Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
使えばわかる!Jamstackの前に microCMS × PHP から始めてみる という選択肢
Search
佐藤あゆみ
January 27, 2022
Technology
1
2.7k
使えばわかる!Jamstackの前に microCMS × PHP から始めてみる という選択肢
https://pentaprogram.tokyo/blog/microphp
佐藤あゆみ
January 27, 2022
Tweet
Share
More Decks by 佐藤あゆみ
See All by 佐藤あゆみ
necco 阿部さんの記事を見て Shifter Headless + Faust.js + Vercel したらかんたんに実装できちゃった話
trickstar13
0
2.4k
おきらく!みんなのWeb高速化入門
trickstar13
0
280
Other Decks in Technology
See All in Technology
DMMの検索システムをSolrからElasticCloudに移行した話
hmaa_ryo
0
330
仕様駆動開発を実現する上流工程におけるAIエージェント活用
sergicalsix
10
5.2k
アノテーション作業書作成のGood Practice
cierpa0905
PRO
1
360
実践マルチモーダル検索!
shibuiwilliam
3
510
어떤 개발자가 되고 싶은가?
arawn
1
370
可観測性は開発環境から、開発環境にもオブザーバビリティ導入のススメ
layerx
PRO
4
2.5k
AI連携の新常識! 話題のMCPをはじめて学ぶ!
makoakiba
0
180
オブザーバビリティが育むシステム理解と好奇心
maruloop
3
1.9k
20251027_findyさん_音声エージェントLT
almondo_event
2
530
GTC 2025 : 가속되고 있는 미래
inureyes
PRO
0
140
データとAIで明らかになる、私たちの課題 ~Snowflake MCP,Salesforce MCPに触れて~ / Data and AI Insights
kaonavi
0
220
東京大学「Agile-X」のFPGA AIデザインハッカソンを制したソニーのAI最適化
sony
0
180
Featured
See All Featured
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.7k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Scaling GitHub
holman
463
140k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3.1k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
27
2.2k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.6k
Transcript
Pentaprogram 佐藤あゆみ Jamstackの前に microCMS × PHP から始めてみる という選択肢 使えばわかる!
佐藤あゆみ @Pentaprogram •HTMLコーダー •いわゆるWeb制作屋 •Jamstack愛好🥰 2019年には本も書いたよ 「Webページ高速化超入門」 技術評論社
ࠓͷओு Jamstackͷલʹɺ ·ͣPHPͰ microCMSΛࢼͦ͏ʂ
• Web制作はするがWeb開発 はしたことがない • JavaScriptフレームワー クを使ったことがほとん どない • PHP触ったことある 🙆
ରऀ • JavaScriptフレームワー クをよく使う • Vercel、Netlify、 Firebase Hosting等を 使っている 🙅 ର֎ ➡ Jamstack直行でOK ➡ まずPHP + ヘッドレスCMS (microCMS)
ೖऀ͕ૺ۰͕ͪ͠ͳ Jamstackͷ᠘
• どこでコケたかわかりにくい (ローカル環境作り?フレームワーク?ホスティング?) • バージョンアップ激しくてドキュメントが古い • ドキュメントや操作画面が英語がち • プレビュー実装に一癖ある
• Twitter等の埋め込みが表示されないかも • Webフォントが適用されないかも ೖऀΛͱΓ·͘Jamstackͷ᠘
• どこでコケたかわかりにくい
• 構成がシンプルでエラーが特定しやすい • PHPは枯れているし、microCMSは親切(私調べ) • microCMSは日本語表示、PHPも日本語ドキュメントいっぱい • プレビュー実装が超簡単 • Twitter等の埋め込みが普通に表示される
• Webフォントが普通に適用される ೖʹmicroCMS+PHPΛ͢͢ΊΔཧ༝ 1
• レンタルサーバーで運用中の案件に「チョイのせ」しやすい • (jQuery等と比べて)レイアウトシフトが起きない • APIキーを隠蔽できる ※しなくても良いが、初心者のうちはできた方がより安心では • 即時反映だからデプロイ待ちがない=修正しやすい
• ヘッドレスCMSの良さはそのまま!! • microCMSの画像APIは超最高に便利!!! ※今日は詳しく話しませんが、本当に便利だから試してほしい ॳ৺ऀʹmicroCMS+PHPΛ͢͢ΊΔཧ༝ 2
• 公開サイト側を好きなように作れる (カスタムフィールドのデータに好きなように色付けできる感じ) • 同じデータで複数サイトを運用できる (異なるドメインのサイトを一元更新) • 同じデータをスマホアプリにも表示できる
• データはそのままで好きなプラットフォームに移動できる • 管理画面と公開サイトが別々だから 管理画面への攻撃を受けにくい ϔουϨεCMSͷྑ͞ͱ
ͲΕ͙Β͍ख͔ܰ ͬͯΈΑ͏
• PHPが動く適当なレンタルサーバー • 適当なドメイン (既存サイトサブドメインや、無料のサブドメインでも) • microCMSのアカウント(無料) • 「microCMS
をPHPで動かすサンプル」 https://github.com/trickstar13/microphp • やる気 ༻ҙ͢Δͷ
αϯϓϧϑΝΠϧΛμϯϩʔυˍల։
FTPͰΞοϓϩʔυ
_htaccessΛ.htacessʹϦωʔϜ
ϒϥβͰυϝΠϯʹΞΫηεˠͰ͖ͨ☺
ͬͯΈΑ͏2
microCMSͰʮαʔϏεʯΛ࡞Δ ※他の人が既に使っているとエラーになるので その場合は違うIDを入力する
ʮαʔϏεʯͷதʹʮAPIʯΛ࡞Δ ※次のステップでは「リスト形式」を選ぶ。
ʮAPIʯʹεΩʔϚʢೖྗ߲ʣΛఆٛ͢Δ
χϡʔεͷݪߘΛ͍ΕΔ
APIΩʔΛखʹ͍ΕΔ
template.class.phpΛࣗͷใʹॻ͖͑ͯΞοϓϩʔυ
αΠτʹΞΫηεʂʂˠͰ͖ͨ☺
APIʹϓϨϏϡʔURLΛઃఆ͢Δ ※実際にはあなたのドメイン名を入力します https://あなたのドメイン/news/{CONTENT_ID}?draftKey={DRAFT_KEY}
• 運用中の静的サイトに組み込みやすかった • microCMSはクライアントにも分かりやすいと好評 • microCMSは機能が追加されてもUIが変わらないので マニュアルを書き換えずに済んだ • フレームワークのバージョンに振り回されずにゆっくり運用できた
• 将来的にJamstackに移行するにも、クライアント側の操作は全く変えず に済むので、説得しやすそう ࣮ࡍʹ microCMS × PHP ͰҊ݅Λӡ༻ͯ͠Έͯ…
まとめ • Jamstackは楽しいけど初心者にとっては罠も多い • 使い慣れた道具(PHP)で手軽にヘッドレスCMSを始めよう • ヘッドレスCMSなら、microCMSがいいぞ • ヘッドレスで作っておけば、いつでもJamstackに移行できるよ
Pentaprogram 佐藤あゆみ ありがとうございました "If you put your mind to it,
you can accomplish anything." - Back to the Future