベント全体 • PLATEAUブース全体 • 作成したリーフレット配布数 合計約450枚 • PLATEAUブースでのQRコードリーダー読み取 り数 367件 〈まとめ〉 • 多くの来場者にPLATEAUブースの展示・紹介内容に 興味を持ってもらえた。三日間とも、足を止めて説明 を聞いてくれる人が途切れず来ていた印象。 • PLATEAUというデジタルツインの取り組みが日本で (国が主導する形で)行われていること、データ整備範 囲の広さ、ユースケースの実装性の高さなどをアピー ルすることができた。 来場者数・傾向 EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 2. Smart City Expo World Congress 2024 事務局から発表された実績数 参加者総数 25,771人(130以上の国 から) 展示者数 1,150 Congress等へ登壇したス ピーカー 632人 【来場者の反応・質問(一部)】 データ整備都市数の多さ、ユースケースの実用性、 PLATEAUの技術力の高さに対する驚き/ どのように活用しているのか/ データ更新はどのように行っているのか/屋内空間の モデルは作成しているか……etc
  119. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 32 出展/参加したイベント

    EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 目次 イベント名と報告内容 期間 開催地 1. CEATEC 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展構成のポイント • 出展のようす • 来場者数・傾向 • トークステージ 2024/10/15~18 幕張メッセ 2. Smart City Expo World Congress 2024 • イベント概要 • 参加企業と出展内容 • 出展のようす • 来場者数・傾向 • Congress 2024/11/5~7 スペイン、バルセロナ 3. 【予告】PLATEAUシンポジウム(G空間EXPO) 2025/1/30 ※G空間EXPOは1/29~ 1/31の三日間 東京ビッグサイト
  120. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 33 G空間EXPO2025内

    シンポジウム EC24-02_都市デジタルツインの国際展開調査 イベント名 • PLATEAUシンポジウム(仮) 開催日 • 2025年1月30日(木) ※G空間EXPO2025は1月29日(水)-31日(金)の三日間開催 開催地 • 東京ビッグサイト 南ホール、メインステージ イベントHP https://www.g-expo.jp/ イベント概要 (G空間EXPO) • 地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、産学官が連携し、地理空間情報と衛星測 位の利活用を推進する場として開催されるイベント。 • 2023年度は1,701名が来場(現地) ※東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催 イベント構成(現時点想定) • フィリップ・ビリエツキ先生(シンガポール国立大学)による基調講演 • 都市局ご担当者様による講演 • PLATEAU参画事業者を交えてのパネルディスカッション 詳細は今後、 PLATEAUコンソメーリス等でも お知らせ予定です。 ご来場お待ちしております! 3.【予告】PLATEAUシンポジウム
  121. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 36 参考資料

    CEATEC 2024 CEATEC 2024(シーテック 2024) ( Combined Exhibition of Advanced Technologies) • コンセプト Toward Society 5.0 • 2024開催テーマ Innovation for All • 開催趣旨 経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の 人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く • 会期 2024年10月15日(火)~18日(金) • 会場 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) • 入場 無料(全来場者登録入場制) ※入場にはオンラインでの登録が必要。 • 主催 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA) • 運営 CEATEC 運営事務局(一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会)
  122. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 37 参考資料

    Smart City Expo World Congress 2024 Smart City Expo World Congress 2024(SCEWC 2024) • 開催趣旨 世界中の都市イノベーションを結集し、都市が今日直面している重大な課題に取り組む力を与 える • 会期 2024年11月5日(火)~7日(木) • 会場 Fira Barcelona Gran Via • 主催 Fira Barcelona
  123. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 39 参考資料

    G空間EXPO 2025 G空間EXPO 2025 • 開催趣旨 児童・生徒から社会人までの幅広い層を対象として、G空間情報に関する知識の普及、人材の 育成・交流等を推進するため、各種イベントを企画・実施する。 • 会期 2025年1月29日(水)~31日(金) ※オンライン開催 1月22日(水)〜2月7日(金) • 主な内容 【講演等】 G空間社会への理解を深めるための講演・シンポジウム、業界・技術動向や研究成果 紹介 【展示等】 民間企業・政府機関・各種団体等によるG空間社会を支える最先端の技術やサービス 等の展示・体験イベント 【コンテスト等】 G空間情報に関する取組やサービス、ビジネスアイデア等についてのコンテスト (発表・表彰) • 会場 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11−1) • 主催 G空間EXPO運営協議会 (構成員)公益社団法人日本測量協会、一般社団法人全国測量設計業協会連合会、一般社団法人日本測量機器工業会、公益財団法人日本測量 調査技術協会、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構、一般財団法人日本情報経済社会推進協会、一般社団法人地理情報システム学会、 内閣官房、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、国土交通省政策統括官付、国土交通省国土地理院、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 • 共 催 日刊工業新聞社
  124. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  125. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1 目次

    I. プロジェクトの位置付け II. プロジェクト業務の全体像 III. 重点施策 IV. スケジュール
  126. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 3 目次

    I. プロジェクトの位置付け II. プロジェクト業務の全体像 III. 重点施策 IV. スケジュール
  127. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 4 プロジェクト業務の全体像

    PLATEAUの基盤となる環境整備として以下の業務を実施する • ワークフローをノーコードで作成・編集ができる • 製品仕様書に準拠した品質検査 / データ変換ができる • 変換したデータを CMS/VIEW で確認できる ①PLATEAU Flow開発 • PLATEAU VIEWの機能改修(PLATEAU VIEW4.0) • 空間IDでCityGMLを検索、範囲を選択し CityGMLをダウンロードできる • 地形配信サービスの拡充 ②PLATEAU VIEW 機能改修 • PLATEAU関連データ登録ワークフロー改善 • 標準製品仕様書最新版に準拠した品質検査及びデータ変換フローのアップデート • データ登録・オープンデータ化等の技術支援、マネジメント業務 ③オープンデータ化支援
  128. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 5 VIEW3.0

    VIEW4.0 変更箇所 PLATEAUのエコシステムにおける FME を PLATEAU Flow に切り替えます 業務概要 ①PLATEAU Flow/②VIEW 機能改修(1/2) FMEは、さまざまなデータ形式を簡単に 変換・統合できるツールで、複雑なデー タ処理や自動化を支援する。
  129. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 6 変更箇所

    VIEW4.0 PLATEAU Flow • データ変換のワークフローをノーコードで作成・編集が できる PLATEAU VIEW • 空間IDでCityGMLを検索、また、範囲を選択して CityGMLをダウンロードできる • 地形配信サービスの拡充 ① ③ ② ① ② ③ PLATEAU CMS • 変換したデータを保存・確認できる • 実行開始・完了・エラーの通知を表示する 業務概要 ①PLATEAU Flow/②VIEW 機能改修(2/2) VIEW4.0 の変更箇所
  130. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 7 目次

    I. プロジェクトの位置付け II. プロジェクト業務の全体像 III. 重点施策 IV. スケジュール
  131. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 8 プロトタイプイメージ

    重点施策:PLATEAU Flow 今年度の取り組み • PLATEAU Flow を開発しPLATEAUのエコシステム内で標準仕様に準じた 品質検査 / データ変換を可能にする。 • PLATEAU Flowを独自に構築することで、実行時間の短縮や変換後データ の最適化を可能にする。 • OSSとして公開することで、安価かつより多くの開発者が自分でデータ変換など を行えるようにし、コミュニティの活性化を図る ※技術仕様は次頁にて補足 背景課題 • データの品質検査と変換には「FME」を用いられており外部のツールに依存している • データの品質検査と変換にはSafe Software社製のFME Flowを利用しており、 実行時間や変換後データの最適化を自分たちで行うことができない。 • ライセンス料が高いため、毎年多くの保守運用費がかかっている。また、OSSではな いため、PLATEAUの広がりに合わせて市民参加型の機能改善などができない。
  132. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 9 施策詳細:PLATEAU

    Flow Flowは、PLATEAU のエコシステム内で データの品質 検査、変換、登録から可視化までワンストップで提供す ることを目指す。これらを構築するために、オープンソース ソフトウェア(OSS)と、有償のクラウドサービスを組み合 わせて利用する。 - Google Cloud - MongoDB Atlas - Auth0 バックエンド: Rustで実装し、クラウド版はCloud Run Jobs、デスク トップ版は実行可能バイナリとして提供、マルチスレッドや SIMDを活用した高性能なプロセス実行を行います。 フロントエンド: ReactとTypeScriptで実装しUIを提供します。 システムアーキテクチャ 詳細 技術仕様(概要)
  133. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 10 施策詳細:PLATEAU

    Flow エディター画面では、ドラッグ&ドロップ で、異なるデータソースをつなぎ、変 換や加工の流れ(ワークスペース) を視覚的に設計し、ワークフローを作 成できます。 複雑なデータ変換を直感的に設計・ 調整するために、以下のような機能も 提供します。 - データの変換フロー作成 - トランスフォーマーの追加と設定 - データのプレビュー - エラーのデバッグ 補足 UI:エディター画面
  134. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 11 施策詳細:PLATEAU

    Flow ダッシュボードでは、作成したワークス ペース(データ変換フロー)の一覧 を表示し、保存・編集・削除などの管 理ができます。 また、実行状況の確認として、ワーク スペースの実行履歴やステータスを確 認し、正常に実行されたか、エラーが 発生したかなどの状況を把握できま す。 補足 UI:ダッシュボード(ワークスペース管理)
  135. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 12 施策詳細:PLATEAU

    Flow ランマネージャー画面では、現在実行 中のワークスペースの進行状況や実 行ステータスをリアルタイムで確認して、 実行中のワークスペースのモニタリング できます。 状況に応じて、実行中のワークスペー スを一時停止したり、再開したり、必 要に応じてキャンセルすることが可能。 また、過去に実行されたワークスペー スの履歴や詳細な実行ログの確認、 リソースの使用状況の監視をすること ができます。 エラーが発生した場合の原因追跡に も役立ちます。 補足 UI:ランマネージャー
  136. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 13 施策詳細:PLATEAU

    Flow CMSの地物ページにおける、品質検 査・変換ツールの項目にて、以下の3 つを指定することができるように改修 する。 ‐ FME ‐ PLATEAU Flow ‐ FME と PLATEAU Flow 指定したツールをもとに、FME・ PLATEAU Flowで品質検査・デー タ変換をできるようになります。 補足 UI:CMS 連携 品質検査・変換ツールの項目にて、 FME と PLATEAU Flow を同時に指定できるようにする
  137. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 14 重点施策:PLATEAU

    VIEW 機能改修 今年度の取り組み • CityGMLダウンロード、空間検索サービスの機能拡張 • MapboxGLJSやその他の地図エンジンで利用可能な地形データの フォーマットでデータ配信することで、ユーザーが利用できる地図エンジ ンの選択肢を拡充する。 背景課題 • PLATEAU Terrainとして、地形データをCesiumJSで利用可能 なデータ形式で配信しているが、MapboxGLJSなど他の地図エンジ ンで利用することができず、利用者の選択肢を狭めている • PLATEAU VIEWでは内部的にCesiumを利用しており、実質 Web上でのPLATEAUデータの利用ではCesiumに限られている
  138. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 15 施策詳細:PLATEAU

    VIEW 機能改修 システムアーキテクチャ
  139. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 16 施策詳細:PLATEAU

    VIEW 機能改修 API 例:入力と出力 仕様 このAPIは、PLATEAU VIEWから特定のメッシュを指定 し、そのメッシュに含まれるCityGMLデータをダウンロード できる機能を提供します。
  140. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 17 施策詳細:PLATEAU

    VIEW 機能改修 PLATEAU VIEWのメニューを追 加し、2次メッシュ、3次メッシュを 選択の上、エリアを選択できる機 能を実装。 選択範囲のメッシュデータをダウン ロードできるようにする。 補足 UI:矩形(エリア)選択からのCityGMLダウンロード
  141. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 18 施策詳細:PLATEAU

    VIEW 機能改修 ① メニューに空間ID検索から、まずは ズームレベルを指定する。 ② 地球表面をクリックすることで、空間 IDを追加したい2次元の正方形を選 択する。この際、ズームレベルを変更す ることで、正方形の大きさを変更するこ とができる。 ③ 2次元正方形を選択後、鉛直方 向に押し出す形で3次元立方体を閲 覧することができ、同一平面座標上に 存在する複数の立方体から対象を選 択することで、空間IDを選択することが できる。 ④ ユーザーは選択肢した空間IDに関 連する3D都市モデルの属性情報を API経由で取得し、閲覧することがで きる。 補足 UI:空間ID検索 ① ② ③ ④
  142. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 19 目次

    I. プロジェクトの位置付け II. プロジェクト業務の全体像 III. 重点施策 IV. スケジュール
  143. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 20 スケジュール

    ①PLATEAU Flow/②VIEW 機能改修 タスク/マイルストン 2024 2025 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 1 8 15 22 29 6 13 20 27 3 10 17 24 1 8 15 22 29 5 12 19 26 9 16 23 30 7 14 21 28 4 11 18 25 9 16 23 30 8 15 22 29 3 10 17 24 3 10 17 24 31 打ち合わせ及び進行管理 PLATEAU VIEW機能改修プロトタイプ開発及び検証 0. PLATEAU Flow PLATEAU VIEW機能改修の総合テスト・実証 1. PLATEAU Flow 2. データ変換システム 3. 品質検査機能システム 4. PLATEAU VIEW機能改修(機能拡張) ドキュメンテーション及び報告書 1. ドキュメント作成 2. 中間・最終業務報告書の作成等 Flow CMS連携 PLATEAU VIEW4.0 公開予定 Flow 稼働確認 検証環境にて VIEW新機能実装・検証
  144. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 21 スケジュール

    ③オープンデータ化支援 タスク/マイルストン 2024 2025 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 1 8 15 22 29 6 13 20 27 3 10 17 24 1 8 15 22 29 5 12 19 26 9 16 23 30 7 14 21 28 4 11 18 25 9 16 23 30 8 15 22 29 3 10 17 24 3 10 17 24 31 PLATEAU VIEW の運用 1. オープンデータ化のサポート 1-1.R5の繰越、対応残都市のオープンデータ化対応 1-2.R5のシステム対応バックログの推進 1-3.データ更新フロー・マニュアル整備、展開 1-4.R6データ登録業務のマネジメント 2. 自治体版PLATEAU構築支援 2-1.自治体版PLATEAU構築マニュアル整備 2-2.自治体版PLATEAU導入に向けた方針検討 2-3. 自治体版PLATEAUの導入サポート 3. 新規機能のリリース、保守 3-1. 機能の段階的なリリース、保守 3-2. PLATEAU Flowを中心とした新規機能部分の 早期のデータ事業者向けマニュアル作成 3-3. PLATEAU VIEW環境構築マニュアル整備 4. 定常運用業務 4-1.運用保守における定常業務の推進 R6データ登録開始 標準仕様書の改定(4.1版) FME(4.1版)CMS連携
  145. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  146. 1 目次 1. はじめに ◦ 弊社について ◦ OP02_利用環境向上業務の位置づけ ◦ 今年度業務の概要

    2. 今年度業務の詳細 ◦ PLATEAU SDK3.0開発 ◦ PLATEAU SDK Toolkitsの機能向上 ◦ 景観まちづくりユースケース開発 3. 終わりに ◦ リリーススケジュール
  147. 2 目次 1. はじめに ◦ 弊社について ◦ OP02_利用環境向上業務の位置づけ ◦ 今年度業務の概要

    2. 今年度業務の詳細 ◦ PLATEAU SDK3.0開発 ◦ PLATEAU SDK Toolkitsの機能向上 ◦ 景観まちづくりユースケース開発 3. 終わりに ◦ リリーススケジュール
  148. 4 ユースケースの社会実装 FY2024のProjectPLATEAUにおいて、PLATEAUSDK3.0開発ではオープンイノベーションを創出するため、3D都市モデルデータをより利 用しやすい環境整備を行う R6プロジェクト推進体制 プロジェクト・ディレクション 国土交通省都市局デジタ ル情報活用推進室 (PLATEAUPT) 産学官連携プラットフォームの構築

    国際展開 産学官のPLATEAUエコシステム構築のた めのプラットフォーム構築・運営 データ・カバレッジ拡大 3D都市モデルの価値を向上させるため のプロジェクト 3D都市モデルのソリューションを社会 実装するためのプロジェクト UC開発 太陽光発電シミュレータ 地下街ナビゲーション XRまちづくり 避難シミュレータ 地下埋設物活用 開発許可DXv3.0 公園管理DXv2 コミュニティ形成 PLATEAUを支える産学官コミュニティ を醸成するためのプロジェクト PLATEAUAWARD PLATEAUHackChallenge 大学連携イベント 地域連携イベント PLATEAUAdvocates コミュニティ形成 オープン・イノベーション創出 オープンデータの価値を引き出しイノベ ーションを創出するためのプロジェクト 地域の社会実装 地方公共団体主導による社会実装を推進 するためのプロジェクト マッチングイベント(自治体) オープンデータ化支援 地方自治体向け研修 事業参画:XX団体 新規整備XX/更新拡充YY ユースケース開発XX件 開発許可/太陽光発電Sim/ 災害廃棄物推定Sys… PLATEAU補助事業支援 自治体業務への実装支援 エコシステム形成 プロジェクト・マネジメント支援 国土交通データ連携調査 PLATEAU国際展開のための調査、国際会 議の招へい・出席、国際展示会への出展 国土交通分野の様々なオープンデータと の連携や都市局外での活用に関する調査 ※主なプロジェクトを抜粋。発注単位と必ずしも一致しない。 標準仕様の拡張 データ作成実証 SBIR 自動作成ツール開発 BRIDGE 自動生成ツール開発 SBIR 高精度テクスチャ 生成ツール開発 SBIR 高精度デジタルツイン 生成システム PLATEAUアカデミー (測量技術研修) BIM連携調査 群衆シミュレーション 地区防災計画 都市構造評価ツール タンジブルインターフェー ス シームレス物流 歩行支援ナビ 商業施設立地交通sim 高精度観光動態データ 市民参加型XR ドローン管制システム 太陽光発電ポテンシャル推 計 細萱 情報発信事業 PLATEAUサミット ユーザーズサミット PLATEAUVIEW機能改修 PLATEAUSDK3.0開発 BRIDGE PLATEAUBuilder開発 BRIDGE PLATEAUConverter開発 PLATEAUFlow開発 SBIR WebGISエンジン開発 マッチングイベント(産業/ 学術) 技術チュートリアル
  149. 5 3D都市モデル及びBIMモデルを活用した様々な領域におけるアプリケーション開発をさらに促進していくため、データ利用環境改善施策を 図り、3D都市モデルの社会実装を促進する。 今年度業務の概要 PLATEAU SDK3.0の開発 PLATEAU Toolkitsの機能向上 景観まちづくりユースケース開発 •

    道路モデルの編集・加工機能の拡張 • 再開発や都市計画シミュレーション への活用促進 • Sandbox Toolkitの素材・機能拡充 • ビジュアル品質の向上 • UI/UX改善 • 景観業務に便利な機能拡充 • BIMデータへの対応
  150. 6 目次 1. はじめに ◦ 弊社について ◦ OP02_利用環境向上業務の位置づけ ◦ 今年度業務の概要

    2. 今年度業務の詳細 ◦ PLATEAU SDK3.0開発 ◦ PLATEAU SDK Toolkitsの機能向上 ◦ 景観まちづくりユースケース開発 3. 終わりに ◦ リリーススケジュール
  151. 7 3D都市モデル及びBIMモデルを活用した様々な領域におけるアプリケーション開発をさらに促進していくため、データ利用環境改善施策を 図り、3D都市モデルの社会実装を促進する。 今年度業務の概要(再掲) PLATEAU SDK3.0の開発 PLATEAU Toolkitsの機能向上 景観まちづくりユースケース開発 •

    道路モデルの編集・加工機能の拡張 • 再開発や都市計画シミュレーション への活用促進 • Sandbox Toolkitの素材・機能拡充 • ビジュアル品質の向上 • UI/UX改善 • 景観業務に便利な機能拡充 • BIMデータへの対応
  152. 10 ゲームエンジンで制作されているもの ゲーム「EscapefromTarkov 」 https://unity.com/ja/made-with-unity/escape-from-tarkov 建設業・製造業向けVR安全教育 西川コミュニケーションズ https://www.nico-cgi.jp/service/vr-safety/index.html トレーニングVR(レッカー搬送) シナスタジア

    https://www.nico-cgi.jp/service/vr-safety/index.html ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎https://www.jp.square- enix.com/topics/detail/1714/ 2023ToyotaGRFamily| AdcreatedinUnrealEngine5 https://youtu.be/u3RU_2swzsw BMW |UnrealEngine を使用したリアルタイムワ ークフロー https://www.unrealengine.com/ja/spotlights/rolling -out -real-time - technology -across-an-entire -automotive -company?tags=automotive - transportation%2Cspotlight 近年はゲームに限らず、映像制作や製造業、建築業のシミュレーション等でも利用されている。 VR・AR・デジタルツイン系アプリ開発の基盤としても利用されている。
  153. 12 様々なシーンでPLATEAUSDKが活用されている PLATEAUSDK活用事例(1/2) 歴史・文化・営みを継承する メタバース体験の構築 都市開発支援ツールの開発 モビリティ自律運航システム 先斗町・鴨川/祇園新橋における、3D都市モ デルを活用したメタバースの空間構築手法 を開発

    https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc23-23/ https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/dt23-05/ https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc23- 17-2/ 都市開発、都市計画、建築設計におけるプ ランニングや合意形成、シティプロモーシ ョンの円滑化・価値向上 3D都市モデルをマップとして利用した無人 搬送車両(AGV)の自律走行システムを構築。 3D都市モデルの配置機能にSDKを利用 京都府京都市 東京都新宿区 大阪府大阪市/神奈川県横浜市他 ANANEO株式会社/JPGAMES株式会社/ アクセンチュア株式会社/株式会社TOSE 株式会社シナスタジア/大成建設株式会社 株式会社竹中工務店/アダワープジャパン株式会社 実施場所 実施事業者 凡例:
  154. 13 様々なシーンでPLATEAUSDKが活用されている PLATEAUSDK活用事例(2/2) 市民参加型XRコンテンツ開発 プラットフォームの構築 地下街データを活用したナビゲ ーションシステムv2.0 タンジブルインターフェースを 活用した住民参加型まちづくり 実際の都市を舞台にしたXRコンテンツを誰でも

    簡単に制作・配信・体験できるプラットフォー ムを開発。PLATEAUSDKで読みこんだメッシ ュのうち対象エリア外を削除。 駅周辺の地上・地下を統合した3D地図で案内と 情報発信を連携し、利便性向上を目指すツール を開発。 タンジブルインターフェースで体験型のアーバ ンプランニングを実現。建築物と道路モデルの 読み込みにPLATEAUSDKforUnityを利用。 https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc24-14/ https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc24-13/ https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc24-09/ 大阪府大阪市/広島県広島市/石川県金沢市 東京都渋谷区/北海道札幌市/香川県高松市 神奈川県横浜市/東京都墨田区他 株式会社STYLY JR東日本コンサルタンツ株式会社 インフォ・ラウンジ株式会社/株式会社山手総合計画 研究所/サイバネットシステム株式会社 様々なシーンでPLATEAUSDKが活用されている 実施場所 実施事業者 凡例:
  155. 14 今年度開発機能の一覧 PLATEAUSDK3.0 開発機能一覧(1/2) 地形モデルの平滑化/高さ合わせ機能 • 高さ情報の無い地形モデルに高さ情報を自動付 与。土地起伏を自然で滑らかな見た目に調整 地形ビジュアルの改善 オブジェクト分割・結合・

    マテリアル設定機能 • 車道と歩道を分割。マテリアルを別々に付与 • 歩行範囲を歩道のみに制限 道路モデル詳細化機能 • 道路幅に応じて、歩道・路面標示(斜線など) を自動生成 車道・歩道の分割 Before After Before After Before After
  156. 15 今年度開発機能の一覧 PLATEAUSDK3.0 開発機能一覧(2/2) 道路モデル作成機能 • 道路の手動作図・編集 道路モデルとネットワークデータの作成 道路ネットワーク自動生成機能 •

    道路幅員、車線数などの属性を含む道路ネット ワークデータを自動生成 道路テクスチャ自動生成機能 • 車両通行帯、分離帯、停止線、横断歩道を自動 生成 道路ビジュアルの改善
  157. 16 ※2023~24年の回答 ユーザーアンケートのフリーコメントを一部抜粋 • 操作性の良さと直感性について ◦ UIがわかりやすく、感覚で操作できる点が使いやすい。 ◦ UIはとてもよかったです。かなり完成度が高いと感じております。 ◦

    直感的に都市モデルをインポート出来たりエクスポート出来る点が素晴らしいです。 ◦ CityGMLを読み込む際に、FMEよりも操作が直感的でわかりやすい。 • CityGML関連の利便性について ◦ CityGMLを変換する必要がなくなったのでかなりとっつきやすくなった。 ◦ マップからインポートエリアを選択するツール大変使いやすかったです。 • データの選択・エクスポート機能について ◦ G空間で出力したデータを容易に選択し、出力することができた。
  158. 23 3D都市モデル及びBIMモデルを活用した様々な領域におけるアプリケーション開発をさらに促進していくため、データ利用環境改善施策を 図り、3D都市モデルの社会実装を促進する。 今年度業務の概要(再掲) PLATEAU SDK3.0の開発 PLATEAU Toolkitsの機能向上 景観まちづくりユースケース開発 •

    道路モデルの編集・加工機能の拡張 • 再開発や都市計画シミュレーション への活用促進 • Sandbox Toolkitの素材・機能拡充 • ビジュアル品質の向上 • UI/UX改善 • 景観業務に便利な機能拡充 • BIMデータへの対応
  159. 24 23年度のPLATEAU SDK for Toolkitsリリースにより、リアルなシーン生成が可能になり、アプリ開発の技術的ハードルが大幅に低下した。 一方、3Dアセットの手動配置や看板・小物などの不足で都市モデルの完成に手間がかかるため、モデル生成を簡単にする機能を開発し、UX を向上させる。 ※3Dアセット=シーンに配置可能なアイテム。Toolkitsにはアバター、乗り物、ベンチ、植生などが含まれる。 PLATEAU SDK

    Toolkits • より精緻な都市シミュレーションを行うために必要な 3Dアセットが不足している 昨年度までの課題 改善方針 • 地方公共団体が景観規制策定や3D都市モデル構築時、 新規建築物を配置できずシミュレーションが困難 • SandboxToolkitが提供するAssetLibraryに新規建築物 を追加。住宅・オフィスビル・商業施設など複数用途 に対応し、奥行や高さの設定が可能な仕様にする • 3Dアセット配置が手動のため、リアリティのある3D 都市モデルの編集作業に手間と時間がかかる • 信号機が静的アセットのため、インタラクティブな交 通シミュレーションが困難 • SandboxToolkitが提供するAssetLibraryに約30種類の 3Dアセット(広告物、標識を含む道路付属物、植生、 ベンチなど)を追加する • 3Dアセットを一括で配置する機能を提供する。地方 公共団体が所有する街路樹のプロット図等を元にして 簡易に現況再現できるようにする • 信号機や動的アセットとのインタラクション機能(衝 突判定、加減速、左折優先、速度制限など)などの交 通シミュレーション機能を追加する
  160. 25 今年度開発機能の一覧。すべてSandbox Toolkitが対象 PLATEAU SDK Toolkits開発機能 建築物 • 複数種の建築物を、高さや幅、奥行を自由に設 定し、都市に配置可能に

    デフォルトアセットのモデル追加・機能強化 • 樹木や街灯を手動配置する負荷を軽減するため、 3Dアセットを自動で一括配置可能に • 3D都市モデル内で自動で車を走らせ、交通ル ール(右左折、直進、信号など)に基づき車両 シミュレーション可能に 交通シミュレーション機能の強化 デフォルトアセットの一括配置機能 看板 • デジタルサイネージや看板を配置可能に • 広告動画再生など、よりリッチな演出ができる 都市空間アイテム • ベンチや木、キッチンカーなど、既にある3D アセットに加えて30種類程度を追加 電柱の電線表示 • 電柱同士の電線を表示
  161. 26 3D都市モデル及びBIMモデルを活用した様々な領域におけるアプリケーション開発をさらに促進していくため、データ利用環境改善施策を 図り、3D都市モデルの社会実装を促進する。 今年度業務の概要(再掲) PLATEAU SDK3.0の開発 PLATEAU Toolkitsの機能向上 景観まちづくりユースケース開発 •

    道路モデルの編集・加工機能の拡張 • 再開発や都市計画シミュレーション への活用促進 • Sandbox Toolkitの素材・機能拡充 • ビジュアル品質の向上 • UI/UX改善 • 景観業務に便利な機能拡充 • BIMデータへの対応
  162. 27 景観まちづくり分野では、多様な関係者との合意形成や正確な審査に課題があり、資料作成にコストがかかるといった問題も生じている。 本ユースケースにおいて3D都市モデルを活用した「景観まちづくりツール」を開発し、これらの課題の解決を目指す。 景観まちづくりユースケース開発 • 資料が2次元のため、景観計画や開発計画がイメージ しづらく、地域住民・自治体・事業者間の迅速な合意 形成が難しい 景観まちづくりにおける社会課題 本UCにおける開発方針

    • 資料が2次元のため、景観形成基準に適合しているか どうかの正確性が曖昧。判断にも時間がかかる • 3D都市モデル空間での見通し解析機能や高さ表示機 能を追加し、景観形成基準への適合、開発影響範囲が 把握しやすくなり、審査の正確性向上や効率化を促進 • 3Dビジュアルを用いた説明資料・提出資料の作成に 手間と時間がかかる • 3D都市モデル空間で景観計画を作成・共有する機能や GISデータを読み込む機能を実装し、地域住民・自治 体・事業者間の効率的な議論と合意形成を促進 • アセット配置機能やBIMインポート機能などを実装し、 3Dビジュアル資料を効率的に作成できるようになる ため、資料作成コスト・時間の削減が期待できる 景観計画・条例や開発計画において、高さ制限、意匠統一、 眺望保全区域などを検討する際、2次元資料を用いるため、 関係者に施策や効果のイメージが伝わりづらく、正確な審 査も難しい状況 3D都市モデルを活用し、施策の内容を3次元シミュレーシ ョン可能な「景観まちづくりツール」を開発。計画イメー ジを明確化し、景観計画や開発計画の共有・合意形成や審 査の効率化を促進する
  163. 28 景観まちづくりツールの主要機能一覧 主要機能 既存建物の色彩変更 景観計画作成 BIMモデルインポート 天候/時間帯変更 アセットのスケール変更 アセット配置 見通し解析

    建物・アセット編集 既存建物の削除 プロジェクト管理 GISデータ読み込み 建物高さ表示 アセット一括配置 画面キャプチャ 視点操作・環境変更 データ読み込み 景観計画読み込み 景観計画書き出し 分析・解析 編集データ保存 視点操作 視点保存/切替 Demo Demo Demo Demo Demo
  164. 29 目次 1. はじめに ◦ 弊社について ◦ OP02_利用環境向上業務の位置づけ ◦ 今年度業務の概要

    2. 今年度業務の詳細 ◦ PLATEAU SDK3.0開発 ◦ PLATEAU SDK Toolkitsの機能向上 ◦ 景観まちづくりユースケース開発 3. 終わりに ◦ リリーススケジュール
  165. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  166. 1 目次 • プロジェクト概要 ◦ プロジェクトのビジョン ◦ プロジェクトのスコープ • 開発内容の詳細

    ◦ 今年度開発する機能 ◦ UIイメージ ◦ 将来ビジョンと今年度の開発スコープ • 今後の予定 ◦ 実証エリア ◦ 開発スケジュール
  167. 2 目次 • プロジェクト概要 ◦ プロジェクトのビジョン ◦ プロジェクトのスコープ • 開発内容の詳細

    ◦ 今年度開発する機能 ◦ UIイメージ ◦ 将来ビジョンと今年度の開発スコープ • 今後の予定 ◦ 実証エリア ◦ 開発スケジュール
  168. 3 プロジェクトのビジョン 都市デジタルツインの実現に向けては、その実装モデルである3D都 市モデルの整備に関する手法が確立されつつあり、またその活用に おいても様々な政策領域・民間事業領域において可能性が示されて いるところである。一方で、航空測量成果等を活用して整備を行う 3D都市モデルはそのテクスチャ(地物の3Dモデルに貼り付けられる 画像。地物の外観を構成する要素)の精度・品質において課題がある。 主な原因は、航空機が高高度から地上を撮影する為に画質が十分で ない事と、空撮では建物側面等が十分に映らない為である。その結

    果、特に人間の目線に立ったアイレベル(小スケール)での景観の再現 にあたっては、相当の加工を施す必要が生じるのが現状であり、活 用の課題となっている。加えて、建築物の側面の高精度なテクスチ ャを収集するためには、車両に各種の計測機器を組み合わせて搭載 し、地形・地物等を移動しながら計測を行い3次元データを作成する MMS(モービルマッピングシステム)や徒歩での撮影を行うことが一 般的だが、高価な専用機器を用いるために専門家への発注が必須と なり、また高コストとなるため広範囲の十分な整備が困難である。 都市デジタルツインを社会実装していくためには、行政のみならず 民間領域等においてもその利活用を促進していくことが求められて おり、そのためにはデータ利用の利便性をより高めるための環境整 備施策を強力に推進する必要がある。 現状分析と課題 実際の建築物 LOD2モデル 課題イメージ 3D都市モデルのテクスチャ精度・品質を、カンタンに整備出来る環境を整えることで、都市デジタルツインの社会実装を促進する
  169. 4 プロジェクトのスコープ 現状分析と課題 施策イメージ 本業務では、一般的な撮影機器・撮影方法で取得可能な画像を活用し、よ りハイクオリティなデジタルツインデータを抽出・生成する方策を検討す ることで、3D都市モデルを利用した開発環境のさらなる改善を目指す。 具体的には、スマートフォンで撮影した一般的な画像をもとに3D都市モデ ルの建物地物のテクスチャ(地物の外観)を抽出・生成し、3D都市モデルの データベースに登録・蓄積可能なツール「PLATEAU

    Snap」を開発する。 テクスチャ精度・品質が十分に担保出来ない空撮による計測や MMS(Mobile Mapping System)等を用いた高コストな地上型測量に頼 ることなく、測量の専門家ではない一般利用者が一般的なスマートフォン でのテクスチャ撮影を行い、高精度な3D都市モデルデータの整備・拡充を 可能とする。開発物の実証として、同ツールを利用してデータベースに登 録したテクスチャを元のテクスチャと置換し、3D 都市モデル(CityGML)を 更新することができるかについて、実際にモデルを可視化した上で検証を 行う。 1.スマートフォンで撮影した画像をもとに 3D 都市モデルの建築物モデル の側面のテクスチャを抽出・生成し、データベースに登録するツール(撮 影画像によるテクスチャ生成ツール)を開発する。 2.同ツールをユーザー参加型の設計とすることで、クラウドソーシング型 の高品質テクスチャ収集スキームを開発する。 3.1でデータベースに登録したテクスチャを元のテクスチャと置換し、3D 都市モデル(CityGML)を更新することができるかについて、実際にモデル を可視化した上で検証を行う。 スマートフォンで 壁面を撮影 テクスチャ貼り付け 一般的なスマートフォンで建物壁面を撮影し、テクスチャを張り付けることでカンタンに3D都市モデルの精度を向上させる
  170. 5 目次 • プロジェクト概要 ◦ プロジェクトのビジョン ◦ プロジェクトのスコープ • 開発内容の詳細

    ◦ 今年度開発する機能 ◦ UIイメージ ◦ 将来ビジョンと今年度の開発スコープ • 今後の予定 ◦ 実証エリア ◦ 開発スケジュール
  171. 6 今年度開発する機能 VPS機能 一般利用者が開発スマホアプリ (iPhone13Proのみ対応)で街で建物を撮影 すると、VPS(Visual Positioning System) で撮影地点・方位情報を計算・取得する機 能

    撮影可能面一覧取得・評価機能 ARでの面表示機能 建物撮影機能 画像アップロード機能 現在位置で撮影した際に、画像をテクスチ ャとして貼り付け可能な面を計算し、画像 の品質を評価する機能 クラウドから撮影可能な面 と品質評価値を取得し、 カメラ映像にAR表示する 機能 撮影対象の面を選択し、建物の面に貼り付 けるテクスチャとして画像を撮影する機能 撮影画像と貼り付け先の面情報をクラウド にアップロードする機能 テクスチャ貼り付け機能 撮影画像を加工し、対象となる面にテクス チャとして貼り付けする機能 今年度は手動で 有用性検証 ※開発内容は変更となる可能性がございます。
  172. 8 将来ビジョンと今年度の開発スコープ 24年度開発スコープ 25年度以降開発スコープ 凡例: 一般利用者 ❷スマホ撮影・ アップロード 自治体・企業 実際の建物

    3D都市モデル ❶撮影依頼 PLATEAU SNAP スマホアプリ ❸品質検査 PLATEAU CMS (コンテンツ管理システム) ❹テクスチャ貼り付け ※プロジェクト方針等に伴い、開発内容は変更となる可能性がございます。
  173. 9 目次 • プロジェクト概要 ◦ プロジェクトのビジョン ◦ プロジェクトのスコープ • 開発内容の詳細

    ◦ 今年度開発する機能 ◦ UIイメージ ◦ 将来ビジョンと今年度の開発スコープ • 今後の予定 ◦ 実証エリア ◦ 開発スケジュール
  174. 11 スケジュール 2024年 2025年 項目 9月 10月 11月 12月 1月

    2月 3月(~21日) (1) プロジェクト・ビジョンの定義 (ア)現状分析 (イ) 施策 (2) プロジェクト・スコープの定義 プロジェクト・スコープの定義作成 (3) ドキュメンテーション (ア)実施計画書の作成 (イ)要件定義書の作成 (ウ)基本設計書及び内部設計書の作成 (エ)実証計画書の作成 (4) プロトタイプ開発及び検証 プロトタイプ開発・検証 (5) 総合テスト・実証 総合テスト・システムの適格性評価 (6) 情報発信業務との連携 情報発信業務との連携 (7) 業務報告書の作成等 (ア)業務報告書の作成 (イ)技術資料の作成・OSS化 本日 OSS リリース
  175. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  176. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 1 都市局より

    PLATEAUアカデミー開催報告 • 3D都市モデルの整備を全国に拡大していくため、データ整備に必要 な標準データモデル(CityGML)や3次元図化に関する技術の普及を意 図したハンズオン形式の技術講習会を開催(3D都市モデルの整備を 行おうとする事業者向け)。 • 事前オンライン学習と対面講習会の組み合わせ) • 10~11月に全国5か所(仙台、札幌、東京、大阪、福岡)で開催 • 参加費無料。講習会のビデオとテキストを今後公開予定。 • 到達目標 – 3D都市モデルの仕様を理解する。 – 3D都市モデルの整備に必要な資料、作成方法を理解する。 – 主要な地物モデルのCityGML形式のデータを作成できるようになる。 • カリキュラム – 第1回(オンライン動画) :3D都市モデル標準製品仕様書 – 第2回(オンライン動画) :3D都市モデルデータ作成準備及び手順 – 第3回(対面講座3日間) :土地利用LOD1の作成 – 第4回(対面講座3日間) :都市計画決定情報LOD1の作成 – 第5回(対面講座3日間) :道路LOD1の作成 – 第6回(対面講座3日間) :建築物LOD0+1+2の作成① – 第7回(対面講座3日間) :建築物LOD0+1+2の作成② – 第8回(対面講座3日間) :品質検査、目視検査 – 第9回(オンライン動画・12月オンライン作業) :アドベントカレンダー登録方法 – EX オンライン動画 :SP対談 アドベントカレンダー活用術 PLATEAUに関連する技術/知 識を共有。PLATEAU技術を身 近に感じられるライトな読み 物としておすすめ。
  177. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 2 

    来年度以降のアドバイザリーボードについて、コンソーシアムとは独立した議論の場を設定し、自治体が抱える課題の討議に焦点を絞った「PLATEAU自治体アドバ イザリーボード」を年2回開催する方向性で検討。  PLATEAUコンソーシアムは従来通り産学官連携促進を目指すフラットな討議の場として年2回開催予定。(議題も従来通り事業進捗や各WGの活動、最新の技術動 向等に関する情報共有を想定。) 合同開催 今年度まで 来年度以降(案) (仮称)PLATEAU 自治体アドバイザリーボード PLATEAU コンソーシアム 目的 参加者 開催 自治体が必要とするソリューション(防災(浸水等)、まちづくり、開発許可等のDX)の 汎用化や横展開に焦点を充て、集中的な議論を行う場に発展させることで、自治体に おける3D都市モデルのさらなる活用・浸透を図る 地方公共団体/民間企業/大学・研究機関/関係省庁 年2回開催予定(5月・8月) 目的 参加者 開催 • 幅広い事業者・団体から会員を募り、産学官の技術開発やユースケース開発の成果報告 などの情報共有やコミュニケーションを支援 • ユーザー(事業会社や自治体)のニーズとソリューションカンパニー(ベンダーやコンサル)や 大学・研究機関のシーズのマッチングを促進 • プロジェクト活動によって生まれた成果物(データ・OSS等)の共有、発信、相互活用の促進 • 技術開発やユースケース開発、データ利用環境整備等の今後の取組の方向性について の討議 地方公共団体/民間企業/大学・研究機関/関係省庁 年2回開催予定(6月・1月) アドバイザリーボード (有識者会議) PLATEAU コンソーシアム 都市局より 来年度以降のコンソーシアム・アドバイザリーボードについて
  178. Copyright © 2024 by MLIT. All rights reserved. 3 都市局より

    来年度の主な行事予定(仮) • 5月 全国会議(自治体アドバイザリーボード #1も開催) 大阪万博出展【20~24日】 • 6月 コンソーシアム #1 • 7月 自治体サミット @埼玉【後半】 • 8月 自治体アドバイザリーボード #2 まちづくりDX研修 @東京 • 9月 3D GeoInfo & SDSC @千葉【2~5日】 • 1月 コンソーシアム #2 • 2月 PLATEAU AWARD ※ コンソーシアムにおける各WGの他、PLATEAU NEXT関連イベント、 PLATEAUアカデミー等も、今年度同様に来年度開催予定。 【3D GeoInfo & SDSC 2025 について】 • 三次元地理空間情報・スマートシティに関する国際会 議であるInternational 3D GeoInfo Conference 2025 (第20回)及びInternational Smart Data and Smart Cities Conference(第9回)について、来年度は9月2 ~5日に日本(東京大学柏の葉キャンパス)において 開催予定。 • 学術関係者を中心に海外からの参加を募集しつつ、 Project PLATEAUの取組を世界に発信するとともに、 国内自治体・企業にとっての参画機会も創出予定。
  179. 令和6年度PLATEAUコンソーシアム第3回定例会議/第3回アドバイザリーボード 議事次第 日時:令和6年12月13日(金)14:00 - 16:00 I. PLATEAUコンソーシアム事務局長挨拶 [5分] コンソーシアム 関本事務局長

    II. アドバイザリーボードからの情報共有 [10分] PwCコンサルティング 南政樹 III.各ワーキンググループ活動情報共有 [10分×3] 1. 自治体WG 三菱総合研究所 林典之 2. ビジネスWG アクセンチュア 増田暁仁 3. 標準化検討WG アジア航測 黒川史子 IV. 令和6年度PJ-PLATEAUの進捗状況共有 1. CEATEC 2024/Smart City Expo World Congress 2024(バルセロナ)出展報告 [10分] AIGID 名倉優 2. PLATEAU VIEW v4.0開発状況 [15分] Eukarya 荻原 3. PLATEAU SDK v3.0開発状況 [10分] シナスタジア 有年亮博 4. PLATEAU SNAP [10分] シナスタジア 有年亮博 V. 令和7年度PJ-PLATEAUの方針/PLATEAUアカデミー取組報告 [10分] 国土交通省都市局 VI. 総合討議 [20分] 出席者全体
  180. 事務局連絡 次回開催予定 • 日時:令和7年3月14日(金)14:00-16:00開催予定(最大2時間を想定) • 開催方法:web中心で開催予定 • 開催案内:登録頂いた各団体担当者宛にメールで連絡予定 次回の主なアジェンダ •

    アジェンダ検討中 アジェンダ・活動内容に関するご提案・ご意見は事務局まで随時お寄せください 運営事務局・連絡先 • 下記事務局がお問い合わせ先になります。 - コンソーシアム:(一社)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID) [email protected]
  181. 事務局連絡 コンソーシアム入会(会員登録) • PLATEAUコンソーシアムへの入会をご希望の方は、以下の2つの資料をAIGID([email protected])まで ご提出ください - 入会届 - 自治体ニーズシート/企業シーズシート 自治体ニーズシート/企業シーズシート

    入会届 登録情報変更 • PLATEAUコンソーシアムに登録済で登録情報の変更が必要な方は、以下の資料をAIGID([email protected]) までご提出ください - 登録情報変更届 ※入会・登録情報変更方法についてはPLATEAUコンソーシアムHPにも掲載 ※ワーキンググループへの参加については、追って、コンソーシアム会員の皆様に募集のご連絡する予定