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資料06_吉村委員提出資料.pdf
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国土交通省都市政策課
May 23, 2022
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国土交通省都市政策課
May 23, 2022
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Transcript
May 12, 2022 まちづくりDXの事例紹介:都市にデータを用いるセンス Case studies for the community design
DX:the aesthetics for using bigdata for cities 吉村有司 Yuji Yoshimura 東京大学先端科学技術研究センター特任准教授 May 12, 2022 資料6
May 12, 2022 26/01/2012 2 研究者目線で見たまちづくりDX ここがまちづくりDXの肝(e.g.,今までもまちづくりにデータは使われてきた) データの量が変わったのに、今までと同じ分析の仕方(e.g., エクセル)を想定も 問題アリ
Pythonへ データの提供先が変わったのに、今までと同じデータの取得方法を想定は 問題アリ APIへ データの質が変わったのに、今までと同じデータの使い方を想定も 問題アリ ゲームチェンジへ e.g.,: 取得できるデータの量や質、データの取得の仕方が変わってきた データの使い方が変わってきた まちづくりにデータをどのように使うか?
May 12, 2022 26/01/2012 3 - 量的な変化は質的な変化をもたらす(Mayer-Schonberger and Cukier, 2013)
- まちづくりのゲームチェンジをしているからこそ「古典」が大事 - まちづくりDXにおけるデータ活用にはセンスが必要 今日のポイント:
May 12, 2022 26/01/2012 4 衛星画像(夜間光)を用いた縮小都市(Shrinking Cities)の定量評価手法の提案 衛星からの夜間光を時系列に比較分析:光があるところ=人がいるところ After DX(これから):
- 衛星データの利活用 - 中長期的な評価でなく、短期的なサイクルでの評価ができる 出典:NASA Before DX(いままで): - 国勢調査などを利用 - データが数年毎になってしまう - 短期サイクルでの評価が難しい 出典:総務省統計局ホームページ https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2019np/index.html
May 12, 2022 26/01/2012 5 Google Street ViewやMapillaryなどの風景画像と機械学習を用いた都市整備評価の提案 After DX(これから):
- ヒトの感じ方からの評価(e.g., 人の目線) - 短期的なサイクルでの評価(e.g., リアルタイムすら対応可能) Before DX(いままで): - 上空からの評価(航空写真、緑被率) - 地上を歩いている人間の感覚との相違
May 12, 2022 26/01/2012 6 データ取得 まちづくりDXの新しい役割: 学術論文に基づいた、建築・都市系のスタートアップの可能性 データ分析 英語論文作成
海外ジャーナル発表 資金調達 スタートアップ 新しい研究 新しいデータの取得
May 12, 2022 26/01/2012 7 ゲームチェンジの今だからこそ古典が大事: デジタルテクノロジーで近代の都市理論を全て読み替えるシリーズ クリスタラー 中心地理論 -
記憶の定量化 - 都市イメージ のビッグデー タ - 生物多様性指 数の適応 - 小売店・飲食 店との相関 - 消費行動のビッグ データ解析 - 都市構造のネット ワーク分析
May 12, 2022 26/01/2012 8 ビッグデータをまちづくりにどのように活用するかの実例の紹介
May 12, 2022 26/01/2012 9
May 12, 2022 26/01/2012 10 Pedestrian – centered urban planning
(urbanism) 我々の社会は「歩いて楽しいまちづくり(歩行者空間化)」へ向かっている
May 12, 2022 26/01/2012 11 どうして「歩行者空間にするのですか?」 「歩いて楽しい街を作るのですか?」 議 題
May 12, 2022 26/01/2012 12 歩行者空間化の効果はどうだったのか?生活の質は上がったのか? 住民は幸せになったのか? 議 題
May 12, 2022 26/01/2012 13
May 12, 2022 26/01/2012 14 OSMからの属性データの抽出技術とマッピング技術の開発 属性情報: 道路幅、道路長、いつ用途変更されたか? いつ歩行者空間になったか? 学(アカデミック)の役割:
市民が作ってくれたオープンデータから 如何に公益性の高く有益な情報を創り出すか
May 12, 2022 26/01/2012 15 DID(差分の差分)の適応:計量経済学
May 12, 2022 26/01/2012 16 歩行者空間化すると、そこに立地する小売店・飲食店の売り上げは向上 結 果
May 12, 2022 26/01/2012 17 歩行者空間化によって、そこに立地 しているお店の経済的な側面は分析 できた 歩行者空間化によって、そこに住ん でいる人々は幸せになったのか?
May 12, 2022 26/01/2012 18
May 12, 2022 26/01/2012 19
May 12, 2022 Email
[email protected]
Twitter @ABcruasan https://twitter.com/ABcruasan 地中海ブログ http://blog.archiphoto.info/
ご清聴ありがとうございました! Thank you so much for your attention